JPS6362284B2 - - Google Patents
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- JPS6362284B2 JPS6362284B2 JP8077682A JP8077682A JPS6362284B2 JP S6362284 B2 JPS6362284 B2 JP S6362284B2 JP 8077682 A JP8077682 A JP 8077682A JP 8077682 A JP8077682 A JP 8077682A JP S6362284 B2 JPS6362284 B2 JP S6362284B2
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- JP
- Japan
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- roll
- tapered
- rolls
- shaft end
- rolling
- Prior art date
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- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 38
- 238000013000 roll bending Methods 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 239000013589 supplement Substances 0.000 description 1
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B13/00—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories
- B21B13/14—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories having counter-pressure devices acting on rolls to inhibit deflection of same under load; Back-up rolls
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B13/00—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories
- B21B13/02—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories with axes of rolls arranged horizontally
- B21B2013/025—Quarto, four-high stands
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B13/00—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories
- B21B13/02—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories with axes of rolls arranged horizontally
- B21B2013/028—Sixto, six-high stands
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B27/00—Rolls, roll alloys or roll fabrication; Lubricating, cooling or heating rolls while in use
- B21B27/02—Shape or construction of rolls
- B21B27/021—Rolls for sheets or strips
- B21B2027/022—Rolls having tapered ends
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B27/00—Rolls, roll alloys or roll fabrication; Lubricating, cooling or heating rolls while in use
- B21B27/02—Shape or construction of rolls
- B21B27/03—Sleeved rolls
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はどの様な板幅の圧延板に対しても良好
に圧延し得る圧延機に関し、圧延精度の向上、圧
延能率の向上及び省資源を図ることを目的とする
ものである。
