JPS6358147A - リチウムイオン測定用電極 - Google Patents

リチウムイオン測定用電極

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JPS6358147A
JPS6358147A JP62170859A JP17085987A JPS6358147A JP S6358147 A JPS6358147 A JP S6358147A JP 62170859 A JP62170859 A JP 62170859A JP 17085987 A JP17085987 A JP 17085987A JP S6358147 A JPS6358147 A JP S6358147A
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alkyl group
electrode according
formula
electrode
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JP62170859A
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チュン・チャン・ヤング
ジョン・ヒチ
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Nova Biomedical Corp
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    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/28Electrolytic cell components
    • G01N27/30Electrodes, e.g. test electrodes; Half-cells
    • G01N27/333Ion-selective electrodes or membranes
    • G01N27/3335Ion-selective electrodes or membranes the membrane containing at least one organic component

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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、液体試料のリチウムイオン含量を測定するた
めの電極に関する。
キタザワ等の論文(J、 Am、 Chem、 Soc
、 1(16 。
6978 (1984))には、ポリ塩化ビニル(pc
v )、0−ニトロフェニルオクチルエーテル、テトラ
キス(4−クロロフェニル)硼酸カリウム(KTpCI
PB)、及び下記式(1)を有する:う一ドデシルー:
3−メチルー1.5.8.12−テトラオキサシクロテ
トラデカン(すなわち、3−ドデシル−3−メチル−J
4−クラウン−4)のリチウムイオン選択性化合物、か
ら構成された膜電極が記載され℃いる。
一搬的には、本発明は被検液体試料のリチウムイオン含
量を測定するための電極における改良を特徴とする。こ
の電極は可塑剤と下記式(2)を有するリチウムイオン
選択性化合物とを含む膜を有する。
式(2)において、Aは8〜16個の炭素原子を有する
アルキル基であり、Bは1〜4個の炭素原子を有するア
ルキル基であり、そしてC及びDの各々は、独立的に水
素原子、または1〜16個の炭素原子を有するアルキル
基でオりるが、C及びDの両者が同時に4個を越えろ炭
素原子を有するアルキル基とはならない。本発明の改善
は可塑剤ととして、液体の7タル酸ジアルキル工ステル
化合物;または一方のフェニル環のオルト位置(エーテ
ル結合に関して)に強い電子吸引基を有する液体のフェ
ニル・7エ= ル1− チル化合物: を使用fること
である。
好マシい具体例において、フタル酸ジアルキルエステル
化合物シま下記式(3)のものである:式(3)におい
て、 R1及びR2の各々は独立的に4〜18個の炭素
電子を有するアルキル基であり、そしてR3、R4、R
6及びR6の各々は、独立的(/C水素原子、または8
個ないしそれDJ下の炭素原子を有するアルキル基であ
る。
別の好ましい具体例において、フェニル・フエニルエー
テル化合物は下記式(4)のものである:R7R6RS
   R4 :89    RIORI    R2式(4)におい
て Hlはニトロ基であり、そしてR2、R3、R4及
びR5は水素原子であり、R6、R7、R8、R9及び
RIOの各々は、独立的に、水素原子、または7個ない
しそれ以下の炭素原子を有するアルキル基である。
別の好ましい具体例においては、膜はプラスチック物質
及びアニオン排除剤を含む。
本発明の膜を含む電極は、液体、殊に血清のリチウムイ
オン含量の正確な測定を可能とする。さらには、本発明
の膜のドリフト安定性が秀れているのでドリフトに関連
する測定誤差が極め℃小さい。
本発明のその他の目的、特徴及び利点は、本発明の好ま
