JPS6362469B2 - - Google Patents
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- JPS6362469B2 JPS6362469B2 JP59061161A JP6116184A JPS6362469B2 JP S6362469 B2 JPS6362469 B2 JP S6362469B2 JP 59061161 A JP59061161 A JP 59061161A JP 6116184 A JP6116184 A JP 6116184A JP S6362469 B2 JPS6362469 B2 JP S6362469B2
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- cadmium
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Landscapes
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Light Receiving Elements (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は焼結膜の製造方法、特に太陽電池に適
した大面積の硫化カドミウム(CdS)またはテル
ル化カドミウム(CdTe)焼結膜の製造方法に関
するものである。 従来例の構成とその問題点 量産性に優れたスクリーン印刷、焼結という方
法でつくられるCdS焼結膜/CdTe焼結膜太陽電
池(以下焼結膜形CdS/CdTe太陽電池という)
では10cm角のガラス基板の上につくつたもので変
換効率10%程度のものが得られている(電子材料
1983年6月号P.108)。この太陽電池の主役を演じ
るCdS焼結膜およびCdTe焼結膜は、いわゆるフ
ラツクス法という方法で焼結させる。すなわち、
CdS粉末、CdTe粉末、またはCdとTeの混合粉末
に、一定量の塩化カドミウム粉末を加え、ペース
トをつくり、基板に塗布し、その基板を緻密なア
ルミナを材質とする焼成ボードに収め、同じ材質
の有孔蓋をかぶせて焼成炉内で連続移動焼成して
作成する。 この際、塩化カドミウムはフラツクスとして働
きCdSまたはCdTeの焼結に役立つ。CdSの焼結
の場合を例にとつて説明すると焼成中まず塩化カ
ドミウムが溶け(融点568℃)、この中にCdS粉が
溶け込み再結晶することにより粒成長し、焼結が
進むと考えられている(Japanese Journal
Applied Physics21 800(1982))。融剤として働
いた塩化カドミウムは蒸発し、焼成用蓋の穴から
徐々に出ていく。蓋穴の面積が小さくて、塩化カ
ドミウムが多量にCdS焼結膜中に残ると太陽電池
の性能は悪くなる。また、蓋穴の面積が大きすぎ
たり、焼成容器の材質が気孔率の大きいものであ
つたりすると、CdSの焼結がすすまないうちに塩
化カドミウムがでていつてしまい、やはり太陽電
池の性能は悪くなる。 従来はこの焼成容器の材質として気孔率0.5%
以下のアルミナを用いており、10cm角よりも小さ
い焼結膜を焼成する場合は殆ど問題は生じなかつ
た。ところが基板の面積を30cm角にまで広げ、焼
成容器も30cm角の基板が入るような大きなものを
用いた場合、気孔率が0.5%以下の緻密なアルミ
ナを材質としたものでは焼成中、焼成容器が割れ
て使用できなかつた。これは連続移動焼成をして
いるので電気炉内の温度勾配により、焼成容器の
前の部分と後の部分で温度差が生じ膨張に差がで
きて、破損したものと考えられる。 そこで30cm角用焼成容器として、次に気孔率は
20%と大きい熱シヨツクに強いムライトを材質と
したものを用いてCdS膜を焼結させた。 この場合は焼成容器の破損は防止することがで
きたが、CdS焼結膜の色が茶褐色のものしか得ら
れず抵抗も高かつた。次に気孔率1%のアルミナ
を材質とした焼成容器を用いてCdS焼結膜を焼成
してみた。この焼成容器は気孔率0.5%以下の緻
密なアルミナを材質とするものに比べて熱シヨツ
クに強いが、上述のムライトを材質とするものに
比べては弱い。この場合も焼成容器の破損は防止
することができた。しかしCdS焼結膜の色はムラ
イトを材質とした焼成容器を使用した場合と比べ
て黄色に近いが、まだ茶褐色であり抵抗も高かつ
