JPS6362635A - ダイスロ−デイング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

［産業上の利用分野〕 本発明はダイスローディング装置に係り、特に押出しプ
レスのダイス交換作業に用いる好適な構造のダイスロー
ディング装置に関する。 〔従来技術〕 一般に、押出しプレスでば型種に応じてダイスの交換が
できるようになっている。この交換装置は、プレスライ
ンと直交する方向に摺動できるスライダを設け、これに
ダイスホルダ挿入部を一対形成していずれか一方がプレ
スライン上に位１４するように配置し、他方が機側部の
オフライン上に位置するようにして、オフライン」二で
人手によりホイスト等を用いてダイスの交換を行うよう
にしていた。 また、プレスの非作業時間（アイドルタイム）をより短
縮するため、ダイキャリヤを用い、機側部におかれたダ
イチェンジャを利用して予め次のダイスをダイキャリヤ
に装着して交換の準備をしておく装置が提案されている
。前記ダイチェンジャにはロータリ式とスライド式があ
り、前者は回転台座に一対のダイキャリヤを設置して一
方のダイスによるプレス作業中に他方のキャリヤにてダ
イス交換作業を行うようにしたものである。また、後者
はプレスラインと平行移動できるスライ１−べ−スに一
対のダイキャリヤを設置

【ッ、これを１前後に位置移動
させることで一方のキャリヤへ交換ダイスの装着をプレ
ス作業中にできるようにしたものである。 ところで、ダイスはダイス自身とその補助具であるボル
スタ、サブボルスタ等とともに互いに積層して使用され
る構造とされ、押出し時の力を均一化しプレスの支持盤
（プラテン）に力を伝達するため等に要求されている。 また、ダイスは交換によってプレスに組込まれた場合、
加熱された成形材料が熱収縮することを防止したり、型
破損を回避する必要性から、ダイス温度が材料温度に一
致するまで加熱される。この加熱はダイス自身で足り、
交換されるまで加熱炉において適温加熱され、交換時に
おいてダイス補助具と接合させてプレスに組込まれるの
である。 しかしながら、従来ではダイホルダにダイスを装着する
場合も、ダイチェンジャを用いてダイキャリヤにダイス
を装着する場合も、ダイスとボルスタ等の補助具は一括
してハンドリングされ、前記ダイキャリヤに装着する以
前の段階から加熱部品としてのダイスと非加熱部品とし
ての補助具とが接合状態とされ、加熱部から非加熱部へ
の熱移動量が多く、ハンドリング時間に制約を受けると
ともに、ダイス温度降下が著しく成形上の問題を生して
いた。 本発明は、上記従来の問題点に着「Ｉし、補助」１と一
括したハンドリングを行いつつ加熱されたダイスからの
熱移動量が極めて少なく、かつダイス交換作業の自動化
に好適な構造としたダイスローディング装置を提供する
ことを目的とする。 〔問題点を解決するための手段および作用〕上記目的を
達成するために、本発明に係るダイスローディング装置
は、プＩノスの側部に位置しダイキャリヤを塔載可能な
テーブルと、このテーブルの上方に延在するダイスロー
ダとを具備し、前記ダイスローダはダイスおよびダイス
補１す月りとを分離載置可能で前記テーブル上のダイキ
ャリヤ直上部に位置移動可能なＶ形スライドブロックを
有し、かつ前記ダイキャリヤ」二に位置しダイスおよび
ダイス補助具の合体手段とこの合体されたダイスおよび
ダイス補助具を把持し前記ダイキャリヤに装着させるク
ランプ手段を備えた構成とした。 」ユ記構成により、プレスへのダイス挿入直前まで若干
のクリアランスをダイスを補助具間に残したまま加熱部
と非加熱部を一括してハンドリングし、ダイスの挿入時
点で始めて接合一体化して挿入させるようにできる。特
に、テーブルにおかれるダイキャリヤを３ポジシヨンと
して交換位置、ダイス装着位置、および払出し位置に対
応する等分角位置に設置し、テーブルをターンテーブル
としてステップ回転させるようにすれば、交換作業効率
が更に高まる。 〔実施例〕 以下に、本発明に係るダイスローディング装置の実施例
を図面を参照して詳細に説明する。 実施例装置は、押出しプレス１０の一側部に配置されて
