JPS6355454B2 - - Google Patents
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- JPS6355454B2 JPS6355454B2 JP4589882A JP4589882A JPS6355454B2 JP S6355454 B2 JPS6355454 B2 JP S6355454B2 JP 4589882 A JP4589882 A JP 4589882A JP 4589882 A JP4589882 A JP 4589882A JP S6355454 B2 JPS6355454 B2 JP S6355454B2
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- Japan
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- housing
- bracket
- power unit
- transmission housing
- differential
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Links
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 6
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K5/00—Arrangement or mounting of internal-combustion or jet-propulsion units
- B60K5/12—Arrangement of engine supports
- B60K5/1208—Resilient supports
- B60K5/1216—Resilient supports characterised by the location of the supports relative to the motor or to each other
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はパワーユニツトの支持構造に関し、と
りわけ、エンジン本体に装着されたトランスミツ
シヨンハウジングに、デイフアレンシヤルギヤを
収納するハウジングが前記エンジン本体、トラン
スミツシヨンハウジングから突出するように一体
的に設けられたパワーユニツトの支持構造に関す
る。
りわけ、エンジン本体に装着されたトランスミツ
シヨンハウジングに、デイフアレンシヤルギヤを
収納するハウジングが前記エンジン本体、トラン
スミツシヨンハウジングから突出するように一体
的に設けられたパワーユニツトの支持構造に関す
る。
この種のパワーユニツトはフロントエンジンフ
ロントドライブ(F・F)車とかリヤエンジンリ
ヤドライブ(R・R)車に搭載されている。たと
えば、第1図に実開昭56−83524号公報にて知ら
れるF・F車のパワーユニツト1を示したが、こ
のパワーユニツト1は横(左右方向)置きされた
エンジン本体2と、このエンジン本体2の左右方
向一端部に装着されたクラツチ或いはトルクコン
バータのハウジング(以下クラツチハウジングと
称す)3およびトランスミツシヨンを収納するハ
ウジング(以下ミツシヨンハウジングと称す)4
とを備えている。そして、前記トランスミツシヨ
ンに直結されたデイフアレンシヤルギヤを収納す
るハウジング(以下デフハウジングと称す)5
が、前記ミツシヨンハウジング4から後方に突出
するように該ミツシヨンハウジング4に一体的に
設けられている。6,6aは前記デフハウジング
5から左右方向に突出し図外の駆動輪に連結され
るドライブシヤフトである。ところで前記パワー
ユニツト1にあつては、クラツチ(又はトルクコ
ンバータ)、トランスミツシヨン、デイフアレン
シヤルギヤが一体的に結合されているが、このよ
うに三者が結合されたものを一般にトランスアク
スル7と称している。
ロントドライブ(F・F)車とかリヤエンジンリ
ヤドライブ(R・R)車に搭載されている。たと
えば、第1図に実開昭56−83524号公報にて知ら
れるF・F車のパワーユニツト1を示したが、こ
のパワーユニツト1は横(左右方向)置きされた
エンジン本体2と、このエンジン本体2の左右方
向一端部に装着されたクラツチ或いはトルクコン
バータのハウジング(以下クラツチハウジングと
称す)3およびトランスミツシヨンを収納するハ
ウジング(以下ミツシヨンハウジングと称す)4
とを備えている。そして、前記トランスミツシヨ
ンに直結されたデイフアレンシヤルギヤを収納す
るハウジング(以下デフハウジングと称す)5
