JPS6363353A - 電子レンジ加熱炊飯方法 - Google Patents

電子レンジ加熱炊飯方法

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Publication number
JPS6363353A
JPS6363353A JP61205835A JP20583586A JPS6363353A JP S6363353 A JPS6363353 A JP S6363353A JP 61205835 A JP61205835 A JP 61205835A JP 20583586 A JP20583586 A JP 20583586A JP S6363353 A JPS6363353 A JP S6363353A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice
cup
microwave oven
water
rice grains
Prior art date
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Pending
Application number
JP61205835A
Other languages
English (en)
Inventor
Shin Suzuki
鈴木 紳
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Maruha Nichiro Corp
Original Assignee
Taiyo Fishery Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Taiyo Fishery Co Ltd filed Critical Taiyo Fishery Co Ltd
Priority to JP61205835A priority Critical patent/JPS6363353A/ja
Publication of JPS6363353A publication Critical patent/JPS6363353A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子レンジを利用して簡単に米飯を炊飯する方
法に関するものである。
〔従来の技術〕
現在市販されている米飯加工品は大きくは次の3種に大
別される。
1、乾燥膨化米 熱湯を注いで復元させるタイプ、 2、乾燥α化米 水または湯で、場合によっては加熱して復元させるタイ
プ、 3、高温殺菌米飯 缶詰タイプとレトルトパウチ詰めタイプとの2種類があ
り、何れも容器も一緒に沸騰水などで加熱して復元させ
るタイプ、 〔発明が解決しようとする問題点〕 上記の3タイプの米飯加工品には次に述べる様な欠点が
あり、消費者に対して簡単で、短時間に、炊き立て″の
食味・食感・形状を有する米飯を提供する迄には至って
いないのが現状である。
上記3種の米飯加工品に就いて夫々の有する問題点を追
求した処、次の通りである。即ち、1、乾燥膨化米 充分社の湯を注ぎ復元後、余分の湯を捨てるという工程
があり、面倒であり且つ復元後の状態がバラバラした感
じであり、食感についても粘り気が無いなど、炊きたて
′″の米飯からは程遠いものである。
2、乾燥α化米 所定量の乾燥α化米に所定量の水を加え、電子レンジ加
熱して復元させるタイプの製品などが市販されている。
このタイプの製品は復元後の米粒の大きさが一定でなく
、見映えが悪い、また食感については乾燥膨化米と同様
に粘り気が無く、パサつき、′“炊きたて″の感じが出
ない。
3、高温殺菌米飯 レトルトパウチ詰め製品の場合は、その袋の数個所に穴
を開け、2分間程度の電子レンジ加熱で復元可能ではあ
るが、電子レンジを使用出来ない場合(缶詰、レトルト
パウチ詰)には沸騰水中で10−15分間の復元時間が
必要であり、所要時間が長過ぎる。
復元し容器から取り出した米飯は互いにくっつき合って
おり゛ふっくら″とした感じが出ない。
以上の如き乾燥膨化米、乾燥α化米、高温殺菌米飯など
に見られる欠点を改善し消費者に簡単で短時間に′″炊
きたて″の食味・食感・形状を有する米飯を提供すべく
鋭意研究を進めた結果、次の様な方法により目的達成が