た。 このように焼成容器の材質を色々かえてみたが
30cm角の黄色で低抵抗のCdS焼結膜を得ることは
できなかつた。 発明の目的 本発明はこのような従来の欠点を除去するもの
であり、大面積で低抵抗の太陽電池に適したCdS
焼結膜またはテルル化カドミウム焼結膜の製造方
法を提供することを目的とする。 発明の構成 本発明は、硫化カドミウム粉末またはテルル化
カドミウム粉末またはカドミウムとテルルの混合
粉末に一定量の塩化カドミウム粉末を加えてペー
ストをつくり、前記ペーストを基板に塗布し、前
記基板を気孔率1%以上のセラミツクスを材質と
する焼成ボートに収め、前記基板に気孔率0.5%
以下のセラミツクスを材質とする有孔蓋をかぶせ
て焼成炉内で連続移動焼成することを特徴とする
焼結膜の製造方法である。 実施例の説明 従来は焼成容器を構成する焼成ボートと焼成用
蓋を同じ材質のもので作り、検討をすすめてきた
が、気孔率0.5%以下の緻密なアルミナを材質と
する焼成容器を用いた場合、破損するのは焼成ボ
ートだけであることに気付いたので、次に焼成ボ
ートと焼成用蓋の材質をかえることを検討した。
すなわち焼成ボートは破損しやすいので熱シヨツ
クに強い材質のものを、焼成用蓋は破損しにくい
ので気孔率0.5%以下の緻密なアルミナを用いて
みた。その結果焼成容器は破損しないで黄色の低
抵抗のCdS焼結膜を得ることができた。 実施例 1 以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。CdS粉末100grに対し、融剤として働く塩化
カドミウムを10gr加え、粘度調節のために有機結
合剤を適当量入れCdSペーストをつくる。このペ
ーストをスクリーン印刷機を用いて、縦300mm、
横300mm、厚さ3mmのガラス基板上に印刷し、乾
燥した後第1図のベルト式連続焼成炉で焼成す
る。焼成炉はヒーター1によつて加熱され、炉心
管2の中央部の温度が約690℃になるよう制御さ
れている。CdSペーストを印刷・乾燥したガラス
基板を有孔蓋つきアルミナ焼成ケース3に入れ、
ベルト4上に乗せてベルトスピードが2〜4cm/
minの速さで連続的に送入する。 焼成ケースの蓋およびボートの構造を第2図
a,bおよび第3図a,bに示す。蓋は気孔率
0.1%の緻密なアルミナを材質としたものである。
またボートは気孔率2%のアルミナを材質とした
ものである。 炉内に入つた有孔蓋つきアルミナ焼成ケース3
の中では、温度上昇と共に融剤として加えた塩化
カドミウムが融解して、塩化カドミウムの蒸気が
充満する。その結果、CdS粉末は塩化カドミウム
に一部融解しながら、再結晶が除々に行なわれ、
結晶成長が促進される。焼成が進むにつれて、ボ
ート内に充満していた塩化カドミウムの蒸気は、
徐々にボートにあけられた孔を通つて炉内に出て
いく。炉内に排気された塩化カドミウムのガスは
焼結炉内に伸びている多数の小さな穴のあいたパ
イプ5より出てくる不活性ガスと混合され、焼結
炉入口に設けられたパイプ6によつて排気され
る。また焼結炉の両側7,8には焼結炉外のガス
侵入を防ぐために窒素ガスを流している。このよ
うにしてつくつたCdS焼結膜の色は黄色であり、
面抵抗も低く100Ω/□以下であつた。一方、焼
成ケースとして蓋もボートも気孔率0.1%のアル
ミナを材質としたものを用いて、ベルト式連続焼
成炉で焼成した場合はボートが破損した。また、
蓋もボートも気孔率2%のアルミナを材質とした
ものを用いた場合は、CdS焼結膜の色は茶褐色で
あり、面抵抗も1KΩ/□をこえるものしかでき
なかつた。 実施例 2 CdTeの粉末またはカドミウムとテルルの混合
粉末100grに対し、融剤として働く塩化カドミウ
ムを0.5gr加え、粘度調節のために有機結合剤を
適当量入れてCdTeペーストをつくる。このペー
ストをスクリーン印刷機を用いて、実施例1で述
べた黄色で低抵抗のCdS焼結膜上に印刷し、乾燥
した後、実施例1と同様に有孔蓋付きアルミナボ
ートに入れ、ベルト式連続焼成炉で620℃で焼成
する。蓋は0.1%の気孔率のアルミナを、またボ
ートは2%の気孔率のアルミナを材質としたもの
である。 このようにしてつくつたCdTe焼結膜上にカー
ボンペーストをスクリーン印刷機を用いて印刷
し、乾燥後、400℃で30分間不活性ガス中で熱処
理し、カーボン電極を形成する。カーボンペース
