JPS6357512A - 毛髪用化粧料 - Google Patents

毛髪用化粧料

Info

Publication number
JPS6357512A
JPS6357512A JP20197086A JP20197086A JPS6357512A JP S6357512 A JPS6357512 A JP S6357512A JP 20197086 A JP20197086 A JP 20197086A JP 20197086 A JP20197086 A JP 20197086A JP S6357512 A JPS6357512 A JP S6357512A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
collagen
cationic
polypeptide
derived
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP20197086A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0713005B2 (ja
Inventor
Kazunari Yoshioka
吉岡 一成
Yoichi Kamimura
洋一 上村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiwa Kasei Co Ltd
Original Assignee
Seiwa Kasei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiwa Kasei Co Ltd filed Critical Seiwa Kasei Co Ltd
Priority to JP20197086A priority Critical patent/JPH0713005B2/ja
Publication of JPS6357512A publication Critical patent/JPS6357512A/ja
Publication of JPH0713005B2 publication Critical patent/JPH0713005B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/72Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
    • A61K8/73Polysaccharides
    • A61K8/732Starch; Amylose; Amylopectin; Derivatives thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/64Proteins; Peptides; Derivatives or degradation products thereof
    • A61K8/65Collagen; Gelatin; Keratin; Derivatives or degradation products thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/72Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
    • A61K8/73Polysaccharides
    • A61K8/731Cellulose; Quaternized cellulose derivatives
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K2800/00Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
    • A61K2800/40Chemical, physico-chemical or functional or structural properties of particular ingredients
    • A61K2800/54Polymers characterized by specific structures/properties
