JPS6363138B2 - - Google Patents
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- JPS6363138B2 JPS6363138B2 JP56011247A JP1124781A JPS6363138B2 JP S6363138 B2 JPS6363138 B2 JP S6363138B2 JP 56011247 A JP56011247 A JP 56011247A JP 1124781 A JP1124781 A JP 1124781A JP S6363138 B2 JPS6363138 B2 JP S6363138B2
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- 229920000729 poly(L-lysine) polymer Polymers 0.000 description 17
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 9
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 101100350613 Arabidopsis thaliana PLL1 gene Proteins 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03L—AUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
- H03L7/00—Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
- H03L7/06—Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
- H03L7/16—Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop
- H03L7/22—Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop using more than one loop
- H03L7/23—Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop using more than one loop with pulse counters or frequency dividers
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S331/00—Oscillators
- Y10S331/02—Phase locked loop having lock indicating or detecting means
Landscapes
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は比較的小さなステツプで広い周波数
範囲にわたつて周波数を変化することができる周
波数合成器に関する。
範囲にわたつて周波数を変化することができる周
波数合成器に関する。
従来の周波数合成器は第1図に示すように電圧
制御発振器11の出力と周波数信号発生器12の
出力とを周波数混合器13により周波数混合して
電圧制御発振器11の出力の発振数0と周波数信
号発生器12の出力の周波数r1との差―r1の
周波数信号が得られる。これと端子14の周波数
r0の基準信号と位相比較器15で位相比較され、
その位相差に応じた出力が加算回路16を通じて
電圧制御発振器(以下VCOと記す)11へ制御
信号として供給される。発振器11、混合器1
3、位相比較器15、加算回路16により位相同
期ループ、いわゆるPLL17が構成される。
制御発振器11の出力と周波数信号発生器12の
出力とを周波数混合器13により周波数混合して
電圧制御発振器11の出力の発振数0と周波数信
号発生器12の出力の周波数r1との差―r1の
周波数信号が得られる。これと端子14の周波数
r0の基準信号と位相比較器15で位相比較され、
その位相差に応じた出力が加算回路16を通じて
電圧制御発振器(以下VCOと記す)11へ制御
信号として供給される。発振器11、混合器1
3、位相比較器15、加算回路16により位相同
期ループ、いわゆるPLL17が構成される。
発振周波数を設定するため設定回路18にデジ
タル値を設定し、そのデジタル値をDA変換器1
9によりアナログ電圧に変換し、その電圧を加算
回路16に供給する。周波数信号発生器12の発
生周波数を設定器22により変化させることがで
きるようにされる。設定器22は設定器18と共
に変化させる。VCO11の出力は端子21より
得られ、その周波数は0=r0+r1である。設定
器18で設定する値に対するDA変換器19の出
力電圧は直線的に変化するが、VCO11の出力
周波数はその制御電圧に対して直線的でない場合
があり、かつヒステリシスを持つことがある。こ
のためその制御電圧をあらかじめ補正する必要が
ある。発振周波数―制御電圧特性の非直線性を正
