JPH0464192B2 - - Google Patents
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- JPH0464192B2 JPH0464192B2 JP58094192A JP9419283A JPH0464192B2 JP H0464192 B2 JPH0464192 B2 JP H0464192B2 JP 58094192 A JP58094192 A JP 58094192A JP 9419283 A JP9419283 A JP 9419283A JP H0464192 B2 JPH0464192 B2 JP H0464192B2
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
- Y02E10/543—Solar cells from Group II-VI materials
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
Landscapes
- Photovoltaic Devices (AREA)
- Insulating Bodies (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明はCdS/CdTe系太陽電池に使用する焼
結膜の製造方法に関するものである。 従来例の構成とその問題点 焼結膜の製造方法の1つとして半導体粉末を用
いて印刷ペーストを作製し、このペーストをスク
リーン印刷法で基板上に塗布後、乾燥、焼成を行
なうことにより製造する方法がある。この製造方
法では半導体粉末を焼成中に結晶成長させるため
に印刷ペーストの中に融剤を添加している。この
様な融剤を用いた半導体膜の焼成は、これまで主
に高抵抗な光導電素子の製造方法として用いられ
てきた。その場合の焼成方法としては、半導体膜
を塗布した基板をそのままの状態で焼成炉に入れ
るか、密閉した容器中に入れて焼成炉に入れてい
た。 ところが特公昭52−25305号公報で、同一基板
上に多数個の高抵抗な光導電素子を製造する場合
にそれらの光導電素子の特性を揃えるために有孔
蓋付きの焼成容器が使用することが開示されてい
る。 一方、太陽電池用の半導体膜としては、低抵抗
であることが必要である。ところがスクリーン印
刷法による基板への半導体層の塗布とその後の焼
成による半導体焼結膜の製造方法では、これまで
太陽電池用の低抵抗な膜の製造は、前述の基板を
そのままの状態で焼成炉に入れるか、密閉した容
器中に入れて焼成していた。しかし、いずれの場
合も低抵抗な半導体膜を得ることが困難であり、
融剤を用いた焼成膜により製造された太陽電池は
十分な出力特性を示さず、これまで実用化されて
いない。 以下、従来例の欠点を詳細に説明する。太陽電
池用半導体材料として−族化合物半導体は有
望であり、その薄膜太陽電池の開発が活発に行な
われている。その場合、CdS,CdSeなどの焼結
膜を得るために、融剤としてCdCl2が用いられ
る。しかし、太陽電池用の半導体膜としては低抵
抗であることが必要であり、またヘテロ接合太陽
電池の窓材料として使用される場合には、光の透
過率が高いことが大切であるが、このような要求
を満す焼結膜を得ることはCdCl2などの融剤を用
いた製造方法ではこれまで困難であつた。その理
由をCdS膜の作製を例にとつて説明する。 CdS焼結膜を得るためには融剤としてCdCl2が
用いられるが、この融剤の働きが焼結膜に与える
影響は非常に大きい。例えば、CdS膜を塗布した
基板を密閉容器中に入れベルト式の焼成炉中で焼
成を行なうと、まず共晶点以上(522℃)の温度
でCdCl2融液の中にCdSが溶け込み、その後の温
度上昇でCdCl2が蒸発しだす。 その結果、過飽和融液中でのCdSの結晶成長が
行なわれ、CdS焼結膜が得られる。ところが、密
閉容器中ではこのCdCl2の容器外への蒸発が行な
われないため、十分に結晶成長し透過率の高い膜
となるが、焼成中にCdCl2のCl-が多量に膜中に
残存しCdS膜の抵抗が高くなつてしまい、太陽電
池用の焼成膜としては使用できない。 また、基板をそのままベルト炉中に入れて焼成