    • A61K2800/542Polymers characterized by specific structures/properties characterized by the charge
    • A61K2800/5426Polymers characterized by specific structures/properties characterized by the charge cationic
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair
    • A61Q5/02Preparations for cleaning the hair
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair
    • A61Q5/04Preparations for permanent waving or straightening the hair
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair
    • A61Q5/06Preparations for styling the hair, e.g. by temporary shaping or colouring
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair
    • A61Q5/08Preparations for bleaching the hair
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair
    • A61Q5/10Preparations for permanently dyeing the hair
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair
    • A61Q5/12Preparations containing hair conditioners

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は毛髪用化粧料に関する。
〔従来の技術〕
毛髪には、シャンプー、ヘアーリンス、エアゾール型フ
オーム、パーマネントウェーブ用剤、ヘアークリーム、
ヘアーコンディショナー、セットローション、ヘアート
リートメントローション、ヘアーカラー、ヘアーカラー
チなど種々の毛髪用化粧料が使用されている。
しかしながら、これらの毛髪用化粧料の使用によって、
かえって毛髪が損傷を受ける場合がある。
例えば、パーマネントウェーブ用剤を使用した場合は、
第1刑による還元やアルカリ膨潤ならびに第2剤による
過剰酸化によって、毛髪を構成するケラチン蛋白質の二
部がf8離し、また毛髪中の残存部分も物理的、化学的
変化を受け、毛髪に異和感やパサパサした感じが生しる
。また、シャンプーでは配合されている界面活性剤の界
面活性能が強いため、毛髪の皮脂や構成蛋白質までが溶
出され、毛髪が損傷を受け、乾燥後、毛髪がパサパサあ
るいはガサガサした感じを与えるようになる。
ヘアーリンスはシャンプーによる洗髪後便用し、毛髪に
柔軟性を与え、かつ自然な光沢を与えるものであるが、
その主剤として用いられているのは炭素数16〜1Bの
長鎖アルキルのアルキルトリメチルアンモニウムクロラ
イド、ジアルキルトリメチルアンモニウムクロライド、
アルキルツメチルベンジルアンモニウムクロライドなど
であって、これらは強い界面活性能を有するため、その
使用量が多くなるとシャンプーの場合同様に毛髪の皮脂
や構成蛋白質までが溶出され、かえって毛髪がパサパサ
あるいはガサガサした感じを与えるようになる。
以上のように、毛髪用化粧科はその主剤として使用され
ている成分が、−面ではその本来の目的を達成する上に
おいて有用な侵]きをするものの、他面では毛髪をh1
傷させるおそれがあり、従来の毛髪用化粧料にはそれに
対する充分な考慮が払われていないのが実状である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は従来の毛髪用化粧料が、その使用の結果、毛髪
にかえって損傷を与えていたという問題点を解決し、毛
髪用化粧料の本来の機能を阻害することなく、毛髪の損
