JPS6356127A - 母線保護継電装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は母線保護リレーに係り、特に差動力式の改善に
関するものである。

〔従来の技術〕

従来の装置は、特開昭４２−５９３７に記載のように。

リレーの付勢回路に区分断路器の開閉に応動する挿入し
、２個以上の小母線が区分断路により連結された時、こ
の母線群中の各端子を任意の１個の継電器に一括接続す
るように切換えていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

複数母線の保護装置では母線に接続される各回線の電流
の情報を入力回路を介して母線毎に設けである判定回路
に導入させる。母線連結部に断路器を有する複数母線用
の従来方式の母線保護回路では断路器が開状態の時は各
々の判定回路を活かし、閉状態の時は一方の判定回路に
全ての入力情報を接続切替する必要があった。

この様に、従来方式では入力回路とトリップ回路の切替
が必要であり、回路構成が煩雑となる欠点がある。また
母線ＩＡ、ＩＢの連系運転時には判定回路６Ｂは機能停
止とせざるを得す、更に回路構成が母線構成によって変
える必要があるため。

母線保護リレー回路を標準化上の障害となるなどの間開
もあった。本発明はこれらの欠点を解消することを目的
とするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は電流差動方式を適用している母線保護継電装置
に於いて、入力回路と判定回路の間にアナログスイッチ
を設けて、母線を連結する断路器の開閉状態に応じて前
記アナログスイッチを介し判定回路に入る入力情報を切
替える事により、母線連結部に断路器を有する複数母線
の保護回路を提供する事にある。

〔実施例〕

以下本発明の代表例を第１図を用いて説明する。

第１図に示す回路では、ベクトル和回路３Ａ。

３Ｂ、スカラ和回路４Ａ、４Ｂと判定回路６Ａ。

６Ｂの間にアナログスイッチ回路１３を設け、更に各判
定回路の前段に加算回路５Ａ、５Ｂを設けたことを特徴
とする。本回路の動作を以下に説明する。

母線断路器８が切状態の時には、アナログスイッチ１３
内の切替接点は開放され、母線ＩＡ。

ＩＢの母線保護リレー判定回路６Ａ、６Ｂは独立になっ
ている。この状態では母線ＩＡあるいは１Ｂの内部事故
で該当する母線保護リレーが動作判定を行う。

一方、母線断路器８が入状態の時はこれと連動して該当
アナログスイッチ回路１３内の切替接点を閉じるように
構成するので母線ＩＡの判定回路６Ａには、母線ＩＡと
ＩＢのベクトル和回路４Ａ。

４Ｂ、スカラ和回路３Ａ、３Ｂの出力を加算回路５Ａで
加算することにより、４Ａと４Ｂ、３Ａと３Ｂの加算し
た量を入力することができる。同様に母線ＩＢの判定回
路６Ｂにも、６Ａと同じ量を入力できる。したがって、
母線ＩＡとＩＢが接続された時には判定回路６Ａと６Ｂ
とも母線ＩＡ。

ＩＢ全全体同時に保護ができる。したがって母線ＩＡに
故障が発生した場合は判定回路６Ａ、６Ｂとも同時に事
故を検出するので、従来、必要としていた煩雑なトリッ
プ回路は、不要となる。

〔発明の効果〕

この様にして、第１図の方式では判定回路の入力部にア
ナログスイッチ回路１３の設置のみで断路器の切替に対
応でき、かつ従来方式の前述した欠点を克服できること
が明らかである。更に、この回路は対称なので、断路器
を含む各種の母線構成に対応でき実用上のメリットが大
きくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理を示す回路図である。 １・・・母線、２・・・変流器、３・・・スカラー和回
路、４・・・ベクトル和回路、５・・・加算回路、６・
・・判定回路、７・・・トリップ回路、８・・・断路器
、９・・・遮断器。 １１・・・入力切替回路、１３・・・アナログスイッチ
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Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、複数母線の連結部に断路器を設置した構成の変電所
   母線を保護対象とする母線保護継電装置に於いて、それ
   ぞれの母線に接続される送電線、変圧器等の電流を導入
   する入力部と、それぞれの母線事故を検出する判定回路
   の間に、アナログスイッチを設け、上記断路器の閉状態
   のときには、それぞれの判定回路に当該保護対象母線以
   外の入力部の情報を導入させ、断路器の開状態のときに
   は上記情報の導入を阻止させるようにしたことを特徴と
   する母線保護継電装置。