しく補正することは難かしいが、ヒステリシスが
ある場合は補正することは困難である。その補正
が充分でないとPLL17は引きこむことができ
ず、設定した周波数と異なる周波数の信号が得ら
れてしまう。
タル値を設定し、そのデジタル値をDA変換器1
9によりアナログ電圧に変換し、その電圧を加算
回路16に供給する。周波数信号発生器12の発
生周波数を設定器22により変化させることがで
きるようにされる。設定器22は設定器18と共
に変化させる。VCO11の出力は端子21より
得られ、その周波数は0=r0+r1である。設定
器18で設定する値に対するDA変換器19の出
力電圧は直線的に変化するが、VCO11の出力
周波数はその制御電圧に対して直線的でない場合
があり、かつヒステリシスを持つことがある。こ
のためその制御電圧をあらかじめ補正する必要が
ある。発振周波数―制御電圧特性の非直線性を正
しく補正することは難かしいが、ヒステリシスが
ある場合は補正することは困難である。その補正
が充分でないとPLL17は引きこむことができ
ず、設定した周波数と異なる周波数の信号が得ら
れてしまう。
このような点を改善するために、例えば第2図
に示すようにVCO11の出力を、分周器23で
N分の1に周波数分周して位相比較器24に供給
し、この位相比較器24において端子14よりの
基準信号と位相比較し、その比較出力を加算回路
16に供給する。一方周波数混合器13の出力は
位相比較器として作用し、その出力を加算器16
に供給する。周波数分周器23は設定器18によ
つてその分周比Nを変更し、これと共に周波数信
号発生器12に対する設定周波数r1と対応させ
る。この結果、出力端子21の出力周波数0は
Nr0+r1になる。
に示すようにVCO11の出力を、分周器23で
N分の1に周波数分周して位相比較器24に供給
し、この位相比較器24において端子14よりの
基準信号と位相比較し、その比較出力を加算回路
16に供給する。一方周波数混合器13の出力は
位相比較器として作用し、その出力を加算器16
に供給する。周波数分周器23は設定器18によ
つてその分周比Nを変更し、これと共に周波数信
号発生器12に対する設定周波数r1と対応させ
る。この結果、出力端子21の出力周波数0は
Nr0+r1になる。
このように分周器23、位相比較器24、加算
回路16、VCO11、分周器23より成る位相
制御ループ25はその引込み範囲が広く、雑音特
性はよくないが、設定値とVCO11の発振周波
数との関係が離れていても時間がかかつても必ず
同期状態になり、その状態においてVCO11は
周波数信号発生器12の出力に同期するように位
相制御ループ17が動作することになる。この後
者の動作により位相制御ループ25による悪い雑
音特性の問題が解決される。
回路16、VCO11、分周器23より成る位相
制御ループ25はその引込み範囲が広く、雑音特
性はよくないが、設定値とVCO11の発振周波
数との関係が離れていても時間がかかつても必ず
同期状態になり、その状態においてVCO11は
周波数信号発生器12の出力に同期するように位
相制御ループ17が動作することになる。この後
者の動作により位相制御ループ25による悪い雑
音特性の問題が解決される。
この第2図に示した回路では第1図に示したよ
うな非直線特性やヒステリシスの問題はないが、
出力周波数0を小さなステツプで広い範囲にわた
つて変化させるには分周器23の分周数Nを大き
くし、かつ端子14の基準信号の周波数r0を小
さくする必要があり、これらの点において限界が
あつた。
うな非直線特性やヒステリシスの問題はないが、
出力周波数0を小さなステツプで広い範囲にわた
つて変化させるには分周器23の分周数Nを大き
くし、かつ端子14の基準信号の周波数r0を小
さくする必要があり、これらの点において限界が
あつた。
この発明の目的はVCOの直線特性が悪く、か
つヒステリシスがあるような場合であつても容易
に同期状態となり、つまり基準信号に対応した周
波数精度で設定した周波数の信号が得られ、しか
もそれを小さなステツプで広い範囲にわたつて変
化させることができる周波数合成器を提供するこ
とにある。
つヒステリシスがあるような場合であつても容易
に同期状態となり、つまり基準信号に対応した周
波数精度で設定した周波数の信号が得られ、しか
もそれを小さなステツプで広い範囲にわたつて変
化させることができる周波数合成器を提供するこ
とにある。
この発明によればVCOを第1の周波数発生器
の出力を基準として制御するように第1の位相同
期ループを構成し、これは高いループ利得の位相
同期ループで動作し、第1の周波数発生器の周波
数精度でVCOの発振周波数が設定される。その
第1の周波数発生器の出力と第2の周波数発生器
の出力とを周波数混合し、その出力を基準として
前記VCOを制御する第2の位相同期ループを構
成する。この第2の位相同期ループは第1の位相
同期ループよりも引込み範囲を広くするようにす
る。この第2の位相同期ループによつて先ず
VCOを同期状態とし、更にその状態において第
1の位相同期ループにより同期するようにする。
この第1周波数発生器及び第2周波数発生器の各
