JP2000310286A - エンジンの2軸2次バランサー - Google Patents

エンジンの2軸2次バランサー

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JP2000310286A
JP2000310286A JP11118944A JP11894499A JP2000310286A JP 2000310286 A JP2000310286 A JP 2000310286A JP 11118944 A JP11118944 A JP 11118944A JP 11894499 A JP11894499 A JP 11894499A JP 2000310286 A JP2000310286 A JP 2000310286A
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Japan
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balancer
shaft
crankshaft
engine
gear
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JP11118944A
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Tatsuya Masuda
辰哉 増田
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Yamaha Motor Co Ltd
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Yamaha Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クランク軸からバランサーへの駆動力取り出
し構造を簡素化してバランサー自体および周辺の駆動系
構造の簡素化を図ったエンジンの2軸2次バランサーを
提供する。 【解決手段】 4気筒またはそれ以上の多気筒エンジン
の各気筒#1〜#4ごとに2つのウェブW1〜W8を有
するクランク軸61と、このクランク軸から駆動力を受
ける変速主軸69と、前記クランク軸の1つのウェブに
形成した駆動力伝達用の減速小歯車66と、この減速小
歯車と噛み合う前記変速主軸69に形成した減速大歯車
67とを備え、前記クランク軸と平行なバランサー軸6
2,71を有する第1および第2の2つの2次バランサ
ーB1,B2を備えた多気筒エンジンの2軸2次バラン
サーにおいて、前記減速小歯車66を4気筒#1〜#4
のうち内側2個のいずれかの気筒#3のウェブW6に設
け、第1のバランサーB1を前記クランク軸61,65
から直接駆動し、第2のバランサーB2を前記減速大歯
車67により駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエンジンの2軸2次
バランサーに関し、特にクランク軸からバランサーへの
回転駆動力の伝達構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エンジンの2次振動低減のために、クラ
ンク軸と平行なバランサー軸を2本有しそれぞれクラン
ク回転の通常2倍の回転数で回転する2軸2次バランサ
ーが備わる。2本のバランサー軸はクランク軸に同期し
て相互に逆方向に回転駆動される。このような2軸2次
バランサーを例えば自動二輪車等に搭載する場合、クラ
ンク軸からそれぞれのバランサーへ回転駆動力を伝達す
るためのバランサー駆動機構をなるべく簡素化してエン
ジンのコンパクト化を図ることが望ましい。特に4気筒
またはそれ以上の多気筒エンジンでは駆動系等が大型で
複雑化するため、このような要求が大きい。
【0003】このような2軸2次バランサーが特開昭
60−155033号公報および特開平10−731
48号公報等に記載されている。
【0004】上記の公報記載のバランサー構造におい
ては、一方のバランサーギヤをクランクギヤに噛み合わ
せ、他方のバランサーギヤを駆動力伝達用のクラッチ軸
上のクラッチギヤに噛み合わせてそれぞれのバランサー