すると、焼成中にCdCl2融剤が瞬時に蒸発してし
まうため、CdSの結晶成長が十分に行なわれず、
粒径の小さいCdS膜が得られる。ところがこの様
な膜では膜中に残存するCl-は少ないという結果
となるが、結晶粒の成長が不十分であるため透過
率の低い高抵抗なCdS膜が得られることになり、
やはり太陽電池用の焼結膜としは使用できない。 そこで焼成容器の蓋の部分に穴を開け、その穴
を通してCdCl2融剤蒸気の蒸発のコントロールを
行なえば結晶成長を十分に行なわれ、膜中に残存
するCl-量の少ない低抵抗な焼結膜が得られる可
能性があるため、焼成容器の蓋の穴の径とその個
数を変えて、焼成中のCdCl2融剤蒸発速度の制御
を行なう方法を検討した。その結果、焼成容器に
入れる基板面積と焼成容器の蓋の穴の面積とを調
整することにより、すなわち焼成容器の蓋の穴面
積を、従来特公昭52−25305号公報により提案さ
れていたような高抵抗の光導電素子を製造する方
法におけるよりもいちじるしく狭めることによ
り、低抵抗な焼結膜を再現性よく容易に得られる
ことがわかつた。 発明の目的 本発明は、融剤を用いて製造した半導体薄膜よ
りなる太陽電池の製造において、低抵抗な半導体
薄膜の製造方法を提供することを目的とするもの
である。即ち、上述の特公昭52−25305号公報で、
同一基板上の複数個の高抵抗光導電素子の光導電
特性を揃えるために使用された有孔蓋つきのボー
トに基板を入れて焼成する製造方法を改良するこ
とにより低抵抗な半導体薄膜を得ることを目的と
する。 発明の構成 本発明の焼結膜の製造法は、複数個の開孔を有
する焼成容器内で被焼結膜を焼成する焼結膜の製
造において、前記複数個の開孔の面積の総和を焼
成される被焼結膜面積の0.4%から2.0%にするも
のである。 実施例の説明 以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説明
する。第1図、第2図は本発明を実施するために
用いられた焼成容器のボート部分と蓋の部分図で
あり第3図は本発明の実施例の方法により製造さ
れた太陽電池の構造図である。 CdS粉末100gに対してCdCl210gを添加し、粘
度調整節のためプロピレングリコールを適量混合
してCdS印刷ペーストを作製する。10cm×10cmの
ガラス基板上にスクリーン印刷機を用いてこのペ
ーストを全面印刷した後、100℃の乾燥機で1時
間乾燥する。乾燥後、基板をアルミナ製の焼成ボ
ート1の中に入れ、その上にアルミナ製の有孔蓋
2を置く。焼成ボートの深さは3mmで、ボートの
大きさは内径10.2cm×10.2cmである。この焼成ボ
ートを690℃の温度に保たれたベルト式焼成炉に
入れ約60〜90分間焼成する。焼成の穴3の効果を
調べるため、穴の径と数を変えたアルミナ製の蓋
を作製し、前述のCdS基板の焼成を行なつた。こ
れら約30μ厚のCdS焼結膜を用い、太陽電池とし
ての特性を評価した。太陽電池は第3図の構造で
次の様にして作製した。Cd粉末とTe粉末100gに
CdCl2粉末0.5gを添加し、適量のプロピレングリ
コールと混合することによりCdTe印刷ペースト
を作製する。この印刷ペーストをガラス基板4上
のCdS焼結膜5上にスクリーン印刷法にて塗布し
乾燥する、この基板を前述のアルミナ製の焼成容
器中に入れベルト式焼成炉の620℃の温度で約1
時間焼成する。この時使用するアルミナ製の焼成
容器はすべて同一であり、蓋の穴の面積は、1mm
の穴を181個開けたもので穴の総和面積は約1.42
cm2である。 この様にして得られたCdTe膜6上にカーボン
ペーストを用いてカーボン層を印刷し、400℃で
約30分間ベルト式焼成炉で焼成することによりカ
ーボン電極7を形成する。このカーボン電極上に
Ag電極8とCdS膜上にAg−In電極9をそれぞれ
スクリーン印刷とその後の熱処理で形成し、Ag
電極とAg−In電極よりリード線10を取り出し
CdS/CdTe太陽電池を作製した。この太陽電池
にAM1.5、100mw/cm2のソーラシミユレターか
らの光を照射しエネルギー変換効率(真性変換効
率)を測定した。第1表に、CdS焼結膜の焼成時
の焼成容器の蓋の穴の総和面積を変えた場合の各
CdS膜の諸特性とこれらのCdS/CdTe太陽電池
