JPS6358914A - 偏平形セラミツクコンデンサの製造方法 - Google Patents

偏平形セラミツクコンデンサの製造方法

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Publication number
JPS6358914A
JPS6358914A JP20466086A JP20466086A JPS6358914A JP S6358914 A JPS6358914 A JP S6358914A JP 20466086 A JP20466086 A JP 20466086A JP 20466086 A JP20466086 A JP 20466086A JP S6358914 A JPS6358914 A JP S6358914A
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JP
Japan
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flat
flat body
ceramic capacitor
press machine
forming
Prior art date
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Pending
Application number
JP20466086A
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English (en)
Inventor
渡部 武栄
洋八 山下
半田 喜代二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marcon Electronics Co Ltd
Original Assignee
Marcon Electronics Co Ltd
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Publication date
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  • Ceramic Capacitors (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は偏平形セラミックコンデンサの製造方法に関す
る。
(従来の技術) 民生用、産業用機器の小形・軽量化および電子化が進み
、部品集積度の向上が要求されるなかで、チップ構造で
小形人容岱化に応えた積層セラミックコンデンサの需要
の伸びは目覚ましく飛躍的な成長を続けている。従来、
積層セラミックコンデンサの製造方法としては第7図に
示すように内部電極21を印刷した誘電体生シート22
を複数枚積層し、第8図に示すように構成したセラミッ
ク積層体23を第9図に示すように上金型24と下金型
25からなるヒータ入り金型プレス26などの熱圧着装
でにより加熱圧着して一体成形し、第10図に示すよう
にセラミック成形体27を形成した債、該セラミック成
形体27の点線に沿って切断し、しかるのち脱脂−焼成
し第11図に示すように形成した単位体28両端面に外
部電極29を形成し積層セラミックコンデンサとしてな
るものである。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のようにセラミック成形体27の形成手段が上金型
24と下金型25に挾み熱圧着する方法であるため圧着
時の圧力分布は均一とならず、前記セラミック成形体2
7における圧力分布にバラツキが生じ易かった。圧力分
布のバラツキは前記セラミック成形体27を切断し形成
した単位体28を焼成する際の収縮率に違いを生ずる。
収縮率の違いは焼成中の素子の内部応力の違いとなって
ソリや曲がりなどの変形が生じデラミネーション(層間
剥離)の原因となり、加えて前記セラミック積層体23
を構成する誘電体生シート22間にトラップされた空気
が逃げに<<、焼成時デラミネーションをさらに促進す
る結果となっていた。モしてデラミネーションは歩留、
耐湿性、信頼性の低下を招く重大欠点と言える。しかし
て上記欠点は誘電体生シート22の積層枚数が多いほど
顕著であり、上記製法に適用できる積層枚数にもおのず
と制限が加えられ、結果としてヒーター入り金型プレス
マシン26によって11られる積層セラミックコンデン
サの最人容吊はおのずと限定される状況にあった。
また、上記構成によって得られたf?1層セクセラミッ
クコンデンサ第12図で明らかなように三方に内部電極
21を形成せずコンデンサ容nに寄与しない余白部30
が存在する構造であり、この容重に寄与しない余白部3
0の全体にしめる割合を考えるとき、小形化を果た寸う
えで大きなネックとなっていた。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、特性良好に
して大幅な容ωアップで、かつ大幅に小形化できる新規
な構成を右づ゛る偏平形セラミックコンデンサのI B
方法を提供することを目的とするものである。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明の偏平形セラミックコンデンサのjlJ 選方法
は、幅方向一端部を余白部とし内部電極を形成した帯状
セラミックX +1体生シート一対を余白部それぞれを
反対側にして積層し剥離剤を塗布した巻芯に巻回し巻回
体を形成する手段と、該巻回体を耐水性袋に入れ内部の
空気を吸引して臭突包装し静水圧プレスマシンで予備加
熱圧着する手段と、該手段ののち前記巻芯を除去した巻
回体を押圧し巻芯孔をなくした偏平体とする手段と、該
偏平体を再び耐水性袋に入れ内部の空気を吸引して真空
包装し静水圧プレスマシンで前記予備加熱圧着より高い
圧力で、かつ長時間本加熱圧着する手段と、該手段のの
ち脱脂−焼成し焼結偏平体を形成する手段と、しかるの
ち該焼結偏平体両端面に外部電極を形成する手段とを具
備したことを特徴とするものである。
(作用) 以上の構成によれば偏平体圧着に必要な本加熱圧着手段
として静水圧プレスマシンを用いるものであるため、偏
平体への圧力分布は全周囲に均一となり、偏平形形状の
セラミックコンデンサの製造が容易であり、また圧力分
布の均一さによって巻回数を増して偏平形状を大きくす
ることも可能となり、既存の積層セラミックコンデンサ
の限界を越えた大容量のセラミックコンデンサが容易に
得られることになる。
(実施例) 以下本発明の一実施例につき詳述する。すなわち第1図
に示すようにPb、Ba、Ti、Fe、Nb、W、Mg
、Sr、Znなどからなるペロブスカイト型結晶構造を
有する強誘電体材料を用い、バインダーとしてアクリル
系樹脂、ポリビニルブチラル系樹脂などの熱可塑性樹脂
を使用し、押出法またはドクターブレード法などで成形
し幅方向一端部を余白部1としAQ−Pd、Pd、Pt
、Au、N iなどからなる電極ペーストを印刷塗布す
るかまたは前記電極材を蒸着し内部電極2を形成した帯
状セラミック誘電体シート3一対を用い、前記余白部1
それぞれを反対側にして前記誘電体シート3一対を8!