しい具体例についての以下の記載から明かどなろう。
添付図は1本発明を具体化する電極アセンブリーの断面
図である。この図の電極アセンブリーは米国特許第4,
233,136号(スパシアニ等)の明細書て開示され
たものと同様である。
本発明の好ましい一具体例において、膜30は、3−ド
デシル−3−メチル−14−クラウン−4、可塑剤(7
) ’) (2−エチルヘキシル)フタレート(′fな
わちジオクチル7タレー):DOP)及びKTpCIP
Bアニオン排除剤な含む有機プラスチック(pvc )
のマトリックスから構成されている。これらの膜材料は
、すべて揮発性溶剤であるテトラヒト“クラウンに可溶
性である。
膜に支持を与えるPVCO量は、膜の電気化学特性を妨
害することなく、膜に支持を与えるように調節される。
膜は20〜45重量%(好ましくは25〜30重量%)
のPvCを含む。PVCの使用量が20重量%未満であ
ると、一般的に膜は充分に強くない。PvCの使用量が
55重量%を超えると、膜の性能が低下し始める。
リチウム選択性化合物3−ドデシル−3−メチル−14
−クラウン−4は、膜中でL! イオンのキャリヤーと
して作用する。膜は1〜lO重量%(好ましくは1〜2
重量%)のキャリヤーを含む。
そのキャリヤーの使用量が1重量%未満であると、膜の
選択性が低落する。キャリヤーの使用量が10重量%よ
り多いと、キャリヤーの一部が可塑剤中に不溶性となり
、電極の性能を低下させることがありうる。
可塑剤としてのDOP[例えばアルド”リッヒ(Ald
rich )  ケミカル社のカタログ番号D20,1
15−4のもの〕は、膜中のリチウムイオンキャリヤー
の溶剤として機能する。膜は、50〜80重量%(好ま
しくは65〜75重量%)のDOPを含む。DOPの使
用量が50重量%未満であると、リチウムイオンキャリ
ヤーが膜中で晶析することがある。DOPの使用量が8
0重量%を超えると、膜が弱くなることがある。
アニオン排除剤KTpCIPB 〔フル力(Fluka
)ケミカル・コーポレーションの製品〕は、小さなアニ
オンが膜に結合するのを防止する助力をなす。
膜は0.5〜2重景%(好ましくは07重量%程度)の
KTpCIPBを含む。KTpCIPBの使用量が0.
5重量%未満であると、小型アニオン排除効率が低落す
る。KTpCIPBの使用量が2重量%を超えると、電
極の選択性が悪影響を受ける。
膜を製造するには、粉状の高分子量PVC重合体(例え
ばアルドリッヒ・ケミカル社製) 350ダを、5dの
テトラヒトフランに溶解する。次いでこの溶液に非揮発
性溶剤である可塑剤DOP834mgを、17.5m9
の3−ドデシル−3−メチル−14−クラウン−4及び
8.8 mgのKTpCIPBと共に添加する。
前記米国特許(スパジアニ等)明細書に記載のようにし
て、この溶液から膜を製造する。かかる膜は良好な機械
的性質及び良好な分析性能を示した(下表の第1番目の
データ参照)。その傾斜は、ネルンストの式による値に
近似であり(56,8mV)、血清及び水性溶液の両方
におけるト”リフトは極めてわずかであった。
下表圧油した各膜についてのドリフトは、ドリフト及び
キャリブレーションの関連概念に基き決定した。
イオン特異電極測定において、電極は、分析に使用する
前にキャリブレーション(検量)されなり゛ればならな
い。すべての場合に、少なくとも2点においてキャリブ
レーションを実施する。この場合には、二つの内部標準
を用いた。一方の標準BはlQmMノLi+及び50m
MノNa+を含み、第2の標準Aは1mMl7)Li+
及び140 mM ノNa+を含んでいた。(潜在的に
干渉するNaの)・ツクグラウンドを有するキャリブレ
ーション溶液を用いると、電極がNa+よりもLけに対
する選択性を保持でするようにできる)。分析に先立っ
て、リチウム選択性電極を上記二つの標準でキャリブレ
ーションする。各標準によって電極はL! の濃度の対
数に比例する電位を発現する。ネルンストの式によれば
、濃度の対数と電位とは、線型関係を有する。濃度の1
0倍の変化についての電位の差異は、25°Cにおいて
59.1mVとなるべきである(この電位の差異を「傾
角」と称することがある)。
未知試料中のLi+の測定は、その試料(水性溶液また
は血清)中で電極によって発現された電位を、線型キャ
リプレー7ヨングラフと比較することにより行なう。
一回の分析後にt極電位を一方の標準(この場合は標準
A)に対して再び測定するときに、ドリフトの概念が入
ってくる。分析の前後での標準Aの電位の差が「−ドリ
フト」である。この点に関して、この数値の絶対値が太
きければ大きいほど、電極の性能は劣ることになり、得
られる測定値の誤差が大きくなる。表に示したように、
この好ましい電極(表の第1番目のもの)は、水性溶液
で用いた後に血清試料中で用いたとき、ならびに血清試
料で用いた後に水性溶液で用いたときに、低い□ドリフ
トを有する。
(I4) イオン l  3−ドデシル−3−メチル−DOP     1
.4    69.914−クラウン−4 23−ドデシル−3−メチル−DOP     2.8
    68.914−クラウン−4 33−ドデシル−3−エチル−DOP      1.
