JPS636373Y2 - - Google Patents

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JPS636373Y2
JPS636373Y2 JP1982021382U JP2138282U JPS636373Y2 JP S636373 Y2 JPS636373 Y2 JP S636373Y2 JP 1982021382 U JP1982021382 U JP 1982021382U JP 2138282 U JP2138282 U JP 2138282U JP S636373 Y2 JPS636373 Y2 JP S636373Y2
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JP
Japan
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roof
building
sunroom
board
frame
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JP1982021382U
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English (en)
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JPS58126345U (ja
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Priority to JP2138282U priority Critical patent/JPS58126345U/ja
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Publication of JPS636373Y2 publication Critical patent/JPS636373Y2/ja
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、建物の軒下から外方に向い下方へ
傾斜した姿勢でその傾斜方向に沿い移動自在に屋
根板が設けられるとともに、該屋根板の外側下方
にこれよりも急角度に傾斜した採光板が固定して
配設され、サンルームの外周が透明なガラス戸等
の採光面材で密閉されたサンルームに係り、雨天
でも雨水が浸入せずにサンルームを効果的に換気
することができるサンルームに関するものであ
る。
従来技術 建物の軒下から張出した屋根とその外周を透明
なガラス戸等の採光面材とで密閉されたサンルー
ムは、採光と日当りが良いため、サンルーム内は
頗る明るくかつ冬でも晴天の時には暖く、かつ改
築費が安く、近年急激に普及してきた。
このサンルームでは、暖かくて日差しの強い時
には、サンルーム内の気温が高くなるので、ガラ
ス戸を開放してサンルーム内の暖気を外気へ放出
すればよいのであるが、風が強い場合には、風が
サンルーム内に吹込んで、サンルーム内の軽い物
が吹飛ばされ、サンルーム内の人の髪が乱され
る。
考案が解決しようとする問題点 これを避けるために屋根を開閉式にしたものが
考えられるが、雨天の場合には、雨が降込むた
め、屋根を開放することができない。
問題点を解決するための手段および作用 本考案はこのような難点を克服したサンルーム
の改良に係り、建物の軒下から外方に向い下方へ
傾斜した姿勢でその傾斜方向に沿い移動自在に屋
根板が設けられるとともに、該屋根板の外側下方
にこれよりも急角度に傾斜した採光板が固定して
配設され、サンルームの外周が透明なガラス戸等
の採光面材で密閉されたサンルームにおいて、前
記屋根板の両側を移動自在に支持する屋根枠を断
面コ字状の対をなす形状に形成し、前記屋根板の
両側縁および上縁には、前記屋根枠の上方水平部
片および建物外壁の取付け枠の下面に密接して水
密を保持するためのシール材を付設し、前記屋根
板の上縁が建物の軒先を通る鉛直面より建物寄り
に位置した開放位置で、採光板の上縁に水平に架
設された母屋に係止されて該屋根板を停止させる
ためのストツパーを該屋根板の下面に突設し、前
記屋根板が前記建物外壁の取付け枠に接触して前
記サンルームが密閉された状態にて、前記屋根板
を係止させるためのラツチを前記母屋に付設した
ため、サンルーム内の気温が上昇して換気を必要
とした場合には、ラツチを外して屋根板を下方へ
移動し、該屋根板のストツパーを母屋に係止させ
れば、屋根板の上縁が建物の軒先からより建物寄
りに位置して該屋根板は開放される。
実施例 以下図面に図示された本考案の一実施例につい
て説明する。
建物1の軒2の下方において、その外壁3の外
方に向いサンルーム5が付設されている。
建物1の外壁3の基礎4に接してサンルーム5
の基礎6が上から見てコ字状に形成され、この基
礎6の外方角部上に2本の支柱7が植立され、こ
の2本の支柱7の頂端に前かもい8の両端が一体
に固着されるとともに、側枠9の下端が一体に固
着されている。
また側枠9は建物1の外壁3に隣接して外方に
