JPS6357606B2 - - Google Patents
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- JPS6357606B2 JPS6357606B2 JP55021915A JP2191580A JPS6357606B2 JP S6357606 B2 JPS6357606 B2 JP S6357606B2 JP 55021915 A JP55021915 A JP 55021915A JP 2191580 A JP2191580 A JP 2191580A JP S6357606 B2 JPS6357606 B2 JP S6357606B2
- Authority
- JP
- Japan
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- gear
- crankshaft
- shaft
- chain
- overhead camshaft
- Prior art date
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 8
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/02—Valve drive
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/02—Valve drive
- F01L1/022—Chain drive
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/02—Valve drive
- F01L1/024—Belt drive
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/02—Valve drive
- F01L1/026—Gear drive
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/027—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle four
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/02—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B75/22—Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はエンジンの頭上カム軸駆動装置に関
するものである。
するものである。
４サイクルエンジンの頭上カム軸をクランク軸
の1/2の速度で回転させるため、クランク軸の回
転を一旦歯車伝動機構で減速した後、チエーン伝
動機構により頭上カム軸を駆動するようにしたも
のがある。一方頭上カム軸の駆動機構には、平均
的には大きな荷重がかからない反面、衝撃的な大
きな荷重が繰り返えし加わる。このため頭上カム
軸駆動機構の一部に歯車を用いた場合は、衝撃的
な荷重による歯車相互間の衝突により、歯車騒音
が発生し易く、特にアイドリング状態などの他の
部分から発生される騒音が少ない場合には、非常
に耳障りである。
の1/2の速度で回転させるため、クランク軸の回
転を一旦歯車伝動機構で減速した後、チエーン伝
動機構により頭上カム軸を駆動するようにしたも
のがある。一方頭上カム軸の駆動機構には、平均
的には大きな荷重がかからない反面、衝撃的な大
きな荷重が繰り返えし加わる。このため頭上カム
軸駆動機構の一部に歯車を用いた場合は、衝撃的
な荷重による歯車相互間の衝突により、歯車騒音
が発生し易く、特にアイドリング状態などの他の
部分から発生される騒音が少ない場合には、非常
に耳障りである。
また、歯車の加工精度を下げたり、軸間距離の
誤差を大きくすると、歯車のバツクラツシユ量の
ばらつきが大きく、特にその量が大きいものでは
前記騒音が著しくなる。しかし歯車の精度を上げ
たり軸間距離公差を小さくすると製作コストが著
しく上昇したり、加工上限界があつたりする。
誤差を大きくすると、歯車のバツクラツシユ量の
ばらつきが大きく、特にその量が大きいものでは
前記騒音が著しくなる。しかし歯車の精度を上げ
たり軸間距離公差を小さくすると製作コストが著
しく上昇したり、加工上限界があつたりする。
そこで歯車の精度や軸間距離公差をあまり上げ
ずに、クランク軸を偏心させたりして歯車の軸間
距離を調整するようにすると、変速機の主軸など
他の軸を調整するための追加補償機構が必要にな
る。
ずに、クランク軸を偏心させたりして歯車の軸間
距離を調整するようにすると、変速機の主軸など
他の軸を調整するための追加補償機構が必要にな
る。
この発明は以上のような事情に鑑みなされたも