おり、押出しプレス１０におけるダイス払出し位置に対
応して設置されたターンテーブル】２を備えている。タ
ーンテーブル１２は下部の駆動モータ１４によって回転
されるものとなっており、その回転中心はプレス１０の
ダイスライドの移動中心線の延長線上に設定している。 このターンテーブル１２」二にはダイキャリヤ１６を塔
載するものであるが、この塔載位置は円周角にて１２０
度間隔をおいて設定された３箇所とされている。すなわ
ち、第２図に示すように、プレス１０のダイスライドの
移動中心線上に位置してダイスライドによりプレスへの
組込操作が可能ないわゆるダイス交換位置Ｐ、と、この
Ｐ、の位置からテーブル１２上で時計回りに１−２０度
離れたダイス払出し位置Ｐ２と、更に時計回りに１２０
度離九九ダイス装着位置Ｐ、の３ポジシヨンをダイキャ
リヤ１６の塔載位置とし、このテーブル１２を１２０度
ピッチで時計回りに回転駆動し得るようにしている。 上記ターンテーブル１２に隣接してダイスローダ２０が
設置されている。このダイスローダ２０はダイス装貯位
置に対応してテーブル半径方向に沿うように配置された
もので、架台２２−■−にテープル半径方向に沿うレー
ル２４を設け、このレール２４をダイス装置位置■〕、
のダイキャリヤ１６の直上部まで延在させている。レー
ル２４には■形スライドブロック２６が装着され、この
ブロック２６の後端に連結された、シフトシリンダ２８
によりＩノール２４に沿ってテーブル半径方向に往復動
可能となっている。Ｖ形スライドブロック２６は上面に
スライド方向と直交する方向にＶ形溝２６Ａを形成した
もので、特に■形溝２６Ａにばダイス３０、および補助
具としてのボルスタ３２、サブボルスタ３４が縦列配置
し得るとともに、加熱材としてのダイス３０と非加熱材
としてのボルスタ３２およびサブボルスタ３４との間に
、第４図（Ａ、）に示した如く、充分なりリアランスＳ
が形成されるようにブロック２６の幅寸法が設定されて
いる。 ここで、肖１１己ダイス３０およびボルスタ３２、サブ
ボルスタ３４は同一円筒体であって互いに接合した状態
のいわゆるダイスタックとして用いられるが、実施例装
置でのハンドリング性を良好にするため、適用スタック
は第４図に示した如く。 ダイスタックを構成するダイス３０、ボルスタ３２、サ
ブボルスタ３４の各々には丁字形バー３ＯＡ、３２Ａ、
３４Ａをその外周面に改番づており、このバー３ＯＡ、
３２Ａ、３４−Ａを整合させることでハンドリングがで
きるようになっている。 前記ダイスローダ２ｏは１ノール２４の前端部を囲むオ
ーバハング部３６を形成しており、このオーバハング部
３６にはシフｌ−シリンダ２８によってダイキャリヤ１
−６の直上部までクリアランスＳを保って移動されたダ
イスタックを互いしこ接合させるセツティングシリンダ
３８が取イ」けられている。このセツティング３８はＶ
形スライドブロック２６上で第４図（Ａ）の如く加熱材
たるダイス３０とクリアランスＳをもって隔って載せら
れているボルスタ３２およびサブボルスタ３／１を、第
４図（Ｂ）の如く、互いに接合するためのものである。 また、前記オーバハング部３６の天頂部にはダイス装置
位置Ｐ１を通る垂直線上に位置するローディングシリン
ダ４０が取付けられている。 このローディングシリンダ４０は下端にダイスクランパ
４２を取付けてなるもので、セットされたダイスタック
のｌ゛字形バー３０Ａ、３２Ａ、３４．Ａを一対の爪４
２Ａにより把持させた状態で吊下げ、Ｖ形スライドブロ
ック２６を退避させた後、降下させてダイスタックをダ
イキャリヤ１６に挿入させるものである。 なお、上述のダイスローディング装置に対し新しいダイ
スを搬入するとともに、ダイス払出し位置Ｐ２における
ダイキャリヤ１６から旧ダイスを取除くためのダイスハ
ンドリングロボット４４が設けられている。これは走行
軌条４６を走行移動し、ダイス３０とボルスタ３２等の
補助具を一括してハンドリングすべく、ローダ２０への
搬入位置とターンテーブル１２上の払出し位置Ｐ２との
間で伸縮できるハントリングアーｌ）４４．　Ａを備え
ている。 このような構成に係るダイスローディング装置は次のよ
