JPS6354507A - 気化バ−ナ - Google Patents
気化バ−ナInfo
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- JPS6354507A JPS6354507A JP19875086A JP19875086A JPS6354507A JP S6354507 A JPS6354507 A JP S6354507A JP 19875086 A JP19875086 A JP 19875086A JP 19875086 A JP19875086 A JP 19875086A JP S6354507 A JPS6354507 A JP S6354507A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、燃料および燃焼用空気をともに、供給の初期
から蒸発状態ならびに加温状態としながら気化筒内に供
給せしめたことで燃料を自動的に気化燃焼させることが
できる気化バーナに関する。
から蒸発状態ならびに加温状態としながら気化筒内に供
給せしめたことで燃料を自動的に気化燃焼させることが
できる気化バーナに関する。
従来の技術
従来、バーナの燃焼始動時に際して、温風の流通作用で
バーナ全体の昇温および燃料温度の昇温の双方の昇温を
同時に可能にして気化燃焼の促進を図った気化バーナは
本出願前例えば特開昭57−188914号公報に記載
されているように公知であり、これを第3図を用いて説
明する。すなわち、先端を開放し、基端側を閉じた燃焼
筒1内に多数のガス噴出孔4を穿孔した燃焼盤3を配設
して、燃焼筒1と燃焼盤3との間にガス室2を設け、該
ガス室2の中央開放部5にはガス室2と連通ずる気化筒
6を回転自在に配設すると共に、基端側を開放した気化
筒6の内側に頂部に通風口8を開口し、かつ内部に発熱
抵抗体9を埋設した発熱通風筒7を配設して気化筒6と
発熱通風筒7との間に形成した混気ガス通路10を燃焼
筒1内に配設したガス室2へ接続したものである。
バーナ全体の昇温および燃料温度の昇温の双方の昇温を
同時に可能にして気化燃焼の促進を図った気化バーナは
本出願前例えば特開昭57−188914号公報に記載
されているように公知であり、これを第3図を用いて説
明する。すなわち、先端を開放し、基端側を閉じた燃焼
筒1内に多数のガス噴出孔4を穿孔した燃焼盤3を配設
して、燃焼筒1と燃焼盤3との間にガス室2を設け、該
ガス室2の中央開放部5にはガス室2と連通ずる気化筒
6を回転自在に配設すると共に、基端側を開放した気化
筒6の内側に頂部に通風口8を開口し、かつ内部に発熱
抵抗体9を埋設した発熱通風筒7を配設して気化筒6と
発熱通風筒7との間に形成した混気ガス通路10を燃焼
筒1内に配設したガス室2へ接続したものである。
発明が解決しようとする問題点
ところで、上記公知の気化バーナにおいては、燃焼の初
期から気化燃焼を営ませるために気化筒内部に配設した
発熱通風筒内に発熱抵抗体を埋設して、発熱通風筒の内
側および外側を流通する燃焼用空気が何等の空気抵抗を
受けることなく速かに流通される間に高温化されるよう
にして、高温の燃焼用空気の流通作用で気化筒全体を燃
料が蒸発気化される温度に加熱し、燃料を連続して蒸発
気化せしめると同時に高温の燃焼用空気と混合して完全
な混気ガスをガス室内へ圧入せしめ、点火により気化燃
焼への移行を図ったものである。
期から気化燃焼を営ませるために気化筒内部に配設した
発熱通風筒内に発熱抵抗体を埋設して、発熱通風筒の内
側および外側を流通する燃焼用空気が何等の空気抵抗を
受けることなく速かに流通される間に高温化されるよう
にして、高温の燃焼用空気の流通作用で気化筒全体を燃
料が蒸発気化される温度に加熱し、燃料を連続して蒸発
気化せしめると同時に高温の燃焼用空気と混合して完全
な混気ガスをガス室内へ圧入せしめ、点火により気化燃
焼への移行を図ったものである。
しかしながら、上述のように、単に燃焼用空気を、埋設
した発熱抵抗体の加熱作用で高温化せしめても、気化筒
内部に送油される燃油は低温状態であるため、折角高温
の燃焼用空気により高温化された気化筒は燃油の供給作
用で速かに冷却され所定の蒸発気化温度よりも低温とな
って、気化筒内に供給された燃料の総てを瞬時に蒸発気
