JPH02195188A - 冷蔵庫の扉 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、射出成形品の扉表板にて構成された冷蔵庫の
扉構造に関するものである。

従来の技術 近年、冷蔵庫の扉のガスケットは、組立性向上及びサー
ビス性向上を計る為に、扉本体に設けられたガスケット
取付用係止溝に挿入されるくさび状取付部を有したガ°
スケットが主流となってきており、その構造は、扉表板
にはガスケットのくさび状取付部を挿入するガスケット
取付用リブ間が成形、できない為、押し出し成形により
ガスケット取付用係止溝、扉表板挿入用凹部及び扉表板
挿入用凹部と平行に扉裏板設置リブを設けた長尺状のガ
スケット取付用サツシュを枠状に折り曲げ加工を行なっ
たガスケット取付用サツシュ枠と、前記扉表板挿入用四
部に挿入した扉表板と、前記扉裏板設置リブに当接させ
前記扉表板と平行に設置させた扉裏板と、前記ガスケッ
ト取付用サツシュ枠と、前記扉表板及び前記扉裏板間に
注入発泡させた発泡断熱材により扉本体を構成して、前
記ガスケット取付用係止溝にガスケットのくさび状取付
部を挿入したサツシュ大扉方式が行なわれている。

以下、その−例を第６図から第８図により説明する。図
において、１は冷蔵庫本体でありその前面開口部に冷凍
室扉２．パーシャル室扉３．冷蔵室扉４及び野菜室扉６
が、上とフジ６．中ヒンジＡ７１中ｔｌ：ンジＢ８．中
ヒンジＣ９，下ヒンジ１０により冷蔵庫本体１に設置さ
れている。各界は同一構造につき冷凍室扉２（以下扉と
示す）を代表に説明する。扉２は材料が塩ビ等の押し出
し成形品でガヌケット取付用係止溝１１．扉表板挿入用
凹部１２及び扉表板挿入用四部１２と平行に扉裏板設置
リブ１３を設けた長尺状のガスケット取付用サツシュ１
４を枠状に加工したガスケット取付用サツシュ枠１６と
、前記扉表板挿入凹部１２に挿入した扉表板１６と、扉
表板１６と平行に前記扉裏板設置リブ１３に当接させた
扉裏板１７と、前記ガスケット取付用サツシュ枠１５と
、前記扉表板１ｅ及び前記扉裏板１７間に注入発泡させ
た発泡断熱材１８と、前記ガスケット取付用サツシュ枠
１６の継ぎ口部１９の強度補強用のＬ型形状をしたガス
ケットサツシュ枠補強板２０より成る。

前記長尺状のガスケット取付用サツシュ１４を枠状のガ
スケット取付用サツシュ枠１５に加工する為には、各折
り曲げ部２１に９０’の切り欠き２２と折シ曲げ溝２３
を設は又、両端部２４に４６゜の切シ欠き２５を設けて
、前記各折シ曲げ部２１を折り曲げて行なっている。

前記ガスケット取付用係止溝１１にガスケット２６のく
さび状取付部２７を挿入して、冷蔵庫本体１と扉２かガ
スケット２６を介して当接している。以上のように構成
された扉２について、以下その組立作業について説明す
る。まずガスケット取付用サツシュ枠１６の折シ曲げ部
２１を広げ両端部２４よりガスケット取材用サツシュ枠
補強板２ｏを、ガスケット取付用サツシュ枠１６に設け
られたリブＡ２８とリブＢ２９間に挿入すると同時に前
記扉表板挿入凹部１２に扉表板１６を挿入して、容器形
状のサツシュ組立品３０（図示せず）を形成する。前記
容器形状のサツシュ組立品３゜のガスケット取付用サツ
シュ枠１５の外側３１と扉表板１６の外側３２を覆う形
状の発泡治具本体３３（図示せず）に、前記容器形状の
サツシュ組立品３ｏを挿入して、前記容器形状のサツシ
ュ組立品３ｏの上面開口部３４（図示せず）より発泡断
熱材１８を注入して、前記扉裏板１７を前記扉裏板設置
リブ１３上に設置して、前記扉裏板１７の外側３６を覆
う形状の発泡治具蓋３６（図示せず）を扉裏板１７の外
側３６と当接させて前記発泡断熱材１８を発泡させて扉
２本体を組立てている。

かかる構成において、扉表板にガスケット取付用溝が成
形できなくても、ガスケットのくさび状取付部を挿入で
き扉として使用できる。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、ガスケット２６の
くさび状取付部２７を挿入するガスケット取付用係止溝
１１を備えた長尺状のガスケット取付用サツシュ１４を
扉２としての構造体とする為には、前記長尺状のガスケ
ット取付用サツシュ１４の各折り曲げ部２１に９０°の
切り欠き２２と折り曲げ溝２３を設は又、両端部２４に
４５゜の切り欠き２６を設けて、各折り曲げ部２１を折
り曲げて枠状にする加工作業が必要である。又、前記扉
２本体の組立作業は、前記ガスケット取付用サツシュ枠
１６を広げ両端部２４よりガスケット取材用サツシュ枠
補強板２０をリブＡ２８とリブＢ２９間に挿入すると同
時に扉表板１６を扉表板挿入凹部１２より挿入して、容
器形状のサツシュ組立品３ｏを形成する必要があり、複
雑な作業となる為、扉２の自動組立が困難である等の問
題を有していた。