傷を防止し、毛髪にしなやかさ、良好なくし通り性、ふ
っくら感、艶などを付与し得る毛髪用化粧料を提供する
ことを目的とする。
C問題点を解決するための手段〕 本発明は毛髪用化粧料に、一般式(1)%式% (式中、Rはコラーゲンより誘導されるポリペブクイド
を構成するアミノ酸のII+鎖であり、nは3〜20で
ある)で示される第4級トリメチルアンモニウム誘導コ
ラーゲンポリペプタイドとカチオン性ポリマーとを配合
することによって、毛髪の損傷を防止し、毛髪用化粧料
の本来の機能をよりよく発揮させ、かつ毛髪にしなやか
さ、良好なくし通り性、ぶつ(ら感、色艶などを付与し
得る毛髪用化粧料を提供したものである。
上記一般式(+)においてその側鎖がRで示されるアミ
ノ酸としては、アラニン、グリシン、バリン、ロイシン
、イソロイシン、プロリン、フェニルアラニン、チロシ
ン、セリン、トレオニン、メチオニン、アルギニン、ヒ
スチジン、リジン、アスパラギン酸、アスパラギン、グ
ルタミン酸、グルタミン、ヒドロキンプロリン、ヒドロ
キシリシンなどがあげられる。そして、これらのアミノ
酸の組成比の分析結果の一例を示すと第1表のとおりで
ある。なお、第1表中にはアスパラギンやグルタミンが
示されていないが、これは分析に先だって行われる加水
分解時に(常法では6N塩酸により完全加水分解される
)、それぞれアスパラギン酸とグルタミン酸になったか
らである。つまり、第1表中のアスパラギン酸やグルタ
ミン酸にはポリペブタイド中ではアスパラギンやグルタ
ミンとして存在したものも含まれている。
第    1    表 上記一般式(1)で示される第4級トリメチルアンモニ
ウム誘導コラーゲンポリペプタイドは、3−クロロ−2
−ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロライ
ドとコラーゲン誘導ポリペブタイドとの反応によって得
られる。
上記反応に使用される3−クロロ−2−ヒドロキシプロ
ピルトリメチルアンモニウムクロライド(以下、CTA
という)は、既存化学物質(2)−181として公知の
ものであり、濃度50%(ffiff1%、以下同様)
前後の水溶液が市販されていて容易に入手可能であり、
一方、コラーゲン誘導ポリペブタイドはコラーゲンを構
成する蛋白質またはその変性物であるゼラチンを酸、ア
ルカリ、あるいは蛋白質分解酵素などを用い加水分解す
ることによって(4られる。そして加水分解に際して、
添加する酸、アルカリ、あるいは酵素の量、反応温度、
反応時間を適宜選択することによって、得られるコラー
ゲン誘導ポリペブタイドのnの値を3〜20すなわち分
子量を約300〜約2.000の好ましいものにするこ
とができる。なお、コラーゲン誘導ポリペブタイドを得
るための加水分解の詳細ならびに一般式(1)で示され
る第4級トリメチルアンモニウム誘導コラーゲンポリペ
プタイドを得るためのCTAとコラーゲン誘導ポリペブ
タイドとの反応の詳細は、水出別人の出願による特開昭
60−243010号公報に示すとおりである。
上記のような第4級トリメチルアンモニウム誘導コラー
ゲンポリペプタイドは、毛髪のケラチンと同様なペプチ
ド構造を有するコラーゲンの加水分解物をカチオン化し
て毛髪への吸着性を高めたものであり、毛髪の構成蛋白
質であるケラチンと同様なペプチド構造を有し、毛髪に
吸着して毛髪に潤いや柔軟性を付与するなど毛髪のコン
ディショニングを助けると共に毛髪を保護する作用があ
る。この第4級トリメチルアンモニウム誘導コラーゲン
ポリペプタイドは、後述するようなカチオン性ポリマー
のように界面活性能を有さす、したがって、界面活性能
に基づ(脱脂や蛋白変性などの弊害を生じない。
一方、カチオン性ポリマーとしては、以下tこ詳述する
ような、ジアリル第4級アンモニウム塩の重合物、カチ
オン性セルロース、カチオン性澱粉、カチオン性ビニル
重合体などがあげられる。
(1)  ジアリル第4級アンモニウム塩の重合物ジア
リル第4級アンモニウム塩の重合物としては下記一般式
(1)〜(4)で示される重合物があげられる。
(一般式+11〜(4)において、R1、R2は同じか
または異なって、水素原子または炭素数1〜18、好ま
しくは炭素数1〜4のアルキル基を示し、R3、R4は
同じかまたは異なって、水素原子、炭素数1〜3のアル
キル基またはフェニル基を示し、XOはアニオン残基を