ト中には微量のアクセプタ不純物が含有されてお
り、熱処理中にこの不純物がCdTe中に拡散しp
形のCdTeができ、n形のCdSとの間にp−n接
合が形成される。最後にCdS側に銀−インジウム
電極を、またカーボン電極の上に銀補助電極をス
クリーン印刷法でつけ30cm角基板太陽電池を完成
した。この太陽電池の変換効率は9.1%と高い。 一方、蓋もボートも気孔率2%のアルミナを材
質としたもので焼成したCdTe焼結膜は表面が白
つぽく、このCdTe焼結膜よりつくつた太陽電池
の変換効率は1.2%と低かつた。 第1表は色々な材質の焼成ケースを用いて焼成
したCdS焼結膜およびCdTe焼結膜よりつくつた
30cm角の太陽電池の変換効率を示したものであ
る。蓋は気孔率0.5%以下のセラミツクスをボー
トは気孔率1%以上のセラミツクスを材質とする
と良好な結果が得られることが分る。なおボート
の材料として気孔率1%以下の緻密なセラミツク
スを用いると破損しやすくなる。
した大面積の硫化カドミウム(CdS)またはテル
ル化カドミウム(CdTe)焼結膜の製造方法に関
するものである。 従来例の構成とその問題点 量産性に優れたスクリーン印刷、焼結という方
法でつくられるCdS焼結膜/CdTe焼結膜太陽電
池(以下焼結膜形CdS/CdTe太陽電池という)
では10cm角のガラス基板の上につくつたもので変
換効率10%程度のものが得られている(電子材料
1983年6月号P.108)。この太陽電池の主役を演じ
るCdS焼結膜およびCdTe焼結膜は、いわゆるフ
ラツクス法という方法で焼結させる。すなわち、
CdS粉末、CdTe粉末、またはCdとTeの混合粉末
に、一定量の塩化カドミウム粉末を加え、ペース
トをつくり、基板に塗布し、その基板を緻密なア
ルミナを材質とする焼成ボードに収め、同じ材質
の有孔蓋をかぶせて焼成炉内で連続移動焼成して
作成する。 この際、塩化カドミウムはフラツクスとして働
きCdSまたはCdTeの焼結に役立つ。CdSの焼結
の場合を例にとつて説明すると焼成中まず塩化カ
ドミウムが溶け(融点568℃)、この中にCdS粉が
溶け込み再結晶することにより粒成長し、焼結が
進むと考えられている(Japanese Journal
Applied Physics21 800(1982))。融剤として働
いた塩化カドミウムは蒸発し、焼成用蓋の穴から
徐々に出ていく。蓋穴の面積が小さくて、塩化カ
ドミウムが多量にCdS焼結膜中に残ると太陽電池
の性能は悪くなる。また、蓋穴の面積が大きすぎ
たり、焼成容器の材質が気孔率の大きいものであ
つたりすると、CdSの焼結がすすまないうちに塩
化カドミウムがでていつてしまい、やはり太陽電
池の性能は悪くなる。 従来はこの焼成容器の材質として気孔率0.5%
以下のアルミナを用いており、10cm角よりも小さ
い焼結膜を焼成する場合は殆ど問題は生じなかつ
た。ところが基板の面積を30cm角にまで広げ、焼
成容器も30cm角の基板が入るような大きなものを
用いた場合、気孔率が0.5%以下の緻密なアルミ
ナを材質としたものでは焼成中、焼成容器が割れ
て使用できなかつた。これは連続移動焼成をして
いるので電気炉内の温度勾配により、焼成容器の
前の部分と後の部分で温度差が生じ膨張に差がで
きて、破損したものと考えられる。 そこで30cm角用焼成容器として、次に気孔率は
20%と大きい熱シヨツクに強いムライトを材質と
したものを用いてCdS膜を焼結させた。 この場合は焼成容器の破損は防止することがで
きたが、CdS焼結膜の色が茶褐色のものしか得ら
れず抵抗も高かつた。次に気孔率1%のアルミナ
を材質とした焼成容器を用いてCdS焼結膜を焼成
してみた。この焼成容器は気孔率0.5%以下の緻
密なアルミナを材質とするものに比べて熱シヨツ
クに強いが、上述のムライトを材質とするものに
比べては弱い。この場合も焼成容器の破損は防止
することができた。しかしCdS焼結膜の色はムラ
イトを材質とした焼成容器を使用した場合と比べ
て黄色に近いが、まだ茶褐色であり抵抗も高かつ
た。 このように焼成容器の材質を色々かえてみたが
30cm角の黄色で低抵抗のCdS焼結膜を得ることは
できなかつた。 発明の目的 本発明はこのような従来の欠点を除去するもの
であり、大面積で低抵抗の太陽電池に適したCdS
焼結膜またはテルル化カドミウム焼結膜の製造方