化させることができなくなり、その結果、供給燃料の一
部が未気化状態となって気化筒内面に沿ってそのまま流
下し、最後に回転する気化筒の開放側末端より燃焼筒内
周面に向は飛散され主燃焼される現象を起す詐りか、従
来の気化バーナの如く給油管を単に発熱通風筒内を経て
、その先端側を燃油拡散体表面にのぞませた場合には、
内部の雰囲気温度の変化により給油管自体に僅かなよじ
れが生じ、特に小型気化バーナにあっては、そのよじれ
により正規の給油位置がずれてしまい、適正量の燃油供
給作動を連続して行うことができなくなり、どうしても
良好な気化燃焼を長期に亘り継続させることができない
欠点が生じた。
した発熱抵抗体の加熱作用で高温化せしめても、気化筒
内部に送油される燃油は低温状態であるため、折角高温
の燃焼用空気により高温化された気化筒は燃油の供給作
用で速かに冷却され所定の蒸発気化温度よりも低温とな
って、気化筒内に供給された燃料の総てを瞬時に蒸発気
化させることができなくなり、その結果、供給燃料の一
部が未気化状態となって気化筒内面に沿ってそのまま流
下し、最後に回転する気化筒の開放側末端より燃焼筒内
周面に向は飛散され主燃焼される現象を起す詐りか、従
来の気化バーナの如く給油管を単に発熱通風筒内を経て
、その先端側を燃油拡散体表面にのぞませた場合には、
内部の雰囲気温度の変化により給油管自体に僅かなよじ
れが生じ、特に小型気化バーナにあっては、そのよじれ
により正規の給油位置がずれてしまい、適正量の燃油供
給作動を連続して行うことができなくなり、どうしても
良好な気化燃焼を長期に亘り継続させることができない
欠点が生じた。
問題点を解決するための手段
本発明は前記問題点を解決するためのものであって、す
なわち、送風路102に接続した燃焼筒101内にガス
室105を配設する。上記ガス室105の中央開放部1
06にはガス室105と連通ずる気化筒107を回転自
在に配設する。
なわち、送風路102に接続した燃焼筒101内にガス
室105を配設する。上記ガス室105の中央開放部1
06にはガス室105と連通ずる気化筒107を回転自
在に配設する。
前記気化筒107の内側には、先端側に通風路113が
開口され、基端側か送風路102に連通し、かつ内部に
予熱ヒータ114を埋設して表裏両面を放熱面とした送
風案内筒112を配設する。
開口され、基端側か送風路102に連通し、かつ内部に
予熱ヒータ114を埋設して表裏両面を放熱面とした送
風案内筒112を配設する。
そして上記送風案内筒112の内部には送油路115を
一体に設ける。
一体に設ける。
前記送油路115の先端側には気化筒107の頂部内側
に配設した燃油拡散体121面に臨む燃油ノズル117
を設けたものである。
に配設した燃油拡散体121面に臨む燃油ノズル117
を設けたものである。
作 用
今、バーナの始動に際し、予熱ヒータ114に通電して
送風案内筒112全体を急速に高温化させる。さすれば
、上記予熱作用で送風案内筒112全体の高温化に伴な
いその表裏両面より放熱作用が営まれると同時に送油路
115も高温化される。
送風案内筒112全体を急速に高温化させる。さすれば
、上記予熱作用で送風案内筒112全体の高温化に伴な
いその表裏両面より放熱作用が営まれると同時に送油路
115も高温化される。
そこで、送風路102より燃焼用空気を送風案内筒11
2を経て気化筒107内へ強制的に送風させると同時に
気化筒107を高速回転させる。
2を経て気化筒107内へ強制的に送風させると同時に
気化筒107を高速回転させる。
さすれば、送風案内筒112の内側および外側に沿って
流通する燃焼用空気は送風案内筒112−へ− との熱交換作用により速かに高温風となって流通し、気
化筒107および燃油拡散体121は勿論のことガス室
105全体を加熱しながら、ガス室105より燃焼筒1
01内に勢いよく噴気し、気化筒107の表面をさらに
加熱する。その結果、上記加熱作用を暫く継続させれば
気化筒107全体は燃料を蒸発気化させる温度に加熱さ
れる。
流通する燃焼用空気は送風案内筒112−へ− との熱交換作用により速かに高温風となって流通し、気
化筒107および燃油拡散体121は勿論のことガス室
105全体を加熱しながら、ガス室105より燃焼筒1
01内に勢いよく噴気し、気化筒107の表面をさらに
