JPS6354924B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6354924B2 JPS6354924B2 JP57175364A JP17536482A JPS6354924B2 JP S6354924 B2 JPS6354924 B2 JP S6354924B2 JP 57175364 A JP57175364 A JP 57175364A JP 17536482 A JP17536482 A JP 17536482A JP S6354924 B2 JPS6354924 B2 JP S6354924B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- piston
- oil
- cylindrical body
- oil passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 16
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 16
- 230000035939 shock Effects 0.000 claims description 5
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 23
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 3
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 230000002040 relaxant effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Fluid-Damping Devices (AREA)
- Actuator (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はシリンダの緩衝装置に関するもので、
必要な高さのシリンダの圧力の維持とシリンダ内
のピストンの伸長を除々に緩和することによりシ
リンダの衝撃による破損を防止することを目的と
するものである。
必要な高さのシリンダの圧力の維持とシリンダ内
のピストンの伸長を除々に緩和することによりシ
リンダの衝撃による破損を防止することを目的と
するものである。
本発明の構成は、シリンダ1に内装したロツド
2の先端に設けたピストン3の一部にピストン3
の移動する方向に筒体4を摺動自在に設け、該筒
体4の右端外周に溝部5を設け、該部分に通油孔
6をあけ、筒体4の右端に通油路開閉用のテーパ
ー形状のアンロードバルブヘツド7を固着し、筒
体4の左方向に位置をずらして2個の通油孔8,
8をあけ、筒体4の左方向には、端面に内外周に
亘る通油用の溝部9を有する円盤形状の弁座10
をバネ体11により常に左端に移動しているよう
に嵌合し、シリンダ1の左端に設けたヘツドカバ
ー12に前記ピストン3に設けた筒体4の左部分
が挿入される挿入部13を形成し、筒体4の左部
分が挿入部13に挿入されたときアンロードバル
ブヘツド7がピストン3と離れて間隙を生ぜし
め、アンロード開始をして溝部5及び通油孔6を
経て通油孔8,8により絞られた油が流出する排
出口16をヘツドカバー12に設けたことを特徴
とするシリンダの緩衝装置である。
2の先端に設けたピストン3の一部にピストン3
の移動する方向に筒体4を摺動自在に設け、該筒
体4の右端外周に溝部5を設け、該部分に通油孔
6をあけ、筒体4の右端に通油路開閉用のテーパ
ー形状のアンロードバルブヘツド7を固着し、筒
体4の左方向に位置をずらして2個の通油孔8,
8をあけ、筒体4の左方向には、端面に内外周に
亘る通油用の溝部9を有する円盤形状の弁座10
をバネ体11により常に左端に移動しているよう
に嵌合し、シリンダ1の左端に設けたヘツドカバ
ー12に前記ピストン3に設けた筒体4の左部分
が挿入される挿入部13を形成し、筒体4の左部
分が挿入部13に挿入されたときアンロードバル
ブヘツド7がピストン3と離れて間隙を生ぜし
め、アンロード開始をして溝部5及び通油孔6を
経て通油孔8,8により絞られた油が流出する排
出口16をヘツドカバー12に設けたことを特徴
とするシリンダの緩衝装置である。
以下に本発明の一実施例を図面に基づいて更に
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1図において、筒体4はシリンダ1内のロツ
ド2の先端に連結したピストン3の下端に後述す
るように摺動自在に設け、この筒体4の右端部に
溝部5及び通油孔6を設けてさらにアンロードバ
ルブヘツド7と連結する。そして筒体4の左端に
は通油孔8を設け、筒体4の外周を左右に摺動可
能とした第2図に示した弁座10を嵌め込む。こ
の弁座10には通油のための溝部9を設け、弁座
10はバネ体11でピストン3に接続する。なお
14はナツト、15は圧油導入口である。
ド2の先端に連結したピストン3の下端に後述す
るように摺動自在に設け、この筒体4の右端部に
溝部5及び通油孔6を設けてさらにアンロードバ
ルブヘツド7と連結する。そして筒体4の左端に
は通油孔8を設け、筒体4の外周を左右に摺動可
能とした第2図に示した弁座10を嵌め込む。こ
の弁座10には通油のための溝部9を設け、弁座
10はバネ体11でピストン3に接続する。なお
14はナツト、15は圧油導入口である。
他方シリンダ1のヘツドカバー12には筒体4
に対応した位置に排出口16と連通している挿入
部13を形成する。この挿入部13は後述するよ