のであり、追加補償機構などを設けることなくバ
ツクラツシユの調整を可能にする頭上カム軸駆動
装置を提供することを目的とするものである。
のであり、追加補償機構などを設けることなくバ
ツクラツシユの調整を可能にする頭上カム軸駆動
装置を提供することを目的とするものである。
この発明はこのような目的を達成するため、偏
心部を有し回転位置調節可能に固定された中間軸
と、前記偏心部に回転可能に軸支されクランク軸
の歯車に噛合する中間歯車と、この中間歯車の回
転を頭上カム軸に伝えるチエーン伝動機構とを備
え、前記回転軸を回転位置決めすることにより前
記中間歯車とクランク軸の歯車との間のバツクラ
ツシユ調整を行なうように構成したものである。
以下図面に基づいてこの発明を詳細に説明する。
心部を有し回転位置調節可能に固定された中間軸
と、前記偏心部に回転可能に軸支されクランク軸
の歯車に噛合する中間歯車と、この中間歯車の回
転を頭上カム軸に伝えるチエーン伝動機構とを備
え、前記回転軸を回転位置決めすることにより前
記中間歯車とクランク軸の歯車との間のバツクラ
ツシユ調整を行なうように構成したものである。
以下図面に基づいてこの発明を詳細に説明する。
第１図はこの発明に係る自動二輪車用エンジン
を一部断面した側面図、第２図と第３図は第１図
における−線断面図と−線断面図、また
第４図は第２図における要部拡大断面図である。
を一部断面した側面図、第２図と第３図は第１図
における−線断面図と−線断面図、また
第４図は第２図における要部拡大断面図である。
これらの図において符号１はＶ型エンジンであ
り、このエンジン１は前後方向に傾斜する前気筒
２および後気筒３を備える。４は左右割りのクラ
ンクケースであり、このクランクケース４にはク
ランク軸５、変速機を形成する主軸６と副軸７、
ダンパ軸８および出力軸９が軸支されている。主
軸６の右端部には湿式多板式クラツチ１０が取付
けられ、クランク軸５の回転はこのクラツチ１０
を介して主軸６に伝えられ、主軸６の回転はこれ
ら主軸６および副軸７に設けられた変速歯車群１
１で変速されて副軸７に伝えられる。副軸７の回
転はダンパ軸８に設けられたダンパ１２を介しダ
ンパ軸８に伝えられ、さらに傘歯車１３を介して
前後方向に軸支された出力軸９に伝えられる。出
力軸９の後端はクランクケース４の後方へ突出
し、この突出部分には不図示のプロペラ軸が不図
示の自在継手を介して接続される。このプロペラ
軸により不図示の後輪が駆動され、いわゆるシヤ
フトドライブ式の後輪駆動機構が形成されてい
る。なおクランク軸５の左端部には発電機１４が
配設されている。
り、このエンジン１は前後方向に傾斜する前気筒
２および後気筒３を備える。４は左右割りのクラ
ンクケースであり、このクランクケース４にはク
ランク軸５、変速機を形成する主軸６と副軸７、
ダンパ軸８および出力軸９が軸支されている。主
軸６の右端部には湿式多板式クラツチ１０が取付
けられ、クランク軸５の回転はこのクラツチ１０
を介して主軸６に伝えられ、主軸６の回転はこれ
ら主軸６および副軸７に設けられた変速歯車群１
１で変速されて副軸７に伝えられる。副軸７の回
転はダンパ軸８に設けられたダンパ１２を介しダ
ンパ軸８に伝えられ、さらに傘歯車１３を介して
前後方向に軸支された出力軸９に伝えられる。出
力軸９の後端はクランクケース４の後方へ突出
し、この突出部分には不図示のプロペラ軸が不図
示の自在継手を介して接続される。このプロペラ
軸により不図示の後輪が駆動され、いわゆるシヤ
フトドライブ式の後輪駆動機構が形成されてい
る。なおクランク軸５の左端部には発電機１４が
配設されている。
前気筒２と後気筒３とは左右対称となるように
構成されているので（第２，３図参照）、両気筒
２，３の対応部分にはそれぞれ係数ａ，ｂを付
し、以下前気筒２を中心にしてその構成を説明す
る。
構成されているので（第２，３図参照）、両気筒
２，３の対応部分にはそれぞれ係数ａ，ｂを付
し、以下前気筒２を中心にしてその構成を説明す
る。
２０ａ，２１ａは前気筒２のピストンとコンロ
ツド、２２ａ，２３ａはシリンダブロツクとシリ
ンダヘツドである。前・後気筒２，３のコンロツ
ド２１ａ，２１ｂの大端部は共にクランクピン２
４に軸着されている。
ツド、２２ａ，２３ａはシリンダブロツクとシリ
ンダヘツドである。前・後気筒２，３のコンロツ
ド２１ａ，２１ｂの大端部は共にクランクピン２
４に軸着されている。
２５ａは頭上カム軸であり、シリンダヘツド２
３ａ内に横向きに軸支されている。前気筒２の右
側の側面にはシリンダヘツド２３ａ、シリンダブ
ロツク２２ａ内を連通するようにチエーン通路２
６ａが形成されている。２７ａは前記クランク軸
５と頭上カム軸２５ａとの間に位置するようクラ
ンクケース４に取付けられた中間軸であり、この
中間軸２７ａはチエーン通路２６ａを横断する部
分が偏心している。すなわち第４図に示すよう