に圧延し得る圧延機に関し、圧延精度の向上、圧
延能率の向上及び省資源を図ることを目的とする
ものである。
第１図に示す４段圧延機は現在最も広く使われ
ているが、この４段圧延機の欠点は圧延ロール
（控えロールａ、作業ロールｂ）の胴長に比較し
て狭幅の圧延板ｄを圧延すると図中２点鎖線ｅで
示す如く作業ロールｂが湾曲し板のクラウンが増
大する。従つて、斯かる板クラウン増大を防止す
る為作業ロールｂ軸端に離反方向の力を掛けて作
業ロールのベンデイングを行つているが、ベンデ
イングの作用が作業ロールと控えロールとの接触
部Ａに阻害されその効果が減少せしめられるとい
う問題がある。
ているが、この４段圧延機の欠点は圧延ロール
（控えロールａ、作業ロールｂ）の胴長に比較し
て狭幅の圧延板ｄを圧延すると図中２点鎖線ｅで
示す如く作業ロールｂが湾曲し板のクラウンが増
大する。従つて、斯かる板クラウン増大を防止す
る為作業ロールｂ軸端に離反方向の力を掛けて作
業ロールのベンデイングを行つているが、ベンデ
イングの作用が作業ロールと控えロールとの接触
部Ａに阻害されその効果が減少せしめられるとい
う問題がある。
これらの欠点を解消すべくいくつかの改良がな
されており、その一は第２図に示す６段圧延機に
於ける中間ロールｃをロールシフトさせる方式で
ある。然し、該方式では上記欠点は解消された
が、新たに以下に述べる欠点がでてきた。即ち、
ロール本数が増え且ロールの接触面圧力分布がロ
ール胴長方向で不均一となり、その最大値が大幅
に増える為ロールの消耗が激しく、ロール保守の
費用が増大した。更に、圧延機の構造が中心点対
称となるので、圧延板ｄが圧延機の中心からずれ
ると蛇行を行しやすい。
されており、その一は第２図に示す６段圧延機に
於ける中間ロールｃをロールシフトさせる方式で
ある。然し、該方式では上記欠点は解消された
が、新たに以下に述べる欠点がでてきた。即ち、
ロール本数が増え且ロールの接触面圧力分布がロ
ール胴長方向で不均一となり、その最大値が大幅
に増える為ロールの消耗が激しく、ロール保守の
費用が増大した。更に、圧延機の構造が中心点対
称となるので、圧延板ｄが圧延機の中心からずれ
ると蛇行を行しやすい。
又、より簡便な改良として第３図に示す如く控
えロールａの両端に大きなチヤンフアーをとり作
業ロールｂと控えロールａとがロール両端部で接
触しない様にした方式もある。然し、この方式も
狭幅の板に対してはよいが、板幅が広くなると作
業ロールｂ両端部が逃げて板幅端が厚くなりマイ
ナスクラウンとなる欠点がある。
えロールａの両端に大きなチヤンフアーをとり作
業ロールｂと控えロールａとがロール両端部で接
触しない様にした方式もある。然し、この方式も
狭幅の板に対してはよいが、板幅が広くなると作
業ロールｂ両端部が逃げて板幅端が厚くなりマイ
ナスクラウンとなる欠点がある。
本発明は、上記実情に鑑みなしたものであり、
作業ロール以外のロールの軸端部にテーパスリー
ブを嵌装せしめ、該テーパスリーブを適宜契合、
遊合せしめることによつて実際に圧延に寄与する
実効ロール胴長を変化させる様にした圧延機に係
るものである。
作業ロール以外のロールの軸端部にテーパスリー
ブを嵌装せしめ、該テーパスリーブを適宜契合、
遊合せしめることによつて実際に圧延に寄与する
実効ロール胴長を変化させる様にした圧延機に係
るものである。
以下図面を参照しつつ本発明の実施例を説明す
る。
る。
先ず第４図に於いて本発明に係る圧延機の概略
を説明する。
を説明する。
図中、１は上控えロール、２は下控えロール、
３は上作業ロール、４は下作業ロール、５は圧延
板、６は作業ロールベンデイング力、７は圧延力
を示す。
３は上作業ロール、４は下作業ロール、５は圧延
板、６は作業ロールベンデイング力、７は圧延力
を示す。
上下控えロール１，２の軸端部にはそれぞれ幅
の異なるテーパスリーブ１５，１５′を嵌装して
あり、該テーパスリーブ１５，１５′はロールの
軸心方向に移動させ得る様にすると共に軸心方向
に移動させることによつて軸端部とテーパスリー
ブ１５，１５′とが契合、遊合し得る様構成する。
の異なるテーパスリーブ１５，１５′を嵌装して
あり、該テーパスリーブ１５，１５′はロールの
軸心方向に移動させ得る様にすると共に軸心方向
に移動させることによつて軸端部とテーパスリー
ブ１５，１５′とが契合、遊合し得る様構成する。
而して、テーパスリーブ１５，１５′が遊合状
態では控えロール１，２より作業ロール３，４へ
圧延力を伝達し得る実効ロール胴長はそれぞれ
l1，l2であり、契合状態では同実効ロール胴長は
l1′，l2′となる。
態では控えロール１，２より作業ロール３，４へ
圧延力を伝達し得る実効ロール胴長はそれぞれ
l1，l2であり、契合状態では同実効ロール胴長は
l1′，l2′となる。
次に、前記控えロール１特に軸端部の構造につ
いて第５図により詳述する。ここで控えロール２
については同構造であるので省略する。
いて第５図により詳述する。ここで控えロール２
については同構造であるので省略する。
控えロール１のロール胴部８とロールネツク部