向い下方へ傾斜して緩傾斜部9aとこの緩傾斜部
9aの下端に接続してこれよりさらに急角度に傾
斜した急傾斜部9bとよりなり、緩傾斜部9aの
上端は、建物1の外壁3に一体に固着された取付
け枠10に一体に結合されている。
さらに側枠9の緩傾斜部9aと急傾斜部9bと
の接続部に母屋11の一体に固着され、建物1の
屋根の傾斜方向と平行な方向に指向した屋根根太
12の両端が、取付け枠10,母屋11の長手方
向に亘つて一定間隔毎に取付け枠10と母屋11
とに一体に固着され、この屋根根太12の上方に
屋根枠13が一体に取付けられている。
しかして屋根枠13には、屋根板24の両側に
枢着されたローラ26を転動支持する2本のレー
ル14とこれより外側に溝15を形成するための
立上がり片16とが上方に向つて降設されるとと
もに、2本のレール14の中間において上方へ起
立した支持片17の上縁に覆板18が左右へ張設
され、この覆板18の下面には、レール14の直
上に位置してレール押え片19が一体に垂下され
ている。
また前記屋根根太12の下方延長面上に位置し
て母屋11と前かもい8とに採光根太20が固着
されている。
さらに支柱7の上部から建物1の外壁3に向つ
て水平に妻かもい21が架設され、側枠9と妻か
もい21とにアクリル板22が張設され、前かも
い8の下方および妻かもい21の下方にはガラス
戸23が左右へ摺動して開閉されるように建付け
られている。
さらにまた断熱板よりなる屋根板24の四辺に
枠片25が一体に取付けられ、この枠片25の両
側上下にローラ26が回転自在に枢着されてお
り、このローラ26は屋根枠13のレール14と
レール押え片19とに下方から遊嵌されて、レー
ル14上を転動して、屋根板24はレール14上
に移動し、サンルーム5内の上部空間は外界に対
し開放しうるようになつている。
しかも屋根板24の枠片25において、その両
側部枠片25aと頂部25bとにはシール材たる
パツキン27が水密に付設されており、枠片25
の頂部25bが取付け枠10に接触した状態で
は、パツキン27は取付け枠10の上片10aと
屋根枠13の覆板18との各下面に密接し、サン
ルーム5の水密が確保されるようになつている。
また左右の屋根枠13の中間に位置して母屋1
1の建物1寄りの面にラツチ28が取付けられ、
屋根板24の枠片25における頂部25bが取付
け枠10に接触してサンルーム5が密閉された状
態において、ラツチ28の係止爪29が係合され
るように、屋根板24の下面と一体の帯板31に
係止孔32が設けられている。
さらに屋根板24が下方へ移動してサンルーム
5の上部が開放された場合に、屋根板24の上縁
が建物1の軒2の軒先2aよりも外壁3寄りに位
置した箇所でラツチ28にストツパー33が係止
されるように、屋根板24の下面にストツパー3
3が一体に取付けられ、ストツパー33よりも上
方に位置して屋根板24にフツク34が装着され
ている。
しかも前かもい8と母屋11との間で採光根太
20にガラス板35がパツキン36を介して水密
に張設され、ガラス板35の上縁は、閉じられた
屋根板24の下部下面より下方に位置している。
図示の実施例は前記したように構成されている
ので、サンルーム5の周囲のガラス戸23と、屋
根板24の下端から建物1より離れて下方へ傾斜
したガラス板35とが透明であるので、太陽光が
サンルーム5内に導入され、採光と日当りが頗る
良好である。
また日当りが良くてサンルーム5内の空気が高
温になつた場合には、屋根枠13のレール14に
沿つて屋根板24を下方へ移動させ、サンルーム
5の上部空間を開閉させることができるため、サ
ンルーム5の換気を効果的に行つて適温に保持で
きる。
さらに屋根板24が開放された場合に、屋根板
24と一体のストツパー33が母屋11と一体の
ラツチ28に係止されて、屋根板24の上縁が建
物1の軒2により外壁3寄りに停止されているた
め、たとえ雨天であつても、雨滴は建物1の軒2
よつて遮られ、屋根板24の上方開口よりサンル
ーム5内に雨滴が浸入することがないので、雨天
でも効果的な換気が可能である。
さらにまた屋根板24が開放された状態におい
て、フツク34に図示されない操作杆の先端を引
掛けて、操作杆の先端を外壁3に接近するよう押
せば、屋根板24に枢着されたローラ26は屋根
枠13のレール14とレール押え片19との間を
上方に向つて転動し、枠片25の頂部25bが取
付け枠10に接触すると、ラツチ28の係止爪2
9が帯板31の係止孔32に係止されてサンルー
ム5の上部空間は密閉される。
しかもサンルーム5の上部空間が密閉された状
態で操作杆の先端をラツチ28のフツク30に引
掛けて、フツク30を下方へ引くと、ラツチ28
の係止爪29は帯板31の係止孔32より外れ、
屋根板24のローラ26はレール14上を転動
し、屋根板24は屋根枠13に沿つて下方へ移動
し、ストツパー33がラツチ28に係止され、サ
ンルーム5の上部空間は開放される。
考案の効果 このように本考案においてラツチを外して屋根
板を開放させた状態では屋根板の上縁が建物の軒
先より建物寄りに位置しているため、たとえ、雨
が降つていても、屋根板の開放部分の上方は建物
の軒で覆われていて、雨が降込むことがなく、晴