うに筒体4とナツト14を挿入するところであ
り、その径は弁座10の径よりは小さくしてあ
る。これは第1図の一点鎖線で示すように弁座1
0を入口で阻止して通油孔8を設けている筒体4
のみを挿入するためである。
に対応した位置に排出口16と連通している挿入
部13を形成する。この挿入部13は後述するよ
うに筒体4とナツト14を挿入するところであ
り、その径は弁座10の径よりは小さくしてあ
る。これは第1図の一点鎖線で示すように弁座1
0を入口で阻止して通油孔8を設けている筒体4
のみを挿入するためである。
以上の説明に基づいて次に本発明のシリンダ緩
衝装置の作動を説明する。
衝装置の作動を説明する。
高圧の作動油が圧油導入口15からシリンダ1
内のピストン3の右方に圧入されるとピストン3
は左方に押され移動するが、この場合にピストン
3の左方の油は、第3図に示すように弁座10が
シリンダヘツド12に形成した挿入部13の入口
と当接するまでは、挿入部13の入口から入り排
出口16を経てタンク(図示せず)内に排出され
る。そしてピストン3がさらに押されて、第4図
に示すように挿入部13の入口に弁座10が当接
すると、この時点からブレーキ開始となる。すな
わち挿入部13の入口が弁座10によつて塞がる
こととなるのでピストン3の左方の油は弁座10
に形成した溝部9からと通油孔8から排出口16
へ導かれる。従つてその分だけ油の流量は少なく
なりピストン3及びそれを連結したロツド2の進
行速度が緩和される。第4図に示した状態からさ
らにピストン3が高圧の作動油に押されると、こ
んどは弁座10と筒体4とは摺動自在となつてい
るので、弁座10が挿入部13の入口に当接した
まゝで筒体4のみが挿入部13内に挿入されてい
く。この場合にあつてもピストン3の左方の油の
流量は少ないのでピストン3の進行速度は緩和さ
れている。筒体4が除々にヘツドカバー12の挿
入部13に挿入され通油孔8を有する筒体4の先
端が挿入部13の側壁に当接すると前記構成で説
明したように筒体4はピストン3に摺動自在に設
けてあるので、ピストン3は第5図に示すよう
に、静止している筒体4の周囲を摺動して左方に
移動する。そのためにピストン3とアンロードバ
ルブヘツド7との間に隙間が発生しアンロード開
始となる。すなわち作動油は溝部5及び通油孔6
を経て筒体4に入り、挿入部13に挿入された筒
体4に設けてある通油孔8から排出口16を経て
タンクに排出される。
内のピストン3の右方に圧入されるとピストン3
は左方に押され移動するが、この場合にピストン
3の左方の油は、第3図に示すように弁座10が
シリンダヘツド12に形成した挿入部13の入口
と当接するまでは、挿入部13の入口から入り排
出口16を経てタンク(図示せず)内に排出され
る。そしてピストン3がさらに押されて、第4図
に示すように挿入部13の入口に弁座10が当接
すると、この時点からブレーキ開始となる。すな
わち挿入部13の入口が弁座10によつて塞がる
こととなるのでピストン3の左方の油は弁座10
に形成した溝部9からと通油孔8から排出口16
へ導かれる。従つてその分だけ油の流量は少なく
なりピストン3及びそれを連結したロツド2の進
行速度が緩和される。第4図に示した状態からさ
らにピストン3が高圧の作動油に押されると、こ
んどは弁座10と筒体4とは摺動自在となつてい
るので、弁座10が挿入部13の入口に当接した
まゝで筒体4のみが挿入部13内に挿入されてい
く。この場合にあつてもピストン3の左方の油の
流量は少ないのでピストン3の進行速度は緩和さ
れている。筒体4が除々にヘツドカバー12の挿
入部13に挿入され通油孔8を有する筒体4の先
端が挿入部13の側壁に当接すると前記構成で説
明したように筒体4はピストン3に摺動自在に設
けてあるので、ピストン3は第5図に示すよう
に、静止している筒体4の周囲を摺動して左方に
移動する。そのためにピストン3とアンロードバ
ルブヘツド7との間に隙間が発生しアンロード開
始となる。すなわち作動油は溝部5及び通油孔6
を経て筒体4に入り、挿入部13に挿入された筒
体4に設けてある通油孔8から排出口16を経て
タンクに排出される。
なお、アンロードの開始を、バネ体11のバネ
容量を適宜選択して、筒体4の先端が挿入部13
の側壁に当接する少し前から可能とすることも自
由である。
容量を適宜選択して、筒体4の先端が挿入部13
の側壁に当接する少し前から可能とすることも自
由である。
以上に説明したように、本発明によればシリン
ダ内にアンロードバルブ機構を構成することによ
り、必要な高さのシリンダの圧力の維持とシリン
ダ内のピストンの伸長を除々に緩和してシリンダ
の衝撃による破損を防止することができる等の効
果がある。
ダ内にアンロードバルブ機構を構成することによ
り、必要な高さのシリンダの圧力の維持とシリン
ダ内のピストンの伸長を除々に緩和してシリンダ
の衝撃による破損を防止することができる等の効
果がある。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は、シリンダの一部切欠の断面図、第2図は弁座
の正面図、第3図乃至第5図は本発明による緩衝
装置の作業状態を示す一部切欠の断面図である。 1はシリンダ、2はロツド、3はピストン、4
は筒体、5,9は溝部、6,8は通油孔、10は
弁座、11はバネ体、12はヘツドカバー、13
は挿入部、14はナツト、15は圧油導入口、1
6は排出口。
は、シリンダの一部切欠の断面図、第2図は弁座
の正面図、第3図乃至第5図は本発明による緩衝
装置の作業状態を示す一部切欠の断面図である。 1はシリンダ、2はロツド、3はピストン、4