周波数をそれぞれ設定することによつて比較的小
さなステツプで広い周波数範囲にわたりVCOの
発振周波数を変更することが可能である。
の出力を基準として制御するように第1の位相同
期ループを構成し、これは高いループ利得の位相
同期ループで動作し、第1の周波数発生器の周波
数精度でVCOの発振周波数が設定される。その
第1の周波数発生器の出力と第2の周波数発生器
の出力とを周波数混合し、その出力を基準として
前記VCOを制御する第2の位相同期ループを構
成する。この第2の位相同期ループは第1の位相
同期ループよりも引込み範囲を広くするようにす
る。この第2の位相同期ループによつて先ず
VCOを同期状態とし、更にその状態において第
1の位相同期ループにより同期するようにする。
この第1周波数発生器及び第2周波数発生器の各
周波数をそれぞれ設定することによつて比較的小
さなステツプで広い周波数範囲にわたりVCOの
発振周波数を変更することが可能である。
第3図はこの発明による周波数合成器の一例を
示し、第1図及び第2図と対応する部分には同一
符号をつけて示す。VCO11の出力は周波数発
生器12の出力と周波数混合器13で周波数変換
され、その差周波数の信号が位相比較器15に供
給される。位相比較器15において周波数混合器
13の出力は周波数発生器27の周波数1の出力
と位相比較され、その比較出力によりVCO11
が制御される。即ち位相比較器15の出力はスイ
ツチ28を通じて加算回路16に供給される。
VCO11、周波数変換器13、位相比較器15、
加算回路16はPLL17を構成し、周波数発生
器27の出力を基準としてVCO11が制御され
る。
示し、第1図及び第2図と対応する部分には同一
符号をつけて示す。VCO11の出力は周波数発
生器12の出力と周波数混合器13で周波数変換
され、その差周波数の信号が位相比較器15に供
給される。位相比較器15において周波数混合器
13の出力は周波数発生器27の周波数1の出力
と位相比較され、その比較出力によりVCO11
が制御される。即ち位相比較器15の出力はスイ
ツチ28を通じて加算回路16に供給される。
VCO11、周波数変換器13、位相比較器15、
加算回路16はPLL17を構成し、周波数発生
器27の出力を基準としてVCO11が制御され
る。
この発明においては周波数発生器12の出力と
周波数発生器27の出力とが周波数混合器29で
周波数混合される。この周波数混合器29として
はいわゆるSSBミキサーが用いられる。このSSB
ミキサー29より周波数発生器12の出力周波数
2と周波数発生器27の出力周波数1との和の周
波数をもつ信号が取出される。この信号を基準と
してVCO11に対する制御を行なう位相同期ル
ープ31が構成される。即ち位相比較を容易に行
なうため、ミキサー29の出力及びVCO11の
出力は必要に応じてそれぞれ周波数分周器32,
33で周波数分周され、その分周された出力が位
相比較器34で位相比較される。その比較出力は
加算回路16を通じてVCO11に制御信号とし
て供給され、PLL31が構成される。
周波数発生器27の出力とが周波数混合器29で
周波数混合される。この周波数混合器29として
はいわゆるSSBミキサーが用いられる。このSSB
ミキサー29より周波数発生器12の出力周波数
2と周波数発生器27の出力周波数1との和の周
波数をもつ信号が取出される。この信号を基準と
してVCO11に対する制御を行なう位相同期ル
ープ31が構成される。即ち位相比較を容易に行
なうため、ミキサー29の出力及びVCO11の
出力は必要に応じてそれぞれ周波数分周器32,
33で周波数分周され、その分周された出力が位
相比較器34で位相比較される。その比較出力は
加算回路16を通じてVCO11に制御信号とし
て供給され、PLL31が構成される。
周波数発生器12,27より発生する周波数は
設定器22,35によつてそれぞれ設定すること
ができる。周波数発生器12,27は例えば水晶
発振器のような高安定度の基準発振器36の出力
が供給され、これを基準としてその設定値に対応
した周波数の信号が出力されるようにされる。な
お加算回路16はいわゆるループフイルタを含む
ものである。PLL31はPLL17に比べてその
引込み範囲が著しく広いようにされている。スイ
ツチ28は周波数を設定する時には先ずOFFと
し、PLL31が位相同期状態にあることを、例
えば位相比較器34の両入力より同期検出回路3
7により検出し、その検出出力によつてスイツチ
28をONに制御する。位相同期ループ31にお
いては、ミキサー29の出力周波数1+2と発振
器11の出力周波数0とが等しくなるように動作
する。一方、位相同期ループ17においては発振
器11の出力周波数0と周波数発生器12の出力
周波2との差0―2が周波数発生器27の出力周
波数1と等しくなるように動作する。従つていず
れにおいても出力端子21の出力周波数0は1+
2となる。
設定器22,35によつてそれぞれ設定すること
ができる。周波数発生器12,27は例えば水晶
発振器のような高安定度の基準発振器36の出力
が供給され、これを基準としてその設定値に対応
した周波数の信号が出力されるようにされる。な
