JPS6361068B2 - - Google Patents

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JPS6361068B2
JPS6361068B2 JP19973682A JP19973682A JPS6361068B2 JP S6361068 B2 JPS6361068 B2 JP S6361068B2 JP 19973682 A JP19973682 A JP 19973682A JP 19973682 A JP19973682 A JP 19973682A JP S6361068 B2 JPS6361068 B2 JP S6361068B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は籾摺選別機の操作制御装置に関する。
籾摺装置及び揺動選別装置を備えた籾摺選別機
においては、従来、機内を流れる穀粒の流路遮断
用の差戸の開閉動作及び選別後の仕上米の機外へ
の排出又は再循環を決める流路切換弁の切換え動
作が籾摺選別機の起動及び停止と無関係に行なわ
れるように構成されていた。そのため、籾摺装置
の籾供給ホツパ出口のロール差戸の閉め忘れによ
り脱ロールに籾が詰り起動不能に陥つたり、或
いは揺動選別開始後に流路切換弁の操作ミスで機
外排出の仕上米中に多量の籾が混入する不都合を
生ずるおそれがあつた。
本発明は上記観点に基づいてなされたもので、
その目的は、差戸の開閉動作及び流路切換弁の切
換動作を籾摺選別機の起動及び停止に関連づけそ
れらの操作ミスによる不都合の発生を除去するこ
とにある。
上記目的を達成するための本発明の特徴は、籾
摺装置の籾供給ホツパ出口を開閉するロール差戸
をモータで開閉駆動するロール差戸駆動手段と、
選別装置の被選別米供給ホツパ出口を開閉する被
選別米供給差戸をモータで開閉駆動する被選別米
供給差戸駆動手段と、選別装置の選別盤仕上米出
口を機外排出側又は機内循環側に切換える流路切
換弁をモータで切換え駆動する流路切換弁駆動手
段と、籾摺選別機の起動を前記ロール差戸の全閉
と前記流路切換弁の機内循環状態とを条件として
行ない籾摺選別機の停止を前記ロール差戸及び被
選別米供給差戸を全閉とし且つ前記流路切換弁を
機内循環状態とした後に行なう起動停止手段とを
有するごとき籾摺選別機の操作制御装置にある。
以下図面により本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明による制御装置が適用される籾
摺選別機の概略図で、参照番号は籾摺装置、
は昇降装置、は揺動選別装置を示す。
籾摺装置は籾供給ホツパ1Aと該ホツパに連
通する脱室2Aを有し、両者の連通路にはロー
ル差戸3Aが介在する。脱室2Aには脱ロー
ル駆動モータMA1により回転駆動する一対の脱
ロール4A及び5Aがあり、差戸3Aを介して
ホツパ1Aから与えられた籾を脱する。ロール
差戸3AはモータMA2の駆動で籾供給ホツパA
の出口を開閉するもので、その全開状態ではリミ
ツトスイツチ6Aに当接し全閉状態ではリミツト
スイツチ7Aに当接する。なお、籾供給ホツパ1
Aの出口手前近傍に籾の有無を検出する籾検出セ
ンサ8Aがもうけられる。
昇降装置は被選別米を揺動選別装置に供給
するもので、昇降装置駆動用モータMBで駆動さ
れる。
揺動選別装置は、被選別米を蓄積する被選別
米供給ホツパ1Cと該ホツパ出口を開閉する被選
別供給差戸2Cと、該差戸を介してホツパ1Cか
ら与えられる被選別米を揺動選別する選別盤3C
と、選別された穀粒の取出部4Cを示する。被選
別米供給ホツパ1Cはその蓄量に応じて上下動
し、蓄量がほぼ空の場合には上昇して空検出リミ
ツトスイツチ5Cに当接し、蓄量がほぼ満量の場
合には下降して満量検出リミツトスイツチ6Cに
当接する。被選別米供給差戸2CはモータMC2
の駆動で被選別米供給ホツパ1Cの出口を開閉す
るもので、その全開状態ではリミツトスイツチ7
Cに当接し全閉状態ではリミツトスイツチ8Cに
