JPS6353842B2 - - Google Patents

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JPS6353842B2
JPS6353842B2 JP58215101A JP21510183A JPS6353842B2 JP S6353842 B2 JPS6353842 B2 JP S6353842B2 JP 58215101 A JP58215101 A JP 58215101A JP 21510183 A JP21510183 A JP 21510183A JP S6353842 B2 JPS6353842 B2 JP S6353842B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
concentration
pressure
valve
exhaust valve
Prior art date
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Expired
Application number
JP58215101A
Other languages
English (en)
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JPS60110301A (ja
Inventor
Toichi Wako
Koichi Sato
Masaaki Ookawara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OOGAWARA KAKOKI KK
Original Assignee
OOGAWARA KAKOKI KK
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Publication date
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  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はガス循環式噴霧乾燥装置における循環
ガスの圧力およびO2濃度の制御方法に関する。
一般にガス循環式噴霧乾燥装置においては次の
ような運転条件が望ましい。
乾燥室内の圧力: 循環ガスの圧力は−200〜+50mmH2Oでなけ
ればならないが特に−50〜−5m/mH2Oであ
ることが望ましい。
O2濃度 O2濃度は6%〜0%を必要とされるが、特
に3〜2%であることが望まれる。
ところでガス循環式噴霧乾燥装置の上記ガス圧
力、O2濃度の変動の原因は次のようなものが考
えられる。
イ 噴霧される原液中の溶剤の蒸気が発生し、系
内の圧力が増加する。
ロ シール、パージ用のN2ガスが導入され、系
内の圧力およびO2濃度が変化する。すなわち
アトマイザー、ブロワー、ダンパー部において
N2ガスが導入されている。
ハ 配管のフランジなどから循環ガスの漏れ出
し、漏れ込みがあり、O2濃度、圧力が変化す
る。
ニ 温度条件の変化でガス圧力の変化が生ずる。
ホ 凝縮器より溶剤が凝縮して圧力が変化する。
ところが、従来のガス循環式噴霧乾燥装置では
上記の条件を手動で互いに関連性なく別々に
制御しており、種々のトラブルの原因となつてい
た。本発明はこのような従来のこの種装置の問題
点を解決することを目的とする。
すなわち、本発明の目的は次の通りである。
イ N2使用量の低減: O2濃度を調整しないと、無駄なN2を多量に
使用することになる。したがつて、N2ガスが
高価なため、運転コストの上昇を示す。
ロ 系内圧力の適正化: 系内圧力を適正化することにより、アトマイ
ザーの噴霧状態を一定にすることができ、製品
の品質を安定できる。
ハ 運転条件の一定化: 運転条件が一定となり、再現性のある、円滑
な運転が可能となる。
ニ 爆発抑止の自動化: 特に可撓性の溶剤を用いた液を噴霧乾燥する
とき、O2の濃度がある値に達すると、爆発の
恐れがある。したがつて、O2濃度の制御が必
要である。
〔問題点を解決するための手段とその作用〕
本発明は上記目的を達成するために以下述べる
ような構成を有するものである。
すなわち、本発明の循環ガスの制御方法は、循
環ガスの系内に循環ガス圧力計3、O2濃度計4
を設け、これらからの出力を制御ユニツトCUに
入力換算してN2ガス供給バルブCV1、排気バル
ブCV2に次のような制御信号を送るものである。
予め定めたO2濃度、ガス圧力の設定値に対し、 O2濃度………高 CV1開 ガス圧力………低 CV2閉 O2濃度………高 CV1開 ガス圧力………高 CV2開 O2濃度………低 CV1閉 ガス圧力………高 CV2開 O2濃度………低 CV1開 ガス圧力………低 CV2閉 となり、かつ、これらの供給バルブCV1、排気バ
ルブCV2のたとえば開閉時間、開度はO2濃度、
ガス圧力の大小に応じて制御されるものである。
本発明方法は以上のような構成を採用すること
により、循環ガス圧力およびO2濃度を同時に自
動的に制御でき、乾燥製品の安定化、爆発の危険
の防止という目的を達成できたものである。
(実施例の説明) 以下本発明の実施例について説明する。
第1図において、1は乾燥タンク、2はスプレ
ードライヤーSDへのN2ガス送入用バルブ、3は
循環ガス圧力計、4はO2濃度計、SDはスプレー
ドライヤー、Cyはサイクロン、Fはフイルター、
Cはコンデンサー、Bはブロワー、pは原液圧送
ポンプ、CV1は系内にN2ガスを供給するときの
バルブで、制御スイツチCV1SによりN2ガスの供
給量を制御する。CV2は排気バルブで、制御スイ
ツチCV2Sにより、N2ガスの排気量を制御する。
ただし、この制御は絞り弁によりなされてもよ
い。sは圧力計3とO2濃度計4の間に挿入され