は筒体、5,9は溝部、6,8は通油孔、10は
弁座、11はバネ体、12はヘツドカバー、13
は挿入部、14はナツト、15は圧油導入口、1
6は排出口。
Claims (1)
- 1 シリンダに内装したロツドの先端に設けたピ
ストンの一部にピストンの移動する方向に筒体を
摺動自在に設け、該筒体を右端外周に溝部を設
け、該部分に通油孔をあけ、筒体の右端に通油路
開閉用のテーパー形状のアンロードバルブヘツド
を固着し、筒体の左方向に位置をずらして2個の
通油孔をあけ、筒体の左方向には、端面に内外周
に亘る通油用の溝部を有する円盤形状の弁座をバ
ネ体により常に左端に移動しているように嵌合
し、シリンダの左端に設けたヘツドカバーに前記
ピストンに設けた筒体の左部分が挿入される挿入
部を形成し、筒体の左部分が挿入部に挿入された
ときアンロードバルブヘツドがピストンを離れて
間隙を生ぜしめアンロード開始をして溝部及び通
油孔を経て通油孔により絞られた油が流出する排
出口をヘツドカバーに設けたことを特徴とするシ
リンダの緩衝装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17536482A JPS5965609A (ja) | 1982-10-07 | 1982-10-07 | シリンダの緩衝装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17536482A JPS5965609A (ja) | 1982-10-07 | 1982-10-07 | シリンダの緩衝装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5965609A JPS5965609A (ja) | 1984-04-13 |
JPS6354924B2 true JPS6354924B2 (ja) | 1988-10-31 |
Family
ID=15994788
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17536482A Granted JPS5965609A (ja) | 1982-10-07 | 1982-10-07 | シリンダの緩衝装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5965609A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0571844B2 (ja) * | 1990-02-28 | 1993-10-08 | Noritsu Kk |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE59805662D1 (de) * | 1997-07-16 | 2002-10-31 | Hoerbiger Hydraulik | Druckmittelbetätigbarer Arbeitszylinder |
FR2778956B1 (fr) * | 1998-05-22 | 2000-08-04 | Orflam Ind | Ressort a gaz incorporant un organe de securite |
JP5737960B2 (ja) * | 2011-01-19 | 2015-06-17 | 不二ラテックス株式会社 | 液体ダンパー装置 |
CN103133456A (zh) * | 2013-03-04 | 2013-06-05 | 长沙理工大学 | 一种混凝土泵用泵送油缸的压差控制节能缓冲法 |
CN104675795A (zh) * | 2015-02-06 | 2015-06-03 | 成都佳美嘉科技有限公司 | 一种双层油缸 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5680504A (en) * | 1979-12-07 | 1981-07-01 | Tokyu Car Corp | Brake device for single-acting cylinder |
JPS5753105B2 (ja) * | 1978-02-14 | 1982-11-11 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5836883Y2 (ja) * | 1980-09-12 | 1983-08-19 | 株式会社ナブコ | 流体圧シリンダのクッシヨン機構 |
-
1982
- 1982-10-07 JP JP17536482A patent/JPS5965609A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5753105B2 (ja) * | 1978-02-14 | 1982-11-11 | ||
JPS5680504A (en) * | 1979-12-07 | 1981-07-01 | Tokyu Car Corp | Brake device for single-acting cylinder |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0571844B2 (ja) * | 1990-02-28 | 1993-10-08 | Noritsu Kk |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5965609A (ja) | 1984-04-13 |
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