当接する。選別盤3CはモータMC1により図示
しない揺動機構を介して図面左右上下方向に揺動
する。選別盤3Cには、玄米として排出される穀
粒中の含有籾量を検出する光学センサが適所にも
うけられる(図示しない)。選別穀粒の取出部4
Cは籾流路9Cと混合米流路10Cと玄米流路1
1Cを有する。玄米流路11Cは流路切換弁12
Cの切換操作で混合米流路10Cと連通可能で、
切換弁12Cが再循環リミツトスイツチ13Cに
当接することで両者は連通状態となり選別玄米は
混合米流路10Cを介して再循環し、一方、切換
弁が排出リミツトスイツチ14Cに当接すること
で選別玄米は機外に排出される。流路切換弁12
Cの切換動作はモータMC3によつて行なわれ
る。
なお、第1図に示す破線は穀粒の流路を示す。
第2図A及び第2図Bは本発明による操作制御
装置の一実施例を示す。
図において、1はロール差戸駆動モータ回路、
2は被選別米供給差戸駆動モータ回路、3は流路
切換弁駆動モータ回路、4は籾摺装置の籾供給
ホツパ1A内の供給籾検出回路、5はロール差戸
駆動モータMA2を駆動するロール差戸駆動回
路、6は被選別米供給差戸駆動モータMC2を駆
動する被選別米供給差戸駆動回路、7は籾摺終了
に伴ない各差戸の閉成及び流路切換弁の循環状態
への切換え並びに籾摺選別機自体の動作停止を行
なう時限回路、8は流路切換弁駆動モータMC3
を駆動する流路切換弁駆動回路、9は籾摺選別機
の起動/停止を行なう起動停止回路である。
供給籾検出回路4はリレーX1を有し、籾検出
センサ8Aのオンと停止スイツチSP−2のオン
及びタイマT4の接点t4−1のオンで上記リレ
ーX1を駆動する。籾検出センサ8Aは籾供給ホ
ツパ1Aに籾がある程度存在することでオン状態
を呈する。停止スイツチSP−2は起動停止回路
9の停止スイツチSP−1と関連しており、SP−
1がオン保持されればオフ状態となり、SP−1
がオフ状態である限りSP−2はオン状態である。
タイマT4は起動停止回路9にもうけられてお
り、これはロール起動モータMA1及び昇降装置
駆動モータMB及び揺動選別盤駆動モータMC1
の起動後所定時間経過した後にその接点をオンす
る。
ロール差戸駆動回路5は、ロール差戸3Aの開
成動作を行なわせるリレーX2と閉成動作を行な
わせるリレーX3を有する。開成動作リレーX2
は、被選別米供給ホツパ1Cの満量検出リミツト
スイツチ6Cのa接点オンとリレーX1の常開接
点x3−2のオン及び開停止リミツトスイツチ6
Aのb接点オンで駆動する。満量検出リミツトス
イツチ6Cは、被選別米供給ホツパ1Cが蓄量満
量時に該スイツチ6Cに当接することでそのa接
点を開きb接点を閉じ、満量以外のときはa接点
が閉じb接点が開いている。開停止リミツトスイ
ツチ6Aは、ロール差戸3Aの当接でa接点を閉
じb接点を開き、その離反でこの逆となる。スイ
ツチ6Aに対するロール差戸3Aの当接はロール
差戸全開を意味し、そのa接点のオンにより開表
示ランプPL1が点灯する。閉成動作リレーX3
は、満量検出リミツトスイツチ6Cのb接点のオ
ン又はリレーX1の常閉接点x1−2又はリレー
X11の常開接点11−1のオンと、開成動作リ
レーX2の常閉接点x2−2のオンと、閉停止リ
ミツトスイツチ7Aのb接点オンで駆動する。リ
レーX11は起動停止回路9にもうけられたリレ
ーで、停止スイツチSP−1の押下で駆動される。
閉停止リミツトスイツチ7Aは、ロール差戸3A
の当接でa接点を閉じb接点を開き、その離反で
この逆を呈する。a接点の閉成はロール差戸3A
の全閉を意味し、これによりX3に並列のロール
差戸閉確認リレーX4及び閉表示ランプPL2が
駆動状態におかれる。上記リレーX4は、後述す
るように、起動停止回路9の起動スイツチSRに
よる籾摺選別機の起動条件のひとつを担なう。
被選別米供給差戸駆動回路6は、被選別米供給
差戸2Cの開成動作を行なわせるリレーX5と閉
成動作を行なわせるリレーX6を有する。開成特
作リレーX5は、被選別米供給ホツパ1Cの空検