の特性を示した。
結膜の製造方法に関するものである。 従来例の構成とその問題点 焼結膜の製造方法の1つとして半導体粉末を用
いて印刷ペーストを作製し、このペーストをスク
リーン印刷法で基板上に塗布後、乾燥、焼成を行
なうことにより製造する方法がある。この製造方
法では半導体粉末を焼成中に結晶成長させるため
に印刷ペーストの中に融剤を添加している。この
様な融剤を用いた半導体膜の焼成は、これまで主
に高抵抗な光導電素子の製造方法として用いられ
てきた。その場合の焼成方法としては、半導体膜
を塗布した基板をそのままの状態で焼成炉に入れ
るか、密閉した容器中に入れて焼成炉に入れてい
た。 ところが特公昭52−25305号公報で、同一基板
上に多数個の高抵抗な光導電素子を製造する場合
にそれらの光導電素子の特性を揃えるために有孔
蓋付きの焼成容器が使用することが開示されてい
る。 一方、太陽電池用の半導体膜としては、低抵抗
であることが必要である。ところがスクリーン印
刷法による基板への半導体層の塗布とその後の焼
成による半導体焼結膜の製造方法では、これまで
太陽電池用の低抵抗な膜の製造は、前述の基板を
そのままの状態で焼成炉に入れるか、密閉した容
器中に入れて焼成していた。しかし、いずれの場
合も低抵抗な半導体膜を得ることが困難であり、
融剤を用いた焼成膜により製造された太陽電池は
十分な出力特性を示さず、これまで実用化されて
いない。 以下、従来例の欠点を詳細に説明する。太陽電
池用半導体材料として−族化合物半導体は有
望であり、その薄膜太陽電池の開発が活発に行な
われている。その場合、CdS,CdSeなどの焼結
膜を得るために、融剤としてCdCl2が用いられ
る。しかし、太陽電池用の半導体膜としては低抵
抗であることが必要であり、またヘテロ接合太陽
電池の窓材料として使用される場合には、光の透
過率が高いことが大切であるが、このような要求
を満す焼結膜を得ることはCdCl2などの融剤を用
いた製造方法ではこれまで困難であつた。その理
由をCdS膜の作製を例にとつて説明する。 CdS焼結膜を得るためには融剤としてCdCl2が
用いられるが、この融剤の働きが焼結膜に与える
影響は非常に大きい。例えば、CdS膜を塗布した
基板を密閉容器中に入れベルト式の焼成炉中で焼
成を行なうと、まず共晶点以上(522℃)の温度
でCdCl2融液の中にCdSが溶け込み、その後の温
度上昇でCdCl2が蒸発しだす。 その結果、過飽和融液中でのCdSの結晶成長が
行なわれ、CdS焼結膜が得られる。ところが、密
閉容器中ではこのCdCl2の容器外への蒸発が行な
われないため、十分に結晶成長し透過率の高い膜
となるが、焼成中にCdCl2のCl-が多量に膜中に
残存しCdS膜の抵抗が高くなつてしまい、太陽電
池用の焼成膜としては使用できない。 また、基板をそのままベルト炉中に入れて焼成
すると、焼成中にCdCl2融剤が瞬時に蒸発してし
まうため、CdSの結晶成長が十分に行なわれず、
粒径の小さいCdS膜が得られる。ところがこの様
な膜では膜中に残存するCl-は少ないという結果
となるが、結晶粒の成長が不十分であるため透過
率の低い高抵抗なCdS膜が得られることになり、
やはり太陽電池用の焼結膜としは使用できない。 そこで焼成容器の蓋の部分に穴を開け、その穴
を通してCdCl2融剤蒸気の蒸発のコントロールを
行なえば結晶成長を十分に行なわれ、膜中に残存
するCl-量の少ない低抵抗な焼結膜が得られる可
能性があるため、焼成容器の蓋の穴の径とその個
数を変えて、焼成中のCdCl2融剤蒸発速度の制御
を行なう方法を検討した。その結果、焼成容器に
入れる基板面積と焼成容器の蓋の穴の面積とを調
整することにより、すなわち焼成容器の蓋の穴面
積を、従来特公昭52−25305号公報により提案さ
れていたような高抵抗の光導電素子を製造する方
法におけるよりもいちじるしく狭めることによ
り、低抵抗な焼結膜を再現性よく容易に得られる
ことがわかつた。 発明の目的 本発明は、融剤を用いて製造した半導体薄膜よ
りなる太陽電池の製造において、低抵抗な半導体
薄膜の製造方法を提供することを目的とするもの
である。即ち、上述の特公昭52−25305号公報で、
同一基板上の複数個の高抵抗光導電素子の光導電