1層し、表面にワックス、シリコンなどの剥離剤を塗布
した直径0.5〜1.0m+の巻芯4を用い必要数巻回
し巻回体5を形成する。つぎに第2図に示すように該巻
回体5をゴム、樹脂などからなる耐水性袋6に収納し、
該耐水性袋6内部の空気を吸引し真空包装した後温度4
0〜80℃、圧力100〜200 K9 / ci 、
時間5〜20分に設定した静水圧プレスマシン7を用い
加熱圧着する。つぎに前記耐水性袋6から取り出した巻
回体5から巻芯4を抜取り、たとえばプレス機などを用
い押圧し、第3図に示すように巻芯孔をなくした偏平体
8を得る。なお、この場合の押圧力は巻芯4を抜き取っ
て得られた巻芯孔をなくす程度の押圧力でよく、あまり
押圧力が強いとイ部にシワが形成されることになり、特
性劣化になるので好ましくない。しかしてこのようにし
て形成した偏平体8を前記予備加熱圧着と同様第4図に
示すように耐水性袋6に収納し、該耐水性袋6内部の空
気を吸引し真空包装した後温度40〜80℃、圧力20
0〜11000IC/cj、時間20〜120分に設定
した静水圧プレスマシン7を用い、前記予備加熱圧着よ
り高い圧力で、かつ長時間本加熱圧着し、しかるのち耐
水性袋6から偏平体8を取り出し、脱脂工程にてバイン
ダーをとばし950〜1150℃にて焼成を行い、しか
るのち第5図に示すように焼結偏平体9両端部にAgか
らなる電極ペーストを塗布し外部電極10を形成し偏平
形セラミックコンデンサを得るようにしてなるものであ
る。第1図中11は巻き終り余白部である。
以上のように構成してなる偏平形セラミックコンデンサ
の製造方法によれば、すぐれた品持性を得るために不可
欠な偏平体8を構成するシート3間の圧着手段が静水圧
プレスマシン7を用いた加熱圧着であるため偏平体8の
全周囲に均一な矢印方向の圧力分布となり、従来方法の
金型プレスを用いたもののようにデラミネーションの原
因は排除でき、歩留の向上はもとより特性劣化のないす
ぐれた効果を有する。
また、静水圧プレスマシン7を用いた加熱圧着であるた
め金型ブレスを用いる加熱圧着では不可能であった偏平
型セラミックコンデンサを容易に得ることができ、よっ
て容量に寄与しない余白部1を帯状セラミック誘電体シ
ート3の幅方向一端部に設けるのみであるため、内部電
極2の三方に容量に寄与しない余白部を必要とする第1
1図に示す従来構造としての積層セラミックコンデンサ
と比較して同一容量で比較した場合大幅に小形化できる
。さらに静水圧プレスマシン7を用いた加熱圧着で金型
ブレスによるものと比較し偏平体8の全周囲に均一な圧
力分布となるため、巻回数を増して偏平体形状を大きく
したとしても偏平体のどの部位にも圧力分布が均一であ
り、金型ブレスによって得られる積層セラミックコンデ
ンサの限度を越えた大容但のセラミックコンデンサを得
ることができるなど多くの利点を有する。
つぎに第5図に示す構成からなる本発明の実施例Aと従
来の製法によって得られた第11図に示す参考例日の8
i層セラミックコンデンサとの比較の一例について述べ
る。
実  施  例  A ■誘電体材料 pb系組成にバインダーとしてアクリル系樹脂を添加。
■シート形成  ドクターブレード法 ■シート寸法・全白部寸法 厚さ50um、長さ150511.幅611i111余
白□部0.5im(なお巻き始め15m、巻き終り30
mmを余白部とした。) ]血Jユ!   A’;I−P(1ペ一スト印刷■巻芯
径  0.8si ■予備加熱圧着静水圧プレスマシン条件温度65℃、内
圧15ONg/ci、時門5分間本加1、圧着静水圧プ
レスマシン条件 温度65℃、内圧300 K9 / at 、時間10
分間参  考  例  B ■誘電体材料  実施例Aと同じ シート厚さ50μm 積層体寸法5.4M×4.0m×2履 余白部三方にそれぞれ  0.4a* ■内部電極  実施例Aと同じ ■金型プレスマシン条件 温度65℃、圧力300にg / t:i 、時1.1
10分1災玖lに且J   1050℃−4時間の外部
電極  実施例Aと同じ なお、上記A、Bとも定格は50WV1.2μ):であ
る。しかして上記本発明の実施例Aと従来の参考例Bそ
れぞれ30個の各特性および体積比較を調べた結果下表
に示すようになった。
表に示す数値は、平均値である。