に、中間軸２７ａの中心線Ａに対して偏心部２８
ａの中心線Ｂが偏心している。この中間軸２７ａ
の軸端には調整板２９ａが固着され、この調整板
２９ａに弧状に形成された長孔３０ａ（第１図参
照）を通りクランクケース４に螺入されたボルト
３１ａによりこの調整板２９ａおよび中間軸２７
ａは回転位置調節可能に固定されている。すなわ
ちボルト３１ａを緩めれば調整板２９ａおよび中
間軸２７ａは長孔３０ａの範囲内で回動可能とな
り、ボルト３１ａを締付ければ調整板２９ａおよ
び中間軸２７ａは固定される。
３ａ内に横向きに軸支されている。前気筒２の右
側の側面にはシリンダヘツド２３ａ、シリンダブ
ロツク２２ａ内を連通するようにチエーン通路２
６ａが形成されている。２７ａは前記クランク軸
５と頭上カム軸２５ａとの間に位置するようクラ
ンクケース４に取付けられた中間軸であり、この
中間軸２７ａはチエーン通路２６ａを横断する部
分が偏心している。すなわち第４図に示すよう
に、中間軸２７ａの中心線Ａに対して偏心部２８
ａの中心線Ｂが偏心している。この中間軸２７ａ
の軸端には調整板２９ａが固着され、この調整板
２９ａに弧状に形成された長孔３０ａ（第１図参
照）を通りクランクケース４に螺入されたボルト
３１ａによりこの調整板２９ａおよび中間軸２７
ａは回転位置調節可能に固定されている。すなわ
ちボルト３１ａを緩めれば調整板２９ａおよび中
間軸２７ａは長孔３０ａの範囲内で回動可能とな
り、ボルト３１ａを締付ければ調整板２９ａおよ
び中間軸２７ａは固定される。
３２ａは中間歯車、３３ａはこの中間歯車３２
ａと一体に形成されたスプロケツトである。なお
第４図に示すようにクランクケース４にはチエー
ン通路２６ａの内壁面に沿つて潤滑油をカラー３
４ａの摺動面に導く油路４７，４８が形成されて
いる。これら中間歯車３２ａおよびスプロケツト
３３ａは内周に回転摺動面を有するカラー３４ａ
を介して前記中間軸２７ａの偏心部２８ａに回転
可能に軸支されている。中間歯車３２ａは、クラ
ンク軸５に固定された歯車３５ａに噛合してい
る。スプロケツト３３ａは前記チエーン通路２６
ａの下部に位置し、また前記頭上カム軸２５ａの
右端にはチエーン通路２６ａの上部に位置するス
プロケツト３６ａが固定され、これらスプロケツ
ト３３ａ，３６ａにはタイミングチエーン３７ａ
が掛け回されている。３８ａは点火栓、また３９
ａは通風路であり、この通風路３９ａはシリンダ
とチエーン通路２６ａとの間に位置するようシリ
ンダブロツク２２ａに縦長に形成されている。
ａと一体に形成されたスプロケツトである。なお
第４図に示すようにクランクケース４にはチエー
ン通路２６ａの内壁面に沿つて潤滑油をカラー３
４ａの摺動面に導く油路４７，４８が形成されて
いる。これら中間歯車３２ａおよびスプロケツト
３３ａは内周に回転摺動面を有するカラー３４ａ
を介して前記中間軸２７ａの偏心部２８ａに回転
可能に軸支されている。中間歯車３２ａは、クラ
ンク軸５に固定された歯車３５ａに噛合してい
る。スプロケツト３３ａは前記チエーン通路２６
ａの下部に位置し、また前記頭上カム軸２５ａの
右端にはチエーン通路２６ａの上部に位置するス
プロケツト３６ａが固定され、これらスプロケツ
ト３３ａ，３６ａにはタイミングチエーン３７ａ
が掛け回されている。３８ａは点火栓、また３９
ａは通風路であり、この通風路３９ａはシリンダ
とチエーン通路２６ａとの間に位置するようシリ
ンダブロツク２２ａに縦長に形成されている。
第１図において４０ｂは後気筒３におけるタイ
ミングチエーン３７ｂの張り側に摺接するチエー
ンガイドであり、その下端はクランクケース４に
またその上端はシリンダヘツド２３ｂに係止され
ている。４１ｂは同じくタイミングチエーン３７
ｂの緩み側に摺接するチエーンガイドであり、そ
の下端部はクランクケース４に挿入固定された保
持部材４２ｂに回動可能に保持されている。この
チエーンガイド４１ｂはシリンダブロツク２２ｂ
に固定されたチエーンテンシヨナ４３ｂにより弾
発的にタイミングチエーン３７ｂ側へ押圧されて
いる。なお前気筒２のチエーンガイドやチエーン
テンシヨナも前記後気筒３と左右対称となるよう
に構成されている。また第１図において４５ａ，
４５ｂは各気筒２，３の対向する面に開口する吸
気口であり、４６ａ，４６ｂはこれら吸気口４５
ａ，４５ｂと反対の面に開口する排気口である。
ミングチエーン３７ｂの張り側に摺接するチエー
ンガイドであり、その下端はクランクケース４に
またその上端はシリンダヘツド２３ｂに係止され
ている。４１ｂは同じくタイミングチエーン３７
ｂの緩み側に摺接するチエーンガイドであり、そ
の下端部はクランクケース４に挿入固定された保
持部材４２ｂに回動可能に保持されている。この
チエーンガイド４１ｂはシリンダブロツク２２ｂ
に固定されたチエーンテンシヨナ４３ｂにより弾
発的にタイミングチエーン３７ｂ側へ押圧されて