を回転駆動している。
【0005】上記の公報記載のバランサー装置におい
ては、2本のバランサー軸をクランク軸のほぼ上下の位
置に設け、一方をクランクギヤに直接噛み合わせ、他方
をアイドラーギヤを介してクランクギヤに噛み合わせて
それぞれのバランサーを回転駆動している。また、駆動
力伝達用のメインシャフトがクランク軸と同じ水平位置
でクランク軸の後方に備っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
の公報記載のバランサー構造では、2本のバランサー軸
が隣接してクランク軸の下方に配置されクランク軸の後
方にクラッチギヤが配置されているため、クランク軸の
下側および後側のスペースが大きくなってエンジン形状
が大型化しコンパクトな構成が得られない。また、この
公報では、クランク軸方向におけるバランサーへの回転
駆動力取り出し位置について考慮されてなく、バランサ
ー自体の形状のコンパクト化が充分図られていない。
【0007】また、上記の公報記載のバランサー構造
では、クランク軸の上下にバランサーが配置されるため
エンジンの上下高さ方向の寸法が大きくなるとともに、
2本のバランサーを相互に逆回転させるために一方のバ
ランサーに対し専用のアイドラーを用いて回転駆動する
ため部品点数が増えて構造が複雑になる。また、駆動力
伝達用のメインシャフトがクランク軸の後方に備るた
め、上記の構造と同様に、エンジン後方スペースが大
きくなってコンパクトな構成が得られない。
【0008】本発明は上記従来技術を考慮したものであ
って、クランク軸からバランサーへの駆動力取り出し構
造を簡素化してバランサー自体および周辺の駆動系構造
の簡素化を図ったエンジンの2軸2次バランサーの提供
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、4気筒またはそれ以上の多気筒エンジ
ンの各気筒ごとに2つのウェブを有するクランク軸と、
このクランク軸から駆動力を受ける変速主軸と、前記ク
ランク軸の1つのウェブに形成した駆動力伝達用の減速
小歯車と、この減速小歯車と噛み合う前記変速主軸に設
けられた減速大歯車とを備え、前記クランク軸と平行な
バランサー軸を有する第1および第2の2つの2次バラ
ンサーを備えた多気筒エンジンの2軸2次バランサーに
おいて、前記減速小歯車を4気筒のうち内側2個のいず
れかの気筒のウェブに設け、第1のバランサーを前記ク
ランク軸から直接駆動し、第2のバランサーを前記減速
大歯車により駆動することを特徴とするエンジンの2軸
2次バランサーを提供する。この構成によれば、減速大
歯車を介して第2のバランサーを駆動する減速小歯車が
内側気筒のクランク軸のウェブに形成されるため、ウェ
イトをエンジン中心寄りに配置する際に、バランサー軸
の長さが短くなり、バランサーが小型軽量化するととも
にエンジン構造がコンパクトになる。また、変速主軸の
減速大歯車が内側気筒の位置に設けられるため、この減
速大歯車の外側に設けられるクラッチがエンジンの外側
に突出しなくなり、エンジンの小型化が図られる。ま
た、車輪への駆動力伝達用の変速主軸を利用して第2バ
ランサーを第1バランサーと逆方向に回転駆動するた
め、バランサー専用の回転方向逆転用アイドラーが不要
になり構造が簡単になる。
【0010】好ましい構成例では、前記減速大歯車によ
り駆動される第2のバランサーのウェイトを、この減速
大歯車に対して軸方向でエンジン内側に設けたことを特
徴としている。
【0011】この構成によれば、第2のバランサーのウ
ェイトが、内側気筒のウェブに形成された減速小歯車と
噛み合う減速大歯車よりさらにエンジン内側に設けられ
るため、バランサー軸の長さが有効に短縮される。
【0012】さらに好ましい構成例では、前記クランク
軸上に、カム軸を回転駆動するためのカム駆動力取出し
部を有し、このカム駆動力取出し部は、クランクの軸方
向中心に対し前記減速小歯車が形成された側の最外側気
筒のさらに外側に設けられたことを特徴としている。
【0013】この構成によれば、最外側気筒のさらに外
側のクランク軸端部からカム駆動力が取り出されるた
め、クランク軸に対する負荷が分散され、強度上有利と