が、前記ミツシヨンハウジング4から後方に突出
するように該ミツシヨンハウジング4に一体的に
設けられている。6,6aは前記デフハウジング
5から左右方向に突出し図外の駆動輪に連結され
るドライブシヤフトである。ところで前記パワー
ユニツト1にあつては、クラツチ(又はトルクコ
ンバータ)、トランスミツシヨン、デイフアレン
シヤルギヤが一体的に結合されているが、このよ
うに三者が結合されたものを一般にトランスアク
スル7と称している。
前記パワーユニツト1は図示するように複数の
支持装置8,9,10,11を用いて前後左右を
車体12側に支持するようにしてある。これら支
持装置8,9,10,11はそれぞれパワーユニ
ツト1側に装着される第1ブラケツト13、車体
12側に装着される第2ブラケツト14およびこ
れら両ブラケツト13,14間に配設される弾性
体15を備えており、左側の支持装置10はミツ
シヨンハウジング4と車体12との間、後側の支
持装置9はクラツチハウジング3後端部と車体1
2との間および右側の支持装置11はエンジン本
体2と車体12との間を夫々支持し、パワーユニ
ツト1のロール変位を規制すると共に振動の吸収
を行なうようにしてある。残る前側の支持装置8
はクラツチハウジング3前端部と車体12との間
を支持し、主にストツパーとしての機能を行なう
ようになつている。
支持装置8,9,10,11を用いて前後左右を
車体12側に支持するようにしてある。これら支
持装置8,9,10,11はそれぞれパワーユニ
ツト1側に装着される第1ブラケツト13、車体
12側に装着される第2ブラケツト14およびこ
れら両ブラケツト13,14間に配設される弾性
体15を備えており、左側の支持装置10はミツ
シヨンハウジング4と車体12との間、後側の支
持装置9はクラツチハウジング3後端部と車体1
2との間および右側の支持装置11はエンジン本
体2と車体12との間を夫々支持し、パワーユニ
ツト1のロール変位を規制すると共に振動の吸収
を行なうようにしてある。残る前側の支持装置8
はクラツチハウジング3前端部と車体12との間
を支持し、主にストツパーとしての機能を行なう
ようになつている。
ところで、トランスアクスル7のデフハウジン
グ5は前述したようにミツシヨンハウジング4か
ら突出しており、エンジン振動等によつてこの突
出部分に第2図の仮想線に示すような拡開、狭縮
方向の振動モードa,bが生じてしまう。従つ
て、この振動モードによつてトランスアクスル7
のケース7a(以下トランスアクスルケースと称
し、クラツチハウジング3、ミツシヨンハウジン
グ4、デフハウジング5を総称する。)延いては
パワーユニツト1全体の振動の振幅が大きくな
り、音振性能上不利となつてしまう。
グ5は前述したようにミツシヨンハウジング4か
ら突出しており、エンジン振動等によつてこの突
出部分に第2図の仮想線に示すような拡開、狭縮
方向の振動モードa,bが生じてしまう。従つ
て、この振動モードによつてトランスアクスル7
のケース7a(以下トランスアクスルケースと称
し、クラツチハウジング3、ミツシヨンハウジン
グ4、デフハウジング5を総称する。)延いては
パワーユニツト1全体の振動の振幅が大きくな
り、音振性能上不利となつてしまう。
そこで、前記デフハウジング5の先端部と、こ
の先端部に対向するミツシヨンハウジング4の先
端部とに跨つて、図示は省略したが前記先端部両
者を連結するガセツトを設けて、前記デフハウジ
ング5に生ずる前記振動モードを押さえるように
することが考えられる。しかしながら、前記ガセ
ツトを設けることは、部品点数の増加を来たして
組付時の作業能率を悪化すると共に、該ガセツト
を取り付けるための取付部を前記トランスアクス
ルケース7aに形成する必要があり、該ケース7
aの加工性が悪化する。また、前記ガセツトを取
付けることによつてエンジンルーム内のスペース
効率が悪化してしまうという問題点が生ずる。
の先端部に対向するミツシヨンハウジング4の先
端部とに跨つて、図示は省略したが前記先端部両
者を連結するガセツトを設けて、前記デフハウジ
ング5に生ずる前記振動モードを押さえるように
することが考えられる。しかしながら、前記ガセ
ツトを設けることは、部品点数の増加を来たして
組付時の作業能率を悪化すると共に、該ガセツト
を取り付けるための取付部を前記トランスアクス
ルケース7aに形成する必要があり、該ケース7
aの加工性が悪化する。また、前記ガセツトを取
付けることによつてエンジンルーム内のスペース
効率が悪化してしまうという問題点が生ずる。
本発明はかかる従来の問題点に鑑みて、ガセツ
トを新たに設けることなく、トランスミツシヨン
ハウジングと車体とを支持する支持装置の第1ブ
ラケツトを、デイフアレンシヤルギヤハウジング
先端部と、この先端部に対向するトランスミツシ
ヨンハウジングの先端部とに跨つて固定すること
により、前記第1ブラケツトでガセツトの機能を
兼用させることができ、部品点数の増加、トラン
スアクスルケースの加工性の悪化およびスペース
効率の悪化等を来たすことなく、前記デイフアレ
ンシヤルギヤハウジングの振動を防止するように
したパワーユニツトの支持構造を提供するもので
ある。
トを新たに設けることなく、トランスミツシヨン
ハウジングと車体とを支持する支持装置の第1ブ
ラケツトを、デイフアレンシヤルギヤハウジング
先端部と、この先端部に対向するトランスミツシ
ヨンハウジングの先端部とに跨つて固定すること
により、前記第1ブラケツトでガセツトの機能を
兼用させることができ、部品点数の増加、トラン
スアクスルケースの加工性の悪化およびスペース
効率の悪化等を来たすことなく、前記デイフアレ
ンシヤルギヤハウジングの振動を防止するように
したパワーユニツトの支持構造を提供するもので
ある。
以下、本発明の一実施例を図に基づいて詳細に
説明する。尚、この実施例を説明するにあたつて
従来の構成と同一部分に同一符号を付して述べ
る。
説明する。尚、この実施例を説明するにあたつて
従来の構成と同一部分に同一符号を付して述べ
る。
即ち、第3図は本発明によるパワーユニツト1
の支持構造を示し、2はエンジン本体、3はクラ
ツチハウジング、4はミツシヨンハウジングでこ
れら三者は図外のボルトを介して結合されてい
る。また、5はデフハウジングで、このデフハウ
ジング5は前記ミツシヨンハウジング4、クラツ
チハウジング3を一体に突出成形することによ
り、それら両者の突出部分を接合して形成してあ
る。8,9,10,11は前記パワーユニツト1
の前後左右を車体12側に支持する支持装置で、
夫々の支持装置8,9,10,11はボルト16
を介してパワーユニツト1の所定部位に固定され
る第1ブラケツト13と、この第1ブラケツト1
3に装着される弾性体15と、この弾性体15を
車体12側に支持する第2ブラケツト14とを備
えている。6,6aはドライブシヤフトである。
ここで、本発明は前記支持体8,9,10,11
のうちミツシヨンハウジング4と車体12との間
に配設される左側の支持装置10を、ミツシヨン
ハウジング4とこのミツシヨンハウジング4より
突出するデフハウジング5とによつて囲まれる空
間部分Sに配置し、前記支持装置10の第1ブラ
ケツト13を前記デフハウジング5の先端部と、
この先端部に対向する前記ミツシヨンハウジング
4の先端部とに跨つて固定してある。また、第1
ブラケツト13は第4,5図にも示すように、取
付部20および20aを略L字状に折曲した状態
で固定することにより構成され、このように第1
ブラケツト13がL字状に折曲されることによ
り、該第1ブラケツト13が前記空間部分Sに配
置された際に、デフハウジング5から左方に突出
するドライブシヤフト6に干渉するのが避けられ
る。更に前記取付部20は車両前後方向を指向し
て形成されると共に、前記取付部20aはその先
端面が車両前後方向を指向するように折曲(第4
図参照)され、これら取付部20および取付部2
0aの先端面にはそれぞれボルト16の挿通孔2
1が形成される。従つて、該挿通孔21の中心軸
は略左右方向となるように形成される。また、前
記第1ブラケツト13の上面13aには弾性体1
5を取着するための取付孔22を形成してある。
即ち、この弾性体15は同心状に配置された内筒
15a、外筒15b間に圧入若しくは加硫接着等
によつて固着されており、前記外筒15bから突
出したボルト23を前記取付孔21に挿通し、ナ
ツト24で固定するようにしてある。尚、前記内
筒15aはボルト15c、ナツト15dを介して
第2ブラケツト14に接着される。一方、ミツシ
ヨンハウジング4の左端部およびデフハウジング
5の突出端部左側には、前記第1ブラケツト13
の取付部20,20aに形成した挿通孔21に対
応して螺孔25を夫々形成してある。従つて、該
螺孔25は前記挿通孔21と同様に中心軸が左右
方向に形成され、前記第1ブラケツト13を取り
付ける際には、該第1ブラケツト13を前記ミツ
シヨンハウジング4、デフハウジング5に左方か
ら押し当てて前記螺孔25、挿通孔21の位置合
せを行い、該挿通孔21に挿通したボルト16を
螺孔25に螺込むことによつて、第1ブラケツト
13がトランスアクスルケース7aに固設され
る。
の支持構造を示し、2はエンジン本体、3はクラ
ツチハウジング、4はミツシヨンハウジングでこ
れら三者は図外のボルトを介して結合されてい
る。また、5はデフハウジングで、このデフハウ
ジング5は前記ミツシヨンハウジング4、クラツ
チハウジング3を一体に突出成形することによ
り、それら両者の突出部分を接合して形成してあ
る。8,9,10,11は前記パワーユニツト1
の前後左右を車体12側に支持する支持装置で、
夫々の支持装置8,9,10,11はボルト16
を介してパワーユニツト1の所定部位に固定され
る第1ブラケツト13と、この第1ブラケツト1
3に装着される弾性体15と、この弾性体15を
車体12側に支持する第2ブラケツト14とを備
えている。6,6aはドライブシヤフトである。
ここで、本発明は前記支持体8,9,10,11
のうちミツシヨンハウジング4と車体12との間
に配設される左側の支持装置10を、ミツシヨン
ハウジング4とこのミツシヨンハウジング4より
突出するデフハウジング5とによつて囲まれる空
間部分Sに配置し、前記支持装置10の第1ブラ
ケツト13を前記デフハウジング5の先端部と、
この先端部に対向する前記ミツシヨンハウジング
4の先端部とに跨つて固定してある。また、第1
ブラケツト13は第4,5図にも示すように、取
付部20および20aを略L字状に折曲した状態
で固定することにより構成され、このように第1
ブラケツト13がL字状に折曲されることによ
り、該第1ブラケツト13が前記空間部分Sに配
置された際に、デフハウジング5から左方に突出
するドライブシヤフト6に干渉するのが避けられ
る。更に前記取付部20は車両前後方向を指向し
て形成されると共に、前記取付部20aはその先
端面が車両前後方向を指向するように折曲(第4
図参照)され、これら取付部20および取付部2
0aの先端面にはそれぞれボルト16の挿通孔2
1が形成される。従つて、該挿通孔21の中心軸
は略左右方向となるように形成される。また、前
記第1ブラケツト13の上面13aには弾性体1
5を取着するための取付孔22を形成してある。
即ち、この弾性体15は同心状に配置された内筒
15a、外筒15b間に圧入若しくは加硫接着等
によつて固着されており、前記外筒15bから突
出したボルト23を前記取付孔21に挿通し、ナ
ツト24で固定するようにしてある。尚、前記内
筒15aはボルト15c、ナツト15dを介して
第2ブラケツト14に接着される。一方、ミツシ
ヨンハウジング4の左端部およびデフハウジング
5の突出端部左側には、前記第1ブラケツト13
の取付部20,20aに形成した挿通孔21に対
応して螺孔25を夫々形成してある。従つて、該
螺孔25は前記挿通孔21と同様に中心軸が左右
方向に形成され、前記第1ブラケツト13を取り
付ける際には、該第1ブラケツト13を前記ミツ
シヨンハウジング4、デフハウジング5に左方か
ら押し当てて前記螺孔25、挿通孔21の位置合
せを行い、該挿通孔21に挿通したボルト16を
螺孔25に螺込むことによつて、第1ブラケツト
13がトランスアクスルケース7aに固設され
る。
以上の構成により、左側の支持装置10の第1
ブラケツト13はデフハウジング5の先端部とミ
ツシヨンハウジング4の左端部との跨つて固定さ
れるので、前記第1ブラケツト13はパワーユニ
ツト1の支持機能以外にガセツトとしての機能を
も兼備する。従つて、エンジンの振動等によりデ
フハウジング5がミツシヨンハウジング4との間
で拡開、狭縮方向に振動しようとしても、前記第
1ブラケツト13のガセツト機能により該振動が
阻止され、パワーユニツト1に振幅の大きな振動
が発生するのを防止して音振性能を著しく向上す
る。特に、該第1ブラケツト13がデフハウジン
グ5とミツシヨンハウジング4との間に固定され
ることにより、前記拡開、狭縮方向の振動モード
に対する共振周波数を変化させ、該共振周波数を
弾性体15の振動絶縁特性の良好な周波数域に設
定することができる。また、前記第1ブラケツト
13にガセツト機能を兼備させるようにしたので
部品点数の増加を来たすことなく、かつ、エンジ
ンルーム内のスペースは前記支持装置10を移動
するのみであるから、従来と略同一のスペースが
確保される。更に、トランスアクスル7側に取付
用の螺孔25を加工する際にも、従来と同様に第
1ブラケツト13の取付用として形成すればよ
く、前記トランスアクスル7形成が複雑になるこ
とはない。
ブラケツト13はデフハウジング5の先端部とミ
ツシヨンハウジング4の左端部との跨つて固定さ
れるので、前記第1ブラケツト13はパワーユニ
ツト1の支持機能以外にガセツトとしての機能を
も兼備する。従つて、エンジンの振動等によりデ
フハウジング5がミツシヨンハウジング4との間
で拡開、狭縮方向に振動しようとしても、前記第
1ブラケツト13のガセツト機能により該振動が
阻止され、パワーユニツト1に振幅の大きな振動
が発生するのを防止して音振性能を著しく向上す
る。特に、該第1ブラケツト13がデフハウジン
グ5とミツシヨンハウジング4との間に固定され
ることにより、前記拡開、狭縮方向の振動モード
に対する共振周波数を変化させ、該共振周波数を
弾性体15の振動絶縁特性の良好な周波数域に設
定することができる。また、前記第1ブラケツト
13にガセツト機能を兼備させるようにしたので
部品点数の増加を来たすことなく、かつ、エンジ
ンルーム内のスペースは前記支持装置10を移動
するのみであるから、従来と略同一のスペースが
確保される。更に、トランスアクスル7側に取付
用の螺孔25を加工する際にも、従来と同様に第
1ブラケツト13の取付用として形成すればよ
く、前記トランスアクスル7形成が複雑になるこ
とはない。
尚、支持装置10の取付位置を移動したとして
も、第1ブラケツト13の一方の取付部20aが
ミツシヨンハウジング4に固定され、かつ、前記
支持装置10の第2ブラケツト14が該ミツシヨ
ンハウジング4近傍の車体12に装着されるた
め、前記支持装置10によるミツシヨンハウジン
グ4、つまりパワーユニツト1の左側支持は確実
に行なわれる。
も、第1ブラケツト13の一方の取付部20aが
ミツシヨンハウジング4に固定され、かつ、前記
支持装置10の第2ブラケツト14が該ミツシヨ
ンハウジング4近傍の車体12に装着されるた
め、前記支持装置10によるミツシヨンハウジン
グ4、つまりパワーユニツト1の左側支持は確実
に行なわれる。
ところで、前述した実施例にあつては第1ブラ
ケツト13をトランスアクスルケース7aと別体
形成し、これら両者をボルト16によつて固定す
るものを示したが、これに限ることなく前記トラ
ンスアクスルケース7aを形成する際に、該トラ
ンスアクスルケース7aから一体成形により第1
ブラケツト13を形出してもよい。
ケツト13をトランスアクスルケース7aと別体
形成し、これら両者をボルト16によつて固定す
るものを示したが、これに限ることなく前記トラ
ンスアクスルケース7aを形成する際に、該トラ
ンスアクスルケース7aから一体成形により第1
ブラケツト13を形出してもよい。
以上説明したように本発明は、エンジン本体に
装着されたトランスミツシヨンハウジングに、デ
イフアレンシヤルギヤハウジングが前記トランス
ミツシヨンハウジングから突出するように一体的
に設けられたパワーユニツトを、該パワーユニツ
ト側に装着される第1ブラケツト、車体側に装着
される第2ブラケツトおよびこれら両ブラケツト
間に配設される弾性体を備えた支持装置によつ
て、少なくとも前記トランスミツシヨンハウジン
グを車体側に支持するようにしたパワーユニツト
の支持構造において、前記第1ブラケツトを前記
デイフアレンシヤルギヤハウジングの先端部と、
この先端部に対向する前記トランスミツシヨンハ
ウジングの先端部とに跨つて固定するようにした
ので、前記第1ブラケツトにガセツトとしての機
能を兼備させることができ、トランスミツシヨン
ハウジングから突出するデイフアレンシヤルギヤ
ハウジングの拡開、狭縮方向の振動を著しく低減
若しくは防止して音振性能を向上することができ
る。また、前記第1ブラケツトにガセツト機能を
兼備させることにより部品点数の増加を来たすこ
となく、従つて、エンジンルーム内のスペース性
を悪化させることはない。更に、トランスアクス
ルケースには従来と同様に前記第1ブラケツト以
外に他の部品が装着されることはないので、取付
部を形成する際のトランスアクスルケースの加工
性が悪化することはないという優れた効果を奏す
る。
装着されたトランスミツシヨンハウジングに、デ
イフアレンシヤルギヤハウジングが前記トランス
ミツシヨンハウジングから突出するように一体的
に設けられたパワーユニツトを、該パワーユニツ
ト側に装着される第1ブラケツト、車体側に装着
される第2ブラケツトおよびこれら両ブラケツト
間に配設される弾性体を備えた支持装置によつ
て、少なくとも前記トランスミツシヨンハウジン
グを車体側に支持するようにしたパワーユニツト
の支持構造において、前記第1ブラケツトを前記
デイフアレンシヤルギヤハウジングの先端部と、
この先端部に対向する前記トランスミツシヨンハ
ウジングの先端部とに跨つて固定するようにした
ので、前記第1ブラケツトにガセツトとしての機
能を兼備させることができ、トランスミツシヨン
ハウジングから突出するデイフアレンシヤルギヤ
ハウジングの拡開、狭縮方向の振動を著しく低減
若しくは防止して音振性能を向上することができ
る。また、前記第1ブラケツトにガセツト機能を
兼備させることにより部品点数の増加を来たすこ
となく、従つて、エンジンルーム内のスペース性
を悪化させることはない。更に、トランスアクス
ルケースには従来と同様に前記第1ブラケツト以
外に他の部品が装着されることはないので、取付
部を形成する際のトランスアクスルケースの加工
性が悪化することはないという優れた効果を奏す
る。
第1図は従来のパワーユニツトの支持構造を示
す平面図、第2図は従来のパワーユニツトにおけ
るトランスアクスルの振動モードを示す説明図、
第3図は本発明のパワーユニツトの支持構造の一
実施例を示す平面図、第4図は本発明のパワーユ
ニツトの支持構造に用いられる支持装置を第3図
中N方向からみて要部を断面した左側面図、第5
図は第4図に示す第1ブラケツトの平面図であ
る。 1……パワーユニツト、2……エンジン本体、
3……クラツチハウジング、4……トランスミツ
シヨンハウジング、5……デイフアレンシヤルギ
ヤハウジング、7……トランスアクスル、10…
…支持装置、13……第1ブラケツト、14……
第2ブラケツト、15……弾性体。
す平面図、第2図は従来のパワーユニツトにおけ
るトランスアクスルの振動モードを示す説明図、
第3図は本発明のパワーユニツトの支持構造の一
実施例を示す平面図、第4図は本発明のパワーユ
ニツトの支持構造に用いられる支持装置を第3図
中N方向からみて要部を断面した左側面図、第5
図は第4図に示す第1ブラケツトの平面図であ
る。 1……パワーユニツト、2……エンジン本体、
3……クラツチハウジング、4……トランスミツ
シヨンハウジング、5……デイフアレンシヤルギ
ヤハウジング、7……トランスアクスル、10…
…支持装置、13……第1ブラケツト、14……
第2ブラケツト、15……弾性体。
Claims (1)
- 1 エンジン本体に装着されたトランスミツシヨ
ンハウジングに、デイフアレンシヤルギヤハウジ
ングが前記トランスミツシヨンハウジングから突
出するように一体的に設けられたパワーユニツト
を、該パワーユニツト側に装着される第1ブラケ
ツト、車体側に装着される第2ブラケツトおよび
これら両ブラケツト間に配設される弾性体を備え
た支持装置によつて、少なくとも前記トランスミ
ツシヨンハウジングを車体側に支持するようにし
たパワーユニツトの支持構造において、前記第1
ブラケツトを前記デイフアレンシヤルギヤハウジ
ングの先端部と、この先端部に対向する前記トラ
ンスミツシヨンハウジングの先端部とに跨つて固
定したことを特徴とするパワーユニツトの支持構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4589882A JPS58164426A (ja) | 1982-03-23 | 1982-03-23 | パワ−ユニツトの支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4589882A JPS58164426A (ja) | 1982-03-23 | 1982-03-23 | パワ−ユニツトの支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58164426A JPS58164426A (ja) | 1983-09-29 |
JPS6355454B2 true JPS6355454B2 (ja) | 1988-11-02 |
Family
ID=12732058
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4589882A Granted JPS58164426A (ja) | 1982-03-23 | 1982-03-23 | パワ−ユニツトの支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58164426A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6162623U (ja) * | 1984-09-29 | 1986-04-26 | ||
JPS6421231U (ja) * | 1987-07-30 | 1989-02-02 | ||
DE102019104819A1 (de) * | 2019-02-26 | 2020-08-27 | Vibracoustic Ag | Lageranordnung für ein Antriebsaggregat, insbesondere einen Elektromotor |
-
1982
- 1982-03-23 JP JP4589882A patent/JPS58164426A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58164426A (ja) | 1983-09-29 |
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