いる。なお前気筒２のチエーンガイドやチエーン
テンシヨナも前記後気筒３と左右対称となるよう
に構成されている。また第１図において４５ａ，
４５ｂは各気筒２，３の対向する面に開口する吸
気口であり、４６ａ，４６ｂはこれら吸気口４５
ａ，４５ｂと反対の面に開口する排気口である。
中間歯車３３ａ，３３ｂとクランク軸５の歯車
３５ａ，３５ｂとの間のバツクラツシユを調整す
るためには、ボルト３０ａ，３０ｂを緩めて調整
板２９ａ，２９ｂと共に中間軸２７ａ，２７ｂを
回動させればよい。すなわち中間歯車３３ａ，３
３ｂは中間軸２７ａ，２７ｂの偏心部２８ａ，２
８ｂ（２８ｂは図示せず）に軸支されているので、
中間軸２７ａ，２７ｂを回動させることにより、
偏心部２８ａ，２８ｂの中心線Ｂ（第４図参照）
とクランク軸５の中心線との距離を変化させるこ
とができる。適切なバツクラツシユが得られる位
置においてボルト３０ａ，３０ｂを締付けて調整
板２９ａ，２９ｂおよび中間軸２７ａ，２７ｂを
固定することによりバツクラツシユの調整作業は
終了する。なお、中間軸２７ａ，２７ｂを回動さ
せるとスプロケツト３３ａと３６ａとの間、およ
び３３ｂと３６ｂとの間の距離も僅かに変化する
が、その変化量は非常に少ないため、吸・排気弁
の動作タイミングへの影響は無視することができ
る。
３５ａ，３５ｂとの間のバツクラツシユを調整す
るためには、ボルト３０ａ，３０ｂを緩めて調整
板２９ａ，２９ｂと共に中間軸２７ａ，２７ｂを
回動させればよい。すなわち中間歯車３３ａ，３
３ｂは中間軸２７ａ，２７ｂの偏心部２８ａ，２
８ｂ（２８ｂは図示せず）に軸支されているので、
中間軸２７ａ，２７ｂを回動させることにより、
偏心部２８ａ，２８ｂの中心線Ｂ（第４図参照）
とクランク軸５の中心線との距離を変化させるこ
とができる。適切なバツクラツシユが得られる位
置においてボルト３０ａ，３０ｂを締付けて調整
板２９ａ，２９ｂおよび中間軸２７ａ，２７ｂを
固定することによりバツクラツシユの調整作業は
終了する。なお、中間軸２７ａ，２７ｂを回動さ
せるとスプロケツト３３ａと３６ａとの間、およ
び３３ｂと３６ｂとの間の距離も僅かに変化する
が、その変化量は非常に少ないため、吸・排気弁
の動作タイミングへの影響は無視することができ
る。
この発明は以上のように回転位置調節可能に固
定された中間軸の偏心部に、中間歯車を軸支し、
この中間歯車をクランク軸の歯車に噛合させる一
方、この中間歯車によりチエーン伝動機構を介し
て頭上カム軸を駆動するようにしたので、中間軸
を回動することにより中間歯車とクランク軸の歯
車との間のバツクラツシユを容易に調整すること
ができる。従つて不適当なバツクラツシユによる
騒音の発生を抑制することができる。また中間軸
と頭上カム軸との間の軸間距離が僅かに変化して
もチエーンおよびチエーンテンシヨナによりその
変化は十分に吸収されるから、追加補償機構も不
要である。
定された中間軸の偏心部に、中間歯車を軸支し、
この中間歯車をクランク軸の歯車に噛合させる一
方、この中間歯車によりチエーン伝動機構を介し
て頭上カム軸を駆動するようにしたので、中間軸
を回動することにより中間歯車とクランク軸の歯
車との間のバツクラツシユを容易に調整すること
ができる。従つて不適当なバツクラツシユによる
騒音の発生を抑制することができる。また中間軸
と頭上カム軸との間の軸間距離が僅かに変化して
もチエーンおよびチエーンテンシヨナによりその
変化は十分に吸収されるから、追加補償機構も不
要である。
第１図はこの発明の一実施例であるＶ型エンジ
ンを一部断面した側面図、第２図と第３図は第１
図における−線断面図と−線断面図、ま
た第４図は第２図の要部拡大図である。 １……エンジン、５……クランク軸、２５ａ，
２５ｂ……頭上カム軸、２７ａ，２７ｂ……中間
軸、２８ａ……偏心部、３２ａ，３２ｂ……中間
歯車、３５ａ，３５ｂ……クランク軸の歯車、３
７ａ，３７ｂ……タイミングチエーン。
ンを一部断面した側面図、第２図と第３図は第１
図における−線断面図と−線断面図、ま
た第４図は第２図の要部拡大図である。 １……エンジン、５……クランク軸、２５ａ，
２５ｂ……頭上カム軸、２７ａ，２７ｂ……中間
軸、２８ａ……偏心部、３２ａ，３２ｂ……中間
歯車、３５ａ，３５ｂ……クランク軸の歯車、３
７ａ，３７ｂ……タイミングチエーン。
Claims (1)
- １ 偏心部を有し回転位置調節可能に固定された
中間軸と、前記偏心部に回転可能に軸支されクラ
ンク軸の歯車に噛合する中間歯車と、この中間歯
車の回転を頭上カム軸に伝えるチエーン伝動機構
とを備え、前記中間軸を回転位置決めすることに
より前記中間歯車とクランク軸の歯車との間のバ
ツクラツシユ調整を行なうことを特徴とするエン