うに作用する。まず、ダイス交換指令により図示しない
炉にて押出し成形材料と同等の温８一 度（例えば５００℃）まで加熱されたダイス３０と、こ
の補助具である非加熱部品としてのボルスタ３２、サブ
ボルスタ３４とを一括してハンドリングロボット４４に
よりダイスローダ２０のＶ形スライドブロック２６に移
載する。このとき、ダイス３０と補助具３２．３４とは
クリアランスＳを残したまま、第４図（Ａ）の如くブロ
ック２６に載置するのである。次いでシフトシリンダ２
８を駆動してブロック２６を前進させ、その後セツティ
ングシリンダ３８により加熱部品としてのダイス３０と
非加熱部品としてのボルスタ３２およびサブボルスタ３
４を第４図（Ｂ）の如く、初めて接合圧着させるのであ
る。そして、セラ１へされたダイスタックの丁字形バー
をクランパ４２にて把持し、同時にＶ形スライドブロッ
ク２６を後退させ、ローディングシリンダ４０によって
下降させ、ターンテーブル１２の搬入位置１）、で待機
しているダイキャリヤ１６にダイスタックを挿入するの
である。この間、プレス１ｏからは旧ダイスが取外され
、ダイキャリヤごと押出され、ターンテーブル１２上の
ダイス交換位置Ｐ１に移載される。 上記作業の後、ターンテーブル１２を１２０度回転させ
ることにより、旧ダイスは払出し位置Ｐ２に、新ダイス
は交換位置Ｐ、に移動し、新ダイスはプレス１０に組込
まれ、旧ダイスは払出し位置Ｐ、にてハンドリングロボ
ット４４による払出しサイクルをもって取除かれるので
ある。 このように、本実施例では、ダイス３０の挿入直前まで
は若干のクリアランスＳを残したまま加熱部を非加熱部
を一括ハンドリングし、ダイス３０の挿入時に一体にし
て挿入するようにしたため、交換に際してダイスの温度
降下がなく、プレス側部に保温炉を別途に設ける必要が
なくなる。 また、ターンテーブル１２はダイキャリヤ１６を１−２
０度間隔の３ポジシヨンに設置し、新旧ダイスの受渡し
を独立した位置で行い、受渡しの順序に制約されること
なく、ダイス交換要求に応じて迅速に対処することがで
きる。 また、特に、複数台のプレスを１台のハンドリングロボ
ッ１−４４にてまかなう場合、ダイスのみプレス機側で
待機し、プレスからの交換要求により自動的にダイスの
受渡しを行うことができる。 したがって、プレスの交換時期に影響されず、複数台の
プレスのダイス自動交換を］一つのハンドリングロボッ
トで処理できる。 〔発明の効果〕 以上の如く、本発明によれば、クレーンやロボット等に
よるハンドリングを含むダイス挿入直前までの工程にお
いて加熱部品たるダイスと非加熱部品たる補助具とを非
接触状態とし、自動的に挿入行程時に一体化してダイス
を挿入し得るようにしたので、ダイスからの熱移動量を
最小限に抑えることによって過冷却に伴なう押出し成形
の不都合を改善できる効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１−図は実施例装置の正面図、第２図は同平面図、第
３図は同斜視図、第４図（Ａ、）、（Ｂ）はダイスと補
助具の接合前後の状態を示す斜視図である。 １０・・・押出しプレス、 １２・・・ターンテーブル、 １６・・ダイキャリヤ、 ２０・・・ダイスローダ、 ２６・・・Ｖ形スライドブロック・ ２８・・・スライドシリンダ、 ３０・・・ダイス、 ３８・・・セツティングシリンダ、 ４０・・・ローディングシリンダ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）プレスの側部に位置し、ダイキャリヤを塔載可能
   なテーブルと、このテーブルの上方に延在するダイスロ
   ーダとを具備し、前記ダイスローダはダイスおよびダイ
   ス補助具とを分離載置可能で前記テーブル上のダイキャ
   リヤ直上部に位置移動可能なＶ形スライドブロックを有
   し、かつ前記ダイキャリヤ上に位置しダイスおよびダイ
   ス補助具の合体手段とこの合体されたダイスおよびダイ
   ス補助具を把持し前記ダイキャリヤに装着させるクラン
   プ手段を備えてなることを特徴とするダイスローディン
   グ装置。