出リミツトスイツチ5Cのa接点オンと、前記タ
イマT4の第2接点t4−2のオンと、閉成動作
リレーX6の常閉接点x6−2のオンと、開停止
リミツトスイツチ7Cのb接点オンで駆動する。
空検出リミツトスイツチ5Cはそのb接点を時限
回路7に有するもので、被選別米供給ホツパ1C
がその蓄量のほぼ空の時に当該スイツチ5Cに当
接することでa接点を開きb接点を閉じ、これ以
外ではこの逆を呈する。開停止リミツトスイツチ
7Cの機能は前述のロール差戸駆動回路5におけ
る開停止リミツトスイツチ6Aと同一である。閉
成動作リレーX6は、タイマT1の接点t1−1
のオン又はリレーX11の第2常開接点x11−
2のオンと、開動作リレーX5の常閉接点x5−
2のオンと、閉停止リミツトスイツチ8Cのb接
点オンで駆動する。接点t1−1を有するタイマ
T1は時限回路7に存する被選別米供給ホツパ空
確認タイマで、籾摺終了に伴なう被選別米供給ホ
ツパ1C内の蓄量が空状態となり空検出リミツト
スイツチ5Cに当接したときから所定時間経過後
にその接点を閉じる。閉停止リミツトスイツチ8
Cの機能は前述のロール差戸駆動回路5の閉停止
リミツトスイツチ7Aと同一である。なお、被選
別米供給差戸2Cの閉確認リレーX7の接点は起
動停止回路9に常閉接点x7として存在する。
時限回路7は被選別米供給ホツパ1Cの空確認
タイマT1のほか、流路切換弁12Cを循環状態
に切換える循環状態切換タイマT2及び籾摺選別
機の動作停止を行なう停止タイマT3を有する。
空確認タイマT1は、被選別米供給ホツパ1Cに
おける空検出リミツトスイツチ5Cのb接点のオ
ンと、リレーX8の常閉接点x8−3のオンで駆
動する。なお接点t1−2はタイマT1の自己保
持用である。リレーX8は流路切換駆動回路8に
存在し、流路切換弁12Cが循環状態(玄米流路
11Cが混合米流路10Cに連通している状態)
で駆動される。籾摺選別機の起動時は後述するよ
うにリレーX8は駆動状態におかれているので、
空検出リミツトスイツチ5Cのb接点オンにも拘
わらずタイマT1の駆動はない。循環状態切換タ
イマT2及び停止タイマT3はタイマT1の第3
接点t1−3のオンで駆動し、夫々の設定時間経
過で各々の接点を閉じる。タイマT2はタイマT
1の接点オンの後選別盤3C上の被選別米の分離
選別可能な時間に設定され、タイマT3は選別盤
上の選別不能な被選別米が全て選別盤3C上から
なくなるまでの時間に設定される。
流路切換弁駆動回路8は、流路切換弁12Cの
循環状態への切換えを行なう循環状態切換用リレ
ーX9と排出状態への切換えを行なう排出状態切
換用リレーX10を有する。循環状態切換用リレ
ーX9は、揺動選別による仕上米中の籾混入量を
検出する光学センサの出力で駆動される接点k−
1のオン又はタイマT2の接点t3のオン又はリ
レーX11の常開接点x11−3のオンと、排出
状態の切換用リレーX10の常閉接点x10−2
のオンと、循環状態リミツトスイツチ13Cのb
接点オンで駆動する。接点k−1は、仕上米中の
混入籾が許容値以下の場合を除きオン状態を呈す
る。循環状態リミツトスイツチ13Cは、流路切
換弁12Cの当接でa接点を閉じてb接点を開
き、その離反でこの逆を呈する。リレーX9の接
点オンは流路切換弁12Cにより玄米流路11C
と混合米流路10Cとが連通していることを意味
し、これにより循環状態確認リレーX8が駆動す
ると共に表示ランプPL5が点灯する。リレーX
8は籾摺選別機の起動条件を構成する。
排出状態切換用リレーX10は、仕上米中の籾
混入量検出用の光学センサの出力で駆動する接点
k−2のオンと、循環状態切換用リレーX9の常
閉接点x9−2のオンと、排出状態リミツトスイ
ツチ14Cのb接点オンとで駆動する。接点k−
2は前記接点k−1と関連し、k−1がオフでk
−2はオン、k−1がオンでk−2がオフとな
る。排出状態リミツトスイツチ14Cは、流路切
換弁12Cの当接でa接点を閉じてb接点を開
き、その離反で逆の状態を呈する。
起動停止回路9は、起動スイツチSRと停止ス
