JPS6365067B2 - - Google Patents

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JPS6365067B2
JPS6365067B2 JP57138377A JP13837782A JPS6365067B2 JP S6365067 B2 JPS6365067 B2 JP S6365067B2 JP 57138377 A JP57138377 A JP 57138377A JP 13837782 A JP13837782 A JP 13837782A JP S6365067 B2 JPS6365067 B2 JP S6365067B2
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JP
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acid
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mmol
polymethylene polyphenyl
reaction
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリメチレンポリフエニルカルバメー
ト類の製造方法に関する。さらに詳しくは、(n
+2)個のベンゼン核を有するポリメチレンポリ
フエニルカルバメートから、n+2より大のベン
ゼン核を有するポリメチレンポリフエニルカルバ
メート類を製造する方法に関するものである。
ポリメチレンポリフエニルカルバメート類は、
ホスゲンを使用しないで、ポリメリツクMDIと
呼ばれるポリメチレンポリフエニルイソシアナー
ト類を製造するための前駆体として有用な物質で
ある。
このポリメチレンポリフエニルカルバメート類
は、N−フエニルカルバメートとホルムアルデヒ
ドなどのメチレン化剤とを反応させることによつ
て製造されているが、この場合はベンゼン核を2
個有するジフエニルメタンジカルバメート類が主
生成物であつて、ベンゼン核を3個以上有するポ
リメチレンポリフエニルカルバメート類は或る組
成比で副生しているに過ぎなかつた。
そこで本発明者等は、(n+2)個のベンゼン
核を有するポリメチレンポリフエニルカルバメー
ト〔以後(n+2)核体と呼ぶ〕から、より多核
体のポリメチレンポリフエニルカルバメート類を
製造する方法について詳細に検討を重ねた結果、
驚くべきことにはN−フエニルカルバメートをも
う1つの原料として用いなくても、ベンゼン核が
1個増えた(n+3)核体及びそれ以上のベンゼ
ン核を有する多核体が製造できる方法を見出し、
本発明を完成するに至つた。
すなわち、本発明は、酸の存在下において、次
式()で表わされる(n+2)個の ベンゼン核を有するポリメチレンポリフエニルカ
ルバメート1種以上をメチレン化剤と反応させる
ことによつて、n+2より大のベンゼン核を有す
るポリメチレンポリフエニルカルバメート類を製
造する方法を提供するものである。(式中、nは
0以上の整数を表わす。また、R1は水素または
アルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ
基、アルコキシ基、脂環族基などの置換基、xは
0〜4の整数を表わし、xが2以上の場合は、
R1は同じものであつてもよいし、異なる置換基
であつてもよい。R2はアルキル基、芳香族基ま
たは脂環族基を表わし、さらに、R2はその1個
以上の水素が前記の置換基で置換されたものであ
つてもよい。)(特記する以外、以下同様とする。) 本発明の方法を、メチレン化剤としてのトリオ
キサンの存在下におけるジフエニルメタンジカル
バメートの反応を用いて、よりわがりやすく例示
すれば次のように表わされる。(簡単化のために