お加算回路16はいわゆるループフイルタを含む
ものである。PLL31はPLL17に比べてその
引込み範囲が著しく広いようにされている。スイ
ツチ28は周波数を設定する時には先ずOFFと
し、PLL31が位相同期状態にあることを、例
えば位相比較器34の両入力より同期検出回路3
7により検出し、その検出出力によつてスイツチ
28をONに制御する。位相同期ループ31にお
いては、ミキサー29の出力周波数1+2と発振
器11の出力周波数0とが等しくなるように動作
する。一方、位相同期ループ17においては発振
器11の出力周波数0と周波数発生器12の出力
周波2との差0―2が周波数発生器27の出力周
波数1と等しくなるように動作する。従つていず
れにおいても出力端子21の出力周波数0は1+
2となる。
この構成においてその設定周波数に対する
VCO11の発振周波数のずれmを第4図に示す
ように横軸にとり、縦軸に搬送波信号(設定周波
数信号)と雑音との比をとると、単なる制御電圧
によるVCO11の制御の場合、つまりPLL17
及び31のループが構成されていない状態におい
ては曲線41と示すようになる。これよりPLL
31のループが構成されると、曲線42のように
そのループ利得G1だけ、C/N比がよくなり、
さらに位相同期ループ17がロツクすると曲線4
3のように利得G2だけ改善される。この曲線4
3は基準の信号、つまり周波数発生器12及び2
7のSSB位相雑音と同等となり、つまり雑音の少
ない純度の高いものが得られる。しかもPLL1
7の同期引込み範囲をこえるとPLL31の引込
み動作によつて必ず引込み、広い範囲での引込み
が可能である。しかも例えば一方のの周波数発生
器27の周波数1の変化のステツプを小さくし、
他方の周波数発生器12の発生周波数2の変化ス
テツプを大きくすることによつてVCO11の発
振周波数を広い周波数範囲にわたつて小さなステ
ツプで周波数を変化させることができる。
VCO11の発振周波数のずれmを第4図に示す
ように横軸にとり、縦軸に搬送波信号(設定周波
数信号)と雑音との比をとると、単なる制御電圧
によるVCO11の制御の場合、つまりPLL17
及び31のループが構成されていない状態におい
ては曲線41と示すようになる。これよりPLL
31のループが構成されると、曲線42のように
そのループ利得G1だけ、C/N比がよくなり、
さらに位相同期ループ17がロツクすると曲線4
3のように利得G2だけ改善される。この曲線4
3は基準の信号、つまり周波数発生器12及び2
7のSSB位相雑音と同等となり、つまり雑音の少
ない純度の高いものが得られる。しかもPLL1
7の同期引込み範囲をこえるとPLL31の引込
み動作によつて必ず引込み、広い範囲での引込み
が可能である。しかも例えば一方のの周波数発生
器27の周波数1の変化のステツプを小さくし、
他方の周波数発生器12の発生周波数2の変化ス
テツプを大きくすることによつてVCO11の発
振周波数を広い周波数範囲にわたつて小さなステ
ツプで周波数を変化させることができる。
例えば第5図に示すようにPLL31による同
期引込範囲が周波数F1からF2である場合におい
てPLL17の同期引込み範囲が△Fである場合、
先の第3図におけるスイツチ28を設けることに
よつて、まずこのスイツチ28をOFFとして
PLL31によつて同期引込みを行い、その後ス
イツチ28をONとすることによつて常にPLL1
7の引込み動作の中心をその設定周波数とほゞ一
致させることができる。つまり最もループ利得の
大きな所でPLL17の引込み動作を行なうこと
ができ、安定した出力が得られる。
期引込範囲が周波数F1からF2である場合におい
てPLL17の同期引込み範囲が△Fである場合、
先の第3図におけるスイツチ28を設けることに
よつて、まずこのスイツチ28をOFFとして
PLL31によつて同期引込みを行い、その後ス
イツチ28をONとすることによつて常にPLL1
7の引込み動作の中心をその設定周波数とほゞ一
致させることができる。つまり最もループ利得の
大きな所でPLL17の引込み動作を行なうこと
ができ、安定した出力が得られる。
PLL17では電圧制御発振器11の発振周波
数0を必ずしも1+2とするものでなくてもよ
い。例えばVCO11の出力周波数0を周波数変
換したものを周波数変換器13あるいは分周器3
3に供給するようにしてもよい。例えば第6図に
示すように周波数発生器45の周波数0′の出力
とVCO11の周波数0の出力とを周波数混合器
46で周波数混合し、その差の周波数0―0′=i
の信号を得、この周波数iの信号をミキサー13
及び分周器33に供給するようにする。周波数発
生器45にも基準発振器36の出力が供給され、
設定器47の設定に応じた周波数の信号を発生す
るようにした場合である。
数0を必ずしも1+2とするものでなくてもよ
い。例えばVCO11の出力周波数0を周波数変
換したものを周波数変換器13あるいは分周器3
3に供給するようにしてもよい。例えば第6図に
示すように周波数発生器45の周波数0′の出力
とVCO11の周波数0の出力とを周波数混合器
46で周波数混合し、その差の周波数0―0′=i
の信号を得、この周波数iの信号をミキサー13
