JPS6354576A - 断熱箱体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ）産業上の利用分野 本発明は内外両箱の間に発泡断熱材が充填され、外箱の
一側面に把手を取付けた断熱箱体に関する。

（ｑ　従来の技術 例えば特公昭５３−６１８３号公報、実公昭５５−７８
１２号公報、及び実公昭５６−１７３５４号公報等には
、外箱にこの外箱に形成された注入口を閉塞する自閉キ
ャップと称される紙又はプラスチックからなる閉塞部材
を設け、発泡原液の注入時、注入管により前記閉塞部材
の可動舌片を内外両箱間の空間内に押し開は工発泡原液
を前記空間内に注入し、注入後は前記注入口から注入管
を引き抜き、発泡断熱材の発泡圧力で前記閉塞部材の舌
片を注入口方向に押して、前記閉塞部材でもって前記注
入口を閉塞する製造方法が示されている。

ｅｉ　　発明が解決しようとする問題点上記従来の技術
において、外箱には発泡原液注入用の注入口？形成する
他に把手取付用の穴を形成する必要があり、前記外箱の
加工時に前記注入口及び穴を個々に形成するどい５手間
がρ）かるばかつでなく、発泡断熱材の発泡時における
発泡洩れの対策も個々に行なわなければならず、外箱の
加工から発泡工程迄手間のかかる作業を強いらｎる問題
点が生じた。本発明は上記問題点を解決することを目的
とする。

（−＋　問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、
以下、笑施例に基づい１説明すると、相互に接続される
内外両箱（２）（３）と、これら内外両箱間に形成され
た空間（５）に充填された発泡断熱材（６）と、外箱（
３）の−側面に形成された前記発泡断熱材の原液注入用
の穴（３Ａ）Ｋ取付けられ該穴を塞ぐ把手（７）とを備
えた断熱箱体（１）を提供するものである。

リラ作用 以下、実施例によｎば、原液注入用の穴（３Ａ）は内外
両箱（２０３）間に発泡断熱材の原液を注入するために
用いら扛る他、把手（７）の取付用に用いられ、さらに
把手（７）は前記穴（３Ａ）を塞ぎ、該穴からの発泡洩
れｙａｌ−阻止するキャップとして作用する。

Ｈ実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。

（１）は断熱箱体（ｌａ）にて本体を構成する低温ショ
ーケースでこの断熱箱体は外面に蒸発管（Ｐ）が巻回さ
れた内箱（２）と、外箱（３）と、この内外両箱の開口
端縁を相互に接続する化粧枠（４）と、円外両箱（２）
（３）及び化粧枠（４）にて画成される空間に充填され
た硬質ボリウンタン等の発泡断熱拐（６）等とから構成
されている。尚、外箱（３）は側板（３ａ）と底板（３
ｂ）とからなり、側板（３ａ）の相対向した２面の下部
に形成された原液注入用の穴（３Ａ）　（３Ａ）には指
挿入用の凹所（７Ｂ）が形成された例えば樹脂製の把手
（７）（７）が取付けられている。又、化粧枠（４）は
コーナ一部材（４Ａ）と各コーナー間の辺部材（４Ｂ）
とから構成されている。さらに、断熱箱体（１）の下部
には機械室（ＩＱが形成され、この機械室には圧縮機圓
、凝縮器（１ｚ、凝縮器用送風機鰯、及びドレンタンク
任（等が配設されている。

次に断熱箱体（１ａ）の製造方法について説明する。第
４図に示したように、内外両箱（２）（３）及び化粧枠
（４）を組み、夫々を上下の第１、第２内治具（１１（
１ｅ及び四側面！囲んで設げらｎた外治具αηαηによ
り固定し、発泡断熱材の原液注入管（７）を−側の外治
具αηに形成された貫通口（１７ａ）及び把手を取付け
てない原液注入用の穴（３Ａ）を通し空間（５）に臨ま
せる。そして、コンベクション法によって予じめ発泡倍
率を高くした発泡断熱材（６）の発泡原液を注入管−か
ら空間（５）に注入する。その後直ちに注入管−は原液
注入用の穴（３Ａ）から抜かれ、第５図に示したように
前記穴（３Ａ）には作業者により把手（力が弾力的に取
付けられて穴（３Ａ）は閉塞される。このとき、把手（
７）の外周に形成された係合溝（７Ａ）に穴（３Ａ）の
開口縁は係合される。又、注入された発泡原液は直ちに
発泡を開始してクリーム、ケル、タックフリー、フオー
ム各タイムを経て発泡断熱材（６）となる。一方、空間
（５）の空気は発泡原液の成長に伴ないその発泡圧力に
より徐々に内箱（２）及び側板（３ａ）の上端と化粧枠
（４）との隙間から外部へ押し出される。