4    69.914−クラウン−4 43−ドデシル−3−メチル−NPPE人   1.4
    69.914−クラウン−4 53−ドデシル−3−エチル−NPHPE    1.
4    69.914−クラウン−4 63−ドデシル−3−メチル−DOP2.8    6
9.014−クラウン−4 73−ドデシル−3−メチル−D 1NP2.8   
  69.0 14−クラウン−4 83−ドデシル−3−メチル−NPPEA2.8   
 69.014−クラウン−4 (+5) 標準Aのドリフト範囲(mV) PVCKTpCIPB  傾 斜  血i−水am液2
8.0   0.7     56.8  0−0.6
 0−0.527.5   0.7     56.2
  0−0.8 0−0.628.0   0.7  
   53.0  0.0−0.2 0.1−0.42
8.0   0.4     54.1  0.0−0
.8 0.0−1.028.0   0.7     
57.1  0.0−0.3 0.4−0.527.6
  0,7     56.8  0.0−0.3 0
.0−0.627.6  0,7     53.3 
 0.0−0.7 0.0−0.727.6  0.7
     54.1  0.0−0.8 0.0−1.
03−ドデシル−3−メチル−14−クラウン−4の製
造の第】工程は、ゾール(Dale)等の文献[Act
a、Chem、5cand、26.1471(1972
):1の一般操作に従って、3.7−シオキサノナンー
1゜9−ジオールジトシレートを作ることである。
エチレングリコール280d(5,0モル)に対して金
属ナトリウム細片17.25fi’(0,75モル)を
加え、発熱反応を制御するため、この反応混合物を室温
にまで冷却する。1.3−ジブロモプロパン(アルドリ
ッヒ・ケミカル社のカタログ番号32.590−3)8
0.89PC0,393モル)を滴状に加える。反応混
合物を100℃に6時間加熱する。次いで過剰のエチレ
ングリコールを大気圧下に単純蒸留により除去し、そし
℃108〜】】2℃及びQ、025mHf!−における
分別蒸留によって反応混合物から3,7−シオキサノナ
ンー1,9−ジオールを17.9%の収率で得る。この
ジオール11.47P(0,072モル)及び17.4
ft+7(0,215モル)のピリジンを100麻の塩
化メチレン中に溶解した溶液を、140mJの塩化メチ
レン中の26.68P(0,15モル)のトシルクロラ
イドの溶液に攪拌下に添加する。この添加に次いで、攪
拌下にO′Cで24時間反応を行なう。次いでこの混合
物を、水、10%のHCz、そして再び水で洗浄する。
この反応混合物を無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、溶剤
を減圧下に除去して33.519−の透明油状物を得る
クゲルロ−yv (Kugelrohr )蒸留(80
℃。
Q、OO5mHg−)によって未反応トシルクロライド
ラ除去して、29.4:l−の3,7−シオキサノナン
ー1.9−ジオールジトシレートをわずかニ褐色の油状
物の形で残す。
3−ト9デシルー3−メチルー14−クラウン−4の製
造の第2の工程は、2−ドデシル−2−メチルプロパン
−1,3−ジオールを作ることである。
60dのHN−ジメチルホルムアミド(DMF)中の4
8.72y−(0,277モル)のジエチル・メチルマ
ロネート(アルドリッヒーケミカル社のカタログ番号1
2,613−6)の溶液を、DMF中の6.861i’
(0,277モル)の水素化ナトリウム(NaH)の溶
液に攪拌しつつ滴状に添加する。この反応混合物に60
dのDMF中の72.17fi’(0,284モル)の
1−ブロモドデカン(アルドリッヒ・ケミカル社のカタ
ログ番号86,555−1)の溶液を滴状に添加し、そ
の間加熱する。この反応は攪拌しながら一晩80℃に加
熱して実施し、その後に沈澱NaB rを濾過して除き
、DMFを真空減圧で除去する。得られる油状残渣をエ
ーテルに溶解し、再び許過してすべてのNaBrを除去
する。このエーテル溶液を、水次いで飽和食塩水で洗浄
する。この溶液を無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、その
エーテルを減圧下に除去し、透明な黄色油状物を得る、
分別蒸留(130〜138℃、0、OO7mHP )に
よって82.285’(88%の総合収率)のジエチル
ドデシルーメチルマロネードを透明油状物の形で得る。