加熱する。その結果、上記加熱作用を暫く継続させれば
気化筒107全体は燃料を蒸発気化させる温度に加熱さ
れる。
そこで、上述の如き状態のもとで、燃料を送油路115
へ給油すれば、該送油路115中を流通する燃料は、そ
の流通中に予熱ヒータ114よりの加熱作用で速かに高
温化され、その一部は蒸発気化されてガスとなり、又他
の燃油は蒸発気化される温良に近づくよう高温化される
。したがって、燃料をバーナの燃焼始動に際し、気化筒
107内面に供給しても、気化筒107全体の温度を低
温化させることなく、未気化燃料のみを燃油拡散体12
1表面に供給し、次いで燃油拡散体121より気化筒1
07内面に移行させ、気化筒107自体の加熱作用ふ・
よび流通する高温の燃焼用空気の加熱噴送作用により速
かに蒸発気化され、発生した気化ガスは、さきの気化ガ
スと共に燃焼用空気と撹拌混合し、完全な混気ガスとな
ってガス室IQS内に圧入された後、一定圧力状態のも
とに噴気され、点火により気化燃焼されるものである。
へ給油すれば、該送油路115中を流通する燃料は、そ
の流通中に予熱ヒータ114よりの加熱作用で速かに高
温化され、その一部は蒸発気化されてガスとなり、又他
の燃油は蒸発気化される温良に近づくよう高温化される
。したがって、燃料をバーナの燃焼始動に際し、気化筒
107内面に供給しても、気化筒107全体の温度を低
温化させることなく、未気化燃料のみを燃油拡散体12
1表面に供給し、次いで燃油拡散体121より気化筒1
07内面に移行させ、気化筒107自体の加熱作用ふ・
よび流通する高温の燃焼用空気の加熱噴送作用により速
かに蒸発気化され、発生した気化ガスは、さきの気化ガ
スと共に燃焼用空気と撹拌混合し、完全な混気ガスとな
ってガス室IQS内に圧入された後、一定圧力状態のも
とに噴気され、点火により気化燃焼されるものである。
以上のようにして混気ガスが気化燃焼されると以後、そ
の気化燃焼焔により気化筒107が加熱され続けられる
ため、予熱ヒータ114への通電を断っても供給された
燃油は前述と同様に連続して蒸発気化され、気化燃焼を
良好に継続せしめることができる。したがって気化燃焼
の始動に際し、高温の燃焼用空気を単に送風すると共に
燃料を高温化させるだけで、初期より気化燃焼焔を自動
的に発生させることができる許りでなく、従来気化バー
ナの如く送油管が加熱により歪が生じ、そのために燃油
ノズル117と燃油拡散体121との間隙に異常が生ず
ることなく常に一定の間隙を保持せしめ、良好な気化燃
焼を継続させることができる。
の気化燃焼焔により気化筒107が加熱され続けられる
ため、予熱ヒータ114への通電を断っても供給された
燃油は前述と同様に連続して蒸発気化され、気化燃焼を
良好に継続せしめることができる。したがって気化燃焼
の始動に際し、高温の燃焼用空気を単に送風すると共に
燃料を高温化させるだけで、初期より気化燃焼焔を自動
的に発生させることができる許りでなく、従来気化バー
ナの如く送油管が加熱により歪が生じ、そのために燃油
ノズル117と燃油拡散体121との間隙に異常が生ず
ることなく常に一定の間隙を保持せしめ、良好な気化燃
焼を継続させることができる。
実 施 例
本発明を添附図面に示された好適な実施例について説明
する。
する。
第1図において、101は、先端を開放し、基端底壁側
に中央開口部を設けた有底筒状の燃焼筒であって、該燃
焼筒101の底壁側には中央開口部と接続する送風路1
02が設けられている。
に中央開口部を設けた有底筒状の燃焼筒であって、該燃
焼筒101の底壁側には中央開口部と接続する送風路1
02が設けられている。
上記燃焼筒101内には、多数のガス噴出孔104・・
・・・・・・・を穿孔した燃焼盤103を略水平に敷設
して、燃焼筒101と燃焼盤1(13との間にガス室1
05を形成する。上記ガス室105の中央開放8106
には、先端を閉じ、基端を開放した筒状の気化筒107
を送風路102側から燃焼筒101内に挿通した回転軸
108の先端に直結して回転自在に位置せしめである。
・・・・・・・を穿孔した燃焼盤103を略水平に敷設
して、燃焼筒101と燃焼盤1(13との間にガス室1
05を形成する。上記ガス室105の中央開放8106
には、先端を閉じ、基端を開放した筒状の気化筒107