R1=Hとし、5核体以上の生成物は省略する。) (但し、a、b、c、d、eはモル数に比例する
係数である。) このように本発明の方法は、従来の技術では例
えば2核体からはその整数倍の多核体(4核、6
核、8核体など)を生成すると考えられていたの
とは異なり、それらだけでなく3核体、5核体な
どの多核体が製造できることを特徴としている。
このことは本発明のように比較的温和な反応条件
下で2核体のジフエニルメタンジカルバメートの
ベンゼン核とメチレン基との間の炭素−炭素結合
の切断が起つていることを示している。これらの
ことは全く新規な知見であり、新しいタイプの反
応であると思われる。さらにこの新規な知見は次
のような反応()によつても確認された。(簡
単化のために、4核体以上の生成物は省略する。) (但し、a、b、p、q、r、sはモル数に比例
する係数である。)この条件下ではメトキシ基と
エトキシ基との交換反応は起つていないので、分
子内にメトキシ基とエトキシ基の両方を含む3核
体が生成していることは、ベンゼン核とメチレン
基とが切断した残基がメチレン結合を介してクロ
スカツプリングしたことを示している。
本発明で使用される(n+2)個のベンゼン核
を有するポリメチレンポリフエニルカルバメート
は一般式() で示されるものであつて、これらの化合物はどの
ような方法によつて製造されたものであつてもよ
く、これらの化合物は1種または2種以上混合し
て用いることができる。
これらのポリメチレンポリフエニルカルバメー
トにおいてR2がメチル基、エチル基、2,2,
2−トリクロロエチル基、2,2,2−トリフル
オロエチル基、プロピル基(n−、iso)、ブチル
基(n−および各種異性体)、ペンチル基(n−
および各種異性体)、ヘキシル基(n−および各
種異性体)などのアルキル基、またはシクロペン
チル基、シクロヘキシル基などの脂環族基、また
はフエニル基、ナフチル基などの芳香族基であ
り、R1が水素または前記のアルキル基または脂
環族基あるいはフツ素、塩素、臭素、ヨウ素など
のハロゲン原子あるいはニトロ基あるいはシアノ
基あるいは前記のアルキル基を構成成分とするア
ルコキシ基などであるようなものが好ましく用い
られる。
またnが0である2核体及びnが1である3核
体が好ましく用いられ、特に2核体が好ましい。
本発明の方法を実施する場合、次式()で表
わされるN−フエニルカルバメートの共存下に行
つても構わない。
(式中、R3は水素またはアルキル基、ハロゲン
原子、ニトロ基、シアノ基、アルコキシ基、脂環
族基などの置換基、yは0〜4の整数を表わし、
yが2以上の場合は、R3は同じものであつても
よいし、異なる置換基であつてもよい。R4はア
ルキル基、芳香族基または脂環族基を表わし、さ
らに、R4はその1個以上の水素が前記の置換基
で置換されたものであつてもよい。また、R3
R1と、yはxと、R4はR2とそれぞれ同じであつ
てもよい。) 本発明で用いられる酸としては、有機酸、無機
酸いずれであつてもよく、その状態も気体、液
体、固体いずれであつてもよい。
このような酸としては、例えば、フツ化水素、
塩酸、硫酸、リン酸、ホウ残、ポリ硫酸、ポリリ
ン酸、過塩素酸などの鉱酸類;酸性白土、ペント
ナイト、カオリン、ゼオライト、モンモリロナイ
ト等の粘土質鉱物および無機陽イオン交換体類;
シリカゲル、アルミナ、石英砂、硅藻土などに硫
酸、リン酸、有機酸などを付着させたり、さらに
熱処理したような固型化酸類;シリカ、アルミ
ナ、酸化亜鉛、チタニア、酸化アンチモン、シリ
カ−アルミナ、シリカ−チタニア、チタニア−ア
ルミナ、シリカ−ジルコニアなどの金属酸化物お
よび複合酸化物類;硫酸ニツケル、硫酸アルミニ
ウム、硫酸鉄などの硫酸塩類;硝酸クロム、硝酸
ビスマスなどの硝酸塩類;リン酸ジルコニウム、
リン酸アルミニウムなどのリン酸塩類;塩化アル
ミニウム、臭化アルミニウム、塩化チタン、塩化