９間にロール胴部８より小径で所要角度でテーパ
せしめたロール軸端部１０を形成し、該軸端部１
０の外周部に所要数（本実施例では２本）の環溝
１１を刻設すると共にネツク部９側の縁部に係止
溝１２を刻設する。軸端部１０の胴部側端に固定
リング１３をロールと一体に回転する様嵌着し、
又軸端部１０にはネツク部９に向つてドーナツ状
の加圧チユーブ１４、テーパスリーブ１５、リン
グ１６を順次嵌装する。テーパスリーブ１５の外
径は胴部８と同径で、又内径は軸端部１０と同様
にテーパさせてありテーパスリーブ１５のロール
軸心方向の移動で軸端部１０と契合、遊合し得る
様になつており、又両端部は大径として前記固定
リング１３、リング１６とオーバラツプする様に
してあり胴部側オーバラツプ部１７の内面にはス
プラインを刻設し固定リング１３の外面に刻設し
たスプラインと噛合せしめネツク側オーバラツプ
１８内面とリング１６外面とは摺接する様になつ
ている。ここでテーパスリーブ１５とリング１６
間にドーナツ状の加圧チユーブ１９を狭設し、該
加圧チユーブ１９はリング１６にその位置が決定
される様保持せしめる。
９間にロール胴部８より小径で所要角度でテーパ
せしめたロール軸端部１０を形成し、該軸端部１
０の外周部に所要数（本実施例では２本）の環溝
１１を刻設すると共にネツク部９側の縁部に係止
溝１２を刻設する。軸端部１０の胴部側端に固定
リング１３をロールと一体に回転する様嵌着し、
又軸端部１０にはネツク部９に向つてドーナツ状
の加圧チユーブ１４、テーパスリーブ１５、リン
グ１６を順次嵌装する。テーパスリーブ１５の外
径は胴部８と同径で、又内径は軸端部１０と同様
にテーパさせてありテーパスリーブ１５のロール
軸心方向の移動で軸端部１０と契合、遊合し得る
様になつており、又両端部は大径として前記固定
リング１３、リング１６とオーバラツプする様に
してあり胴部側オーバラツプ部１７の内面にはス
プラインを刻設し固定リング１３の外面に刻設し
たスプラインと噛合せしめネツク側オーバラツプ
１８内面とリング１６外面とは摺接する様になつ
ている。ここでテーパスリーブ１５とリング１６
間にドーナツ状の加圧チユーブ１９を狭設し、該
加圧チユーブ１９はリング１６にその位置が決定
される様保持せしめる。
２０は二つ割リングであり前記係止溝１２に係
合し、ナツト２１を螺着せしめることによつて軸
端部１０に固着されテーパスリーブ１５、リング
１６等の脱落を防止する。
合し、ナツト２１を螺着せしめることによつて軸
端部１０に固着されテーパスリーブ１５、リング
１６等の脱落を防止する。
又、前記ネツク部９、軸端部１０に亘つて油路
２２，２３，２４を穿設し、油路２２は前記環溝
１１に連通すると共に油路２３，２４はそれぞれ
加圧チユーブ１４，１９に連通し、油路２２，２
３，２４には独立して圧油を供給し得る様にす
る。
２２，２３，２４を穿設し、油路２２は前記環溝
１１に連通すると共に油路２３，２４はそれぞれ
加圧チユーブ１４，１９に連通し、油路２２，２
３，２４には独立して圧油を供給し得る様にす
る。
以下テーパスリーブ１５の契合、遊合作動を説
明するが第５図上半図はテーパスリーブ１５が軸
端部１０に契合した状態、下半図は遊合している
状態を示す。
明するが第５図上半図はテーパスリーブ１５が軸
端部１０に契合した状態、下半図は遊合している
状態を示す。
先ずテーパスリーブ１５を軸端部１０に契合さ
せる場合は加圧チユーブ１４の油を抜くと共に加
圧チユーブ１９に圧油を供給すると加圧チユーブ
１９が膨脹しテーパスリーブ１５は図中左方に移
動して軸端部１０と契合する。この状態ではテー
パスリーブ１５と軸端部１０とが一体となつてお
り、テーパスリーブ１５に作用する荷重は直ちに
軸端部１０に伝達される。即ち、胴部８がテーパ
スリーブ１５の幅だけ延長したと等価となる。
せる場合は加圧チユーブ１４の油を抜くと共に加
圧チユーブ１９に圧油を供給すると加圧チユーブ
１９が膨脹しテーパスリーブ１５は図中左方に移
動して軸端部１０と契合する。この状態ではテー
パスリーブ１５と軸端部１０とが一体となつてお
り、テーパスリーブ１５に作用する荷重は直ちに
軸端部１０に伝達される。即ち、胴部８がテーパ
スリーブ１５の幅だけ延長したと等価となる。
次にテーパスリーブ１５を遊合させる場合は、
油路２２より環溝１１に圧油を供給しテーパスリ
ーブ１５に拡大力を与えてテーパスリーブ１５と
軸端部１０との契合力を弱め、加圧チユーブ１９
の油を抜き加圧チユーブ１４に圧油を供給して加
圧チユーブ１４を膨脹させテーパスリーブ１５を
右方に移動する。テーパスリーブ１５の移動によ
つてテーパスリーブ１５と軸端部１０との間に間
隙が生じ、テーパスリーブ１５に荷重が作用した
としてもこの間隙に吸収されて、荷重は軸端部１
０に伝達されない。即ちテーパスリーブ１５は無
いものと等価となる。
油路２２より環溝１１に圧油を供給しテーパスリ
ーブ１５に拡大力を与えてテーパスリーブ１５と
軸端部１０との契合力を弱め、加圧チユーブ１９
の油を抜き加圧チユーブ１４に圧油を供給して加