雨に関係なく充分な換気を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るサンルームの一実施例を
図示した斜視図、第2図は第1図の−線に沿
つて截断した横断側面図、第3図はその要部拡大
断面図、第4図および第5図は第2図の−線
および−線に沿つて截断した縦断側面図、第
6図は屋根板を下方へ移動させてサンルームの上
部空間を開放させた状態の縦断側面図である。 1……建物、2……軒、3……外壁、4……基
礎、5……サンルーム、6……基礎、7……支
柱、8……前かもい、9……側枠、10……取付
け枠、11……母屋、12……屋根根太、13…
…屋根枠、14……レール、15……溝、16…
…立上がり片、17……支持片、18……覆板、
19……レール押え片、20……採光根太、21
……妻かもい、22……アクリル板、23……ガ
ラス戸、24……屋根板、25……枠片、26…
…ローラ、27……パツキン、28……ラツチ、
29……係止爪、30……フツク、31……帯
板、32……係止孔、33……ストツパー、34
……フツク、35……ガラス板、36……パツキ
ン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 建物の軒下から外方に向い下方へ傾斜した姿勢
    でその傾斜方向に沿い移動自在に屋根板が設けら
    れるとともに、該屋根板の外側下方にこれよりも
    急角度に傾斜した採光板が固定して配設され、サ
    ンルームの外周が透明なガラス戸等の採光面材で
    密閉されたサンルームにおいて、前記屋根板の両
    側を移動自在に支持する屋根枠は断面コ字状の対
    をなす形状に形成され、前記屋根板の両側縁およ
    び上縁には、前記屋根枠の上方水平部片および建
    物外壁の取付け枠の下面に密接して水密を保持す
    るためのシール材が付設され、前記屋根板の上縁
    が建物の軒先を通る鉛直面より建物寄りに位置し
    た開放位置で、採光板の上縁に水平に架設された
    母屋に係止されて該屋根板を停止させるためのス
    トツパーが該屋根板の下面に突設され、前記屋根
    板が前記建物外壁の取付け枠に接触して前記サン
    ルームが密閉された状態にて、前記屋根板を係止
    させるためのラツチが前記母屋に付設されたこと
    を特徴とするサンルーム。
JP2138282U 1982-02-19 1982-02-19 サンル−ム Granted JPS58126345U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2138282U JPS58126345U (ja) 1982-02-19 1982-02-19 サンル−ム

Applications Claiming Priority (1)

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JP2138282U JPS58126345U (ja) 1982-02-19 1982-02-19 サンル−ム

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Publication Number Publication Date
JPS58126345U JPS58126345U (ja) 1983-08-27
JPS636373Y2 true JPS636373Y2 (ja) 1988-02-23

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ID=30033500

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JP2138282U Granted JPS58126345U (ja) 1982-02-19 1982-02-19 サンル−ム

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5963139U (ja) * 1982-10-21 1984-04-25 ワイケイケイ株式会社 日除ガイド部材

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5432842U (ja) * 1977-08-08 1979-03-03

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5096314U (ja) * 1973-12-29 1975-08-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5432842U (ja) * 1977-08-08 1979-03-03

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JPS58126345U (ja) 1983-08-27

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