バナジウム、塩化タンタル、塩化鉄、臭化鉄、塩
化ケイ素、フツ化アンチモン、塩化アンチモン、
塩化スズ、塩化銅、臭化リン、フツ化ホウ素など
のルイス酸類およびこれらのルイス酸を担体に担
持したもの、あるいはこれらのルイス酸とグラフ
アイトなどとの層間化合物類;ドデカモリブドリ
ン酸、ドデカモリブドケイ酸、ドデカタングスト
リン酸、ドデカタングストケイ酸、タングストモ
リブドリン酸などのヘテロポリ酸類およびこれら
のヘテロポリ酸類をケイソウ土などの担体に担持
したもの;スルホン酸基、パーフルオロスルホン
酸基、カルボキシル基、フツ素化カルボキシル
基、リン酸基などの酸性基を有する有機陽イオン
交換体類;ギ酸、酢酸、プロピオン酸、フルオロ
酢酸、(モノ、ジ、トリ)、クロル酢酸(モノ、
ジ、トリ)、安息香酸、蓚酸、コハク酸、マロン
酸、フタル酸などの有機カルボン酸類;フルオロ
スルホン酸、メタンスルホン酸、トリフルオロメ
タンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、トルエン
スルホン酸、ベンゼンジスルホン酸などのスルホ
ン酸類;スルホ酢酸、パーフルオロスルホ酢酸な
どのスルホン酸基を有する有機カルボン酸類など
が挙げられる。これらの酸は単独で用いてもよい
し、2種以上を混合して用いてもよい。
このような酸の中で、反応生成物との分離およ
び回収の容易さを考慮すれば、有機カルボン酸類
および固体酸が好ましい。好ましい有機カルボン
酸としては、25℃の水溶液中でのpKa値が4以下
のものであり、例えば、ギ酸、蓚酸、フルオロ酢
酸(モノ、ジ、トリ)、クロル酢酸、(モノ、ジ、
トリ)、ブロム酢酸(モノ、ジ、トリ)、シアノ酢
酸、α−フルオロプロピオン酸、α,α−ジクロ
ル酪酸などであり、特に好ましいのはα−位にハ
ロゲンを有するカルボン酸である。好ましい固体
酸としては、フツ素化スルホン酸基または/およ
びフツ素化カルボキシル基を有する有機陽イオン
交換体類や前記のような無機陽イオン交換体類、
固型化酸類、金属酸化物および複合酸化物類、硫
酸塩類、リン酸塩類が挙げられる。
本発明で用いるメチレン化剤としては、例えば
ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒド、トリ
オキサン、テトラオキサン、ジアルコキシメタ
ン、ジアシロキシメタン、ジチオアルコキシメタ
ン、1,3−ジオキソラン、1,3−ジオキサ
ン、1,3−ジチアン、1,3−オキサチアン、
ヘキサメチレンテトラミンなどが挙げられるが、
これらのメチレン化剤の中で特に好ましいものは
ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒド、トリ
オキサン及び炭素数1〜6の低級アルキル基を有
するジアルコキシメタン、例えばジメトキシメタ
ン、ジエトキシメタン、ジプロポキシメタン、ジ
ペンタノキシメタン、ジヘキシロキシメタン及び
ジアセトキシメタン、ジプロピオキシメタンなど
の低級カルボキシル基を有するジアシロキシメタ
ンなどであり、これらは単独もしくは2種以上混
合してもよい。
本発明方法は無溶媒でも実施できるが、必要に
応じて適当な溶媒で実施することもできる。この
よくうな溶媒としては、例えばペンタン、ヘキサ
ン、ヘプタン、オクタン、ノナン、デカン、n−
ヘキサデカン、シクロペンタン、シクロヘキサン
などの脂肪族又は脂環族炭化水素類、クロロホル
ム、塩化メチレン、四塩化炭素、ジクロルエタ
ン、トリクロルエタン、テトラクロルエタンなど
のハロゲン化炭化水素類、メタノール、エタノー
ル、プロパノール、ブタノールなどのアルコール
類、ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベン
ゼン、モノクロルベンゼン、ジクロルベンゼン、
ブロムナフタリン、ニトロベンゼン、o−又はm