た、抵抗をつけるためのバルブ、CUはO2濃度計
4と圧力計3とを連動せしめて制御する制御ユニ
ツトである。制御ユニツトCUは次のようにO2
度計4と圧力計3とからの出力を入力積算してた
とえばN2供給バルブCV1と排気バルブCV2を次
のように制御する。
O2………高h CV1開 P ………低l CV2閉 O2………高h CV1開 P ………高h CV2開 O2………低l CV1閉 P ………高h CV2開 O2………低l CV1開 P ………低l CV2閉 実際には制御ユニツトCUは圧力計3、O2濃度
計4からの出力を入力積算してえN2供給バルブ
CV1、排気バルブCV2を制御するので、バルブ
CV1,CV2の開閉時間あるいは開度などはO2
度、ガス圧力の大小に応じて調節される。
以下この制御方法を第2図、第3図について説
明する。
第2図はO2濃度、系内圧力をともにON―OFF
制御した場合の制御ユニツトCUの作動回路の一
例を示している。
第2図においてANDはアンドスイツチ、NOT
はNOTスイツチ、ORはORスイツチ、TMはタ
イマー、PSは圧力計3に連動する制御スイツチ
である。
第2図の実施例ではバルブCV1,CV2のたとえ
ば開閉時間がO2濃度、ガス圧力の大小に応じて
調節される。
第3図は排気バルブCV2を絞り(調節)弁と
し、N2供給バルブCV1をON―OFF作動とした場
合の一例を示している。
この場合の作動の1例を挙げれば次のようであ
る。PDは圧力感知器、PIDはPID設定器、増幅
器、圧力変換器などのコントロール機器である。
O2濃度、系内圧力がともに高い場合は、N2
給バルブCV1は開となり、排気バルブCV2は系内
圧力が設定範囲内にあるように排気バルブCV2
開度が調節される。
O2濃度が高く、系内圧化の低い場合は、N2
給バルブCV1は開となり、排気バルブCV2は全閉
となるか、N2ガスの供給に応じて、排気するよ
うに最小限の開度となる。
(本発明の作用効果) O2濃度、系内ガス圧力が設定範囲内に同時
に自動的に保たれるので、乾燥製品の安定化が
なされ、爆発の危険性が無くなる。
殊に系内ガス圧力が設定範囲内に保たれるの
で、乾燥室内で爆発の危険性がなく噴霧が円滑
に行なわれ、製品の安定化が向上する。もし、
系内ガス圧力を制御しないと乾燥室内での噴霧
が正常に行なわれず、製品の不安定を惹起す
る。
O2濃度計3と、循環ガス圧力計4と、排気
バルブCV2と、N2ガス供給バルブCV1とが、
制御ユニツトCUだけの最小の制御機器で制御
されているにもかかわらず、N2ガスの供給に
ともなつてガス圧力が設定値以外にはみ出すこ
ともなく、逆にガス圧力の設定値内において
は、O2濃度が設定値外にはみ出すこともなく
迅速な制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図:本発明方法を実施する装置のフローシ
ート図、第2図:本発明方法にON―OFF制御を
用いた場合の回路図、第3図:同じくON―OFF
制御と、調節弁を併用した場合の回路図、 (第1図)、H……ヒーター、SD……スプレー
ドライヤー、Cy……サイクロン、F……フイル
ター、C……コンデンサー、B……ブロワー、p
……原液ポンプ、s……抵抗用シヤツター、1…
…乾燥タンク、2……N2ガス供給バルブ、3…
…圧力計、4……酸素濃度計、CV1……N2ガス
供給バルブ、CV2……排気バルブ、(第2図)(第
3図)、PS……圧力スイツチ、NOT……NOTス
イツチ、AND……ANDスイツチ、TM……タイ
マー、O2……酸素濃度計、CU……制御ユニツ
ト、PD……圧力感知器、PID……PID設定器、
増幅器、圧力変換器等のコントロール機器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ガス循環式噴霧乾燥装置において、循環ガス
    経路内に循環ガス圧力計3、O2濃度計4、N2
    ス供給バルブCV1、排気バルブCV2を設け、ガス
    圧力計3、O2濃度計4の出力を制御ユニツトCU
    に入力積算して、N2ガス供給バルブCV1、排気
    バルブCV2に制御信号を送り、ガス圧力、O2
    度の予め定めた設定値に対し、 O2濃度高く、ガス圧力低いときは N2ガス供給バルブCV1………開 N2ガス排気バルブCV2………閉 O2濃度高く、ガス圧力高いときは N2ガス供給バルブCV1………開 N2ガス排気バルブCV2………開 O2濃度低く、ガス圧力高いときは、 N2ガス供給バルブCV1………閉 N2ガス排気バルブCV2………開 O2濃度低く、ガス圧力低いときは N2ガス供給バルブCV1………開 N2ガス排気バルブCV2………閉 となるとともに、 これらN2ガス供給バルブCV1、排気バルブ
    CV2はO2濃度、ガス圧力の大小によりN2ガスの
    供給量、排気量を制御する、 ことを特徴とする循環ガスの制御方法。
JP21510183A 1983-11-17 1983-11-17 ガス循環式噴霧乾燥装置における循環ガスの制御方法 Granted JPS60110301A (ja)

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JP21510183A JPS60110301A (ja) 1983-11-17 1983-11-17 ガス循環式噴霧乾燥装置における循環ガスの制御方法

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JPS60110301A JPS60110301A (ja) 1985-06-15
JPS6353842B2 true JPS6353842B2 (ja) 1988-10-25

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