JPS6356423A - 制振金属板の製造方法 - Google Patents

制振金属板の製造方法

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Publication number
JPS6356423A
JPS6356423A JP61202029A JP20202986A JPS6356423A JP S6356423 A JPS6356423 A JP S6356423A JP 61202029 A JP61202029 A JP 61202029A JP 20202986 A JP20202986 A JP 20202986A JP S6356423 A JPS6356423 A JP S6356423A
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JP
Japan
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synthetic resin
film
metal plate
vibration
damping
Prior art date
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Pending
Application number
JP61202029A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Taniuchi
谷内 護
Kenji Sakai
健二 堺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
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Publication of JPS6356423A publication Critical patent/JPS6356423A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、騒音発生源に制振材として使用される振動減
衰性制振金属板、特に常温乃至中温用の制振金属板をコ
イルラインで大量生産することを可能とする製造方法に
関する。
(従来の技術) 近年、交通機関の発達や工場、事業所と住居との接近な
どに伴ない、地域社会の環境保全の見地から、各種交通
機関、各種機械などから発生する騒音を騒音発生源にお
いて減少させる対策が重要な課題となってきている。そ
の−環として騒音発生源の板材製品、例えば自動車のオ
イルパン、ダッシュパネル、ホッパーのシュート、汎用
エンジンカバー、その他金属加工機の騒音防止部材とし
て振動減衰性を有する制振金属板を採用することが検討
され、一部課用されてきている。
この目的の制振金属板の従来技術による製造方法として
は、次の3種類の方法が主流とじて採用されている。
(1)  ホットメルトラミネート法 ホットメルト接着剤を用いる。
(til  乾式ラミネート法 溶剤に溶かした合成樹脂を接着剤として用いる。
((2) フィルムラミネート法 熱接着性合成樹脂フィルムを用いる。
(発明が解決しようとする問題点) 制振金属板としては、その用途や使用される環境などに
より各種条件は異なるが、何れの製法による場合にも、
外側金属板と割振材料の中間合成樹脂層との接着性、密
着性が良好なことが基本的に重要である。この点に関し
て、(i)ホットメルトラミネート法、(fil乾式う
ぐネート法による制振金属板は、使用される合成樹脂の
種類が限定され、振動減衰性能が高くても合成樹脂層と
金属板との密着性や合成樹脂の延性が不良で、この制振
金属板をオイルパンなどに探しぼり加工すると合成樹脂
層が剥離あるいは破断するものが多い。
一部1@フィルムラミネート法による制振金属板は、合
成樹脂層と金属板との密着性や合成樹脂の延性は良いが
、一般に振動減衰性能が低いのが難点である。また使用
温度との関係ではフィルムラミネート法の制振金属板は
高温型C80〜120℃)の自動車部材用制振鋼板とし
て単独フィルムを用いて製造され一部実用化されている
が、常温型(10〜40で)、中温型(40〜80℃)
の建築材、農機具等のエンジンまわり用の制振金属板と
しては、中間層の合成樹脂が常温、中温で軟いため単独
フィルムを引抜製造して重ねて置くと互に密着するいわ
ゆるブロッキング状態となるので、この方法による常温
、中温用制振金属板の製造は困難を伴うという問題があ
った。
本発明は、従来技術の制振金属板製造方法の上記諸問題
に解決を与え、合成樹脂層と金属板との接着強度が大き
くかつ合成樹脂の延性も大きく常温、中温用としてすぐ
れた特性を持つ制振金属板の製造方法を提供することを
目的とする。
(問題点を解決するだめの手段、作用)前記目的は、本
発明方法によシ、常温から中温の温度域で割振性を有し
かつ加熱することによりよく金属板と接着する感熱型合
成樹脂を使用し、この合成樹脂を溶融状態で押出し機よ
シフイルム状に押出し、フィルム状合成樹脂が溶融状態
にある間にラミネートする2枚の金属板の間に導入して
重ね合わせ、適切な温度の熱圧着ロールで圧着し、のち
適切な過程で冷却することにより達成される。すなわち
フィルム状に押出した合成樹脂を、−旦凝固態のフィル
ムに成形する過程を経ることなく、溶融フィルムの成形
と同時に溶融状態に留まる間に金属板の間にラミネート
し適切な加熱冷却処理を加えて制振金属板とする。
すなわち、本発明の制振金属板の製造方法は、構成とし
ては、常、中温で良好な割振性を有する制振金属板を製
造するため、常温から中温にわたる使用環境温度域にお
いて制振性を有しかつ加熱することにより容易に金属板
と接着する感熱型合成樹脂を使用し、この合成樹脂を溶
融状態でダイからフィルム状に押出して2枚の金属板の
間に導入して重ね合わせ、熱圧着ロールで圧着したのち
制御冷却することを特徴とする。
