JPH05263Y2 - - Google Patents

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JPH05263Y2
JPH05263Y2 JP15432387U JP15432387U JPH05263Y2 JP H05263 Y2 JPH05263 Y2 JP H05263Y2 JP 15432387 U JP15432387 U JP 15432387U JP 15432387 U JP15432387 U JP 15432387U JP H05263 Y2 JPH05263 Y2 JP H05263Y2
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JP
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flat die
rolling
flat
fixture
center
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、転造平ダイスを自動的に交換できる
ようにした転造盤に関する。
〔従来の技術〕
例えば自動部品として多くのスプラインが使用
される。そしてこのスプラインの諸元は、自動車
の型式や使用目的によつて多種多様である。
このように多種多様のスプラインを転造盤で加
工するためには、スプラインの諸元に適合した転
造平ダイスを選定し、転造盤に装着しなければな
らない。
従来の上記転造平ダイスの交換は、作業員の手
作業によつて行つていた。
又生産性を維持するために従来は、スプライン
の諸元に合せて専用の転造平ダイスを備えた転造
盤を準備し、多種多様のスプラインを加工するよ
うにしていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
先ず作業員の手作業によつて転造平ダイスを交
換する場合、転造平ダイスを固定するためのクラ
ンプ装置が少なくとも6ケ所あり、熟練した作業
員でもその交換に長時間を要し、生産性が極めて
低いという問題があつた。
又生産性を維持するためにスプラインの諸元に
合せて専用の転造盤を準備した場合は、設備費が
嵩むと共に、ある種のスプラインを加工している
間は、他の転造盤は稼働せず、設備全体の稼働率
が低いという問題がある。
そして、上記作業員の手作業による転造平ダイ
スの交換及び専用転造盤の準備は、自動生産ライ
ンへの適用が困難であり、転造平ダイスの交換を
自動的に行うための装置の開発が急がれているの
が実情である。
本考案は、上記問題点乃至は実情に鑑みてなさ
れたものであり、転造平ダイスを自動交換するこ
とができる転造盤を提供せんとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち本考案は、一実施例である第1図を参照し
て説明すると、被加工物を保持するための心押台
センタ1と主軸センタ2をその軸心を一致させて
相対向して設け、この軸心を挾んでその両側に上
下動可能に転造スライド3,4を設ける。この転
造スライドには複数個の平ダイスクランプ装置9
を装着すると共に刃物台5を形成する。
そして、前記心押台センタ1と主軸センタ2の
軸心にそつて移動し、前記転造スライド3,4の
刃物台5まで平ダイス10を移送するための複数
組の平ダイス固定具11をブラケツト12に吊り
下げ支持したものである。
〔作用〕
以上のように構成することにより、平ダイス固
定具を心押台センタと主軸センタの軸心にそつて
自動的に移動し、転造スライドの刃物台の位置ま
で平ダイスを移送する。次に転造スライドの上下
動と平ダイス固定具の移動の双方により、平ダイ
スと刃物台との位置合せを行ないながら平ダイス
を刃物台に添わせ、複数個の平ダイスクランプ装
置で平ダイスを自動的にクランプする。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例について詳細に説明す
る。
第1図において、1は心押台センタ、2は主軸
センタであり、この心押台センタ1と主軸センタ
2は、軸心を一致させて、この軸心方向にスライ
ド可能に設けられている。3及び4は転造スライ
ドであつて、上記心押台センタ1と主軸センタ2
の一致させた軸心を挾んでその両側に上下動可能
に設けられている。7及び8は、転造スライド3
及び4を上下させるための油圧シリンダである。
本実施例では、7,8は油圧シリンダを示してい
るが、これに電動等の駆動装置を用いてもよい。
又転造スライド3及び4には、自動的にクラン
プ可能な複数個の平ダイスクランプ装置9及び刃
物台5が取付けられている。10は平ダイスであ
り、ブラケツト12に吊り下げ支持された平ダイ
ス固定具に挾持されている。
そして、平ダイス固定具11は、サーボモータ
14で回転させられるボールネジ13によつて、
心押台センタ1と主軸センタ2の軸心にそつて移
動し、平ダイス10を刃物台5の位置まで移送す
るようになつている。15は、平ダイス10を挾
持している平ダイス固定具11の挾持を解除する
ための油圧シリンダである。
上記平ダイス固定具11について第2図及び第
3図を用いて更に詳しく説明する。
第3図において、平ダイス固定具11は、ブラ
ケツト12に吊り下げ支持されている。即ち、ブ
ラケツト12にはボールガイド22が設けられ、
このボールガイド22に案内されてスライド可能
にガイドブロツク23が嵌合されている。25は
ガイドブロツク23に固定された上部金具であ
る。26は案内棒であり、平ダイス固定具11を
吊り下げ支持する吊り金具27が案内棒26を介
して上部金具27に吊り下げられ、これにより平
ダイス固定具11は、ブラケツト12に吊り下げ
支持されている。20は油圧シリンダであり、そ
のロツドはロツド連結部材28を介して吊り金具
27に接続されている。これにより、吊り金具2
7は、油圧シリンダ20によつて案内棒26に案
内されて摺動し、平ダイス固定具11及び平ダイ
ス10は、仮想線で示すように11′,10′のよ
うにスライドする。24はボールネジ13に螺合
している移動ブロツクであり、ボールネジ13の
回転により、ボールガイド22に案内されて平ダ
イス固定具11が主軸センタ2の軸心にそつて移
動する。18は、平ダイス固定具11の挾持を解
除するための解除ピンである。