なりクランク軸の軽量化が可能になる。
【0014】さらに好ましい構成例では、前記第1のバ
ランサーを駆動するためのクランクギヤを、クランクの
軸方向中心に対し減速小歯車と反対側の気筒のうちいず
れかの気筒のウェブに設けたことを特徴としている。
【0015】この構成によれば、クランク軸に対する負
荷が分散され、強度上有利になりクランク軸の軽量化が
可能になるとともに、バランスよく第1および第2のバ
ランサーを配置することができ振動低減の効率が向上す
る。
【0016】さらに好ましい構成例では、前記エンジン
は、クランク軸に直角なドライブシャフトにより車輪を
駆動するシャフトドライブ型車載エンジンであって、前
記変速主軸により駆動される変速副軸と、この変速副軸
により駆動されるシャフト駆動軸とを有し、このシャフ
ト駆動軸により前記ドライブシャフトを駆動することを
特徴としている。
【0017】この構成によれば、特に駆動系の軸が多く
なるシャフトドライブ型エンジンにおいて、エンジン周
りの構造を簡素化してエンジンの小型軽量化が図られ
る。すなわち、変速副軸には後輪への出力取出し部がな
く、反クラッチ側への軸の突出がないため構造の簡素化
が図られ、これにより小型化が可能となって、特に変速
装置部分における左右幅が短縮され、ライダーの足部分
への制約が小さくなってフートレストおよびシフトペダ
ルやブレーキペダル等の配置の自由度が高まり、好適な
ライディング位置に設定可能となる。
【0018】さらに好ましい構成例では、前記クランク
軸に直角な平面において、前記変速主軸、変速副軸およ
びシャフト駆動軸の3軸がクランク軸の後方でほぼ縦方
向に配列されたことを特徴としている。
【0019】この構成によれば、シャフトドライブ型エ
ンジンにおいて、変速主軸、変速副軸およびシャフト駆
動軸が縦にほぼ並んで配列されるため、エンジンの前後
長が短くなり小型軽量化が図られる。特にこのシャフト
ドライブ型エンジンを自動二輪車に搭載した場合、駆動
輪を支持するリヤアームのピボットに対する上向きの分
力やエンジン駆動力の反力等に起因して車体を跳ね上げ
るジャッキアップ現象が発生する。このようなジャッキ
アップ現象を抑制するために、従来のクランク軸とシャ
フト駆動軸が水平な同じ位置に配置された構造では、リ
ヤアームを長くしたりエンジンを低い位置に設けたりし
ていたが、このような方法では車体フレームが前後に長
くなり、またエンジン重心が車体の重心より下方へ遠ざ
かるため、運転時特に車体を傾斜させて方向変更する場
合等に、車体のロール方向の回転慣性マスが大きくなり
運転の軽快感が低下する。
【0020】これに対し、本発明の構造では、クランク
軸の高さを高くしてエンジン重心を車体重心に近づけて
運転の軽快感を良好に保ち、かつシャフト駆動軸をクラ
ンク軸より下方に配置してジャッキアップ現象を抑制す
ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形
態に係るバランサーの配置構成図である。
【0022】この実施形態は4気筒エンジンに2軸2次
バランサーを構成する第1バランサーB1および第2バ
ランサーB2を設けたものである。4気筒エンジンのク
ランク軸61は、各気筒#1〜#4に対応して、第1気
筒#1はウェブW1,W2、第2気筒#2はウェブW
3,W4、第3気筒#3はウェブW5,W6、第4気筒
#4はウェブW7,W8の合計8個のウェブを有する。
第1気筒#1のウェブW2の外周にクランクギヤ65が
形成される。このクランクギヤ65に係合して第1バラ
ンサーB1が設けられる。この第1バランサーB1は、
クランク軸61に平行なバランサー軸62と、前記クラ
ンクギヤ65に噛み合うバランサーギヤ63と、バラン
サー軸62に取付けられたウェイト64とにより構成さ
れる。
【0023】第3気筒#3のウェブW6の外周に駆動力
取り出し用の減速小歯車66が形成される。この減速小
歯車66に噛み合う減速大歯車67が変速主軸(メイン
シャフト)69に装着される。この変速主軸69はクラ
ンク軸61と平行に設けられる。変速主軸69の減速大
歯車67の外側にはクラッチ68が装着される。