を送風路102側から燃焼筒101内に挿通した回転軸
108の先端に直結して回転自在に位置せしめである。
そして上記気化筒107の基端開放側には、燃焼筒10
1の先端開放側へ向は傾斜せしめたガス噴出案内壁11
0を外周側に設けたガス撹拌筒109を一体に装着せし
めて、ガス噴出案内壁110と燃焼盤103の中央開放
部との間に環状のガス噴出路111を形成せしめる。上
記気化筒107の内側には、送風路102に基端側か接
続され、先端側に通風路113が開口された熱伝導率の
高い金属材料例えばアルミ合金等により塑成された肉厚
で中空筒状の送風案内筒112が気化筒107内に深く
のぞむように配設されており、上記送風案内筒112内
の適所には送風案内筒112全体を速かに加熱して、送
風案内筒112の表面および外面より高率的に放熱させ
るための予熱ヒータ114が一体に埋設されている。
1の先端開放側へ向は傾斜せしめたガス噴出案内壁11
0を外周側に設けたガス撹拌筒109を一体に装着せし
めて、ガス噴出案内壁110と燃焼盤103の中央開放
部との間に環状のガス噴出路111を形成せしめる。上
記気化筒107の内側には、送風路102に基端側か接
続され、先端側に通風路113が開口された熱伝導率の
高い金属材料例えばアルミ合金等により塑成された肉厚
で中空筒状の送風案内筒112が気化筒107内に深く
のぞむように配設されており、上記送風案内筒112内
の適所には送風案内筒112全体を速かに加熱して、送
風案内筒112の表面および外面より高率的に放熱させ
るための予熱ヒータ114が一体に埋設されている。
そして、上記送風案内筒112内には基端側から先端側
に向け、送油路115が一体に設けられ、しかも送油路
115の基端側には送油路116を、又先端側には燃油
ノズル117が設けられている。
に向け、送油路115が一体に設けられ、しかも送油路
115の基端側には送油路116を、又先端側には燃油
ノズル117が設けられている。
したがって、気化筒10γの内周面と送風案内筒112
の外周面との間に先端が通風路113に、又基端側かガ
ス室105に夫々接続する混気ガス通路118が形成さ
れている。
の外周面との間に先端が通風路113に、又基端側かガ
ス室105に夫々接続する混気ガス通路118が形成さ
れている。
119は、気化筒107の先端頂部内側へ回転軸108
を介し装着した中空逆円錐状の通風調節体であって、該
通風調節体119の頂部には燃油流出路120が設けら
れている。121は、通風調節体119の中央に位置す
るように回転軸108へ装着された燃油拡散体であって
、該燃油拡散体121の表面には燃油ノズル117の先
端側がのぞませである。したがって、燃油拡散体121
の下端は通風路113内に没入せしめである。
を介し装着した中空逆円錐状の通風調節体であって、該
通風調節体119の頂部には燃油流出路120が設けら
れている。121は、通風調節体119の中央に位置す
るように回転軸108へ装着された燃油拡散体であって
、該燃油拡散体121の表面には燃油ノズル117の先
端側がのぞませである。したがって、燃油拡散体121
の下端は通風路113内に没入せしめである。
なお図示されていないが、燃焼筒101の適当位置には
点火栓が配設されていることは勿論である。
点火栓が配設されていることは勿論である。
したがって、燃焼の始動に際して、予熱ヒータ114に
通電すると同時に送風路102より送風案内筒112内
に燃焼用空気を送風するだけで、燃焼用空気を高温化さ
せ、気化筒107、燃油拡散体121およびガス室10
5を加熱させると同時に送油路115内に供給された燃
料の温度を速かに高温化して、その一部を蒸発気化させ
たり、或は僅かな加温作用で速かに蒸発気化できるよう
ならしめて、燃料を瞬時に気化燃焼させることができる
。
通電すると同時に送風路102より送風案内筒112内
に燃焼用空気を送風するだけで、燃焼用空気を高温化さ
せ、気化筒107、燃油拡散体121およびガス室10
5を加熱させると同時に送油路115内に供給された燃
料の温度を速かに高温化して、その一部を蒸発気化させ
たり、或は僅かな加温作用で速かに蒸発気化できるよう
ならしめて、燃料を瞬時に気化燃焼させることができる
。
第2図に示されたものは、逆円錐状の燃油拡散体121
の代りに、中空筒状を呈する逆円錐状の燃油拡散体12