イツチSP−1を有する。起動スイツチSRによる
籾摺選別機の起動は、リレーX4の常開接点x4
−1のオン(ロール差戸3Aの閉成状態)及びリ
レーX8の常閉接点x8−1のオン(流路切換弁
12Cの循環状態)を条件とする。この条件の満
足でリレーRA,RB,RC及びリレーX12及び
タイマT4が駆動する。リレーRAは脱ロール
駆動モータMA1を駆動し、リレーRBは昇降装
置駆動モータMBを駆動し、リレーRCは揺動選
別装置駆動モータMC1を駆動する。リレーX1
2は起動スイツチSRの自己保持用のリレー、ま
た、タイマT4は前述したように起動後所定時間
経た後にその接点を閉成する正常運転確認タイマ
である。停止スイツチSP−1はその操作で駆動
するリレーX11を有し、当該リレーX11の駆
動でロール差戸3Aの閉成と被選別米供給差戸2
Cの閉成と流路切換弁12Cの循環状態への切換
え及び籾摺選別機自体の動作停止を行なう。
以上のごとき構成の操作制御装置の動作を以下
に説明する。
籾摺選別機の起動時には、ロール差戸3Aは閉
状態、流路切換弁12Cは循環状態、被選別米供
給ホツパ1Cは空状態、被選別米供給差戸2Cは
閉状態にある。これらの状態は後述するように籾
摺選別機の停止時に設定される。ロール差戸3A
が閉状態にあることは閉停止リミツトスイツチ7
Aに当接していることを意味し、従つて、回路5
における7Aのa接点がオンで、閉確認リレーX
4及び閉表示ランプPL2が駆動状態にある。な
お、このとき、開停止リミツトスイツチ6Aのb
接点はオン状態にあるが、検出回路4のリレーX
1が非駆動状態にあるのでその接点x1−1はオ
フ状態であり、開動作リレーX2が駆動すること
はない。流路切換弁12Cが循環状態にあるとい
うことは切換弁12Cが循環状態リミツトスイツ
チ13Cに当接していることを意味し、従つて、
回路8の13Cのa接点がオンで、接点k−1を
介して循環状態確認リレーX8及びその表示ラン
プPL5が駆動状態にある。なお、この際、排出
状態リミツトスイツチ14Cのb接点はオン状態
にあるが、接点k−2がオフであるので排出状態
切換用リレーX10は駆動しない。被選別米供給
ホツパ1Cが空状態にあることは空検出リミツト
スイツチ5Cに当接していることを意味し、回路
6の5Cのa接点はオフ状態、回路7の5Cのb
接点はオン状態にある。このように回路7におい
て空検出リミツトスイツチ5Cのb接点がオン状
態にあつても、前述したように循環状態リミツト
スイツチX8が駆動状態にあるので、空確認タイ
マT1が駆動することはない。被選別米供給差戸
2Cが閉状態にあることは差戸2Cが閉停止リミ
ツトスイツチ8Cに当接していることを意味し、
回路6の8Cのa接点がオン状態にある。しか
し、回路7のタイマT1及び回路9のリレーX1
1は共に非駆動状態にあるので、接点t1−1及
びx11−2はオフであり、X7及びPL4は駆
動しない。
従つて、起動停止回路9においては、起動前、
常開接点x4−1及びx8−1はオン状態、常閉
接点x4−2及びx8−2はオフ状態、他の接点
は図示の通りの状態を呈している。
このような状態下で、起動スイツチSRの押下
を行なえば、リレーRA,RB,RCを介してロー
ル駆動モータMA1、昇降装置駆動モータMB、
選別装置駆動モータMC1が起動し、これと同時
に正常運転確認タイマT4がスタートとして設定
時間経過後にその接点を閉成する。T4の接点オ
ンの回路4のt4−1及び回路6のt4−2が閉
成する。回路4においては、t4−1の閉成で、
籾供給ホツパ1A内に籾の張込みがあればセンサ
8Aがオンとなり、リレーX1が駆動する。一
方、回路6においては、t4−2が閉成しても空
検出リミツトスイツチ5Cのa接点はオフである
ので、開動作リレーX5の駆動はなく被選別米供
給差戸2Cは全閉状態のままである。回路4のリ
レーX1の駆動で、回路5の常閉接点x1−1が
オンし常閉接点x1−2がオフする。従つて、回
路5において、開動作リレーX2が駆動開始し、
回路1のロール差戸駆動モータMA2を駆動して