この油状物を1751nlの無水エーテル中に浴解し、
この溶液を、19.21g−(0,4,80モル)の水
素化リチウムアルミニウムの懸濁物に滴状に添加する。
この反応は一晩攪拌し、慎重に急冷し、次いで沖過を行
なう。溶剤を真空減圧で除去し、得られる固体を再結晶
し、乾燥して51.0051−(総合収率81%)の2
−ドデシル−2−メチルプロパン−1,3−ジオールを
白色固体(mp二67〜68℃)の形で得る。
3−ドデシル−3−メチル−14−クラウン−4の製造
の最終工程は、2−ト“デシル−2−メチルプロパン−
1,3−ジオールを3,7−シオキサノナンー1.9−
ジオールジトシレートで環化(前記のキタザワ等の一般
操作により)fることである。
40dのp−ジオキサン中の2.74ff(10,6ミ
リモル)の2−ドデシル−2−メチルプロパン−1,3
−ジオールの溶液を、ジオキサン中の0.63P(25
,5ミリモル)のNaHの懸濁液に、攪拌しながら滴状
に添加する。50m1のジオキサン中ノ5.0 ] P
 (10,6ミリモ/l/ ) ノ3.7−シオキサノ
ナンー1.9−ジオールジトシレートの溶液ヲ添加し、
還流下に一晩反応を実施する。反応混合物を濾過して、
トシル酸す) IJウム沈殿を除去し、そしてジオキサ
ンを減圧下に蒸発除去する。得られる油状残渣を塩化メ
チレンに溶解し、水及び飽料地化ナトリウム溶液で洗浄
する。無水硫酸マグネシウム上で乾燥させた後、溶剤を
真空減圧で蒸発除去して着色油状物を得る。この物質な
カラムクロマトクラライ法で処理し5次いで蒸留(13
5〜145℃、0.005amH¥) L、 1.0.
9405’(総合収率23%)の3−ドデシル−3−メ
チル−14−クラウン−4を透明油状物の形で得る。こ
のものは10℃で放置すると結晶化する。
その他の具体例も、特許請求の範囲内にある。
例えば、リチウムイオン選択性化合物は一般式(4)の
範囲内のいずれの形のものでもよい。
式+41におい℃、Aは8〜16個の炭素原子を有する
アルキル基でありうる。Aが8個よりも少ない炭素原子
を有するアルキル基であるならば、そのリチウムイオン
特異化合物は充分V−親油性でないことがあり、またA
が16個よりも多い炭素原子を有するアルキル基である
ならば、その化合物は可塑剤に充分に可溶性でないこと
がある。Bは、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基
でありうる。Bのところfアルキル基を崩することによ
って、化合物のLけ特異性が増大する。しかし、そのア
ルキル基が4個より多い炭素原子を有するならば、その
Lけ特異性が低減しうる。
式(41において、C及びDは水素であるのが好ましい
。しかし、C及びDは1〜16個の炭素原子を有するア
ルキル基であってよいが、(4ぴDの両者が同時[4個
よりも多い炭素原子を有するアルキル基であってはなら
ない。
式(4)のC及びDが水素原子であるときには、A及び
Bが上記好ましいイオン選択性化合物を異なるイオン選
択性化合物を、対応する出発物質から作ることができる
。従って、Aの長さを変えるには、上記合成におい℃ジ
エチルメチルマロネートの代りに適宜なジエチルマロネ
ートを用いるべきである。例えば、3−ドデシル−3−
エチル−14−クラウン−4の合成において、ジエチル
エチルマロネート(例えばアルドリッヒ・ケミカル社の
カタログ番号D9,52o−4)を1−ブロモドデカン
との反応に用いる1゜同様に、Bの長さを変えるには、
1−ブロモドデカンの代りに適宜な1−ブロモアルカン
を使用すべきである。
C及びDが水素片子でない場合には、上記の合成におい
て、1.;3−ジブロモプロパンの代りに適宜な2−置
換された1、3−ジブロモプロパンヲ使用すべきである
多数のジアルキルフタレート化合物は、それらの化合物
が25℃で液体であり(従ってリチウムイオン選択性化
合物のようなその他の膜成分がそれに溶は込むことがで
き)そし2で親油性である(可塑剤が水性試料中へ著し
くは浸出しないようにするため)限り、可塑剤として使
用できる。このような性gは、一般式C2)においてR
1及びR2が、独立的に、4〜18個の炭素原子を有す
るアルキル基である場合には、一般的には具備される。
R1及び/またはR2が18個よりも多くの炭素原子を
有するアルキル基である場合には、可塑剤は固体である
ことがある。R1及び/またはR2が4個よりも少ない
炭素原子を有するアルキル基である場合には、可塑剤は
充分に製油性(あるいは疎水性)でないことがある。R