圧チユーブ１４を膨脹させテーパスリーブ１５を
右方に移動する。テーパスリーブ１５の移動によ
つてテーパスリーブ１５と軸端部１０との間に間
隙が生じ、テーパスリーブ１５に荷重が作用した
としてもこの間隙に吸収されて、荷重は軸端部１
０に伝達されない。即ちテーパスリーブ１５は無
いものと等価となる。
而して、テーパスリーブ１５を契合、遊合せし
めることにより実効ロール胴長を変化させること
が可能である。
めることにより実効ロール胴長を変化させること
が可能である。
尚、テーパスリーブ１５の外径は軸端部１０に
契合せしめた状態で胴部８と同時に研削すれば容
易に管理できる。
契合せしめた状態で胴部８と同時に研削すれば容
易に管理できる。
以下上記構成に係る圧延機の作動について説明
する。
する。
先ず狭幅の圧延板を圧延する場合は、テーパス
リーブ１５，１５′を共に遊合状態とし、圧延力
７がテーパスリーブ１５，１５′に伝達されない
様にする。この状態では控えロール１，２の実効
胴長は胴部の長さそのもの即ちl1，l2であり、作
業ロール３，４の板幅に略対応し得る範囲に圧延
力７を作用させることができる。
リーブ１５，１５′を共に遊合状態とし、圧延力
７がテーパスリーブ１５，１５′に伝達されない
様にする。この状態では控えロール１，２の実効
胴長は胴部の長さそのもの即ちl1，l2であり、作
業ロール３，４の板幅に略対応し得る範囲に圧延
力７を作用させることができる。
次に、中幅の圧延板を圧延する場合は下控えロ
ール２のテーパスリーブ１５′を遊合状態、控え
ロール１のテーパスリーブ１５を契合状態とすれ
ばよく、又板幅が最大の場合は上下控えロール
１，２のテーパスリーブを共に契合状態とすれ
ば、実効ロール胴長はl1′，l2′となつて作業ロール
３，４の板幅に対応し得る部分に圧延力を作用さ
せ得しかもその荷重状態は左右対称となつて圧延
板５が中心よりずれても蛇行することがない。
ール２のテーパスリーブ１５′を遊合状態、控え
ロール１のテーパスリーブ１５を契合状態とすれ
ばよく、又板幅が最大の場合は上下控えロール
１，２のテーパスリーブを共に契合状態とすれ
ば、実効ロール胴長はl1′，l2′となつて作業ロール
３，４の板幅に対応し得る部分に圧延力を作用さ
せ得しかもその荷重状態は左右対称となつて圧延
板５が中心よりずれても蛇行することがない。
圧延板の幅の大小に対するテーパスリーブ１
５，１５′の遊合契合作動は原則としては上述の
通りであるが、圧延状態によつては例えば狭幅の
板を圧延している場合でも作業ロール３，４の熱
クラウンが発生するので逆に作業ロール３，４を
圧延力で湾曲させる方がよい場合もあり、その場
合にはテーパスリーブ１５，１５′を契合状態と
して、作業ロール３，４の湾曲を増大するように
すればよい。要するに、圧延状態に応じて、適宜
テーパスリーブ１５，１５′を契合、遊合せしめ
て控えロール１，２の実効ロール胴長を変化させ
て、圧延板の板クラウンを調整してやればよい。
５，１５′の遊合契合作動は原則としては上述の
通りであるが、圧延状態によつては例えば狭幅の
板を圧延している場合でも作業ロール３，４の熱
クラウンが発生するので逆に作業ロール３，４を
圧延力で湾曲させる方がよい場合もあり、その場
合にはテーパスリーブ１５，１５′を契合状態と
して、作業ロール３，４の湾曲を増大するように
すればよい。要するに、圧延状態に応じて、適宜
テーパスリーブ１５，１５′を契合、遊合せしめ
て控えロール１，２の実効ロール胴長を変化させ
て、圧延板の板クラウンを調整してやればよい。
又、テーパスリーブ１５，１５′の契合、遊合
によつて大幅に作業ロール３，４の湾曲状態が異
なる。従つて、その間を補完する手段として作業
ロールベンデイングを併用する。
によつて大幅に作業ロール３，４の湾曲状態が異
なる。従つて、その間を補完する手段として作業
ロールベンデイングを併用する。
例えばある幅の圧延材を圧延しているとき板ク
ラウンをもつと減少させる必要があり、テーパス
リーブ１５，１５′を遊合状態としたとする。そ
の結果作業ロール３，４の湾曲が逆曲りとなりか
えつて板クラウンが減少しすぎ少しマイナスクラ
ウンとなつたとする。そのような場合作業ロール
ベンデイング力６を減少せしめ最適クラウンにな
るよう微調整する等である。
ラウンをもつと減少させる必要があり、テーパス
リーブ１５，１５′を遊合状態としたとする。そ
の結果作業ロール３，４の湾曲が逆曲りとなりか
えつて板クラウンが減少しすぎ少しマイナスクラ
ウンとなつたとする。そのような場合作業ロール
ベンデイング力６を減少せしめ最適クラウンにな
るよう微調整する等である。
以上は４段圧延機の上下控えロールにテーパス
リーブを嵌装したロールを組込んだ場合であるが
第６図に示す如く６段圧延機の上下中間ロール２
５，２６にも該ロールを組込み得ることは勿論で
あり、この場合テーパスリーブの遊合、契合の組
合せは16種類できる。
リーブを嵌装したロールを組込んだ場合であるが
第６図に示す如く６段圧延機の上下中間ロール２