以  下  余  白 上表から明らかなように実施例Aは参考例日と比較し各
特性ともわずかながらすぐれており、実施例Aは参考例
Bと比較し体積比で約70%、体積当りの容但比で約1
.5倍で大幅な小形化が可能であり、参考例Bと同一体
積であれば大幅な大容量化が可能である点を実証した。
なお上記実施例ではチップ形形状のものを例示して説明
したが、第6図に示すような偏平体8両端部に形成した
外部電極10にリード線12を取着し、エポキシ樹脂な
どで各装置3を施せばディップ形コンデンサとして使用
可能であることは言うまでもない。また、内部電極材と
してN1などの非金属を用いた場合雰囲気焼成をするこ
とは当然である。
[R明の効果〕 本発明によれば静水圧プレスマシンによる加熱圧着によ
って偏平体の全周囲に圧力を均一に分布できることによ
って特性良好で小形化および大容量化を可能とした実用
的価値の高い全く新規な形状からなる偏平形セラミック
コンデンサの製造方法を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明の一実施例に係る偏平形セラミ
ックコンデンサの製造方法を説明するためのもので、第
1図は巻回体の一部展開斜視図、第2図は巻回体の静水
圧プレスマシンによる加熱圧着方法を示す概略図、第3
図は巻回体を押圧して形成した81層体を示す斜視図、
第4図は偏平体の静水圧プレスマシンによる加熱圧着方
法を示す概略図、第5図は偏平形セラミックコンデンサ
を示す斜視図、第6図は本発明の他の実施例に係る偏平
形セラミックコンデンサを示す斜視図、第7図〜第12
図は従来の参考例に係る積層セラミックコンデンサの製
造方法を説明するためのもので第7図は誘電体生シート
を示す斜視図、第8図はセラミック積層体を示す斜視図
、第9図は金型ブレスによる加熱圧着方法を示す概略図
、第10図はセラミック成形体を承り斜視図、第11図
は積層セラミックコンデンサを示す斜視図、第12図は
第11図に示すコンデンサに外部電極を形成する前の単
位体の一部展開斜視図である。 1・・・・・・余白部   2・・・・・・内部電極3
・・・・・・帯状セラミックA at体シート4・・・
・・・巻芯    5・・・・・・巻回体6・・・・・
・耐水性袋  7・・・・・・静水圧プレスマシン8・
・・・・・偏平体   9・・・・・・焼結偏平体10
・・・・・・外部電極 11・・・・・・巻き終り余白
部特  許  出  願  人 マルコン電子株式会社 第  11  図 第  10  図 第  12  図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 幅方向一端部を余白部とし内部電極を形成した帯状セラ
    ミック誘電体生シート一対を余白部それぞれを反対側に
    して積層し剥離剤を塗布した巻芯に巻回し巻回体を形成
    する手段と、該巻回体を耐水性袋に入れ内部の空気を吸
    引して真空包装し静水圧プレスマシンで予備加熱圧着す
    る手段と、該手段ののち前記巻芯を除去した巻回体を押
    圧し巻芯孔をなくした偏平体とする手段と、該偏平体を
    再び耐水性袋に入れ内部の空気を吸引して真空包装し静
    水圧プレスマシンで前記予備加熱圧着より高い圧力で、
    かつ長時間本加熱圧着する手段と、該手段ののち脱脂−
    焼成し焼結偏平体を形成する手段と、しかるのち該焼結
    偏平体両端面に外部電極を形成する手段とを具備したこ
    とを特徴とする偏平形セラミックコンデンサの製造方法
JP20466086A 1986-08-29 1986-08-29 偏平形セラミツクコンデンサの製造方法 Pending JPS6358914A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03208324A (ja) * 1990-01-11 1991-09-11 Tokin Corp セラミック複合体コンデンサの製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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