JPS6357116B2 - - Google Patents
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- JPS6357116B2 JPS6357116B2 JP11841179A JP11841179A JPS6357116B2 JP S6357116 B2 JPS6357116 B2 JP S6357116B2 JP 11841179 A JP11841179 A JP 11841179A JP 11841179 A JP11841179 A JP 11841179A JP S6357116 B2 JPS6357116 B2 JP S6357116B2
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- Japan
- Prior art keywords
- coating
- paint
- thickness
- color
- film thickness
- Prior art date
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- Expired
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Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Description
本発明は、未乾燥(ウエツト)状態で膜厚を確
認しながら塗装する方法に関する。 従来、手吹塗装をする場合、塗膜が濡れた(ウ
エツト)状態では膜厚が必要なだけ付いているか
どうか測定できないため、定量吹付け装置を用い
て常に一定量の塗料を一定面積に吹付けたり、ま
たは乾燥したのち別に塗装膜厚測定機等を用いて
測定する等して塗装膜厚を常に確保するようにし
ていた。しかしながら前者の方法では、被塗物の
形状が複雑なものである場合には全面にわたつて
均一に塗布することは困難であり、また後者の方
法では十分な膜厚が得られたかどうかを確認でき
るのが塗装終了後であるなど作業上不都合な点が
種々あつた。 本発明者等は上記の不都合な点を解消すべく鋭
意研究した結果、均一な下地の色を有する被塗装
物に順次下地の色と異なる二色以上の不透明な塗
料を塗り重ねる場合においてウエツト状態で膜厚
を確認しながら順次塗膜を設けることができる塗
装方法を見い出した。 すなわち、本発明塗装方法は、各塗料毎に隠蔽
厚みの予め測定された塗料、即ち塗膜厚が予め塗
膜の隠蔽力により目視される被塗装物の色に対応
づけられて測定された塗料を用いて、これら塗料
を、各層のスケにより所望の膜厚が各層毎に確保
されていることを目視で確認しながら塗装するこ
とを特徴とするものである。 本明細書中、スケ(透視状態)とは上層の塗膜
を透過して下地の色が見えることを云い、また隠
蔽力とは上層の塗膜が下地の色を見えなくする力
を云い、そのときの上層の塗膜厚μで表示され
る。 本発明で用いる塗料は、例えばポリウレタン
系、アクリル樹脂系、エポキシ樹脂系、塩化ビニ
ル樹脂系塗料などがあげられる。塗料としては顔
料を含むものが好ましいが、仕上りがクリヤーの
塗料でもウエツト塗膜の状態では白濁しているな
ど有色のものであれば使用できる。 塗装方法としては種々考えられるが、好みしく
はスプレー塗装である。 本発明では、予じめ塗装すべき塗料を塗装時の
下地の色と同色のサンプル板等に塗装して、塗膜
の隠蔽力により目視される被塗装物の色と塗膜厚
との関係を調査しておき、各膜厚のときのサンプ
ル板の色または他の色見本と対比することによつ
て行うとよい。 塗料の隠蔽力は、適当な着色材、例えば着色顔
料、体質顔料、染料などを使用し、添加量を加減
して行うのが有利である。下に塗る塗料と上に塗
る塗料とでは明確に色差のあるものを使用すると
よい。例えば下地に赤色を塗り上層に黄色を塗る
ときは、完全に赤色が陰蔽されなくても中間の橙
色になつたとき所望の膜厚と判定することもでき
有利である。 本発明方法を更に実施例を用いて説明する。 ニツケル電鋳により表面を茶色がかつた銀白色
とした基体の表面に目標膜厚として最低40μの塗
膜を設けるため、次の工程を行う。 まず基体(銀白色)に対する隠蔽力を20μにコ
ントロールした塗料A(黒色)及び前記塗料Aに
対する隠蔽力を20μにコントロールした塗料B1
(白色)、塗料B2(茶色)、塗料B3(青色)を各々準
備する。そして図に示すように基体1上に塗料A
をスケの無い最少量で塗装し塗膜aを得、更に該
塗膜aの上面に塗料b1,b2,b3をスケの無い最少
量で各々塗り重ね塗膜b1,b2,b3を得る。乾燥
後、得られた合計の塗膜厚を測定したところ、下
記表のようになつた。
認しながら塗装する方法に関する。 従来、手吹塗装をする場合、塗膜が濡れた(ウ
エツト)状態では膜厚が必要なだけ付いているか
どうか測定できないため、定量吹付け装置を用い
て常に一定量の塗料を一定面積に吹付けたり、ま
たは乾燥したのち別に塗装膜厚測定機等を用いて
測定する等して塗装膜厚を常に確保するようにし
ていた。しかしながら前者の方法では、被塗物の
形状が複雑なものである場合には全面にわたつて
均一に塗布することは困難であり、また後者の方
法では十分な膜厚が得られたかどうかを確認でき
るのが塗装終了後であるなど作業上不都合な点が
種々あつた。 本発明者等は上記の不都合な点を解消すべく鋭
意研究した結果、均一な下地の色を有する被塗装
物に順次下地の色と異なる二色以上の不透明な塗
料を塗り重ねる場合においてウエツト状態で膜厚
を確認しながら順次塗膜を設けることができる塗
装方法を見い出した。 すなわち、本発明塗装方法は、各塗料毎に隠蔽
厚みの予め測定された塗料、即ち塗膜厚が予め塗
膜の隠蔽力により目視される被塗装物の色に対応
づけられて測定された塗料を用いて、これら塗料
を、各層のスケにより所望の膜厚が各層毎に確保
されていることを目視で確認しながら塗装するこ
とを特徴とするものである。 本明細書中、スケ(透視状態)とは上層の塗膜
を透過して下地の色が見えることを云い、また隠
蔽力とは上層の塗膜が下地の色を見えなくする力
を云い、そのときの上層の塗膜厚μで表示され
る。 本発明で用いる塗料は、例えばポリウレタン