特性を揃えるために使用された有孔蓋つきのボー
トに基板を入れて焼成する製造方法を改良するこ
とにより低抵抗な半導体薄膜を得ることを目的と
する。 発明の構成 本発明の焼結膜の製造法は、複数個の開孔を有
する焼成容器内で被焼結膜を焼成する焼結膜の製
造において、前記複数個の開孔の面積の総和を焼
成される被焼結膜面積の0.4%から2.0%にするも
のである。 実施例の説明 以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説明
する。第1図、第2図は本発明を実施するために
用いられた焼成容器のボート部分と蓋の部分図で
あり第3図は本発明の実施例の方法により製造さ
れた太陽電池の構造図である。 CdS粉末100gに対してCdCl210gを添加し、粘
度調整節のためプロピレングリコールを適量混合
してCdS印刷ペーストを作製する。10cm×10cmの
ガラス基板上にスクリーン印刷機を用いてこのペ
ーストを全面印刷した後、100℃の乾燥機で1時
間乾燥する。乾燥後、基板をアルミナ製の焼成ボ
ート1の中に入れ、その上にアルミナ製の有孔蓋
2を置く。焼成ボートの深さは3mmで、ボートの
大きさは内径10.2cm×10.2cmである。この焼成ボ
ートを690℃の温度に保たれたベルト式焼成炉に
入れ約60〜90分間焼成する。焼成の穴3の効果を
調べるため、穴の径と数を変えたアルミナ製の蓋
を作製し、前述のCdS基板の焼成を行なつた。こ
れら約30μ厚のCdS焼結膜を用い、太陽電池とし
ての特性を評価した。太陽電池は第3図の構造で
次の様にして作製した。Cd粉末とTe粉末100gに
CdCl2粉末0.5gを添加し、適量のプロピレングリ
コールと混合することによりCdTe印刷ペースト
を作製する。この印刷ペーストをガラス基板4上
のCdS焼結膜5上にスクリーン印刷法にて塗布し
乾燥する、この基板を前述のアルミナ製の焼成容
器中に入れベルト式焼成炉の620℃の温度で約1
時間焼成する。この時使用するアルミナ製の焼成
容器はすべて同一であり、蓋の穴の面積は、1mm
の穴を181個開けたもので穴の総和面積は約1.42
cm2である。 この様にして得られたCdTe膜6上にカーボン
ペーストを用いてカーボン層を印刷し、400℃で
約30分間ベルト式焼成炉で焼成することによりカ
ーボン電極7を形成する。このカーボン電極上に
Ag電極8とCdS膜上にAg−In電極9をそれぞれ
スクリーン印刷とその後の熱処理で形成し、Ag
電極とAg−In電極よりリード線10を取り出し
CdS/CdTe太陽電池を作製した。この太陽電池
にAM1.5、100mw/cm2のソーラシミユレターか
らの光を照射しエネルギー変換効率(真性変換効
率)を測定した。第1表に、CdS焼結膜の焼成時
の焼成容器の蓋の穴の総和面積を変えた場合の各
CdS膜の諸特性とこれらのCdS/CdTe太陽電池
の特性を示した。
【表】
第1表より明らかなように蓋穴の総和面積の小
さい場合はCdS膜の面抵抗が高く膜中に残存する
Cl-量も多い。ところが穴の総和面積の増加につ
れ面抵抗も減少し、穴の総和面積が0.4〜2.0cm2の
範囲でほぼ一定の70〜180Ω/□の面抵抗を示す
様になり、低抵抗のCdS膜が得られている。とこ
ろが、更に穴総和面積を増加させるとCdS膜の面
抵抗が徐々に増加するとともに結晶粒径も減少し
だす。この結晶粒径の減少は膜抵抗の増大ととも
に光の透過率の減少をも引き起こす。 以上の様なCdS膜の特徴が太陽電池の変換効率
に与える影響はどうかとみると穴の総和面積0.3
cm2以下の場合は変換効率が悪い。この原因はCdS
膜の面抵抗の高さとともに第4図の分光感度特性
の曲線11のような短波長側での感度の低下によ
る原因が大きい。これはCdS膜中に残存するCl-
量によるもので、この残存量が多ければ多いほど
太陽電池を作製した場合、CdS膜とCdTe膜との
界面にCl-の働きで厚いCdSXTe1-X層が形成され、
この層による光吸収のため短波長側の感度が低下
することがわかつた。したがつてCdS膜中の残存
Cl-量は少ないことが望ましい。穴の総和面積が
0.4cm2以上の場合のCdS膜を用いて太陽電池を作
製した場合の分光感度特性は、曲線12のごとく
短波長側の感度はCdS膜の基礎吸収端(0.52μm)