1′を気化筒107の頂部内側に配設すると共に、該燃
油拡散体121′の内面に燃油ノズル111′の先端を
のぞませた場合の第2実施例の気化バーナであって、上
記のように、燃油ノズル117′の先端側を燃油拡散体
121′の内面にのぞませるために、送風案内筒112
の先端側は小径状に絞って中空状の燃油拡散体121′
内に挿入して、送風路102より送風案内筒112内に
送風した燃焼用空気の一部を通風路113より燃油拡散
体121′内に送風して燃料の拡散移行作用を促進せし
めると同時に、送風案内筒112の周壁に別個の送風口
122を開口して、送風路102より送風された燃焼用
空気の一部を送風口122を通して気化筒107内へ噴
出させ、気化筒107内面に沿って移行される燃料を燃
焼用空気の噴送作用でさらに薄膜状に拡散移行せしめた
以外の構成は第1実施例の気化バーナと同一である。
の代りに、中空筒状を呈する逆円錐状の燃油拡散体12
1′を気化筒107の頂部内側に配設すると共に、該燃
油拡散体121′の内面に燃油ノズル111′の先端を
のぞませた場合の第2実施例の気化バーナであって、上
記のように、燃油ノズル117′の先端側を燃油拡散体
121′の内面にのぞませるために、送風案内筒112
の先端側は小径状に絞って中空状の燃油拡散体121′
内に挿入して、送風路102より送風案内筒112内に
送風した燃焼用空気の一部を通風路113より燃油拡散
体121′内に送風して燃料の拡散移行作用を促進せし
めると同時に、送風案内筒112の周壁に別個の送風口
122を開口して、送風路102より送風された燃焼用
空気の一部を送風口122を通して気化筒107内へ噴
出させ、気化筒107内面に沿って移行される燃料を燃
焼用空気の噴送作用でさらに薄膜状に拡散移行せしめた
以外の構成は第1実施例の気化バーナと同一である。
発明の効果
要するに本発明は、送風路102に接続した燃焼筒10
1内にガス室105を配設し、該ガス室105の中央開
放部106には、ガス室105と連通する気化筒107
を回転自在に配設したものであっても、前記気化筒10
7の内側には、先端側に通風路113が開口され、基端
側か送風路102に連通し、かつ内部に予熱ヒータ11
4を埋設して表裏両面を放熱面とした送風案内筒112
を配設し、上記送風案内筒112の内部には送油路11
5を一体に設けると共に、送油路115の先端側には気
化筒107の頂部内側に配設した燃油拡散体121 、
121’面に臨む燃油ノズル117,117’を設けた
から、予熱ヒータ114への単なる通電作用で、送風路
102より通風案内筒112の内周面および外周面に沿
って流通する燃焼用空気を熱交換作用により速かに高温
化して気化筒107は勿論のこと燃油拡散体121やガ
ス室105も燃料気化発生温度に昇温せしめ、燃焼の始
動時より気化燃焼状態とすることができる許りか、予熱
ヒータ114の予熱作用で送油路115も加熱して、燃
料温度を昇温せしめ、燃油ノズル1j7,117’から
燃油拡散体121 、121’面に供給された燃料を気
化筒107内面に沿い拡散移行される間に適確に気化ガ
スとして高温の燃焼用空気と撹拌混合し、完全な混気ガ
スとして良好な気化燃焼を営ませることができると同時
に気化燃焼の長期継続によって気化筒107内部温度が
相当温度に昇温されても、送油路115に歪が生じるこ
とを防止し、常に燃油ノズル117 、117’と燃油
拡散体121 、121’との燃油供給間隙を一定に維
持させ、一定量の燃料供給を円滑ならしめ、もって長期
に亘り良好な気化燃焼を継続せしめることができる効果
を奏する。
1内にガス室105を配設し、該ガス室105の中央開
放部106には、ガス室105と連通する気化筒107
を回転自在に配設したものであっても、前記気化筒10
7の内側には、先端側に通風路113が開口され、基端
側か送風路102に連通し、かつ内部に予熱ヒータ11
4を埋設して表裏両面を放熱面とした送風案内筒112
を配設し、上記送風案内筒112の内部には送油路11
5を一体に設けると共に、送油路115の先端側には気
化筒107の頂部内側に配設した燃油拡散体121 、
121’面に臨む燃油ノズル117,117’を設けた
から、予熱ヒータ114への単なる通電作用で、送風路
102より通風案内筒112の内周面および外周面に沿