本発明は、上記した従来の問題点を解消するものであシ
、長尺状のガスケット取付用サツシュの枠状への加工作
業をなくし又、扉組立作業を簡単にして自動組立を容易
にすることを目的としている。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明は、真空成形品で外周
部にガスケット取付面を設けた容器形状の扉裏板を、射
出成形で周辺内面に複数個のガスケット取付用リブを相
互に間隔を存して内方に突設させると共に、周辺内面と
対向した扉裏板挿入リブを前記のガスケット取付用リブ
間に設けた容器形状の扉表板へ挿入して、前記扉裏板と
前記扉表板間に発泡断熱材を注入発泡させ扉本体として
、前記ガスケット取付面と前記ガスケット取付用リブ間
にくさび状取付部を有するガスケットを挿入して扉構造
体としたものである。

作　　用 本発明は上記した構成により、扉裏板に形成されたガス
ケット取付面と、扉表板に形成されたガスケット取付用
リブ間によりガスケット取付用係止溝を形成するので、
前記ガスケット取付用サツシュ枠がなくなる。又、前記
ガスケット取付相サツシュ枠補強板もなくなり、扉本体
の組立作業を簡単にすることができる。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図から第６図に従い説明
する。尚、従来と同一構成については同一符号を付し、
その詳細な説明を省略し、異なる部分についてのみ述べ
る。

図において、１７は合成樹脂の材料にて容器形状に形成
した真空成形品で、外周部にガスケット取付面３７を設
けた扉裏板である。又、１６は合成樹脂の材料にて容器
形状に形成した射出成形品で、周辺内面に複数個のガス
ケット取付用リブ３８を相互に間隔を存して内方に突設
させると共に、周辺内面と対向した扉裏板挿入リブ３９
を前記ガスケット取付用リブ３８間に設けた扉表板であ
る。

又、４０は材料が軟質ウレタン等のシール材であシ、前
記ガスケット取付面３７端部の取付面端部４１に固定さ
れている。又、４２は前記上申ヒンジＡ７のヒンジビン
４３（図示せず）を挿入するヒンジビンカラーであシ前
記扉表板１６に設けられたヒンジビン穴４４に挿入され
ている。１８は発泡断熱材であり、前記扉表板１８と前
記扉裏板１７間に注入発泡して扉表板１６と扉裏板１７
ケ一体にすると同時に、前記ガスケット取付面３７と前
記ガスケット取付用リブ３８間によりガスケット取付用
係止溝１１を形成している。又、２６ばくさび状取付部
２７を有するガスケットであシ前記ガスケット取付用係
止溝１１に挿入されている。以上のように構成された扉
２について、以下その組立作業について説明する。まず
Ｈ裏板１７の取付面端部４１にシール材４ｏを固定して
扉裏板組立品４５（図示せず）を形成する。次に扉表板
１６に前記扉裏板組立品４６を挿入して、発泡治具本体
３３に設置して、発泡治具蓋３６を同定する。最後に前
記ヒンジビン穴４４より発泡断熱材１８を注入発泡する
。又、発泡断熱材１８のシー／し方法は、前記ヒンジピ
ンカラー４２とシール材４０によシ行なっている。

かかる構成において、扉表板１６にガスケット取付用係
止溝１１が成形できなくても、ガスケット２６を固定し
て扉２として使用できる。

このようなガスケット取付面３７を設けた扉裏板１７と
、ガスケット取付用リブ３８を設けた扉表板１６を発泡
断熱材１８により固定した扉２構造では、前記ガスケッ
ト取付面３７と前記ガスケット取付用リブ３８間により
ガスケット取付用係止溝１１が形成されるので、前記ガ
スケット取付用サツシュ枠１６が不必要となり、前記長
尺状のガスケット取付用サツシュ１４の枠状への加工作
業をなくすることができる。又、前記ガスケット取付相
サツシュ枠補強板２ｏもなくなり、扉２本体の組立作業
が簡単となる。

発明の効果 以上の説明でも明らかな様に、長尺状のガスケット取付
用サツシュの枠状への加工作業をなくすることができる
。又、扉組立方法を簡単にして自動組立が容易になる等
のすぐれた効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す冷蔵庫の扉の要部断面
図、第２図は同罪裏板の斜視図、第３図は同扉表板の斜
視図、第４図は同ヒンジ部の扉断面図、第６図は同冷蔵
庫の斜視図、第６図は従来例を示す冷蔵庫の斜視図、第
７図は第６図のＡ　−Ａ線断面図、第８図は従来例の長
尺状のガスケット取付用サツシュの切り欠き部を示す斜
視図である。 ２・・・・・・扉、１１・・・・・・ガスケット取付用
係止溝、１６・・・・・・扉表板、１７・・・・・・扉
裏板、１８・・・・・・発泡断熱材、２６・・・・・・
ガスケット、２７・・・・・・くさび状取付部、３７・
・・・・・ガスケット取付面、３８・・・・・・ガスケ
ット取付用リブ、３９・・・・・・扉裏板挿入リブ。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名第 図 ？−−−尾 烙 第 図 図 ！

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 合成樹脂の材料にて容器形状に形成した真空成形品で外
   周部にガスケット取付面を設けた扉裏板を、合成樹脂の
   材料にて容器形状に形成した射出成形品で周辺内面に複
   数個のガスケット取付用リブを相互に間隔を存して内方
   に突設させると共に、周辺内面と対向した扉裏板挿入リ
   ブを前記ガスケット取付用リブ間に設けた扉表板へ挿入
   して、前記扉裏板と前記扉表板間に発泡断熱材を注入発
   泡させた扉本体に、前記ガスケット取付面と前記ガスケ
   ット取付用リブ間をガスケット取付用係止溝として、前
   記ガスケット取付用係止溝にガスケットに設けられたく
   さび状取付部を挿入した冷蔵庫の扉。