で決まり残存Cl-量による特性への影響はみられ
ない。穴の総和面積0.4cm2から2.0cm2の範囲の太陽
電池はCdS膜の面抵抗も低く、結晶粒径も25〜
35μmと大きく光の透過率も高いため真性変換効
率は7.0〜8.5%と高く安定である。ところが穴の
総和面積3.1cm2以上の場合、残存Cl-量は穴の総和
面積0.4〜2.0cm2の場合と同様低く、短波長側感度
の低下はないが、CdS膜の面抵抗が大きくなりは
じめることと結晶粒径の減少による光の透過率の
低下のため真性変換効率は穴面積の増加により低
下しだし7.0%以上のものは得られなかつた。 以上の様にCdS膜焼成時のアルミナ製焼成容器
の蓋の穴の総和面積の変化により、CdS膜および
それを用いて作製したCdS/CdTe太陽電池の特
性に明らかに変化のあることがわかつた。即ち、
穴の総和面積が小さい場合は、CdS膜に残存する
Cl-量が光起電力特性に悪い影響を与え穴の総和
面積の大きい場合は、CdS膜の結晶粒径が十分成
長せず、膜の高抵抗化と光の透過率の低下を生じ
変換効率の高い太陽電池が得られなかつた。太陽
電池用のCdS膜として十分に低抵抗で光の透過率
高い特性を示す膜は、焼成容器の蓋穴の面積総和
が0.4〜2.0cm2の範囲の場合に得られ、CdS/CdTe
太陽電池の変換効率が7.0%以上と高く実用上問
題はない。 また、CdS印刷ペーストの作製時、CdCl2粉末
の添加量をCdS粉末100gに対して6〜12gと変え
て同様の実験を行なつたが第1表の傾向とほとん
ど同じであり蓋穴の総和面積が0.4〜2.0cm2の場合
に、CdS膜の抵抗が低く太陽電池の変換効率も大
きかつた。また、アルミナ製蓋穴の穴は同じ大き
さの穴を左右、上下対称で均一に配置した場合ほ
どCdS膜の膜抵抗の均一なものが得られ、その抵
抗値のバラツキは10×10cm2基板で±10%以内であ
つた。このCdS膜と接合を形成するCdTe膜の焼
成時においても同様の傾向があり、焼成用のアル
ミナ製蓋穴の総和面積が上記の範囲の場合に最も
よい接合特性を示し太陽電池の変換効率も7.0〜
8.5%と高かつた。 さらに、太陽電池用の窓材料として用いられる
ZnXCd1-XS膜(X=0.1)の場合でも、融剤とし
てCdCl2を用いた場合には同様の結果が得られ
た。蓋穴の総和面積が0.4〜2.0cm2の場合にZnX
Cd1-XS焼成膜の抵抗が最も低く300〜600Ω/□
となつた。 この様なアルミナ製の焼成容器は、材質として
は、石英ガラス、磁器のような耐薬品、耐熱性の
あるものであればどのようなものでも利用できる
し、蓋にあける穴も、穴でなくてもCdCl2が通過
できるような部分があれば、同様の効果が得られ
る。 発明の効果 本発明の方法によれば、融剤を用いた焼結膜の
製造時に有孔蓋付の焼成容器を用い、その蓋の穴
面積を調整するだけで低抵抗の焼結膜が安定に得
られる。すなわちこれまでCdS/CdTe系太陽電
池用の低抵抗な焼結膜を得ることは困難であつた
が、本発明の方法によれば焼成時に蓋穴の総和面
積が焼結膜面積の0.4〜2.0%ある焼成容器さえ用
いれば容易に低抵抗な膜が得られ、その工業上の
利点は大きい。また安価で、実用的な太陽電池を
容易に大量生産することができる製造方法である
スクリーン印刷ベルト炉焼成法の特徴を失うこと
なく、変換効率の高い太陽電池を再現性よく製造
することができる利点もある。
さい場合はCdS膜の面抵抗が高く膜中に残存する
Cl-量も多い。ところが穴の総和面積の増加につ
れ面抵抗も減少し、穴の総和面積が0.4〜2.0cm2の
範囲でほぼ一定の70〜180Ω/□の面抵抗を示す
様になり、低抵抗のCdS膜が得られている。とこ
ろが、更に穴総和面積を増加させるとCdS膜の面
抵抗が徐々に増加するとともに結晶粒径も減少し
だす。この結晶粒径の減少は膜抵抗の増大ととも
に光の透過率の減少をも引き起こす。 以上の様なCdS膜の特徴が太陽電池の変換効率
に与える影響はどうかとみると穴の総和面積0.3
cm2以下の場合は変換効率が悪い。この原因はCdS
膜の面抵抗の高さとともに第4図の分光感度特性
の曲線11のような短波長側での感度の低下によ
る原因が大きい。これはCdS膜中に残存するCl-