って流通する燃焼用空気を熱交換作用により速かに高温
化して気化筒107は勿論のこと燃油拡散体121やガ
ス室105も燃料気化発生温度に昇温せしめ、燃焼の始
動時より気化燃焼状態とすることができる許りか、予熱
ヒータ114の予熱作用で送油路115も加熱して、燃
料温度を昇温せしめ、燃油ノズル1j7,117’から
燃油拡散体121 、121’面に供給された燃料を気
化筒107内面に沿い拡散移行される間に適確に気化ガ
スとして高温の燃焼用空気と撹拌混合し、完全な混気ガ
スとして良好な気化燃焼を営ませることができると同時
に気化燃焼の長期継続によって気化筒107内部温度が
相当温度に昇温されても、送油路115に歪が生じるこ
とを防止し、常に燃油ノズル117 、117’と燃油
拡散体121 、121’との燃油供給間隙を一定に維
持させ、一定量の燃料供給を円滑ならしめ、もって長期
に亘り良好な気化燃焼を継続せしめることができる効果
を奏する。
図面は本発明に係る気化バーナの実施例を示すものであ
って、第1図は一部を切欠した第1実施例に係る気化バ
ーナの縦断正面図、第2図は一部を切欠した第2実施例
に係る気化バーナの縦断正面図である。 101・・・燃焼筒、102・・・送風路、105・・
・ガス室、106・・・ガス室の中央開放部、107・
・・気化筒、112・・・送風案内筒、113・・・通
風路、114・・・予熱ヒータ、115・・・送油路1
17 、117’・・・燃油ノズル、121,121’
・・・燃油拡散体
って、第1図は一部を切欠した第1実施例に係る気化バ
ーナの縦断正面図、第2図は一部を切欠した第2実施例
に係る気化バーナの縦断正面図である。 101・・・燃焼筒、102・・・送風路、105・・
・ガス室、106・・・ガス室の中央開放部、107・
・・気化筒、112・・・送風案内筒、113・・・通
風路、114・・・予熱ヒータ、115・・・送油路1
17 、117’・・・燃油ノズル、121,121’
・・・燃油拡散体
Claims (1)
- 送風路に接続した燃焼筒内にガス室を配設し、該ガス室
の中央開放部にはガス室と連通する気化筒を回転自在に
配設したものにおいて、前記気化筒の内側には、先端側
に通風路が開口され、基端側が送風路に連通し、かつ内
部に予熱ヒータを埋設して表裏両面を放熱面とした送風
案内筒を配設し、上記送風案内筒の内部には送油路を一
体に設けると共に送油路の先端側には気化筒の頂部内側
に配設した燃油拡散体面に臨む燃油ノズルを設けたこと
を特徴とする気化バーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19875086A JPS6354507A (ja) | 1986-08-25 | 1986-08-25 | 気化バ−ナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19875086A JPS6354507A (ja) | 1986-08-25 | 1986-08-25 | 気化バ−ナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6354507A true JPS6354507A (ja) | 1988-03-08 |
JPH0461244B2 JPH0461244B2 (ja) | 1992-09-30 |
Family
ID=16396339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19875086A Granted JPS6354507A (ja) | 1986-08-25 | 1986-08-25 | 気化バ−ナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6354507A (ja) |
-
1986
- 1986-08-25 JP JP19875086A patent/JPS6354507A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0461244B2 (ja) | 1992-09-30 |
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