以下、本発明を添付図を参照し実施態様に即して具体的
に説明する。第1図は本発明の制振金属板の製造方法を
実施する設備の概要を示す側面配置図である。
表面を事前処理された2枚の金属板(1) (1)はそ
れぞれガイドロール(2) d)に導かれ熱圧着ロール
+3) +3)間に重なり合うようにして供給される。
本発明において使用する合成樹脂は、常温から中温にわ
たる制振金属板の使用環境温度域において割振性を有す
る感熱型合成樹脂で、加熱することによシ容易に金属板
と接着するものでちればよい。この種の合成樹脂として
は、アクリル酸エステル共重合体、酢酸ビニル系樹脂、
工q−vンー酢酸ビニル系樹脂、変性ポリオレフイン、
ポリオレフィン、アイオノマー、エチレン−アクリル酸
共重合体、ポリアミド、あるいはその混合物などが好適
に用いられる。実例として、アルリル酸変性量2.3モ
ルチの変性酢酸ビニル樹脂に可塑剤としてジブチルフタ
レートを15 wt %添加したものを用いる場合を説
明する。
この合成樹脂は温度120℃で溶融し押出し機(4)で
Tダイからフィルム状に押出し、フィル〃状樹脂が溶融
状態にあるうちに熱圧着ローA−(3)(3)間の2枚
の金属板(1) (1)の間に導入して重ね合わせる。
熱圧着ロール(3) (3)は120℃に加熱されてお
シ、ここで3層ラミネートのシートは仮接着される。次
いでこのラミネートは180℃に加熱された熱圧着ロー
ル(5) (5)を通シここで本接着される。
このようにして貼シ合わされ九制振金属板(6)は、冷
却時に歪が生じないように、第1冷却工程(7)でロー
ルで加圧しながら約100℃まで冷却し、次いで第2冷
却工程(8)で常温まで冷却する。
このようにして歪を伴わない安定した状態で強固に接着
している制振金属板が得られる。これはつづいてコイラ
ー(9)に巻取シ制振金属板コイルα1として提供され
る。
制振金属板における合成樹脂層は層成材の一体的結合の
役割を果しかつ割振作用を発揮するもので、その厚さF
i 50〜200μm1好ましくは50〜100μmと
するのがよい。しかし合成樹脂の種類とその層厚は、制
振金属板の用途、使用環境、温度、周波数等の条件によ
って定められるものであシ、本発明では特に限定しない
同様に2枚の金属板の種類、厚さも特に限定されない。
これら金属板は同一あるいは異種の何れであってもよい
。かかる金属板としては、普通鋼板、ステンレス鋼板等
を含む各種鋼板、アルミニウム板、銅板およびこれらの
表面処理板等が何れもその用途、環境などに応じて選択
使用される。
(実施例) 金属板として厚さ0.8霧の冷延鋼板を用い、本発明方
法によシ制振金属板を製造し、これから短冊形試料を作
成し、BAK社製複素弾性係数測定装置を用い、共振法
により振動減衰試験を行った0また接着力の測定はJI
S法(剪断引張り試験: K6850、T剥離強度: 
K 6854 ’)に準じて行った。
第2図は振動減衰試験による本発明方法で製 −造した
制振金属板の割振特性を、温度を横軸にとシ、損失係数
lを縦軸にとって示す。第2図から知られるように、損
失係数でか化1以上の温度域が40〜80℃と広く、η
max温度が60℃で、ηmax値が0.4と高い。
このように本発明方法によシ製造した割振鋼板は中温(
40〜80℃)用の制振金属板としてすぐれた割振特性
を発揮する。
また接着力試験の結果は、剪断引張り強度が約50 &
g/ d%T剥離強度が12 ky / 25 tmと
高く、従って成形加工性がすぐれていることが知られる
(発明の効果) 本発明方法によって制振金属板を製造すると、好ましい
割振性能、接着強度および成形加工性を具備する制振金
属板が得られ、しからその工程がコイルラインに沿い容
易に製作できるので、生産上能率的であシ量産に適し制
振金属板の製造コストを低減できる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の制振金属板の製造方法を実施する設備
の概要を示す側面配置図、第2図は本発明方法によって
製造した制振金属板の試験による割振特性を横軸に温度
、縦軸に損失係数をとって示す図表である。 ・・熱圧着ロール、(4)拳・押出し機、(5)φ・熱
圧着ロール、(6)・書制振金属板、(7)・−第1冷
却工程、(8)・・第2冷却工程、(9)・・コイラー
、αO・・制振金属板コイル。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)常、中温で良好な制振性を有する制振金属板を製
    造するため、常温から中温にわたる使用環境温度域にお
    いて制振性を有しかつ加熱することにより容易に金属板
    と接着する感熱型合成樹脂を使用しこの合成樹脂を溶融
    状態でダイからフィルム状に押出して2枚の金属板の間
    に導入して重ね合わせ、熱圧着ロールで圧着したのち、
    制御冷却することを特徴とする制振金属板の製造方法。
  2. (2)前記合成樹脂を、アクリル酸エステル共重合体、
    酢酸ビニル系樹脂、エチレン酢酸ビニル系樹脂、変性ポ
    リオレフィン、ポリオレフィン、アイオノマー、エチレ
    ン・アクリル酸共重合体、ポリアミドの何れかまたはそ
    の混合物とする特許請求の範囲第1項記載の制振金属板
    の製造方法。
JP61202029A 1986-08-27 1986-08-27 制振金属板の製造方法 Pending JPS6356423A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1968856A2 (en) * 2005-12-12 2008-09-17 European Consulting Group, LLC Method of solid phase welding of metal plates

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