量によるもので、この残存量が多ければ多いほど
太陽電池を作製した場合、CdS膜とCdTe膜との
界面にCl-の働きで厚いCdSXTe1-X層が形成され、
この層による光吸収のため短波長側の感度が低下
することがわかつた。したがつてCdS膜中の残存
Cl-量は少ないことが望ましい。穴の総和面積が
0.4cm2以上の場合のCdS膜を用いて太陽電池を作
製した場合の分光感度特性は、曲線12のごとく
短波長側の感度はCdS膜の基礎吸収端(0.52μm)
で決まり残存Cl-量による特性への影響はみられ
ない。穴の総和面積0.4cm2から2.0cm2の範囲の太陽
電池はCdS膜の面抵抗も低く、結晶粒径も25〜
35μmと大きく光の透過率も高いため真性変換効
率は7.0〜8.5%と高く安定である。ところが穴の
総和面積3.1cm2以上の場合、残存Cl-量は穴の総和
面積0.4〜2.0cm2の場合と同様低く、短波長側感度
の低下はないが、CdS膜の面抵抗が大きくなりは
じめることと結晶粒径の減少による光の透過率の
低下のため真性変換効率は穴面積の増加により低
下しだし7.0%以上のものは得られなかつた。 以上の様にCdS膜焼成時のアルミナ製焼成容器
の蓋の穴の総和面積の変化により、CdS膜および
それを用いて作製したCdS/CdTe太陽電池の特
性に明らかに変化のあることがわかつた。即ち、
穴の総和面積が小さい場合は、CdS膜に残存する
Cl-量が光起電力特性に悪い影響を与え穴の総和
面積の大きい場合は、CdS膜の結晶粒径が十分成
長せず、膜の高抵抗化と光の透過率の低下を生じ
変換効率の高い太陽電池が得られなかつた。太陽
電池用のCdS膜として十分に低抵抗で光の透過率
高い特性を示す膜は、焼成容器の蓋穴の面積総和
が0.4〜2.0cm2の範囲の場合に得られ、CdS/CdTe
太陽電池の変換効率が7.0%以上と高く実用上問
題はない。 また、CdS印刷ペーストの作製時、CdCl2粉末
の添加量をCdS粉末100gに対して6〜12gと変え
て同様の実験を行なつたが第1表の傾向とほとん
ど同じであり蓋穴の総和面積が0.4〜2.0cm2の場合
に、CdS膜の抵抗が低く太陽電池の変換効率も大
きかつた。また、アルミナ製蓋穴の穴は同じ大き
さの穴を左右、上下対称で均一に配置した場合ほ
どCdS膜の膜抵抗の均一なものが得られ、その抵
抗値のバラツキは10×10cm2基板で±10%以内であ
つた。このCdS膜と接合を形成するCdTe膜の焼
成時においても同様の傾向があり、焼成用のアル
ミナ製蓋穴の総和面積が上記の範囲の場合に最も
よい接合特性を示し太陽電池の変換効率も7.0〜
8.5%と高かつた。 さらに、太陽電池用の窓材料として用いられる
ZnXCd1-XS膜(X=0.1)の場合でも、融剤とし
てCdCl2を用いた場合には同様の結果が得られ
た。蓋穴の総和面積が0.4〜2.0cm2の場合にZnX
Cd1-XS焼成膜の抵抗が最も低く300〜600Ω/□
となつた。 この様なアルミナ製の焼成容器は、材質として
は、石英ガラス、磁器のような耐薬品、耐熱性の
あるものであればどのようなものでも利用できる
し、蓋にあける穴も、穴でなくてもCdCl2が通過
できるような部分があれば、同様の効果が得られ
る。 発明の効果 本発明の方法によれば、融剤を用いた焼結膜の
製造時に有孔蓋付の焼成容器を用い、その蓋の穴
面積を調整するだけで低抵抗の焼結膜が安定に得
られる。すなわちこれまでCdS/CdTe系太陽電
池用の低抵抗な焼結膜を得ることは困難であつた
が、本発明の方法によれば焼成時に蓋穴の総和面
積が焼結膜面積の0.4〜2.0%ある焼成容器さえ用
いれば容易に低抵抗な膜が得られ、その工業上の
利点は大きい。また安価で、実用的な太陽電池を
容易に大量生産することができる製造方法である
スクリーン印刷ベルト炉焼成法の特徴を失うこと
なく、変換効率の高い太陽電池を再現性よく製造
することができる利点もある。
第1図aは本発明の焼結膜の製造方法に使用す
る焼成容器のボート部分の平面図、第1図bは同
断面図、第2図a,bはそれぞれ焼成容器の蓋の
平面図と断面図、第3図は本発明の製造方法によ
り製造された太陽電池の構造を示す断面図、第4
図は本発明の製造方法により製造された太陽電池
の効果を説明するための分光感度特性の比較図で