法を提供することを目的とする。 発明の構成 本発明は、硫化カドミウム粉末またはテルル化
カドミウム粉末またはカドミウムとテルルの混合
粉末に一定量の塩化カドミウム粉末を加えてペー
ストをつくり、前記ペーストを基板に塗布し、前
記基板を気孔率1%以上のセラミツクスを材質と
する焼成ボートに収め、前記基板に気孔率0.5%
以下のセラミツクスを材質とする有孔蓋をかぶせ
て焼成炉内で連続移動焼成することを特徴とする
焼結膜の製造方法である。 実施例の説明 従来は焼成容器を構成する焼成ボートと焼成用
蓋を同じ材質のもので作り、検討をすすめてきた
が、気孔率0.5%以下の緻密なアルミナを材質と
する焼成容器を用いた場合、破損するのは焼成ボ
ートだけであることに気付いたので、次に焼成ボ
ートと焼成用蓋の材質をかえることを検討した。
すなわち焼成ボートは破損しやすいので熱シヨツ
クに強い材質のものを、焼成用蓋は破損しにくい
ので気孔率0.5%以下の緻密なアルミナを用いて
みた。その結果焼成容器は破損しないで黄色の低
抵抗のCdS焼結膜を得ることができた。 実施例 1 以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。CdS粉末100grに対し、融剤として働く塩化
カドミウムを10gr加え、粘度調節のために有機結
合剤を適当量入れCdSペーストをつくる。このペ
ーストをスクリーン印刷機を用いて、縦300mm、
横300mm、厚さ3mmのガラス基板上に印刷し、乾
燥した後第1図のベルト式連続焼成炉で焼成す
る。焼成炉はヒーター1によつて加熱され、炉心
管2の中央部の温度が約690℃になるよう制御さ
れている。CdSペーストを印刷・乾燥したガラス
基板を有孔蓋つきアルミナ焼成ケース3に入れ、
ベルト4上に乗せてベルトスピードが2〜4cm/
minの速さで連続的に送入する。 焼成ケースの蓋およびボートの構造を第2図
a,bおよび第3図a,bに示す。蓋は気孔率
0.1%の緻密なアルミナを材質としたものである。
またボートは気孔率2%のアルミナを材質とした
ものである。 炉内に入つた有孔蓋つきアルミナ焼成ケース3
の中では、温度上昇と共に融剤として加えた塩化
カドミウムが融解して、塩化カドミウムの蒸気が
充満する。その結果、CdS粉末は塩化カドミウム
に一部融解しながら、再結晶が除々に行なわれ、
結晶成長が促進される。焼成が進むにつれて、ボ
ート内に充満していた塩化カドミウムの蒸気は、
徐々にボートにあけられた孔を通つて炉内に出て
いく。炉内に排気された塩化カドミウムのガスは
焼結炉内に伸びている多数の小さな穴のあいたパ
イプ5より出てくる不活性ガスと混合され、焼結
炉入口に設けられたパイプ6によつて排気され
る。また焼結炉の両側7,8には焼結炉外のガス
侵入を防ぐために窒素ガスを流している。このよ
うにしてつくつたCdS焼結膜の色は黄色であり、
面抵抗も低く100Ω/□以下であつた。一方、焼
成ケースとして蓋もボートも気孔率0.1%のアル
ミナを材質としたものを用いて、ベルト式連続焼
成炉で焼成した場合はボートが破損した。また、
蓋もボートも気孔率2%のアルミナを材質とした
ものを用いた場合は、CdS焼結膜の色は茶褐色で
あり、面抵抗も1KΩ/□をこえるものしかでき
なかつた。 実施例 2 CdTeの粉末またはカドミウムとテルルの混合
粉末100grに対し、融剤として働く塩化カドミウ
ムを0.5gr加え、粘度調節のために有機結合剤を
適当量入れてCdTeペーストをつくる。このペー
ストをスクリーン印刷機を用いて、実施例1で述
べた黄色で低抵抗のCdS焼結膜上に印刷し、乾燥
した後、実施例1と同様に有孔蓋付きアルミナボ
ートに入れ、ベルト式連続焼成炉で620℃で焼成
する。蓋は0.1%の気孔率のアルミナを、またボ
ートは2%の気孔率のアルミナを材質としたもの
である。 このようにしてつくつたCdTe焼結膜上にカー
ボンペーストをスクリーン印刷機を用いて印刷
し、乾燥後、400℃で30分間不活性ガス中で熱処
理し、カーボン電極を形成する。カーボンペース
ト中には微量のアクセプタ不純物が含有されてお
り、熱処理中にこの不純物がCdTe中に拡散しp
形のCdTeができ、n形のCdSとの間にp−n接
合が形成される。最後にCdS側に銀−インジウム
電極を、またカーボン電極の上に銀補助電極をス
クリーン印刷法でつけ30cm角基板太陽電池を完成