示し、塩素、臭素などのハロゲンイオン、硫酸、硝酸な
どの無機酸残基、メチル硫酸、ヒドロキシカルボン酸な
どの有機酸残基を示し、nl、mIおよびm2は分子量
1万〜100万を与える数を示す) (2)  カチオン性セルロースまたはカチオン性澱粉
カチオン性セルロースまたはカチオン性澱粉としては次
の一般式(5)で示される化合物があげられシ (式中、Aはセルロース残基または澱粉残基、Bはアル
キレン基またはヒドロキンアルキレン基、R5、R6、
R7は同じかまたは異なって、アルキル基、アリール基
または式中の窒素原子を含んで複素環を形成してもよい
。Xはアニオン(塩素、臭素、沃素、硫酸、スルホン酸
、硝酸など)、βは正の整数である) (3)  カチオン性ビニル重合体 カチオン性ビニル重合体としては次の一般式(6)〜(
8)で示される重合体があげられる。
(式中、R8、R9は同じか異なって、水素原子、炭素
数1〜6のアルキル基またはフェニル基を示し、nlお
よびXOは前記と同じである)IG −+ CH2−CrT〒 (式中、Rlflは水素原子またはメチル基、R1+、
RI2、RI3は同じかまたは異なって、水素原子、炭
素数1〜4のアルキル基または置換アルキル基、Yは酸
素原子またはアミド結合中のNH基、Xはアニオン、m
3は1〜10の整数、nlは前記と同じである) (式中、RI4、RI5、RI6は同じかまたは異なっ
て、水素原子、炭素数1もしくは2のアルキル基または
置換アルキル基、Xはアニオン、nlは前記と同じであ
る) これらのカチオン性ポリマーのうち、ジアリルジメチル
アンモニウムホモ重合物、カチオン性セルロースなどが
特に好ましい。
上記のようなカチオン性ポリマーは、カチオン性界面活
性剤と同様に、毛髪によく吸着し、前記一般式(1)で
示される第4級トリメチルアンモニウム誘導コラーゲン
ポリペプタイド以上に毛髪を柔軟にし、かつ、くし通り
性を良くし、毛髪に艶を与え、毛髪のコンディショニン
グをしやすくするが、長期的な使用によっては、これの
蓄積された過剰な吸着と、強い脱脂洗浄作用によって、
毛髪がバリバリになるなどの不快な感触を与えることが
ある。特に損傷毛では吸着が著しいためになおさら毛髪
の感触が悪くなることがある。
そこで、このカチオン性ポリマーと、前述の一般式(り
で示される第4級トリメチルアンモニウム誘導コラーゲ
ンポリペプタイドを併用することによって、カチオン性
ポリマーの欠点が現れないようにし、長期的に用いても
毛髪の損傷や感触の低下を起こさずに、優れたコンディ
ショニング作用を発揮させるのである。
毛髪用化粧料中への上記一般式<1)で示される第4級
トリメチルアンモニウム誘導コラーゲンポリペプタイド
とカチオン性ポリマーの配合量は、一般式(1)で示さ
れる第4級トリメチルアンモニウム誘導コラーゲンポリ
ペプタイドが0.05〜10%、カチオン性ポリマーが
0.05〜5%の範囲が好ましい。これは一般式(1)
で示される第4級トリメチルアンモニウム誘導コラーゲ
ンポリペプタイドやカチオン性ポリマーの量が前記範囲
より少なくなるとそれらの効果が充分に発揮されず、−
般式(1)で示される第4級トリメチルアンモニウム誘
導コラーゲンポリペプタイドが上記範囲より多くなると
毛髪に残存してベトツクようになり、またカチオン性ポ
リマーの量が上記範囲より多くなると毛髪が損傷を受け
るようになるからである。
毛髪用化粧料としては、例えばシャンプー、ヘアーリン
ス、エアゾール型フオーム、ヘアークリーム、パーマネ
ントウェーブ用剤、ヘアーコンディショナー、セットロ
ーション、ヘアートリートメントローション、ヘアーカ
ラー、ヘアーカラーチなど、あらゆる毛髪用化粧料が挙
げられる。
そして、前記一般式(1)で示される第4級トリメチル
アンモニウム誘導コラーゲンポリペプタイドやカチオン
性ポリマーは、基本的にはこれら毛髪用化粧料に従来か
ら採用されている組成に、前記の割合で配合すればよい
。ただし、ヘアーリンスやフオームなどのように、もと
もとカチオン性ポリマーを配合していたものでは、カチ
オン性ポリマーの一部を一般式(1)で示される第4級
トリメチルアンモニウム誘導コラーゲンポリペプタイド
に置き換えればよい。
上記毛髪用化粧料に配合されている成分を例示すると、
例えばアニオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、