【0024】この減速大歯車67に係合して第2バラン
サーB2が設けられる。この第2バランサーB2は、減
速大歯車67に噛み合うバランサーギヤ70と、クラン
ク軸61に平行なバランサー軸71と、バランサー軸7
1に取付けられたウェイト72とにより構成される。
【0025】上記構成の2軸2次バランサーにおいて
は、駆動力を取り出すための減速小歯車66が4気筒の
うちの内側気筒#3のクランクウェブW6に形成され、
これに係合して駆動力伝達用の変速主軸69に減速大歯
車67が設けられるため、減速大歯車67の外側に設け
られたクラッチ68がエンジンの側方に突出しない。し
たがって、小型でコンパクトな構造のエンジンが得られ
る。
【0026】また、第2バランサーB2を減速大歯車6
7に係合させて、バランサーウェイト72をエンジン中
心部側に設けることにより、ウェイトをエンジン中心寄
りに配置するに際して、バランサー軸71の長さが短縮
されバランサー自体の構造が小型軽量化し、スペースに
余裕を持たせることができ、他の部材の配置の自由度が
高められる。また、アイドラーを用いることなく、駆動
力伝達用の減速大歯車67を利用して第2バランサーB
2を第1バランサーB1と逆方向に回転させるため、部
品点数が減少し構造が簡素化する。
【0027】図2は、本発明の別の実施の形態の構成図
である。この実施形態は、クランクウェブW6に形成し
た減速小歯車66に第1バランサーB1を係合させて回
転駆動させたものである。これにより、ウェブW6以外
のウェブには歯車を形成する必要がなくなり、製造プロ
セスが簡素化する。その他の構成および作用効果は図1
の場合と同様である。
【0028】図3は、本発明のさらに別の実施の形態の
構成図である。この実施形態は、第1バランサーB1を
さらに2軸に分割して、一方の第1バランサーB1aを
ウェブW6の減速小歯車66で駆動し、もう一方の第1
バランサーB1bをウェブW3に形成したクランクギヤ
65により駆動させ、各バランサーB1a,B1bのウ
ェイト64をそれぞれのバランサーギヤ63の外側に形
成したものである。このように第1バランサーを2軸に
分割することにより、各バランサーをコンパクトにして
小型軽量化が図られるとともに重量バランスが向上し、
操縦安定性に影響を与えることなくバランサーを効率的
な位置に配置することができる。その他の構成および作
用効果は図1の場合と同様である。
【0029】図4は、本発明のさらに別の実施の形態の
構成図である。この実施形態は、図3の実施形態と同様
に第1バランサーB1を2軸に分割した構造の変形例で
あり、一方の第1バランサーB1aを駆動するクランク
ギヤ65をウェブW2に形成したものである。これによ
っても、図3の場合と同様の作用効果が得られる。
【0030】図5は、本発明のさらに具体的な実施の形
態に係るエンジンの縦断面構成図であり、図6はその主
要軸の平面配置構成図である。
【0031】このエンジン10は、自動二輪車用4サイ
クル4気筒エンジンであり、#1〜#4の各気筒(図
6)は前傾したシリンダー11を有し、その内部をピス
トン12が摺動する。シリンダー11が設けられ、後述
のアッパーケース29に一体的に形成されたシリンダー
ブロック54の上部にシリンダーヘッド13がヘッドボ
ルト55(図6)により固定される。各シリンダー11
の下部にはクランク室27が形成され、その内部に車幅
方向にクランク軸28が装着される。各シリンダー11
のシリンダーヘッド下面側に燃焼室14が形成され、そ
の頂部に点火プラグ15が装着される。各燃焼室14に
臨んで吸気ポート17が形成され、各吸気ポート17は
気筒ごとに吸気通路16に連通し、吸気通路16は図示
しないエアクリーナに接続される。吸気通路16には、
スロットルバルブ25が設けられ、その下流側の吸気通
路上壁に燃料噴射弁26が設けられる。各吸気ポート1
7の端部には燃焼室14に臨む2つの吸気バルブ18が
装着される。
【0032】また、燃焼室14に臨んで排気ポート20
が形成され、各排気ポート20の端部には燃焼室14に
臨んで2つの排気バルブ21が装着される。各排気ポー
ト20は気筒ごとに設けた合計4本の排気管19にそれ
ぞれ接続される。排気管19は、エンジン10の前側を