系、アクリル樹脂系、エポキシ樹脂系、塩化ビニ
ル樹脂系塗料などがあげられる。塗料としては顔
料を含むものが好ましいが、仕上りがクリヤーの
塗料でもウエツト塗膜の状態では白濁しているな
ど有色のものであれば使用できる。 塗装方法としては種々考えられるが、好みしく
はスプレー塗装である。 本発明では、予じめ塗装すべき塗料を塗装時の
下地の色と同色のサンプル板等に塗装して、塗膜
の隠蔽力により目視される被塗装物の色と塗膜厚
との関係を調査しておき、各膜厚のときのサンプ
ル板の色または他の色見本と対比することによつ
て行うとよい。 塗料の隠蔽力は、適当な着色材、例えば着色顔
料、体質顔料、染料などを使用し、添加量を加減
して行うのが有利である。下に塗る塗料と上に塗
る塗料とでは明確に色差のあるものを使用すると
よい。例えば下地に赤色を塗り上層に黄色を塗る
ときは、完全に赤色が陰蔽されなくても中間の橙
色になつたとき所望の膜厚と判定することもでき
有利である。 本発明方法を更に実施例を用いて説明する。 ニツケル電鋳により表面を茶色がかつた銀白色
とした基体の表面に目標膜厚として最低40μの塗
膜を設けるため、次の工程を行う。 まず基体(銀白色)に対する隠蔽力を20μにコ
ントロールした塗料A(黒色)及び前記塗料Aに
対する隠蔽力を20μにコントロールした塗料B1
(白色)、塗料B2(茶色)、塗料B3(青色)を各々準
備する。そして図に示すように基体1上に塗料A
をスケの無い最少量で塗装し塗膜aを得、更に該
塗膜aの上面に塗料b1,b2,b3をスケの無い最少
量で各々塗り重ね塗膜b1,b2,b3を得る。乾燥
後、得られた合計の塗膜厚を測定したところ、下
記表のようになつた。
【表】
したがつて、各塗料毎に隠蔽厚みの予め測定さ
れた塗料を用いれば塗膜の隠蔽力により目視され
る被塗装物の色により塗料の膜厚が確認できるの
で、特別な塗膜厚測定装置を用いることなく目視
で塗膜を確認しながら塗装することができる。ま
た前記例では2色の塗料を塗り重ねる場合につい
て述べたが、2色以上の塗料を用いる場合でも本
発明塗装方法が応用できることは勿論である。 本発明方法によれば、塗膜厚を漏れた状態でも
確認でき、従つて塗装作業に要する時間は大巾に
短縮でき、しかも膜厚を目視で判断できるため作
業が非常に容易になる等、本発明は実用上多くの
利点を有するものである。本発明は金型の内面塗
装など平面でない部分の塗装のとき、特に有利で
ある。
れた塗料を用いれば塗膜の隠蔽力により目視され
る被塗装物の色により塗料の膜厚が確認できるの
で、特別な塗膜厚測定装置を用いることなく目視
で塗膜を確認しながら塗装することができる。ま
た前記例では2色の塗料を塗り重ねる場合につい
て述べたが、2色以上の塗料を用いる場合でも本
発明塗装方法が応用できることは勿論である。 本発明方法によれば、塗膜厚を漏れた状態でも
確認でき、従つて塗装作業に要する時間は大巾に
短縮でき、しかも膜厚を目視で判断できるため作
業が非常に容易になる等、本発明は実用上多くの
利点を有するものである。本発明は金型の内面塗
装など平面でない部分の塗装のとき、特に有利で
ある。
図は塗膜の拡大断面図を示す。
図中、1……基体、a……下層の塗膜、b……
上層の塗膜。
上層の塗膜。
Claims (1)
- 1 均一な下地の色を有する被塗装物に順次下地
の色と異なる二色以上の不透明な塗料を塗り重ね
るとき、各塗料毎に隠蔽厚みの予め測定された塗
料を用いて、これら塗料を各層の透視状態により
所望の膜厚が各層毎に確保されていることを目視
で確認しながら塗装することを特徴とする未乾燥
状態で膜厚が確認できる塗装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11841179A JPS5644073A (en) | 1979-09-14 | 1979-09-14 | Coating method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11841179A JPS5644073A (en) | 1979-09-14 | 1979-09-14 | Coating method |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5644073A JPS5644073A (en) | 1981-04-23 |
JPS6357116B2 true JPS6357116B2 (ja) | 1988-11-10 |
Family
ID=14735974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11841179A Granted JPS5644073A (en) | 1979-09-14 | 1979-09-14 | Coating method |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5644073A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6331713A (ja) * | 1986-07-26 | 1988-02-10 | トヨタ自動車株式会社 | セラミツク成形体静水圧加圧用皮膜材 |
JP3283445B2 (ja) * | 1996-10-31 | 2002-05-20 | 日本ペイントマリン株式会社 | 塗膜形成方法 |
JP2001220549A (ja) * | 2000-02-09 | 2001-08-14 | Nippon Paint Co Ltd | 無機質系基材用塗料および塗膜形成方法 |
JP5702503B1 (ja) * | 2014-09-16 | 2015-04-15 | 日本ペイントマリン株式会社 | 乾燥塗膜の形成方法、及びそれに用いる塗料 |
-
1979
- 1979-09-14 JP JP11841179A patent/JPS5644073A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5644073A (en) | 1981-04-23 |
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