カチオン性界面活性剤などの界面活性剤、アニオン性ポ
リマー、ノニオン性ポリマー、両性ポリマーなどのポリ
マー類、天然抽出油、高級脂肪酸、炭化水素、脂肪酸エ
ステル類、グリセライド、ワックス、アルキルアルコー
ル、アルキルアミド、シリコーンオイル(例えば、ジメ
チルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、
その他各種変性シリコーンオイル)などの油分、コラー
ゲンポリペプタイド、ケラチンポリペブタイド、シルク
ポリペブタイドなどの蛋白質加水分解物あるいはその誘
導体、保湿剤、アルコール類、増粘剤、植物エキス、動
物エキス、紫外線吸収剤、p)(調整剤、キレート剤、
防腐剤、色素、香料などである。
〔実施例〕
つぎに参考例(第4級トリメチルアンモニウム誘導コラ
ーゲンポリペプタイドの製造例)および実施例をあげて
本発明をさらに詳細に説明する。
ただし、本発明は実施例のみに限定されるものではない
参考例1 粉末状ゼラチン300gに水700gを加え、加温しな
がら溶解し、70℃で濃塩酸60gを加え、攪拌しなが
ら1時間加水分解を行ったのち、反応混合物を濾過し、
濾液を水で2Itに希釈し、躬塩基性アニオン交換樹脂
ダイヤイオンWA20(商品名、三菱化成工業(株))
290mj!の樹脂塔に通液して中和した。これを減圧
濃縮後、濾過して、濃度40%のコラーゲン誘導ポリペ
ブタイドの水溶液を得た。このようにして得られたコラ
ーゲン誘導ポリペブタイドの分子量をゲル濾過法により
測定したところ平均分子量900であった。
得られた濃度40%のコラーゲン誘導ポリペブタイド水
溶液700g(コラーゲン誘導ポリペブタイドの平均分
子量900、アミノ態チッ素の総量310ミリモル)を
反応容器に入れ、35℃で攪拌しながら濃度51%のC
TA水溶液103g (コラーゲン誘導ポリペブタイド
のアミノ態チッ素の゛01g当量)を30分間かけて滴
下し、かつその間20%水酸化ナトリウム水溶液を適宜
滴下して反応液のpHを10.0に維持した。CTAの
滴下終了後、p Hを10.0に維持しながら2時間攪
拌を続け、ついで24時間放置したのち、アミノ態チッ
素を測定したところ、アミノ態チッ素の総量は42ミリ
モルであり、アミノ態チッ素の84%が反応していた。
つぎに反応液に弱酸性カチオン交換樹脂アンバーライト
IRc−50(商品名、オルガノ (株))170nl
を加え、pH6,5に中和し、反応液中のナトリウムイ
オンとわずかに残存している未反応のCTAとをイオン
交換樹脂に吸着させ、ついで該イオン交換樹脂を除去し
て濃度30%の第4級トリメチルアンモニウム誘導コラ
ーゲンポリペプタイドの水溶液を得た。
得られた水7S液について第4級アンモニウム塩の撃性
反応を行ったところ、テトラフェニルホウ素ナトリウム
により白色の沈澱を生じ、またドーラーゲンドルフ試薬
により赤色の沈dを生じ、陽性を示した。
さらに、コラーゲン誘導ポリペブタイドとCTAとが結
合していることを(iILuするために、得られた水溶
液を用い、ゲル濾過(G−25、ファルマシア社製)を
行い、各分子量フラツジぢンについて、上記の撃性反応
を行ったところ、各フラクションはいずれも第4級アン
モニウム塩の撃性反応が陽性であり、コラーゲン誘導ポ
リペブタイドとCTAとが結合していることが確認され
た。
参考例2 6%水酸化ナトリウム水溶液700gを攪拌しながら板
状ゼラチン500gを溶解し、80℃で攪拌しながら1
時間加水分解を行ったのち、反応混合物を濾過し、濾液
を水で2βに希釈し、弱酸性カチオン交換樹脂アンバー
ライトIRC−50(商品名、オルガノ (株))50
0mnの樹脂塔に通液して中和した。これを減圧′a縮
後、濾過して1度35%のコラーゲン誘導ポリペブタイ
ドの水溶液を得た。
このようにして得られたコラーゲン誘導ポリペブタイド
の分子量をゲル濾過法により測定したところ平均分子量
500であった。
上記のようにして得られた濃度35%のコラーゲン誘導
ポリペブタイド水溶液1kg(コラーゲン誘導ポリペブ
タイドの平均分子量500、アミノ態チノ素の総量69
7ミリモル)を反応容器に入れ、攪l乍しながら、濃度
49%のCTA水溶液228g(コラーゲン誘導ポリペ
ブタイドの7ミノ態チノ素の0.85当量)を30分間