覆ってほぼ垂直に配設されエンジン下部で後方に屈曲
し、触媒56やマフラー(図示しない)を介して外部に
排気ガスを放出する。
【0033】吸気バルブ18の上部には、4気筒に共通
の吸気カム軸22が設けられ、各吸気バルブに対応して
吸気カム22aが形成される。同様に、排気バルブ21
の上部には、排気カム軸23が設けられ、各排気バルブ
21に対応して排気カム23aが形成される。各カム軸
22,23は、その端部のカムスプロケット49を介し
てカムチェーン48によりクランク軸28の端部に設け
たスプロケット47に連結される。これにより、各カム
22a,23aが、クランク軸28の回転に同期して、
吸気バルブ18および排気バルブ21を所定のタイミン
グで開閉動作させる。これらのカム軸22,23はヘッ
ドカバー24で覆われる。
【0034】このエンジン10は、合い面Pで結合され
るアッパーケース29およびロアケース30の上下2部
材からなるケースで覆われる。このアッパーケース29
内のシリンダー11の前後に第1、第2の2次バランサ
ー40,41が設けられる。第1の2次バランサー40
は、アッパーケース29およびロアケース30の合い面
Pとほぼ一致した位置またはそれより幾分上側に装着さ
れる。第2の2次バランサー41は、シリンダーヘッド
13の後側で変速軸群収納部上方のアッパーケース29
内に収まっている。
【0035】クランク軸28は、図6に示すように、#
1〜#4の気筒に対し、各々2個ずつ合計8個のウェブ
(W1,W2)(W3,W4)(W5,W6)(W7,
W8)を有する。クランク軸28の一方の端部にフライ
ホイール45が装着されその内部に発電機46が形成さ
れる。クランク軸28の他方の端部にスプロケット47
が設けられる。このスプロケット47とカム軸22,2
3の端部に装着したカムスプロケット49との間にカム
チェーン48が掛けわたされ、クランク軸28の回転に
同期して吸排気のカム軸22,23を回転駆動する。4
4はオイル通路である。
【0036】#1気筒のウェブW2の外周にバランサー
駆動用のクランクギヤ50が形成される。このクランク
ギヤ50が第1の2次バランサー40のバランサーギヤ
(後述)と噛み合って、この第1のバランサー40をク
ランク軸28の回転と逆方向に2倍の速度で回転させ
る。
【0037】#3気筒のウェブW6の外周には駆動力伝
達用の減速小歯車51が形成される。この減速小歯車5
1は、変速主軸42上で遊転する減速大歯車42aと噛
み合い、クラッチ52を介してこの変速主軸42を回転
駆動させる。変速主軸42の後方にはシフト機構31が
設けられる(図5)。
【0038】変速主軸42は変速ギヤ機構53を介して
変速副軸32に連結される。変速副軸32は、そのギヤ
32aが、シャフト駆動軸33のギヤ33aと噛み合っ
て、このシャフト駆動軸33を回転駆動する。シャフト
駆動軸33は、その端部にベベルギヤ33bを有し、こ
のベベルギヤ33bがクランク軸28に直角方向のドラ
イブシャフト34のベベルギヤ34aと噛み合い、ドラ
イブシャフト34を回転駆動する。これにより、クラン
ク軸28の回転が、変速主軸42、変速副軸32および
シャフト駆動軸33を介してドライブシャフト34に伝
達され、後輪を駆動する。変速副軸には後輪への出力取
出し部がなく、反クラッチ側(左側)への軸の突出がな
い。変速副軸32およびシャフト駆動軸33の左端面は
カバー35で覆われる。
【0039】ロアケース30の内部にはオイルポンプ3
6が設けられ、オイルパン38からストレーナ37を介
してオイルを吸引してエンジン内を循環させる。オイル
ポンプ36から吐出されたオイルは、図示しないオイル
通路およびフィルターを通して、オイルクーラー39を
介しメインギャラリー(図示しない)に送られ、ここか
らクランク軸、バランサー軸、駆動系の各軸およびカム
軸に供給されオイルパン38に戻る。
【0040】上記構成のエンジンにおいて、図5に示す
ように、第1のバランサー40の軸芯C1と第2のバラ
ンサー41軸芯C2とを結ぶ線分aは、クランク軸28
の軸芯Kと変速主軸42の軸芯Mとを結ぶ線分bより前
方上側に分離した非交差の位置にある。また、変速主軸