上記７オームタイムの経過に伴ない発泡断熱材（６）が
固化した後、第１、第２内治具（１５１（１６１、及び
外泊ＡｃｔηＺ除去することにより、所望の暫熱箱体（
１）が得られる。尚、本願発明者がこの製造方法を用い
て例えば７３ｔの容積の空間（５）に例えば１．５　ｋ
ｇの発泡原液を注入したときには、注入から発泡終了迄
の時間は約２分であった。即ちこの時間の初期において
注入管■は原液注入用の穴（３Ａ）から抜かれ、この穴
は把手（７）により閉塞される。

従りて、上記断熱箱体によれば、外箱（３）の側板（３
ａ）に形成された原液注入用の穴（３Ａ）’ｋ、発泡原
液を空間（５）へ注入する注入管ＣＩ！Ｉの挿入口、即
ち発泡原液の注入口として利用するばかりでな（把手取
付用に使用できるため外箱（３）に注入管挿入用の穴と
把手取付用の穴とＺ別々に形成する必要はなく、穴（３
Ａ）ａ’兼用して利用でき、この結果、外箱（３）の加
工工程の簡略化を図ることができ、又、空間（５）へ発
泡原液を注入した後、原液注入用の穴（３人）には直ち
に把手（力が取付けられ、前記穴（３Ａ）は把手（７）
により閉塞され、把手（７）により穴（３Ａ）からの発
泡断熱材の発泡洩れを防止することができる。又、把手
（７）は発泡断熱材（６）に接着されることになり、こ
の把手そのものの取付強度が向上する。

又、第７図は本発明の他の実施例を示し、把手（７）の
底部には注入管挿入用の穴（７ａ）が形成され℃いる。

そして、この穴（７ａ）の上級外面には自閉キャップと
称さｎる可撓性の注入口シール（ハ）が取付けられてい
る。この注入口シール（ホ）は穴（’ｙａ）より面積が
広くなるように形成されている。

以下、発泡原液の空間（５）への注入動作について説明
する。上記実施例と同様に各治具に支持された内外両箱
（２）（３）の間の空間（５）へ把手（７）の穴（７ａ
）を通して注入管（２１ヲ差し込む。尚、このとき、注
入口シール１２！１９は注入管翰により上方へめくれ℃
いる。この状態にて注入管艶から発泡原液が空間（５）
へ注入される。そし又、注入終了と共に注入管（至）は
空間（５）から引き抜かれ、その後発泡原液は次第に立
上がり、注入口シール（ホ）は把手（７）の穴（７ａ）
へ向は発泡原液の発泡圧力により押圧され、第７図に鎖
線にて示したように前記穴（７ａ）は注入口シール（ホ
）により閉塞される。以後、発泡原液は上記実施例と同
様にクリーム、ゲル、タックフリー、フオーム各タイム
を軽重発泡断熱材となる。

従って、上記実施例と同様に外箱（３）に把手取付用の
穴と原液注入用の穴とを別々に、形成する必要はな（１
把手（力の穴（７ａ）は注入管（イ）の挿入口になり、
又、穴（７ａ）は注入口シール（ハ）に閉塞されるため
、上記実施例と同様な作用効果を得ることができる。又
、万一把手（７）の穴（７ａ）と注入口シール（ホ）と
の間に僅かな隙間が形成さｎｌこの隙間から発泡原液が
僅かに洩れた場合には、その洩れた原液は把手（７）の
凹所（７Ｂ）内に収まり、外部に露呈することを回避で
きる。

（ト）発明の効果 本発明は上記実施例の如（構成された断熱箱体であるか
ら、外箱の側板に形成された原液注入用の穴を把手取付
用の穴として使用するため、前記外箱に原液注入用の穴
と把手取付用の穴とを別々に形成する必要はな（、穴を
兼用して利用でき、この結果、外箱の加工工程、及び発
泡洩れ対策の簡略化を図ることができ、又、前記原液の
注入後は原液注入用の穴は把手により閉塞され、把手は
キャップとして作用して発泡断熱材の洩れｔ回避できる
と共に、発泡断熱材の接着力により把手の取付強度は向
上する。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第７図は本発明の一界施例を示し、第１図は
発泡原液注入時の断熱箱体要部拡大縦断面図、第２図は
断熱箱体の概略斜視図、第３図は第２図の断熱箱体のＡ
−Ａ線概略縦断面図、第４図は断熱箱体製造時の内外両
箱及び内外両治具のセット状態を示した縦断面図、第５
図及び第６図は夫々把手取付時及び発泡終了時の断熱箱
体要部拡大縦断面図、第７図は他の実施例として示した
断熱箱体要部拡大縦断面図である。 （１）・・・断熱箱体、　（２１（３）・・・内外両箱
、　（５）・・・空間、（６）・・・発泡断熱材、　　
（３Ａ）・・・原液注入用の穴、（７）・・・把手。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、相互に接続される内外両箱と、これら内外両箱間に
   形成された空間に充填された発泡断熱材と、前記外箱の
   一側面に形成された前記発泡断熱材の原液注入用の穴を
   塞ぐ把手とを備えた断熱箱体。