1及びR2が同じである可塑剤はフタル酸を適宜なアル
コールでエステル化することによって合成できる。
式(2)におけるR3、R4、R5及びR6は、水素で
ある以外に、アルキル基(7個またはそれ以下の炭素原
子を有するもの)であってもよい。R3、R4、R5及
びR6中の合計の炭素原子数は一般には8を超えるべき
ではなく、合計が8個以上の炭素原子では、可塑剤が固
体として存在することがある。
別の具体例において、可塑剤は一般式(3)を有するフ
ェニル−フェニルエーテル化合物テアル。式(31にお
いて、一方の環のオルト位置(R1)には、強い電子吸
引力を有するニトロ基、塩素、シアノ基またはトリフル
オロメチル基のような官能基が存在する。R1はニトロ
基であるのが好ましい。
R2乃至RIOは、それらの基が可塑剤の親油性(疎水
性)を著しく低減させたり、あるいは可塑剤の分子量を
可塑剤が25℃において固体となる程にまで増加したり
することがない限り、いずれの官能基であってもよい。
好ましくは、R2−R5は水素原子であり、そしてR−
Rは水素原子であるか、または合計で7個またはそれ以
下の炭素原子を含むアルキル基である(もしR6〜RI
Oが合計で7個よりも多くの炭素原子を含むと、可塑剤
が固体となることがある)。最も好ましくは、R2−R
9が水素原子であり、R8が水素原子、または1〜7個
の炭素原子を有するアルキル基である。
可塑剤の2−二トロフェニル4−へキシルフエ=ルx−
チル(NPHPE)kt、p−ヘキシルフェノール(例
えばコダックラボラトリイ・ケミカル社のカタログ番号
14,319)を、2−クロロニトロベンゼン(例えば
アドリッヒ・ケミカル社のカタログ番号C5,910−
6)と反応させろことにより合成できる。1.445’
(0,(16モル)の水素化ナトリウムなN2下に75
m1のテトラヒドロフラン(THF)中に懸[する。9
.01 F (0,05−E−ル)のp−ヘキシルフェ
ノールF25 mAV>T HF中に溶解し、上記懸濁
液に滴状に添加する。786P(0,05モル)の2−
クロロニトロベンゼンを25m7のTHF中に溶解し、
上記反応混合物に滴状に添加する。得られる混合物を8
8時間還流下に反応させる。この還流に続いて3mlの
酢酸を添加し、この反応混合物をフィルターセルを介し
て濾過し、濃縮し、シリカゲルで2回クロマトグラフィ
処理し、そし℃クゲルロール蒸留(140−150℃、
0.01間)(F!−)して、4.7y−(34%の収
率)の2−二トロフェニル−4−へキシルフェニルエー
テルをオレンジ色油状物の形で得る。
その他のフェニル−フェニルエーテル類は同様に製造さ
れる。例えば、2−ニトロフェニル4−へキシルフェニ
ルエーテルは、1)−7’−F−ルフェノール(例エハ
コダック・ラボラトリイ・ケミカル社のカタログ番号1
4,(162)を2−クロロニトロベンゼンと反応させ
ることにより製造できる。
その他の硼酸テトラフェニル及びピクリン酸の如きアニ
オン排除剤は、KTpCIPBの代りに使用できる。さ
らには、膜はアニオン排除剤を含むのが好ましいけれど
も、アニオン排除剤が存在しなくても機能膜を得られる
前記の表は本発明による種々の膜で得られた分析結果を
示す。表に示されたすぺ℃の膜は良好分析結果を与えた
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を具体化した電極アセンブリーの一例の断
面図である。 30:リチウムイオン用電極膜

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)可塑剤と、下記式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Aは8〜16個の炭素原子を有するアルキル基
    であり、Bは1〜4個の炭素原子を有するアルキル基で
    あり、そしてC及びDの各々は、独立的に、水素原子、
    または1〜16個の炭素原子を有するアルキル基である
    が、C及びDの両者が同時に4個を超える炭素原子を有
    するアルキル基とはならない。)を有するリチウムイオ
    ン選択性化合物を含む膜と、からなり、被検液体試料の
    リチウム含量を測定するための電極において:可塑剤が
    液状のフタル酸ジアルキルエステル化合物であることを
    特徴とする上記電極。
  2. (2)フタル酸ジアルキルエステル化合物が下記式▲数
    式、化学式、表等があります▼ (R^1及びR^2の各々は、独立的に、4〜18個の