及び分周器33に供給するようにする。周波数発
生器45にも基準発振器36の出力が供給され、
設定器47の設定に応じた周波数の信号を発生す
るようにした場合である。
例えばVCO11としてYIG発振器により2400
〜4200MHzの発振をするように構成され、周波数
発生器45は周波数0′が2180〜3880MHzの間を
100MHzステツプで変化するようにされる。従つ
て周波数混合器46の出力周波数iは220〜320M
Hzとなる。周波数発生器12の出力周波数2は
200乃至299.99MHzを10KHzステツプで変化する
ようにされ、周波数発生器27の出力周波数1は
20MHz〜20.009999MHzを1Hzステツプで変化す
るようにされる。分周器32,33は1/200にそれ ぞれ分周するるものである。基準発振器36の発
振周波数は10MHzとされる。
〜4200MHzの発振をするように構成され、周波数
発生器45は周波数0′が2180〜3880MHzの間を
100MHzステツプで変化するようにされる。従つ
て周波数混合器46の出力周波数iは220〜320M
Hzとなる。周波数発生器12の出力周波数2は
200乃至299.99MHzを10KHzステツプで変化する
ようにされ、周波数発生器27の出力周波数1は
20MHz〜20.009999MHzを1Hzステツプで変化す
るようにされる。分周器32,33は1/200にそれ ぞれ分周するるものである。基準発振器36の発
振周波数は10MHzとされる。
このようにすれば出力端子21の出力周波数0
は2400乃至4200MHzの間を1Hzステツプで変化さ
せることが可能となる。この場合周波数発生器2
7については1に示すように20MHzに対して10K
Hzの間を1Hzステツプで変化させればよく、周波
数発生器12の出力周波数2については200MHz
を10KHzステツプで変化させるものであり、これ
らの周波数変化はその変化ステツプと変化範囲と
中心周波数の高さなどから、比較的容易に行なう
ことが可能である。またこの場合においては先に
述べたように第1図について述べたようなVCO
に対する制御周波数特性の非直線性やヒステリシ
ス特性に関係なく設定周波数に引込させることが
可能である。周波数0′の100MHzごとの設定は設
定器47で行い、これと同時に対応した直流電圧
を加算回路16に端子51より与える。
は2400乃至4200MHzの間を1Hzステツプで変化さ
せることが可能となる。この場合周波数発生器2
7については1に示すように20MHzに対して10K
Hzの間を1Hzステツプで変化させればよく、周波
数発生器12の出力周波数2については200MHz
を10KHzステツプで変化させるものであり、これ
らの周波数変化はその変化ステツプと変化範囲と
中心周波数の高さなどから、比較的容易に行なう
ことが可能である。またこの場合においては先に
述べたように第1図について述べたようなVCO
に対する制御周波数特性の非直線性やヒステリシ
ス特性に関係なく設定周波数に引込させることが
可能である。周波数0′の100MHzごとの設定は設
定器47で行い、これと同時に対応した直流電圧
を加算回路16に端子51より与える。
上述において周波数ミキサー13,29として
はいわゆるSSBミキサーを用い、その両入力の和
の周波数を得たが、差の周波数を得るようにして
もよい。さらに周波数ミキサーの代りに通常のミ
キサーを用いてその出力を可変帯域通過波器に
より選択するようにしてもよい。この場合その選
択はその可変帯域通過波器の中心周波数を
VCO11の出力周波数を変える度に変更する必
要がある。この場合1±2の二次成分が出てくる
が、所望信号と不要信号とのレベル差があれば、
分周器32,33の分周により不要成分はかなり
抑圧され、このPLL動作には支障をきたさない。
分周器32,33は位相比較器34の比較動作が
容易に行なわれるように設けるものであり、位相
比較器の比較が高い周波数で行なうことが可能で
あればこれらを省略してもよい。
はいわゆるSSBミキサーを用い、その両入力の和
の周波数を得たが、差の周波数を得るようにして
もよい。さらに周波数ミキサーの代りに通常のミ
キサーを用いてその出力を可変帯域通過波器に
より選択するようにしてもよい。この場合その選
択はその可変帯域通過波器の中心周波数を
VCO11の出力周波数を変える度に変更する必
要がある。この場合1±2の二次成分が出てくる
が、所望信号と不要信号とのレベル差があれば、
分周器32,33の分周により不要成分はかなり
抑圧され、このPLL動作には支障をきたさない。
分周器32,33は位相比較器34の比較動作が
容易に行なわれるように設けるものであり、位相
比較器の比較が高い周波数で行なうことが可能で
あればこれらを省略してもよい。
第1図及び第2図はそれぞれ従来の周波数合成
器を示すブロツク図、第3図はこの発明による周
波数合成器の一例を示すブロツク図、第4図は設
定周波数に対するオフセツト周波数と搬送波レベ
ル対雑音比との特性を示す曲線図、第5図は2つ
のPLLの引込み範囲の関係を示す図、第6図は
この発明による周波数合成器の他の例を示すブロ
ツク図である。 11:VCO、12,27,45:周波数発生