可能である事を見い出した。
〔問題点を解決するための手段〕
先ずその工程は下記の様である。
■洗米→■米粒水分の調整→■米粒表面の被覆→■充填
→■シール→■電子レしジ加熱 次に■〜■までの工程を順を追って詳細に説明する。
■洗米 米粒の表面に付着している糠、或いは夾雑物である小石
、ワラ屑を取り除く。米粒表面の糠の除去が充分でない
と米飯の風味が落ちるので、必要且つ充分な洗米を行な
う必要がある。また夾雑物の混入防止にも充分注意を払
う必要がある。
■米粒水分の調整 蒸煮などの手段を用い米粒の水分を一定含量迄増加させ
、且つその体禎を増加させる事により電子レンジ加熱時
間を短縮させると共に、■の工程で水と共に同一容器に
充填した時に米粒粒子間隙に必要量の水が満たされる様
にする。この様にする事により充填・シール後の容器内
内容物の遊びが少なくなり、輸送中などに生じる可能性
の有る内容物の損傷が少なくなり品質上好ましい。
米粒の水分を一定量に調整するための方法としては、蒸
煮による方法の他に、洗米した米粒と所定量の水とを同
一のレトルトパウチに入れ加圧加熱する方法などがある
。この方法によれば水分調整米粒を無菌の状態で得る事
が出来、加工処理上有利である。水分調整米粒の水分含
量調整範囲は13〜53%、好ましくは40〜47%の
範囲であり、その理由については、■充填の項で後述す
る。
■米粒表面の被覆 ■の工程で水分含量を調整した米粒と水とを同一容器内
に存在させる事により、水が米粒中に徐々に浸透し、米
粒の水分が上昇すると共にその形状も膨化し好ましくな
くなる。この様な現象を防ぐために■の工程で調整した
米粒の表面をゼラチン・寒天などの常温でゲル状態とな
っている高分子物質でコーティングする。この様にする
事により水と米粒とが直接接触する事が無くなり好まし
い。一般にゼラチンは、米飯の食味・食感を改良する目
的で使用される事もあり、本発明においてもゼラチン被
覆の場合は電子レンジ加熱後、米飯の食味・食感の向上
に役立っている。ゼラチンで米粒表面を被覆する場合に
は1〜lO%程度の濃度のゼラチン溶液中に米粒を浸漬
後、直ちにそれを冷水中に移す事によりその目的を達す
る。寒天で米粒表面を被覆する場合も同様の手段が採ら
れる。
本発明においては米粒表面の被覆はより良い方法であり
、この工程を省略しても炊飯の目的は達成出来る。
■充填 水分含量を調整した米粒と或いはその表面を高分子物質
で被覆した米粒と、それ等の米粒の水分を60〜65%
にするのに必要な水の量の1.1〜1.8倍量の水を同
時にカップ状容器に充填する。
水分含量を40〜47%に調整した米粒の水分を60〜
65%迄上昇させるためにには40%水分調整米粒につ
いてはその重量の50〜71.4%、47%水分調整米
粒についてはその重量の32.5〜51.4%の水の添
加が必要である。更に、電子レンジ加熱中に、通気性の
有るフィルムを通して外部へ逃げ出す水分の量を加える
必要がある。この外部へ逃げ出す水分の量が本来必要な
水の量の0.1〜0.8倍に相当する。上記の様な割合
で水分調整米粒と必要量の水とを同一容器に充填した時
、米粒間隙に添加水が丁度入り込む様になり、容器内で
米粒が添加水中に浮遊したり、逆に米粒が添加水の表面
から飛び出たすせず、好ましい形となる。
■シール ■の工程まで終了した容器の開口部を通気性を有するフ
ィルムでシールする。この時用いられるフィルムは、紙
或いは紙と開口部を有する合成樹脂とをラミネートした
ものなどが考えられる。通気性を有するフィルムは加熱
時に内部で発生した蒸気などをわざわざ蓋材に穴を開け
なくとも外へ逃がす事が可能である。容器開口部を覆う
フィルムはその形状などを工夫する事により内容体積を
1.2〜1.4倍程度にまで増加させる事が出来る様に
する。この様にする事により電子レンジ加熱後の米飯体
積の増加を無理なく吸収し、aふっくら″とした感じを
保つ事が出来る。
また通気性フィルムの上をアルミフォイルなどのガスバ
リア性の高いフィルムで覆えば保存中の通気性フィルム
を通じての水分の蒸散が防止され好ましい。
■の米粒水分の調整を行なう際に加熱を充分に行ない米
粒を無菌にし、その後の工程■までを無菌的に行なえば
長期間保存可能な電子レンジ加熱用米飯製品を製造する
事が出来る。