ある。 1……焼成容器のボート、2……焼成容器の
蓋、3……蓋の穴、4……ガラス基板、5……
CdS膜、6……CdTe膜、7……カーボン膜、8
……Ag電極、9……Ag−In電極、10……リー
ド線。
る焼成容器のボート部分の平面図、第1図bは同
断面図、第2図a,bはそれぞれ焼成容器の蓋の
平面図と断面図、第3図は本発明の製造方法によ
り製造された太陽電池の構造を示す断面図、第4
図は本発明の製造方法により製造された太陽電池
の効果を説明するための分光感度特性の比較図で
ある。 1……焼成容器のボート、2……焼成容器の
蓋、3……蓋の穴、4……ガラス基板、5……
CdS膜、6……CdTe膜、7……カーボン膜、8
……Ag電極、9……Ag−In電極、10……リー
ド線。
Claims (1)
- 1 複数個の開孔を有する焼成容器内で被焼結膜
を焼成する焼結膜の製造において、前記複数個の
開孔の面積の総和を焼成される被焼結膜面積の
0.4%から2.0%にすることを特徴とするCdS/
CdTe系太陽電池用焼結膜の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58094192A JPS59223276A (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | CdS/CdTe系太陽電池用焼結膜の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58094192A JPS59223276A (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | CdS/CdTe系太陽電池用焼結膜の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59223276A JPS59223276A (ja) | 1984-12-15 |
JPH0464192B2 true JPH0464192B2 (ja) | 1992-10-14 |
Family
ID=14103435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58094192A Granted JPS59223276A (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | CdS/CdTe系太陽電池用焼結膜の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59223276A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108426451B (zh) * | 2016-05-20 | 2019-08-16 | 浙江光隆能源科技股份有限公司 | 用于多晶太阳电池的改良型烧结设备 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5225305A (en) * | 1975-08-15 | 1977-02-25 | Hitachi Ltd | System for controlling the appaatus for acceleating or decelerating ca rgo vehicles |
-
1983
- 1983-05-30 JP JP58094192A patent/JPS59223276A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5225305A (en) * | 1975-08-15 | 1977-02-25 | Hitachi Ltd | System for controlling the appaatus for acceleating or decelerating ca rgo vehicles |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59223276A (ja) | 1984-12-15 |
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