42の軸芯Mはクランク軸28の後方上部に配置され、
そのほぼ垂直下部でクランク軸28の後方で且つアッパ
ーケースとロアケースの間の合い面P上に変速副軸32
の軸芯Dが配置される。さらにその後方下部にシャフト
駆動軸33の軸芯Sが配置され、変速主軸42の軸芯M
と、変速副軸32の軸芯Dと、シャフト駆動軸33の軸
芯Sがほぼ垂直縦方向に概略揃って配置される。この例
では、変速副軸32の軸芯Dは、変速主軸42の軸芯M
とシャフト駆動軸33の軸芯Sとを結ぶ線分cより若干
前側に位置している。
【0041】図7は、上記エンジンの第1および第2の
バランサー40,41の詳細配置構成図である。第1バ
ランサー40は、ケース側に固定されたバランサー軸4
0aと、このバランサー軸40aにニードルベアリング
40bを介して回転可能に装着された筒状のバランサー
本体40cと、このバランサー本体40cの端部に形成
されたバランサーギヤ40dと、バランサー本体のエン
ジン中心(W4、W5間を通りクランク軸に垂直な面)
寄りに装着されたウェイト40eとにより構成される。
バランサーギヤ40dは、#1気筒のクランク軸ウェブ
W2に形成したクランクギヤ50と噛み合う。
【0042】同様に、第2バランサー41は、ケース側
に固定されたバランサー軸41aと、このバランサー軸
41aにニードルベアリング41bを介して回転可能に
装着された筒状のバランサー本体41cと、このバラン
サー本体41cの端部に形成されたバランサーギヤ41
dと、バランサー本体41cのエンジン中心寄りに装着
されたウェイト41eとにより構成される。バランサー
ギヤ41dは前述のように変速主軸42上で遊転する減
速大歯車42aと噛み合う。
【0043】この実施形態においては、第1および第2
バランサー40,41のバランサー軸40a,41a
は、その両端の軸保持部A,Cに対し中間部のB部が偏
心している。したがって、軸保持部A,Cの軸心位置を
固定してバランサー軸を回転させると、中間のB部が偏
心回転してB部の軸心と変速主軸42の軸心間の距離が
変り、バランサーギヤ40d,41dとこれらに噛み合
うクランクギヤ50および減速大歯車42aとの軸間距
離が変化する。したがって、各バランサー軸40a,4
1aの回転位置を調整することにより、バランサーギヤ
40d,41dとこれらに噛み合うクランクギヤ50お
よび減速大歯車42aとの間のバックラッシュを調整し
てギヤの噛み合い騒音の低減を図ることができる。
【0044】この実施形態ではさらに、各バランサー軸
40a,41aにそれぞれ例えばステップモータやサー
ボモータ等からなる回転アクチュエータ57,58を取
付けている。各アクチュエータ57,58は、制御ユニ
ット59に接続される。制御ユニット59には、オイル
温度センサー(図示しない)および冷却水温センサー
(図示しない)からそれぞれオイル温度データおよび冷
却水温データが入力される。
【0045】バランサーギヤ40d,41dとこれらに
噛み合うクランクギヤ50および減速大歯車42aとの
軸間距離は、これらが装着されるアルミ合金等からなる
エンジンケースの熱膨張により変化する。このように各
ギヤの軸間距離が変化して適正な距離からずれると、ギ
ヤの噛み合い騒音や振動の原因となる。
【0046】本実施形態では、制御ユニット59によ
り、温度に応じて常に軸間距離が一定の最適位置に保持
されるように、オイル温度および冷却水温の検出データ
に基づいて自動的にアクチュエータ57,58を駆動し
てバランサー軸40a,41aを回転させ軸間距離を自
動調整することができる。
【0047】別の実施形態として、このようにアクチュ
エータ57,58を用いて偏心したバランサー軸を回転
調整する方法に代えて、バランサー軸の両端の保持部を
形状記憶合金により形成し、エンジン温度に応じて常に
最適な軸間距離となるように設定しておくことにより、
自動的に各ギヤのバックラッシュが調整され噛み合い騒
音や振動の低減を図ることができる。この場合には、バ
ランサー軸は偏心させる必要はない。
【0048】図8は、バランサー周りのレイアウト図で
ある。第2バランサー41は、前述のように、そのバラ
ンサーギヤ41dが変速主軸42の減速大歯車42aと