ジンの頭上カム軸駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2191580A JPS56118507A (en) | 1980-02-23 | 1980-02-23 | Driver for over head cam shaft of engine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2191580A JPS56118507A (en) | 1980-02-23 | 1980-02-23 | Driver for over head cam shaft of engine |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56118507A JPS56118507A (en) | 1981-09-17 |
| JPS6357606B2 true JPS6357606B2 (ja) | 1988-11-11 |
Family
ID=12068373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2191580A Granted JPS56118507A (en) | 1980-02-23 | 1980-02-23 | Driver for over head cam shaft of engine |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56118507A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020004061A1 (ja) | 2018-06-29 | 2020-01-02 | Ｔｐｒ株式会社 | ピストンリング |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5915612A (ja) * | 1982-07-16 | 1984-01-26 | Yamaha Motor Co Ltd | 自動二輪車用頭上カム軸式ｖ型４気筒エンジン |
| JPS5925710U (ja) * | 1982-08-10 | 1984-02-17 | 本田技研工業株式会社 | エンジンのクランクシヤフト装置 |
| JPH0324807Y2 (ja) * | 1985-03-30 | 1991-05-30 | ||
| JP2014156779A (ja) * | 2011-05-20 | 2014-08-28 | Yamaha Motor Co Ltd | エンジン及び鞍乗型車両 |
| CN103438200B (zh) * | 2013-09-05 | 2015-10-28 | 中国北方发动机研究所(天津) | 一种具有调节齿侧间隙功能的齿轮轴 |
| CN107166013A (zh) * | 2017-07-13 | 2017-09-15 | 广西玉柴机器股份有限公司 | 可调侧隙的齿轮结构 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5450718A (en) * | 1977-09-29 | 1979-04-20 | Yamaha Motor Co Ltd | V-type or horizontally opposed type four cycle engine for motorcycle |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52120280U (ja) * | 1976-03-10 | 1977-09-12 |
-
1980
- 1980-02-23 JP JP2191580A patent/JPS56118507A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5450718A (en) * | 1977-09-29 | 1979-04-20 | Yamaha Motor Co Ltd | V-type or horizontally opposed type four cycle engine for motorcycle |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020004061A1 (ja) | 2018-06-29 | 2020-01-02 | Ｔｐｒ株式会社 | ピストンリング |
| KR20210013761A (ko) | 2018-06-29 | 2021-02-05 | 티피알 가부시키가이샤 | 피스톤 링 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56118507A (en) | 1981-09-17 |
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