器、13,29,46:周波数混合器、15,3
4:位相比較器、21:出力端子、22,35,
47:設定器、28:スイツチ、17,31:
PLL、32,33:分周器。
器を示すブロツク図、第3図はこの発明による周
波数合成器の一例を示すブロツク図、第4図は設
定周波数に対するオフセツト周波数と搬送波レベ
ル対雑音比との特性を示す曲線図、第5図は2つ
のPLLの引込み範囲の関係を示す図、第6図は
この発明による周波数合成器の他の例を示すブロ
ツク図である。 11:VCO、12,27,45:周波数発生
器、13,29,46:周波数混合器、15,3
4:位相比較器、21:出力端子、22,35,
47:設定器、28:スイツチ、17,31:
PLL、32,33:分周器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 電圧制御発振器と、 周波数を設定することができる第1周波数発生
器と、 上記電圧制御発振器の出力及び上記第1周波数
発生器の出力が供給され、差の周波数を出力する
第1周波数混合器と、 周波数を設定することができる第2周波数発生
器と、 上記第1周波数混合器の出力と上記第2周波数
発生器の出力との位相を比較して上記電圧制御発
振器を制御する第1位相比較器と、 上記第1周波数発生器及び上記第2周波数発生
器の各出力が供給され、和の周波数を出力する第
2周波数混合器と、 その第2周波数混合器の出力と上記電圧制御発
振器の出力とを位相比較して上記電圧制御発振器
を制御する第2位相比較器とを具備し、 上記電圧制御発振器と上記第1周波数混合器と
上記第1位相比較器とで第1位相同期ループを構
成し、 上記電圧制御発振器と、上記第2周波数混合器
と、上記第2位相比較器とで、第2位相同期ルー
プを構成し、 上記第2位相同期ループは上記第1位相同期ル
ープより引込み範囲が広く選定されている周波数
合成器。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56011247A JPS57125528A (en) | 1981-01-28 | 1981-01-28 | Frequency synthesizer |
US06/339,613 US4459560A (en) | 1981-01-28 | 1982-01-15 | Plural phase locked loop frequency synthesizer |
DE19823202733 DE3202733A1 (de) | 1981-01-28 | 1982-01-28 | Frequenzsynthetisierer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56011247A JPS57125528A (en) | 1981-01-28 | 1981-01-28 | Frequency synthesizer |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57125528A JPS57125528A (en) | 1982-08-04 |
JPS6363138B2 true JPS6363138B2 (ja) | 1988-12-06 |
Family
ID=11772605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56011247A Granted JPS57125528A (en) | 1981-01-28 | 1981-01-28 | Frequency synthesizer |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4459560A (ja) |
JP (1) | JPS57125528A (ja) |
DE (1) | DE3202733A1 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58108832A (ja) * | 1981-12-23 | 1983-06-29 | Toshiba Corp | 信号再生回路 |
JPS60184941A (ja) * | 1984-03-02 | 1985-09-20 | Suzuki Motor Co Ltd | 空燃比制御装置のチエツク装置 |
US4806879A (en) * | 1987-05-01 | 1989-02-21 | Ecrm Incorporated | Method and apparatus for synchronizing to a pulse train packet signal |
US4845443A (en) * | 1988-03-25 | 1989-07-04 | General Dynamics Corporation, Pomona Div. | Low noise multi-band channelized microwave frequency synthesizer |