噛み合って回転駆動される。この減速大歯車42aは、
クランク軸28の#3気筒のウェブW6に形成した減速
小歯車51(図6、図7参照)と噛み合って回転駆動さ
れ、前述のように変速副軸等を介して後輪駆動用のドラ
イブシャフトを駆動する。このため減速小歯車51およ
び減速大歯車42aの各歯は大きな駆動力を伝達する負
荷に耐える強度を有し、その形状も比較的大きい。
【0049】これに対し、第1バランサー40のバラン
サーギヤ40dと噛み合うクランクギヤ50は、第1バ
ランサー40のみを駆動するための専用のギヤであるた
め、負荷が小さい。したがって、バランサーギヤ40d
およびクランクギヤ50の各歯の形状を小さくして騒音
や振動の低減を図ることができる。
【0050】前述の図5に示したとおり、第1バランサ
ー40は、排気菅19とエンジン前壁の間のデッドスペ
ースにオイルクーラー39とともに上下に配列され、第
2バランサー41は、燃料噴射弁26がその上壁に設け
られた吸気通路16とクランクケースの変速軸群収容部
との間のデッドスペースに配置されている。
【0051】この第1バランサー40を組み付ける場
合、アッパーケース29を上下反転させて上面を開口さ
せた状態で、クランク軸28および変速主軸42を装着
した後、バランサーギヤ40dをクランクギヤ50の所
定の位置の歯に噛み合わせた状態でこのバランサーギヤ
40dを回動させながら、クランクギヤ50とアッパー
ケース29の縁部29aとの間の隙間から合い面Pより
幾分奥側まで押込んで装着する。したがって、装着後の
アッパーケース29の縁部29aとバランサーギヤ40
dの間にはバランサーギヤ40dを通過させる直径分の
余裕もたせるための隙間Gが形成される。
【0052】本実施形態においては、図8に示すよう
に、シリンダ11の後方のアッパーケース29に開口8
0が形成され、その周縁のフランジ部82にこの開口8
0を覆う蓋83がボルト89により固定される。バラン
サーギヤ41dは、バランサー収容部の底板84に形成
された穴85を通して減速大歯車42aと噛み合う。
【0053】この第2バランサー41を組み付ける場合
および点検整備する場合、アッパーケース29の第2バ
ランサー収容部を上にした状態で、蓋83を取外して開
口80を通して第2バランサー41の着脱作業を行う。
【0054】この場合、第2バランサー41の位置は比
較的高い位置にあるが、そのハウジング(支持部)はア
ッパーケースに一体的に形成されたシリンダブロックと
クラッチ(減速大歯車)ハウジング29bとに挟まれた
V字谷の中に配置され、前記両者に接続されることによ
って高剛性に支持される。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、減速
大歯車を介して第2のバランサーを駆動する減速小歯車
が内側気筒のクランク軸のウェブに形成されるため、ウ
ェイトを装着するバランサー軸の長さが短くなり、バラ
ンサーが小型軽量化するとともにエンジン構造がコンパ
クトになる。また、変速主軸の減速大歯車が内側気筒の
位置に設けられるため、この減速大歯車の外側に設けら
れるクラッチがエンジンの外側に突出しなくなり、エン
ジンの小型化が図られる。また、車輪への駆動力伝達用
の変速主軸を利用して第2バランサーを第1バランサー
と逆方向に回転駆動するため、バランサー専用の回転方
向逆転用アイドラーが不要になり構造が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係るバランサーの配置構
成図。
【図2】 本発明の別の実施形態に係るバランサーの配
置構成図。
【図3】 本発明のさらに別の実施形態に係るバランサ
ーの配置構成図。
【図4】 本発明のさらに別の実施形態に係るバランサ
ーの配置構成図。
【図5】 本発明のさらに具体的な実施形態のエンジン
の縦断面構成図。
【図6】 図5のエンジンの主要な軸配置を示す平面構
成図。
【図7】 図5のエンジンのバランサーの詳細構成配置
図。
【図8】 図5のエンジンのバランサー軸周りのレイア
ウト図。
【符号の説明】
10:エンジン、11:シリンダー、12:ピストン、