５，２６にも該ロールを組込み得ることは勿論で
あり、この場合テーパスリーブの遊合、契合の組
合せは16種類できる。
尚、６段圧延機の中間ロール２５，２６のみに
テーパスリーブを嵌装したロールを組込んでもよ
いことも勿論であり、上下一対のロールのテーパ
スリーブの幅を同一としてもよいことも言うまで
もない。
テーパスリーブを嵌装したロールを組込んでもよ
いことも勿論であり、上下一対のロールのテーパ
スリーブの幅を同一としてもよいことも言うまで
もない。
以上述べた如く本発明によれば、
(i) 控えロール、中間ロール等作業ロール以外の
ロールの実効ロール胴長を変化させ（圧延力の
負荷状態を変化させ）作業ロールの湾曲状態を
制御できる、 (ii) 板クラウンを最適な値に制御でき歩留向上、
精度向上、省エネルギが図れる、 (iii) 作業ロールを組替えることなく多種類の板幅
の圧延板が圧延でき圧延機の稼動率が大幅に向
上する、 等の優れた効果を発揮する。
ロールの実効ロール胴長を変化させ（圧延力の
負荷状態を変化させ）作業ロールの湾曲状態を
制御できる、 (ii) 板クラウンを最適な値に制御でき歩留向上、
精度向上、省エネルギが図れる、 (iii) 作業ロールを組替えることなく多種類の板幅
の圧延板が圧延でき圧延機の稼動率が大幅に向
上する、 等の優れた効果を発揮する。
第１図〜第３図は従来の圧延機の概略説明図、
第４図は本発明の第１の実施例の説明図、第５図
は第４図の控えロールの軸端部詳細図、第６図は
第２の実施例の説明図である。 ６は作業ロールベンデイング力、８はロール胴
部、１０はロール軸端部、１４は加圧チユーブ、
１５，１５′はテーパスリーブ、１９は加圧チユ
ーブを示す。
第４図は本発明の第１の実施例の説明図、第５図
は第４図の控えロールの軸端部詳細図、第６図は
第２の実施例の説明図である。 ６は作業ロールベンデイング力、８はロール胴
部、１０はロール軸端部、１４は加圧チユーブ、
１５，１５′はテーパスリーブ、１９は加圧チユ
ーブを示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ ロール胴部に連続するロール軸端部をテーパ
に仕上げ、該軸端部に前記ロール胴部と同径のテ
ーパスリーブを嵌装し軸心方向に移動可能として
契合、遊合させ得る様にしたロールを作業ロール
以外のロールとして組込んだことを特徴とする圧
延機。 ２ ロール胴部に連続するロール軸端部をテーパ
に仕上げ、該軸端部に前記ロール胴部と同径のテ
ーパスリーブを嵌装し軸心方向に移動可能として
契合、遊合させ得る様にしたロールを作業ロール
以外のロールとして組込み、作業ロール軸端に作
業ロールベンデイング力を作用させ得る様構成し
たことを特徴とする圧延機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8077682A JPS58196104A (ja) | 1982-05-13 | 1982-05-13 | 圧延機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8077682A JPS58196104A (ja) | 1982-05-13 | 1982-05-13 | 圧延機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58196104A JPS58196104A (ja) | 1983-11-15 |
| JPS6362284B2 true JPS6362284B2 (ja) | 1988-12-01 |
Family
ID=13727832
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8077682A Granted JPS58196104A (ja) | 1982-05-13 | 1982-05-13 | 圧延機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58196104A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60115312A (ja) * | 1983-11-25 | 1985-06-21 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 圧延機用ロール |
| CN114786831A (zh) * | 2019-11-18 | 2022-07-22 | 加拿大蓝色解决方案有限公司 | 碱金属或碱金属合金的层压膜及用于制造层压膜的设备 |
-
1982
- 1982-05-13 JP JP8077682A patent/JPS58196104A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58196104A (ja) | 1983-11-15 |
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