かけて滴下し、かつ、その間20%水酸化ナトリウム水
溶液を適宜滴下して反応液のI)Hを9.5に維持した
。CTAの滴下終了後、pHを9.5に維持しながら5
時間II i1’を続け、ついで24時間放置したのち
、アミノ態チ、素を測定したところ、アミノ態チッ素の
t、e量は147ミリモルであり、アミノ態チノ素の7
9910が反応していた。
つぎに反応液に弱酸性カチオン交換樹脂ダイヤイオン5
K−IB (商品名、三菱化成工業(株))320m+
2の樹脂塔に通液し、pH6,9に中和し、反応液中の
ナトリウムイオンとわずかに残存している未反応のCT
Aをイオン交換樹脂に吸着させ、ついでイオン交換樹脂
を除去して濃度30%の第4級トリメチルアンモニウム
誘導コラーゲンポリペプタイドの水溶液を得た。
参考例3 顆粒状ゼラチン350gに水650gを加え、50゛C
に加温してゼラチンを熔解したのち、中性蛋白質分解酵
素パパイン20mgを加え、50℃で攪拌しながら3時
間加水分解を行ったのち、反応混合物を濾過し、濃度3
5%のコラーゲン誘導ポリペブタイドの水溶液を得た。
このようにして得られたコラーゲン誘導ポリペブタイド
の分子量をゲル濾過法により測定したところ平均分子(
31,700であった。
得られた濃度35%のコラーゲン誘導ポリペブタイド水
溶液800g(コラーゲン誘導ポリペブタイドの平均分
子量1 、100.7ミノ態チソ素のi、Bffi14
0ミリモル)を反応容器に入れ、30℃で攪拌しながら
、濃度49%のCTA水溶液83.1 g (コラーゲ
ン誘導ポリペブタイドのアミノ態チノ素の1.0当量)
を1時間かけて滴下し、かつ、その間2036水酸化ナ
トリウム水溶液を適宜滴下して反応液のp Hを11,
0に維持した。CTへの滴下終了後、pHを11.0に
維持しながら3時間攪拌を続け、ついで24時間放置し
たのち、アミノ態チッ素を測定したところ、アミノ態チ
ッ素の総量は14ミリモルであり、アミノ態チッ素の9
0%が反応していた。つぎに反応液に弱酸性カチオン交
換樹脂アンバーライトIRC−50(前出)120m6
を加え、反応液中のナトリウムイオンとわずかに残存し
ている未反応のCTへをイオン交換樹脂に吸着させ、つ
いでイオン交換樹脂を除去して濃度30%の第4級トリ
メチルアンモニウム誘導コラーゲンポリペプタイドの水
溶液を得た。
得られた水溶液について参考例1と同様に第4級アンモ
ニウム塩の型性反応を行ったところ、いずれも陽性であ
った。
また、得られた水溶液を用い、参考例1と同様にゲル濾
過し、各分子量フラクションについて第4級トリメチル
アンモニウム塩の型性反応を行ったところ、各フラクシ
ョンとも陽性で、コラーゲン誘導ポリペブタイドとCT
Aとが結合していることが確認された。
上記のように参考例1〜3で得られた第4級トリメチル
アンモニウム誘導コラーゲンポリペプタイドと、市販の
カチオン性ポリマーを配合して、以下の実施例に示す毛
髪用化粧料を調製し、それらの性能を第4級トリメチル
アンモニウム誘導コラーゲンポリペプタイドやカチオン
性ポリマーを配合していない毛髪用化粧料と比較した。
実施例1 〔シャンプーについて〕 第2表に示す配合のシャンプーをm製し、該シャンプー
を用いて10名の女性パネラ−の洗髪をし、洗髪後の感
触を毛髪の「しなやかさ」、「クシ通り性」、「ふっく
ら感」で評価した。評価は1〜5の5段階評価で行い、
評価結果を10名の評価値(評価値が高いほど特性が優
れている)の平均値で第2表に示した。なお、第2表中
の各成分の配合部数は重量部によるものである。また、
後記の第3〜7表においても同様である。なお、第2〜
7表において、第4級トリメチルアンモニウム誘導コラ
ーゲンポリペプタイドの種別は参考側番号で示す。
第2表に示すように、カチオン性ポリマーと第4級トリ
メチルアンモニウム誘導コラーゲンポリペプタイドを配
合した実施例1のシャンプーは、両者を配合していない
比較例1−1のシャンプー、カチオン性ポリマーのみを
配合した比較例1−2のシャンプー、第4級トリメチル
アンモニウム誘導コラーゲンポリペプタイドのみを配合
した比較例1−3のシャンプーに比べて、洗髪後の毛髪
のしなやかさ、くし通り性、ふっくら感が優れていた。
また、実施例1のシャンプーの場合は毛髪の損傷が認め
られなかった。
実施例2  (ヘアーリンスについて〕第3表に示す配