次に第2図に示すように平ダイス10は、平ダ
イス固定具11によつて挾持されている。16は
平ダイス固定具11に設けられたピンであり、こ
のピン16が平ダイス10の側面に設けられた窪
みに嵌つて、平ダイス10を吊り下げ保持してい
る。17は平ダイス固定具11に取付けられた保
持ピンであり、ピン16によつて吊り下げ保持さ
れている平ダイス10のふらつきを止めて、移送
中の平ダイス10の姿勢を案内保持する。平ダイ
ス固定具11の挾持解除は、油圧シリンダ15に
よつて解除ピン18を押すことにより行なわれ、
又油圧シリンダ15の押付け力を解除することに
より、平ダイス固定具11の挾持力が付与される
ようになつている。上記機構としては、ラツクピ
ニオンが適用される。
上記第2図及び第3図で説明した平ダイス固定
具11に関する一連の装置は、第1図に示す転造
スライド3,4についてそれぞれ設けられ、第1
図は、転造スライド4に対するものだけを示し、
転造スライド3側に対応する平ダイス固定具11
に関する上記一連の装置は図示省略している。
以上のように構成した本実施例の作用について
次に説明する。
第1図において先ず平ダイス10を装着する場
合は、サーボモータ14によつて平ダイス11を
移動させ、転造スライド3及び4の刃物台5の位
置まで、選定した平ダイス10を移送する。そし
て、サーボモータ14及び油圧シリンダ7,8に
より、平ダイス固定具11と転造スライド3,4
の動きを微調整して、刃物台5と平ダイス10の
位置合せを行なう。次に位置合せが終つた後に、
油圧シリンダ20(第3図)を駆動して、平ダイ
ス10を押し出し、刃物台5に平ダイス10を添
わせる。そして、平ダイスクランプ装置9にてそ
の平ダイスをクランプし、次に油圧シリンダ15
にて平ダイス固定具11の挾持を解除する。
これにより、平ダイス10は平ダイス固定具1
1から解放されて転造スライド3,4に装着され
た状態になる。そして心押台センタ1と主軸セン
タ2とで保持された被加工物にスプライン加工を
行なう。
この一連の動作において、平ダイス10を装着
後に平ダイス固定具11を後退してもよく又その
ままの位置に停止しておいてもよい。
即ち、平ダイス固定具11を転造加工時におけ
る転造スライド3,4の頂部を逃げる高さ位置に
なるように吊り下げ支持する。これにより、転造
加工時において、平ダイス固定具11は、転造加
工の邪魔をすることはない。
そして、平ダイス10を刃物台5に装着すると
きは、転造スライド3,4をその高さ位置まで上
昇して行なう。
次に平ダイス10を交換するときは、転造スラ
イド3,4を上昇して、空いている平ダイス固定
具11と平ダイス10の位置合せを行ない(この
場合シリンダ15にて平ダイス固定具11は広げ
られているので正確な位置合せではない)、油圧
シリンダ15を操作しながら、ピン16で平ダイ
ス10を保持した後、平ダイスクランプ装置9の
クランプを解除する。そして、サーボモータ14
及び油圧シリンダ7,8を操作して前記と同様に
選択された平ダイス10と刃物台5との位置合せ
を行ない、平ダイス10を刃物台5に装着する。
〔考案の効果〕
以上詳述した通り本考案によれば、心押台セン
タと主軸センタの軸心を挾んでその両側に上下動
可能な転造スライドを設け、前記軸心にそつて移
動する平ダイス固定具にて転造スライドの刃物台
まで平ダイスを移送するようにしたので、転造ス
ライドの上下動と平ダイス固定具の移動とによ
り、刃物台と平ダイスの位置合せを自動的に行な
うことができる。そして、この位置合せした平ダ
イスを転造スライドに設けたクランプ装置にてク
ランプすることにより、平ダイスの取換えが完全
自動により行なうことができる。
その結果、平ダイスの交換に要する時間を大巾
に短縮することができると共に、自動生産ライン
への組込み適用が可能になり、生産性を大巾に向
上するなどの優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示し、
第1図は自動工具交換装置付き転造盤の斜視図、
第2図は平ダイス固定具関係の部分を示す正面
図、第3図は第2図の側面図である。 1……心押台センタ、2……主軸センタ、3,
4……転造スライド、5……刃物台、9……平ダ
イスクランプ装置、10……平ダイス、11……
平ダイス固定具、12……ブラケツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被加工物を保持するための心押台センタと主軸
    センタをその軸心を一致させて相対向して設け、
    該軸心を挾んでその両側に上下動可能に転造スラ
    イドを設け、該転造スライドには複数個の平ダイ
    スクランプ装置を装着すると共に刃物台を形成
    し、前記心押台センタと主軸センタの軸心にそつ
    て移動し前記転造スライドの刃物台まで平ダイス
    を移送するための複数組の平ダイス固定具をブラ
    ケツトに吊り下げ支持したことを特徴とする自動
    工具交換装置付き転造盤。
JP15432387U 1987-10-08 1987-10-08 Expired - Lifetime JPH05263Y2 (ja)

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JP15432387U JPH05263Y2 (ja) 1987-10-08 1987-10-08

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JP15432387U JPH05263Y2 (ja) 1987-10-08 1987-10-08

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Publication Number Publication Date
JPH0160734U JPH0160734U (ja) 1989-04-18
JPH05263Y2 true JPH05263Y2 (ja) 1993-01-06

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ID=31430951

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