−又はp−ニトロトルエンなどの芳香族化合物
類、ジエチルエーテル、1,4−ジオキサン、テ
トラヒドロフランなどのエーテル類、酢酸メチ
ル、酢酸エチル、ギ酸メチルなどのエステル類、
スルホラン、3−メチルスルホラン、2,4−ジ
メチルスルホランなどのスルホラン類および水な
どが挙げられる。さらには酢酸、プロピオン酸、
モノクロル酢酸、ジクロル酢酸、トリクロル酢
酸、トリフルオロ酢酸などのカルボン酸類、メタ
ンスルホン酸、トリクロルメタンスルホン酸、ト
リフルオロメタンスルホン酸などのスルホン酸類
などの酸類も溶媒として用いることができる。こ
れらの溶媒は単独もしくは2種以上混合して用い
られる。
本発明方法を実施するに当り、メチレン化剤と
一般式()で表わされる(n+2)核体のポリ
メチレンポリフエニルカルバメートとのモル比は
特に、制限はないが、通常、一般式(I)で示さ
れる原料1モルに対してメチレン化剤を0.01〜10
モルの範囲で用いるのが好ましく、さらに好まし
くは、0.05〜5モルの範囲である。
また、使用する酸の量は、用いる酸の種類およ
び原料組成、その他の反応条件によつて異なる
が、通常、一般式()で示される原料1モルに
対して、10-5〜103モルの範囲が好ましいが酸が
溶媒を兼ねる場合は、もちろんこの範囲より多く
てもよい。
本発明の反応は250℃以下、好ましくは10〜200
℃の温度で行われる。
反応時間は反応温度、酸の種類と量、溶媒の有
無および量、原料組成、反応方法などの他の反応
条件によつて異なるが、通常数分〜数時間であ
る。
本発明方法は通常、常圧下または加圧下で行わ
れるが、必要に応じて減圧下で行うこともでき
る。
また、本発明の反応方式としては、特に制限は
なく、回分式で行つてもよいし、あるいは連続式
に行つてもよい。
次に実施例によつて本発明をさらに詳細に説明
するが、本発明は、これらの実施例によつて限定
されるものではない。
なお、反応生成物は高速液体クロマトグラフイ
ー及びマススペクトロメトリーによつて分析し
た。
実施例 1 4,4′−ジフエニルメタンジカルバミン酸ジエ
チル(12mmol)、トリオキサン(1.2mmol)、ト
リフルオロ酢酸(36g)をフラスコに入れ、撹拌
下に80℃で1時間反応させた結果、4,4′−ジフ
エニルメタンジカルバミン酸ジエチルの反応率は
64%で、3核体であるジメチレントリフエニルカ
ルバミン酸トリエチル1.5mmol、4核体であるト
リメチレンテトラフエニルカルバミン酸テトラエ
チルが2.5mmol、5核体であるテトラメチレンペ
ンタフエニルカルバミン酸ペンタエチルが
0.14mmol生成していることがわかつた。
この生成物のField Desorption法によるマスス
ペクトル(FD−MS)を第1図に示す。
m/e=342、519、696、874はそれぞれ2核
体、3核体、4核体、5核体の分子イオンを表わ
している。
実施例 2 4,4′−ジフエニルメタンジカルバミン酸ジエ
チル(9mmol)、4,4′−ジフエニルメタンジカ
ルバミン酸ジメチル(9mmol)、トリオキサン
(3mmol)、トリフルオロ酢酸(50g)をフラス
コに入れ、撹拌下に80℃で1時間反応させた結
果、2核体の混合エステルである4,4′−ジフエ
ニルメタンジカルバミン酸エチルメチルが、
0.7mmol、3核体のジメチレントリフエニルカル
バミン酸トリエチルが、2mmol、ジメチレント
リフエニルカルバミン酸トリメチルが0.6mmol、
3核体の混合エステルであるジメチレントリフエ
ニルカルバミン酸メチルジエチルが0.5mmol、ジ
メチレントリフエニルカルバミン酸エチルジメチ
ルが0.5mmol、4核体のトリメチレンテトラフエ
ニルカルバミン酸テトラエチルが2mmol、トリ
メチレンテトラフエニルカルバミン酸テトラメチ
ルが1mmol、4核体の混合エステルが合わせて
3mmol生成していた。