合のへアーリンスを調製し、該へアーリンスを10名の
女性パネラ−に前記比較例1−3のシャンプーで洗髪し
たのちに施用し、毛髪の「しなやかさ」、「クシ通り性
」、「艶」について実施例1と同様の評価をした。評価
結果を第3表に示す。
第3表に示すように、カチオン性ポリマーと第4級トリ
メチルアンモニウム誘導コラーゲンポリペプタイドとを
配合した実施例2のヘアーリンスは、両者を配合してい
ない比較例2−1のへ7−リンス、カチオン性ポリマー
のみを配合した比較例2−2のヘアーリンス、第4級ト
リメチルアンモニウム誘導コラーゲンポリペプタイドの
みを配合した比較例2−3のへアーリンスに比べて、使
用後の毛髪のしなやかさ、くし通り性、艶が優れていた
。また、実施例2のへアーリンスの場合は毛髪の損傷が
認められなかった。
実施例3〔エアゾール型フオームについて〕第4表に示
す配合のエアゾール型フオームを調製し、該フオーム8
0重量部に対してフロン12(商品名)を10重量部お
よびプロパン/ブタン混合LP010重量部を加えて、
エアゾール型容器に密封した。
第   4   表 上記エアゾール型フオームを使用し、第4級トリメチル
アンモニウムB<4コラーゲンポリペプタイドを配合せ
ず、カチオン性ポリマーのみを配合した従来のエアゾー
ル型フオームの使用感と比較したところ、毛髪の損傷が
少な(毛髪がよりしなやかになり、かつ、よりふっくら
とした自然な仕上がりのセットができた。
実施例4〔ヘアークリームについて〕 第5表に示す配合のへアークリームをKl製した。
第   5   表 上記へアークリームを使用し、第4級トリメチルアンモ
ニウム誘導コラーゲンポリペプタイドおよびカチオン性
ポリマーを配合していない従来のへアークリームの使用
感と比較したところ、毛髪がよりしなやかで柔軟になり
、毛髪をより容易にセットすることができ、またセット
の持続性も優れていた。もとより、毛髪の損傷は認めら
れなかった。
実施例5 〔パーマネントウェーブ第1剤について〕第
6表に示す配合のパーマネントウェーブ第1剤を調装し
た。
第   6   表 上記パーマネントウェーブ第1剤を用い、別途開裂した
6%臭素酸ナトリウム水溶液をパーマネンウエーブ第2
剤として、毛束にパーマネントウェーブ処理を行ったと
ころ、第4級トリメチルアンモニウム誘導コラーゲンポ
リペプタイドおよびカチオン性ポリマーを配合していな
い従来のパーマネントうエーブ茅1剤と比較して、毛髪
の損傷が少なく、ふっくらしており、艶があり、また感
触も優れていた。
また、毛髪の損傷は認められなかった。
実施例6〔ヘアーコンディショナー〕 4@7表に示す配合のへアーコンディショナーをtWA
製した。
第   7   表 上記へアーコンディショナーを使用し、第4級トリメチ
ルアンモニウム誘導コラーゲンポリペプタイドおよびカ
チオン性ポリマーを配合していない従来のへアーコンデ
ィショナーと比較したところ、毛髪がしなやかで良好な
くし通り性を与え、ふっくらとした自然な感じに仕上が
り、かつ艶があり、もとより毛髪の損傷は認められなか
った。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明では、一般式(1)で示さ
れる第4級トリメチルアンモニウム誘導コラーゲンポリ
ペプタイドと、カチオン性ポリマーとを配合することに
より、毛髪用化粧料の本来の機能に阻害を与えることな
く、毛髪の損傷を防止し、毛髪にしなやかさ、良好なく
し通り性、ふっくら感、艶などを付与することができた

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Rはコラーゲンより誘導されるポリペプタイド
    を構成するアミノ酸の側鎖であり、nは3〜20である
    )で示される第4級トリメチルアンモニウム誘導コラー
    ゲンポリペプタイドと、カチオン性ポリマーを含有する
    ことを特徴とする毛髪用化粧料。
  2. (2)カチオン性ポリマーがジアリル第4級アンモニウ
    ム塩の重合物、カチオン性セルロース、カチオン性澱粉
    またはカチオン性ビニル重合体である特許請求の範囲第
    1項記載の毛髪用化粧料。
  3. (3)一般式( I )で示される第4級トリメチルアン
    モニウム誘導コラーゲンポリペプタイドの配合量が0.