US5452246A (en) * | 1993-06-02 | 1995-09-19 | Fujitsu Limited | Static semiconductor memory device adapted for stabilization of low-voltage operation and reduction in cell size |
JP3033654B2 (ja) * | 1993-08-23 | 2000-04-17 | 日本電気株式会社 | Pll周波数シンセサイザ |
SE505090C2 (sv) * | 1995-10-05 | 1997-06-23 | Ericsson Telefon Ab L M | Förfarande och anordning vid generering av en signal |
US6061575A (en) * | 1996-11-06 | 2000-05-09 | Ericsson Inc. | Frequency synthesizer circuit for mobile stations |
DE19716776A1 (de) * | 1997-04-22 | 1998-10-29 | Daimler Benz Aerospace Ag | Verfahren und Anordnung zum Einrasten eines YIG-Oszillators |
US7119583B2 (en) * | 2004-03-31 | 2006-10-10 | Micron Technology, Inc. | Phase detector and method having hysteresis characteristics |
KR100727898B1 (ko) | 2006-01-06 | 2007-06-14 | 삼성전자주식회사 | Rf 송수신기에서 주입-록킹된 직각 vco를 가지는주파수 합성 장치 및 방법 |
US7423456B2 (en) * | 2006-12-01 | 2008-09-09 | Micron Technology, Inc. | Fast response time, low power phase detector circuits, devices and systems incorporating the same, and associated methods |
US7616063B1 (en) * | 2007-03-29 | 2009-11-10 | Scientific Components Corporation | Frequency synthesizer using a phase-locked loop and single side band mixer |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1116947A (en) * | 1964-11-25 | 1968-06-12 | Marconi Co Ltd | Improvements in or relating to oscillator generator arrangements |
JPS53927A (en) * | 1977-07-08 | 1978-01-07 | Rca Corp | Color video signal repeater |
US4388597A (en) * | 1980-06-03 | 1983-06-14 | Motorola Inc. | Frequency synthesizer having plural phase locked loops |
US4360788A (en) * | 1980-07-14 | 1982-11-23 | John Fluke Mfg. Co., Inc. | Phase-locked loop frequency synthesizer |
US4409563A (en) * | 1981-02-26 | 1983-10-11 | General Electric Company | Phase locked loop frequency synthesizer with frequency compression loop |
-
1981
- 1981-01-28 JP JP56011247A patent/JPS57125528A/ja active Granted
-
1982
- 1982-01-15 US US06/339,613 patent/US4459560A/en not_active Expired - Lifetime
- 1982-01-28 DE DE19823202733 patent/DE3202733A1/de active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4459560A (en) | 1984-07-10 |
JPS57125528A (en) | 1982-08-04 |
DE3202733A1 (de) | 1982-08-12 |
DE3202733C2 (ja) | 1988-04-28 |
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