した。この太陽電池の変換効率は9.1%と高い。 一方、蓋もボートも気孔率2%のアルミナを材
質としたもので焼成したCdTe焼結膜は表面が白
つぽく、このCdTe焼結膜よりつくつた太陽電池
の変換効率は1.2%と低かつた。 第1表は色々な材質の焼成ケースを用いて焼成
したCdS焼結膜およびCdTe焼結膜よりつくつた
30cm角の太陽電池の変換効率を示したものであ
る。蓋は気孔率0.5%以下のセラミツクスをボー
トは気孔率1%以上のセラミツクスを材質とする
と良好な結果が得られることが分る。なおボート
の材料として気孔率1%以下の緻密なセラミツク
スを用いると破損しやすくなる。
【表】
発明の効果
以上の説明から明らかなように本発明の焼結膜
の製造方法によれば30cm角のような大形のCdS/
CdTe太陽電池でも高い変換効率が得られる。
の製造方法によれば30cm角のような大形のCdS/
CdTe太陽電池でも高い変換効率が得られる。
第1図は本発明の焼結膜の製造方法に使用する
焼成時のベルト式連続焼成炉の断面図、第2図
a,bは有孔蓋の平面図と断面図、第3図a,b
はボートの平面図と断面図である。 1……ヒーター、2……炉心管、3……焼成ケ
ース、4……ベルト、5……不活性ガス流入パイ
プ、6……排気パイプ、7……出口側窒素ガスカ
ーテン、8……入口側窒素ガスカーテン、9……
有孔蓋、10……焼成ボート。
焼成時のベルト式連続焼成炉の断面図、第2図
a,bは有孔蓋の平面図と断面図、第3図a,b
はボートの平面図と断面図である。 1……ヒーター、2……炉心管、3……焼成ケ
ース、4……ベルト、5……不活性ガス流入パイ
プ、6……排気パイプ、7……出口側窒素ガスカ
ーテン、8……入口側窒素ガスカーテン、9……
有孔蓋、10……焼成ボート。
Claims (1)
- 1 硫化カドミウム粉末またはテルル化カドミウ
ム粉末またはカドミウムとテルルの混合粉末に一
定量の塩化カドミウム粉末を加えてペーストをつ
くり、前記ペーストを基板に塗布し、前記基板を
気孔率1%以上のセラミツクスを材質とする焼成
ボートに収め、前記基板に気孔率0.5%以下のセ
ラミツクスを材質とする有孔蓋をかぶせて焼成炉
内で連続移動焼成することを特徴とする焼結膜の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59061161A JPS60204685A (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 焼結膜の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59061161A JPS60204685A (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 焼結膜の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60204685A JPS60204685A (ja) | 1985-10-16 |
JPS6362469B2 true JPS6362469B2 (ja) | 1988-12-02 |
Family
ID=13163135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59061161A Granted JPS60204685A (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 焼結膜の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60204685A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4591170B2 (ja) * | 2004-11-15 | 2010-12-01 | パナソニック株式会社 | フッ素含有水の処理装置 |
-
1984
- 1984-03-30 JP JP59061161A patent/JPS60204685A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60204685A (ja) | 1985-10-16 |
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