実施例 3 式 で示される繰り返し単位からなる組成を有するペ
レツト状のフツ素化スルホン酸樹脂(1.5φ×2
mm)を内径12mm、長さ20cmのステンレス製カラム
に充てんした。4,4′−ジフエニルメタンジカル
バミン酸ジエチルを15重量%、ジメトキシメタン
1重量%を含むスルホラン溶液を20ml/hrの速度
で注入した。このカラムを100℃に保ち、定常状
態になつた後、生成液を分析した結果4,4′−ジ
フエニルメタンジカルバミン酸ジエチルの反応率
は60%で、3核体のジメチレントリフエニルカル
バミン酸トリエチルが選択率43%で、4核体のト
リメチレンテトラフエニルカルバミン酸テトラエ
チルが選択率52%で生成していることがわかつ
た。
実施例 4 N−フエニルカルバメートの共存下での反応。
4,4′−ジフエニルメタンジカルバミン酸ジエチ
ル(10mmol)、N−フエニルカルバミン酸メチ
ル(10mmol)、トリオキサン(5mmol)、トリフ
ルオロ酢酸(40g)をフラスコに入れ、撹拌下に
80℃で1時間反応させた結果、4,4′−ジフエニ
ルメタンジカルバミン酸ジエチルの反応率は49%
で2核体の混合エステルである4,4′−ジフエニ
ルメタンジカルバミン酸エチルメチル1mmol、
3核体のジメチレントリフエニルカルバミン酸ト
リエ、チルが0.5mmol、3核体の混合エステルで
あるジメチレントリフエニルカルバミン酸メチル
ジエチルが2.3mmol、ジメチレントリフエニルカ
ルバミン酸エチルジメチル0.5mmol、4核体のト
リメチレンテトラフエニルカルバミン酸テトラエ
チルが0.6mmol、4核体の混合エステルであるト
リメチレンテトラフエニルカルバミン酸ジエチル
ジメチルが0.4mmol、トリメチレンテトラフエニ
ルカルバミン酸メチルトリエチルが0.2mmol生成
していた。
この、生成物のFD−MSを第2図に示す。
m/e=328は2核体の混合エステルの分子イ
オンを、m/e=342、519、696はエチルエステ
ルの2核体、3核体、4核体の分子イオンを、
m/e=491、505は3核体の混合エステルの分子
イオンを、m/e=668、682は4核体の混合エス
テルの分子イオンを表わしている。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ実施例1及び4で
得られた反応混合物のFD(Field Desorption)法
によるマススペクトルを表わす。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 酸の存在下において、次式 で表わされる(n+2)個のベンゼン核を有する
    ポリメチレンポリフエニルカルバメート1種以上
    とメチレン化剤とを反応させることによつて、n
    +2より大のベンゼン核を有するポリメチレンポ
    リフエニルカルバメート類を製造する方法(式
    中、nは0以上の整数を表わす。また、R1は水
    素またはアルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、
    シアノ基、アルコキシ基、脂環族基などの置換
    基、xは0〜4の整数を表わし、xが2以上の場
    合は、R1は同じものであつてもよいし、異なる
    置換基であつてもよい。R2はアルキル基、芳香
    族基または脂環族基を表わし、さらに、R2はそ
    の1個以上の水素が前記の置換基で置換されたも
    のであつてもよい。) 2 nが0である特許請求の範囲第1項記載の方
    法。
JP57138377A 1982-08-11 1982-08-11 ポリメチレンポリフエニルカルバメ−ト類の製造方法 Granted JPS5929651A (ja)

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