■電子レンジ加熱 ■の工程迄を終了したものを電子レンジで加熱する事に
より、短時間で簡単に“炊きたて″の食味・食感及び形
状をイj′する米飯を得る事が出来る。容器の関口部表
面がアルミフォイルなどのガスバリア性の高いフィルム
で覆われて゛いる場合にはそのフィルムを取り除いた上
で電子レンジ加熱する事は言う迄もない。
次に図は電子レンジ加熱炊飯用容器構造及び内容につい
て説明する断面図である。
図中、1は水分含量を調整した米粒、或いは水分金属調
整後に高分子物質で表面を被覆した米粒であり、2は水
分調整をした米粒の水分を60〜65%に上昇させるに
必要な水の1.1〜1.8倍量の水、3は電子レンジ加
熱可能な材質のカップ状容器、4は通気性フィルムで容
器3とはへりの部分でのみ接着されている。容器内容物
とは表面を密着させておく事により輸送中などに生ずる
容器内容物の動きを防ぎ、更にはその事によって生じる
内容物の破損などをも防ぐ。また容器側面とも密着させ
るだけで接着はしない。この事により電子レンジ加熱時
に生じる米飯体積の膨張を吸収する事が可能となる。5
はアルミフォイルなどのガスバリア性の高い材質のフィ
ルムであって、フーrルム4の表面を)誓い保存中は容
器内部からの水分の蒸散を防ぐと共に外部からの細菌、
酸素などの浸入を防ぐ役割を果たす。前記の役割を果た
した上で、且つ電子レンジ加熱に先立って簡単に除去出
来る様な形で接着される。
〔実施例〕
水分13.4%の米2,000gを充分研いだ後に水切
りした。この米を95℃の雰囲気下で40分間蒸煮す、
る事により水分46.5%の蒸煮米粒2,990gを得
た。
180ccの容積を持つ電子レンジ加熱可能なカップ状
容器中に46.5%に水分を調整した米粒100gと、
水65gとを同時に詰め、その開口部分を和紙で蓋をす
る。この時の形状は図に示した様に蓋である和紙は容器
のへりの部分のみで接着し他の部分は容器内容物と密着
する様にする。
上記の様な形−態で包装されたものを電子レンジで2分
30秒間加熱する事により水分含量62.5%の米飯が
132g得られた。
益で得られた米飯は従来の乾燥膨化米、乾燥α化米、高
温殺菌米飯などを復元したものとは明らかに異なり、ふ
っくらとした炊きたての食味・食感を有するものであっ
た。
【図面の簡単な説明】
図は電子レンジ加熱炊飯用容器構造及び内容を説明する
断面図である。 図中。 1・・・・水分含量調整済米粒 2・・・・水 3・・・・カップ状容器 4・・・・通気性フィルム

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水分含有量を13〜53%に調整した米粒と、水と
    を同一のカップ状容器に入れ、その開口部を通気性のあ
    るフィルムでシールした後、電子レンジで加熱する事を
    特徴とする電子レンジ加熱炊飯方法。 2 水分含有量を13〜53%に調整した米粒の表面を
    ゼラチン或いは寒天などの高分子物質で被覆する事を特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の電子レンジ加熱炊
    飯方法。 3 水分含有量を13〜53%に調整した米粒或いは該
    米粒の表面をゼラチン若しくは寒天などの高分子物質で
    被覆した米粒と、水とをカップ詰めし開口部を通気性フ
    ィルムでシールし、更に通気性フィルム上をガスバリヤ
    ー性フィルムで再シールする迄の工程を無菌環境下で行
    ない、該長期間保存可能な米飯加工品を電子レンジで加
    熱することを特徴とする電子レンジ加熱炊飯方法。
JP61205835A 1986-09-03 1986-09-03 電子レンジ加熱炊飯方法 Pending JPS6363353A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02295439A (ja) * 1989-05-08 1990-12-06 Ueno Hiroshi 電子レンジ炊飯用粳米
KR19990064434A (ko) * 1999-02-05 1999-08-05 서동찬 쌀의 저장가공방법 및 이를 이용한 가공미
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