    炭素原子を有するアルキル基であり、そしてR^3、R
    ^4、R^5及びR^6の各々は、独立的に水素原子、
    または8個ないしそれ以下の炭素原子を有するアルキル
    基である。)を有する特許請求の範囲第1項記載の電極
  3. (3)R^1及びR^2の各々が、独立的に、8個また
    は9個の炭素原子を有するアルキル基である特許請求の
    範囲第2項に記載の電極。
  4. (4)R^3、R^4、R^5及びR^6がそれぞれ水
    素原子である特許請求の範囲第2または3項に記載の電
    極。
  5. (5)可塑剤がフタル酸ジ(2−エチル−ヘキシル)エ
    ステルである特許請求の範囲第1項に記載の電極。
  6. (6)可塑剤と、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Aは8〜16個の炭素原子を有するアルキル基
    であり、Bは1〜4個の炭素原子を有するアルキル基で
    あり、そしてC及びDの各々は、独立的に、水素原子、
    または1〜16個の炭素原子を有するアルキル基である
    が、C及びDの両者が同時に4個を超える炭素原子を有
    するアルキル基とはならない。)を有するリチウムイオ
    ン選択性化合物を含む膜と、からなり、被検液体試料の
    リチウム含量を測定するための電極において:可塑剤が
    一方のフェニル環のオルト位置に強い電子吸引基を有す
    る液状のフェニル・フェニルエーテル化合物であること
    を特徴とする上記電極。
  7. (7)エーテル化合物が式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1はニトロ基であり、そしてR^2、R^
    3、R^4、R^5、R^6、R^7、R^8、R^9
    及びR^1^0の各々は、独立的に、その化合物が25
    ℃で固体となる程にまでその化合物の分子量を増加させ
    ないいずれかの官能基である。)を有する特許請求の範
    囲第6項に記載の電極。
  8. (8)R^2、R^3、R^4及びR^5はそれぞれ水
    素原子であり、そしてR^6、R^7、R^8、R^9
    及びR^1^0の各々は、水素原子、または7個ないし
    それ以下の炭素原子を有するアルキル基である特許請求
    の範囲第7項に記載の電極。
  9. (9)R^6、R^7、R^9及びR^1^0が水素原
    子である特許請求の範囲第7または8項に記載の電極。
  10. (10)可塑剤が2−ニトロフェニル4−ヘキシルフェ
    ニルエーテルである特許請求の範囲第6項に記載の電極
  11. (11)C及びDが水素原子である特許請求の範囲第1
    または6項に記載の電極。
  12. (12)Bが1個または2個の炭素原子を有するアルキ
    ル基である特許請求の範囲第1、6または11項に記載
    の電極。
  13. (13)Aが12個の炭素原子を有するアルキル基であ
    る特許請求の範囲第1、6、11または12項に記載の
    電極。
  14. (14)リチウムイオン選択性化合物が3−ドデシル−
    3−メチル−1,5,8,12−テトラオキサシクロテ
    トラデカンである特許請求の範囲第1または6項に記載
    の電極。
  15. (15)膜がプラスチック物質をさらに含む特許請求の
    範囲第1または6項に記載の電極。
  16. (16)プラスチック物質がポリ塩化ビニルである特許
    請求の範囲第15項に記載の電極。
  17. (17)膜がアニオン排除剤をさらに含む特許請求の範
    囲第15項に記載の電極。
  18. (18)アニオン排除剤がテトラキス(4−クロロフェ
    ニル)硼酸カリウムである特許請求の範囲第17項に記
    載の電極。
  19. (19)非揮発性溶剤可塑剤が膜の50〜80重量%を
    なし、プラスチック物質が膜の20〜45重量%をなし
    、イオン選択性化合物が膜の1〜10重量%をなし、そ
    してアニオン排除剤が膜の0.5〜2重量%をなす特許
    請求の範囲第17項記載の電極。
JP62170859A 1986-07-08 1987-07-08 リチウムイオン測定用電極 Pending JPS6358147A (ja)

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