ロール差戸3Aを開方向に移動する。これによ
り、ロール差戸3Aが閉停止リミツトスイツチ7
Aから離れた時点で、7Aはそのa接点をオフb
接点をオン状態とする。ロール差戸3Aが全開と
なり開停止リミツトスイツチ6Aに当接すると、
6Aの接点aがオン・接点bがオフして、ロール
差戸駆動モータMA2が停止すると同時に開表示
ランプPL1が点灯する。
ロール差戸3Aの開で籾供給ホツパ1A内の籾
が脱ロール4A,5Aに与えられ、その摺落米
が昇降装置を介して選別装置の被選別米供給
ホツパ1Cに送られる。
被選別米供給ホツパ1C内に蓄量が与えられる
と、ホツパ1Cは下降し空検出リミツトスイツチ
5Cから離反する。この結果、回路6の5Cのa
接点はオンし、回路7の5Cのb接点がオフ状態
となる。被選別米供給差戸駆動回路6において
は、5Cのa接点オンで開動作リレーX5が駆動
し、回路2の被選別米供給差戸駆動モータMC2
が駆動して差戸2Cが開方向に移動する。これに
より被選別米供給差戸2Cが閉停止リミツトスイ
ツチ8Cから離れると、8Cのa接点はオフ・b
接点がオン状態となる。差戸2Cが全開状態にな
り開停止リミツトスイツチ7Cに当接すると、回
路6の7Cのa接点がオン・b接点がオフ状態と
なつて差戸駆動モータMC2が停止すると同時に
開表示ランプPL3が点灯する。
差戸2Cの間で被選別米はホツパ1Cから選別
盤3Cに供給され、選別分離されて取出部4Cに
排出される。籾摺選別の開始当初は選別作業が不
安定であるために仕上米中に許容以上の籾が混入
するのが一般的であり、そのために仕上米中の籾
検出用の光学センサの出力は起動前と同様に接点
k−1のオン・k−2のオフ状態を維持し、仕上
米は混合米流路10Cに流される。選別作業が安
定し仕上米中の籾混入が許容以下になると、接点
k−1はオフしk−2がオン状態となる。接点k
−2のオンで、回路8の排出状態切換用リレーX
10が駆動し、これにより回路3の流路切換弁駆
動モータMC3が駆動して切換弁12Cが循環側
に移動する。流路切換弁12Cがその移動に際し
循環状態リミツトスイツチ13Cから離れると、
13Cの接点はオフ・b接点がオン状態となる。
切換弁12Cが完全に切換わり排出状態リミツト
スイツチ14Cに当接すると、14Cの接点がオ
ン・b接点がオフしてモータMC3が停止すると
共に排出状態表示ランプPL6が点灯する。この
ような流路切替えにより、仕上米は機外に排出さ
れる。また、混合米は被選別米として、籾は被脱
籾として、機内循環米とされる。なお、被選別
米供給ホツパ1Cの蓄量が満量になれば、ホツパ
1Cが満量検出リミツトスイツチ6Cに当接する
ので、回路5の6Cのb接点がオン状態となり閉
動作リレーX3の駆動で被選別米供給差戸2Cは
閉成する。
上記作業の停止は、起動停止回路9の停止スイ
ツチSP−1又は時限回路7のタイマによつて行
なわれる。
起動停止回路9の停止スイツチSP−1を押下
すると、停止リレーX11が駆動する。リレーX
11の駆動で、起動停止回路9においてはその常
閉接点x11−5がオフし、籾摺選別機自体の通
電が常閉接点x4−2,x7及びx8−2を介し
て行なわれる。ロール差戸駆動回路5において
は、常閉接点x11−1が閉成することで、閉動
作リレーX3が駆動する。X3の動作で回路1の
ロール差戸駆動モータMA2が駆動し、ロール差
戸3Aを閉方向に移動する。ロール差戸3Aの全
閉で閉停止リミツトスイツチ7Aのa接点がオ
ン・b接点がオフし、モータMA2が停止し閉表
示ランプPL2が点灯すると共に閉確認リレーX
4が駆動する。リレーX4の駆動により起動停止
回路9の常開接点x4−1はオン・常閉接点x4
−2はオフ状態となる。被選別米供給差戸駆動回
路6においては、常開接点x11−2の閉成で、
閉動作リレーX6が駆動する。X6の動作で被選
別米供給差戸駆動モータMC2が駆動し、差戸2
Cの全閉でモータが停止すると共に閉表示ランプ
及び閉確認リレーX7が駆動する。X7の駆動で