13:シリンダーヘッド、14:燃焼室、15:点火プ
ラグ、16:吸気通路、17:吸気ポート、18:吸気
バルブ、19:排気管、20:排気ポート、21:排気
バルブ、22:吸気カム軸、22a:吸気カム、23:
排気カム軸、23a:排気カム、24:ヘッドカバー、
25:スロットルバルブ、26:燃料噴射弁、27:ク
ランク室、28:クランク軸、29:アッパーケース、
30:ロアケース、31:シフト機構、32:変速副
軸、33:シャフト駆動軸、34:ドライブシャフト、
35:カバー、36:オイルポンプ、37:ストレー
ナ、38:オイルパン、39:オイルクーラー、40:
第1バランサー、41:第2バランサー、42:変速主
軸、43:コンロッド、44:オイル通路、45:フラ
イホイール、46:発電機、47:スプロケット、4
8:カムチェーン、49:カムスプロケット、50:ク
ランクギヤ、51:減速大歯車、51:減速小歯車、5
2:クラッチ、53:変速ギヤ機構、54:シリンダー
ブロック、55:ヘッドボルト、56:触媒、57,5
8:アクチュエータ、59:制御ユニット、61:クラ
ンク軸、62:バランサー軸、63:バランサーギヤ、
64:ウェイト、65:クランクギヤ、66:減速小歯
車、67:減速大歯車、68:クラッチ、69:変速主
軸、70:バランサーギヤ、71:バランサー軸、7
2:ウェイト。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】4気筒またはそれ以上の多気筒エンジンの
    各気筒ごとに2つのウェブを有するクランク軸と、この
    クランク軸から駆動力を受ける変速主軸と、前記クラン
    ク軸の1つのウェブに形成した駆動力伝達用の減速小歯
    車と、この減速小歯車と噛み合う前記変速主軸に設けら
    れた減速大歯車とを備え、前記クランク軸と平行なバラ
    ンサー軸を有する第1および第2の2つの2次バランサ
    ーを備えた多気筒エンジンの2軸2次バランサーにおい
    て、 前記減速小歯車を多気筒のうち最外側以外の内側気筒の
    いずれかの気筒のウェブに設け、 第1のバランサーを前記クランク軸から直接駆動し、第
    2のバランサーを前記減速大歯車により駆動することを
    特徴とするエンジンの2軸2次バランサー。
  2. 【請求項2】前記減速大歯車により駆動される第2のバ
    ランサーのウェイトを、この減速大歯車に対して軸方向
    でエンジン内側に設けたことを特徴とする請求項1に記
    載のエンジンの2軸2次バランサー。
  3. 【請求項3】前記クランク軸上に、カム軸を回転駆動す
    るためのカム駆動力取出し部を有し、このカム駆動力取
    出し部は、クランクの軸方向中心に対し前記減速小歯車
    が形成された側の最外側気筒のさらに外側に設けられた
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のエンジンの
    2軸2次バランサー。
  4. 【請求項4】前記第1のバランサーを駆動するためのク
    ランクギヤを、クランクの軸方向中心に対し減速小歯車
    と反対側の気筒のうちいずれかの気筒のウェブに設けた
    ことを特徴とする請求項1、2または3に記載のエンジ
    ンの2軸2次バランサー。
  5. 【請求項5】前記エンジンは、クランク軸に直角なドラ
    イブシャフトにより車輪を駆動するシャフトドライブ型
    車載エンジンであって、前記変速主軸により駆動される
    変速副軸と、この変速副軸により駆動されるシャフト駆
    動軸とを有し、このシャフト駆動軸により前記ドライブ
    シャフトを駆動することを特徴とする請求項1から4ま
    でのいずれかに記載のエンジンの2軸2次バランサー。
  6. 【請求項6】前記クランク軸に直角な平面において、前
    記変速主軸、変速副軸およびシャフト駆動軸の3軸がク
    ランク軸の後方でほぼ縦方向に配列されたことを特徴と
    する請求項5に記載のエンジンの2軸2次バランサー。
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