    05〜10重量%で、カチオン性ポリマーの配合量が0
    .05〜5重量%である特許請求の範囲第1項または第
    2項記載の毛髪用化粧料。
JP20197086A 1986-08-27 1986-08-27 毛髪用化粧料 Expired - Fee Related JPH0713005B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20197086A JPH0713005B2 (ja) 1986-08-27 1986-08-27 毛髪用化粧料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20197086A JPH0713005B2 (ja) 1986-08-27 1986-08-27 毛髪用化粧料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6357512A true JPS6357512A (ja) 1988-03-12
JPH0713005B2 JPH0713005B2 (ja) 1995-02-15

Family

ID=16449781

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20197086A Expired - Fee Related JPH0713005B2 (ja) 1986-08-27 1986-08-27 毛髪用化粧料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0713005B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10273425A (ja) * 1997-01-30 1998-10-13 Sanyo Chem Ind Ltd 毛髪処理剤
JP2006151847A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Nitta Gelatin Inc コラーゲンペプチド組成物とその製造方法、化粧料組成物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10273425A (ja) * 1997-01-30 1998-10-13 Sanyo Chem Ind Ltd 毛髪処理剤
JP2006151847A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Nitta Gelatin Inc コラーゲンペプチド組成物とその製造方法、化粧料組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0713005B2 (ja) 1995-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5753214A (en) Base material for cosmetics and uses of the same
KR20120129877A (ko) 화장품 기재 및 그 화장품 기재를 함유하는 화장품
JP2003238598A (ja) 魚鱗由来加水分解コラーゲンおよびその製造方法
JPH0761929B2 (ja) 植物性ポリペプチドの誘導体を含有する化粧料
JP3315535B2 (ja) 化粧品基材
JP3407765B2 (ja) 化粧品基材
JPS6357512A (ja) 毛髪用化粧料
JPS62178510A (ja) 毛髪用化粧料
JPS6357598A (ja) 第4級トリメチルアンモニウム誘導カゼインポリペプタイド
JPH0245409A (ja) 毛髪用化粧品
JPS60243010A (ja) 毛髪保護剤
JP2878287B2 (ja) 化粧品基材
JPH11269045A (ja) 毛髪保護剤
JP2009161519A (ja) 化粧品基材および毛髪化粧料
JPH0245410A (ja) 毛髪用化粧品
JPS63105000A (ja) カゼイン誘導ポリペプタイドのアシル化物またはその塩
JPS5984898A (ja) 第4級トリメチルアンモニウム誘導ケラチンポリペプタイド
JP2003300854A (ja) 皮膚化粧料
JPS63230620A (ja) ヘア−リンス組成物
JP3446977B2 (ja) 染毛剤
KR102706350B1 (ko) 손상 모발 회복용 화장료 조성물
JPS60243011A (ja) パ−マネントウエ−ブ用第1剤
JPS5988413A (ja) ヘア−リンス組成物
JP2003095891A (ja) ヘアリンス組成物
JPS60243099A (ja) 第4級トリメチルアンモニウム誘導シルクポリペプタイド

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees