JPS6355048A - 合成樹脂製減圧吸収底蓋 - Google Patents

合成樹脂製減圧吸収底蓋

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JPS6355048A
JPS6355048A JP19550686A JP19550686A JPS6355048A JP S6355048 A JPS6355048 A JP S6355048A JP 19550686 A JP19550686 A JP 19550686A JP 19550686 A JP19550686 A JP 19550686A JP S6355048 A JPS6355048 A JP S6355048A
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JP
Japan
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attached
container
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JP19550686A
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修 山田
今井 光男
浜田 良次
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Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、底蓋と上蓋と胴部とから成り、各種飲料缶な
どとして使用することのできる、缶様容器の当該底蓋に
関し、特に、ホットバック後などに生じる減圧を容易に
吸収できる底蓋に関する。
[従来の技術] 上記のごとき缶様容器において、その胴部内にはスープ
などの食料品や清涼飲料などがレトルト殺菌を経て、充
填収納され、商品の物流過程に乗せられる。また、ホッ
トパックにより内容物がいまだ熱いうちに充填収納され
る。さらには、冬期において、コーヒーなどの内容物が
外部から熱めもれて比較的高い温度で供される。
そういった場合、容器内部が真空となり、その内圧によ
り底がへこんでしまい英和を悪くしたり、缶を落下させ
た場合の落下強度を弱めたりする。
さらに、当該底蓋の影σが上蓋に及び上蓋の開缶性を悪
くしたり、また、胴部をへこませたりする。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明はかかる欠点を解消した底蓋を提供しようとする
もので、特に、後述するような、本発明者らの提案にな
る金属缶に代わる合成樹脂を主体とした缶様容器の底蓋
において、減圧を容易に吸収でき、上蓋の開缶性を向上
させ、さらに、缶様容器の落缶強度を向上させる技術を
提供することを目的としたものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、蓋パネル部が当該底蓋の胴部への取付方向に
対し下方向即ち外方に湾曲しており、かつ、該蓋パネル
部の中央部からその周辺部にかけて同心円状に徐々に当
該パネル部肉圧が厚くなっていることを特徴とする毎極
容器の胴部に取付けする合成樹脂製減圧吸収底蓋に存す
る。
[作用] 本発明による底蓋は、下方向(外方向)に湾曲している
ので、内圧がかかったときにフラットな状態になり減圧
を吸収できる。また、その中央部が一番薄く周辺部に向
って同心円状に次第に薄くなっていくように構成されて
いるので、中央部にかかった内圧は同心円状に次第に緩
和され、底蓋のフラップ部を胴部に取付けている場合、
該フラップ部側では最もその内圧が弱められている。
したがって、Ir11部や上蓋への影響を少なくするこ
とができる。
[実施例] 次に、本発明を、図面に示す実施例に基づいて説明する
第1図は本発明による底蓋の肉厚断面を示し、ヨ該底蓋
1の蓋パネル2は毎極容器の胴部3への取付方向に対し
下方向に湾曲している。
当該底蓋1は、第1図に示すように、そのフコ ラップ部4の断面字状部を胴部3に嵌合して取付式 けする。
底蓋1は、その中央部5からその周辺部6〜9にかけて
回心円状に徐々に当該パネル部2肉厚が厚くなっている
。第2図は、当該底蓋1を胴部3への取付側に対し反対
側から見た図である。底蓋1は、例えば中央部5の厚味
が0.2marのとき、周辺部6〜9の厚味はそれぞれ
0.3m1M、0.4+m、0.5n+m。
0.8mmに構成されている。
底蓋1は、合成樹脂より成る。
第3図は、第4図に示す構成断面を有する多層基材10
に、熱可塑性樹脂または熱可塑性樹脂組成物11を射出
して成る、本発明による底蓋12の断面図を示す。
多層基材10は、ガスバリヤ−性基材13の両面に熱溶
融可能な樹脂層14.15を有する。
ガス/ヘリキー性基材13の例としては、金属箔。
シート、フィルムなどの酸素、水等不透過性のいわゆる
ガスバリヤ−性を備えたものが使用される。
金属箔の代表例としてはアルミニウム箔が挙げられ、本
発明は、特に、このアルミニウム箔をガス八リヤー性基
材13として成る生様容器底蓋に係るものである。その
他ガスへリヤー性基材13の例としては、エチレン酢酸
ビニル共重合体のケン化物、ポリ塩化ビニリデン、ポリ
アミド、ポリアクリロニトリル等のシート、フィルム等
が挙げられる。アルミ箔などのガスバリヤ−性基材13
の厚みは、製品とした場合の落下強度、成形時の破断強
度などとの関連から50用以下好ましくは 9〜30゜
であることが望ましい、また、このような厚みとするこ
とにより、完全焼却が可能となり、また。
焼却カロリーも5000〜6000 Kcal /Kg
に低下させ、使用後の缶の処理問題に対処できる。
多層基材10は、このガスバリヤ−性基材13の両面ま
たは片面に熱溶融接合可能な樹脂層(以下部1の樹脂層
という) 14.15を有する。図面に示す実施例では
両面にこの第1の樹脂層が形成された例を示しである。
本発明に係る毎極容器蓋は、前述のように、毎極容器の
胴部3に取付けられる。この胴部3も同様の樹脂層表面
を有するようなものが使用されることが好ましい。
蓋の胴部3に対する取付側の第1の樹脂層を内層14と
し、一方、多層基材1上に射出成形により積層される樹
脂層(以下部2の樹脂層という)111ず と熱融着される側の第1の樹脂層を外層井とすると、本
発明に係る多層基材10としては、上記実施例に示すよ
うに、内外層14.15が形成されている+5 ことが好ましい。この外層書の存在により、上記第2の
樹脂層11との熱融着によって、密着性の高い蓋を形成
することができる。もっとも、外層柑を省略することも
できる。
上記第1の樹脂層14.15を構成する樹脂としては、
熱により溶融する樹脂、代表的には熱可塑性合成樹脂が
使用される。
内外層14.15とも同一の樹脂により構成されていて
もよいし、異なった樹脂により構成されていてもよい。
第1の樹脂層14.15をガスバリヤ−性基材13に形
成する場合、接着剤あるいはフィルム状のホットメルト
接着剤などの接着剤樹脂層を介して又は介さずに形成す
ることができる。
第1の樹脂層14.15の厚みは、前述のガスバリヤ−
性基材13と同様の理由から片面で 100用以下であ
ることが好ましい。
第3図に示すような底藍は、多層基材lOと予じめ射出
成形により作られた樹脂シートとを別々に用意し、これ
らを接着剤により接着することによっても得ることがで
きる(特開昭52−39489号公報)。
しかし、かかる後接着による方法では■工程数が増え、
コストアップになること■レトルト処理など熱履歴によ
り成形品が剥離を起こすこと■作られた製品の落下強度
が劣ること■接着剤を使用するので食品衛生上問題があ
ることなど各種の難点がある。
従って、本発明者らの提案になる射出同時成形によるこ
とが好ましい。
これは、例えば、多層基材(インサート材) 10を、
射出成形機金型内のストリッパープレート内にインサー
トしておき、これに樹脂を射出成形して、射出成形によ
る一体品を得る方法で(特開昭59−215842号公
報)、通常の単に射出成形する方法ではインサート材が
比較的薄いものであるし、またこのインサート材が成形
工程中に位置ずれを起こすなどして、なかなか精度の高
い一体成形品を得ることができないが、上記のようにス
トリッパープレート内にインサートしておく方法により
かかる困難性を排除できた。
上記射出成形による一体成形品は、溶融した樹脂がイン
サート材に積層されるので密着性が良く、落下強度も高
く、レトルト特性が良く、食品衛生性に優れ、長期保存
が可能であり、工程が簡略化され比較的低コストででき
るなどの各種の利点を有させることができる。
上記射出同時成形品は、予じめ、多層基材lOをコンテ
ナ様にプリフォームしておき、これを第5図に示すよう
に、射出成形金型IBにセットし、第6図に示すように
、型締めし、キャビティに、金型17のゲー)18から
、熱可塑性樹脂または熱可塑性樹脂組成物11を射出し
てもよい、その際、プリフォーム方法として、多層基材
10中のガスバリ基 アー性檎材13を実質上延伸しない方法とする(特願昭
60−34694号)。当該射出成形において、これら
金型16.17に勾配をつけ、中央部5からその周辺部
6〜9にかけて除々にパネル部2の肉厚が厚くなるよう
にする。
第9図に、本発明に係る毎極容器に取付けられる上蓋の
例を示す、第10図は第9図II −II線断面図を示
す。
第7図は第9図におけるタブ(把手部)18取付前の同
上蓋19の平面図で、第8図は第7図I−I線断面図を
示す。
当該上蓋19は、上記底蓋12と同様に射出同時成形に
より製せられている。
多層基材10上に、射出樹脂層11が、射出成形により
積層されている。
当該上蓋19のパネル部20には、多層基材lOが露出
している部分である、楕円形状の帯状の切欠部(スコア
一部) 21が形成されている。
当該切欠部21の内側にはタブ取付部22があり、該取
付部22の端部にはポス23が立設されている。
取付部22の内側には、さらに、多層基材の露出したD
状の部分24が設けられている。
当該上M19は、そのフラップ部25により、前記胴部
3に取付けされる。
第9図に示すように、ポス23に、タブ18の端部を取
付けする。
第11図は、胴部3の上部に、上M18を取付け、さら
に、胴部3の下部に第3図に示す底MI2を取付けして
毎極容器28を構成してなる例を示し、この毎極容器2
6の胴部3内にはスープなどの食料品や清涼飲料などが
レトルト殺菌を経て充填収納される。
上蓋19の開口は、第10図矢標で示すように、把平部
18を持上げすると、多層基材10の切断が行われ、切
欠部笠に沿って開缶(開口)されるようになっている。
第12図は開口後の上i19の平面図で第13図は第1
2図m−m線断面図である。
[発明の効果] 本発明によれば、第1図や第3図に示すように、蓋パネ
ル部が当該底蓋の胴部への取付方向に対し下方向即ち外
方向に湾曲しているので、第11図に示すように生様容
器の胴部に取付けた場合、胴部内の減圧により、内側に
へこんでも、フラットになり、美観を損うことがない。
また、中央部が一番薄くなっているのでそこに最も大き
な減圧がかかるが、その周辺部は徐々に厚くなっている
ので中央部から徐々に減圧を吸収即ちへこんでいき、蓋
のフラップ部近くでは減圧による変化は最小となり、従
って、フラップ部により羽部に取付けした場合胴部への
影響が少なくなり、かつ、羽部の上部に取付けられた上
蓋への影響も少なくなり、上蓋のスコア一部の変形を防
1、Iユするので開缶性を向上させることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す底蓋の断面図、第2図は
同底蓋の底面図、第3図は本発明の他の実施例を示す底
蓋の断面図、第4図は同底蓋に使用される多層基材の構
成断面図、第5図および第6図はそれぞれ蓋の成形工程
を説明する断面図、第7図は上蓋本体の一例平面図、第
8図は第7図I−I線断面図、第9図は把手部を取付し
てなる上蓋の一例、平面図、第10図は第9図1.I 
−II線断面図、第11図は生様容器の一例斜視図、S
12図は上蓋の開口後の一例平面図、S13図は第12
図lll−In[線断面図である。 1・争ψ底蓋 260.蓋パネル部 3・・・毎極容器胴部 5φ・φ中央部 6〜9・φ・周辺部 特許出願人  昭和電工株式会社 代理人弁理士  佐 藤 良 博 第3図 第4図 第7図 第12図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 蓋パネル部が当該底蓋の胴部への取付方向に対し下方向
    に湾曲しており、かつ、該蓋パネル部の中央部からその
    周辺部にかけて同心円状に徐々に当該パネル部肉圧が厚
    くなっていることを特徴とする缶様容器の胴部に取付け
    する合成樹脂製減圧吸収底蓋。
JP19550686A 1986-08-22 1986-08-22 合成樹脂製減圧吸収底蓋 Granted JPS6355048A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19550686A JPS6355048A (ja) 1986-08-22 1986-08-22 合成樹脂製減圧吸収底蓋

Applications Claiming Priority (1)

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JP19550686A JPS6355048A (ja) 1986-08-22 1986-08-22 合成樹脂製減圧吸収底蓋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6355048A true JPS6355048A (ja) 1988-03-09
JPH0360734B2 JPH0360734B2 (ja) 1991-09-17

Family

ID=16342216

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19550686A Granted JPS6355048A (ja) 1986-08-22 1986-08-22 合成樹脂製減圧吸収底蓋

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59129708U (ja) * 1983-02-17 1984-08-31 四国化工機株式会社 紙主体密封容器
JPS60163227A (ja) * 1984-02-02 1985-08-26 Tohoku Metal Ind Ltd 磁気記録媒体
JPS60163227U (ja) * 1984-04-06 1985-10-30 株式会社吉野工業所 スリ−ピ−ス缶の底蓋

Patent Citations (3)

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JPS60163227A (ja) * 1984-02-02 1985-08-26 Tohoku Metal Ind Ltd 磁気記録媒体
JPS60163227U (ja) * 1984-04-06 1985-10-30 株式会社吉野工業所 スリ−ピ−ス缶の底蓋

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JPH0360734B2 (ja) 1991-09-17

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