起動停止回路9の常閉接点x7がオフ状態とな
る。流路切換弁駆動回路8においては、常開接点
x11−3の閉成で、循環状態切換用リレーX9
が動作する。X9の動作で回路3の流路切換駆動
モータMC3が駆動し、切換弁12Cの循環状態
への完全な切換りでモータが停止すると共に循環
状態表示ランプPL5及び確認リレーX8が駆動
する。リレーX8の駆動で、起動停止回路におい
ては、接点x8−1がオンしx8−2がオフする
ので、籾摺選別機自体の動作すなわちロール駆動
モータMA1、昇降装置駆動モータMB及び選別
装置駆動モータMC1の駆動が停止する。
一方、時限回路7による停止は次の通りであ
る。
籾摺作業が終了に近づき、選別装置の被選別
米供給ホツパ1Cが空状態になつてくると、ホツ
パ1Cはその上昇によつて空検出リミツトスイツ
チ5Cに当接する。これにより時限回路7の5C
のb接点がオン状態となつて空確認タイマT1が
駆動する。なお回路8のリレーX8は流路切換弁
12Cが排出状態にあるので非駆動状態にあり、
その接点x8−3は閉成状態のままである。タイ
マT1はその設定時間後に接点を閉成する。この
結果、被選別備供給差戸駆動回路6では、接点t
1−1のオンにより閉動作リレーX6が駆動す
る。X6の動作で回路2の被選別米供給差戸駆動
モータMC2が駆動して差戸2Cが閉方向に移動
する。後の動作は前述のリレーX11が駆動した
場合と同一である。タイマT1はまた、その接点
t1−3により循環状態切換タイマT2及び停止
タイマT3を駆動する。タイマT2は選別盤3C
上にある被選別米の分離選別可能な設定時間経過
後に、流路切換弁駆動回路の接点t2を閉成し、
循環状態切換弁用リレーX9を駆動する。タイマ
T3は、切換弁12Cが循環状態に切換えられた
後選別盤3C上の穀粒が全てなくするに相当する
設定時間後に、起動停止回路9の接点t3を閉成
して停止リレーX11を駆動する。その後の動作
には先のX11の駆動の場合と同様で、回路5の
閉動作リレーX3の駆動によりロール差戸3Aが
閉じられて籾摺選別機自体の動作が停止される。
以上説明したように本発明によれば、ロール差
戸の閉状態及び流路切換弁の循環状態を起動の条
件とすると共にロール差戸及び被選別米供給差戸
を閉成し且つ流路切換弁を循環状態にした後に停
止するように構成したので、起動時に起動不能或
いは仕上米への多量の籾の混入などの操作ミスに
よる弊害を除去することの可能な操作制御装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による操作制御装置が適用され
る籾摺選別機の概略図、第2図A及び第2図Bは
本発明による操作制御装置の一実施例を示す。 1……ロール差戸駆動モータ回路、2……被選
別米供給差戸駆動モータ回路、3……流路切換弁
駆動モータ回路、4……供給籾検出回路、5……
ロール差戸駆動回路、6……被選別米供給差戸駆
動回路、7……時限回路、8……流路切換弁駆動
回路、9……起動停止回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 籾摺装置の籾供給ホツパ出口を開閉するロー
    ル差戸をモータで開閉駆動するロール差戸駆動手
    段と、選別装置の被選別米供給ホツパ出口を開閉
    する被選別米供給差戸をモータで開閉駆動する被
    選別米供給差戸駆動手段と、選別装置の選別盤の
    仕上米出口を機外排出側又は機内循環側に切換え
    る流路切換弁をモータで切換え駆動する流路切換
    弁駆動手段と、籾摺選別機の起動を前記ロール差
    戸の全閉と前記流路切換弁の機内循環状態とを条
    件として行ない籾摺選別機の停止を前記ロール差
    戸及び被選別米供給差戸を全閉とし且つ前記流路
    切換弁を機内循環状態とした後に行なう起動停止
    手段とを有することを特徴とする籾摺選別機の操
    作制御装置。
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