JPS635365A - 光ビ−ム走査形プリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

〔産業上の利用分野〕 本発明は電子写真技術を利用した光ビーム走査形プリン
タに関し、特に光ビーム走査系と記録媒体駆動系の同期
制御に関する。

【従来の技術】

電子写真技術を利用した光ビーム走査形プリンタの代表
的なものとしてレーザビ−ｌ１プリンタを挙げることが
できろ。このレーザビームプリンタは、特開昭４９−８
４５１８号公報に記載されたように，その表面に光導電
層を有し回転可能に支持された感光ドラムと、この感光
ドラｌ１を回転させる駆動モータと、この駆動モータを
付勢して駆動力を発生させる付勢回路と、前記感光ドラ
ムの表面を帯電する帯電器と、記録すべき画像情報に従
って強度変調されたレーザビーｔ１を感光ドラｔ１回転
軸と平行方向に繰返し偏向する回転多面鏡を備え偏向ビ
ームによって、該感光ドラム表面を走査露光して電荷潜
像を形成する走査形露光系と、感光ドラｌ１の表面に形
成された前記電荷潜像を現像する現像器と、前記感光ド
ラム駆動モータと回転多面鏡の回転を同期させる同期装
置とを備えている。 前記同期装置は、感光ドラムの回転速度と回転多面鏡の
回転速度を一定の関係に保つことにより走査ピッチを一
定にして画像の均一性を保つものである。 〔発明が解決しようとする問題点〕 前記した公開公報は、前記同期′３Ａ！１！２のダ、体
例を開示していないが、回転多面鏡の回転を基準にし、
感光ドラム駆動用のモータにステツビングモータを用い
、回転多面錆が所定角回転する毎にステツピングモータ
を付勢して感光ドラｌ１を所定角回転させるようにする
ことが考えられる６ しかしながらステツビングモータは駆動力が間欠的に発
生するために、前記のようにすると、感光ドラムの回転
速度の脈動に起因して、走査線のピッチが不蔑則になり
画質向上の障害になることがわかった。しかもこのよう
な傾向は，駆動モータと感光ドラム軸を直結して直接駆
動方式とした場合に＠著に現われろ。 本発明の目的は，このような感光体の移動速度の脈動に
伴う走査線のピッチの不規則性を軽減し、記録画質の向
上をはかることにある。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、光ビームの走査位置が所定の位置にあるとき
に付勢手段によって感光体駆動手段を付勢するタイミン
グ信号を発生するタイミング回路を設けたことを特徴と
する。 〔作用〕 感ゲＧ体の移動速度の脈動は光ビームの走査と同期して
規則的に発生するので、走査線のピッチが規則的になる
。 〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を図を用いて説明する。 第１図において、ドラｌ１状に形成された素管上に光導
電層を設けた感光ドラム１の表面には公知であって図示
しない帯電手段、例えばコロナ放電等により電荷が付与
される。光ビーム発生手段４により画像情報に応じて変
調生成された光ビームは、電動機６により矢印Ｃの方向
に回転駆動される回転多而鏡５によって感光ドラム１の
表面をその回転軸と平行方向に走査するよう偏向されろ
。光ビｌｚは結像レンズ７および反射鏡８により感光ド
ラム１の表面に結像する。第１図において光ビームは実
線によって表示しており、矢印ｂの方向に走査が繰返さ
れる。光ビームの走査開始基準位置通過は光ビー１１検
出器９，検出回路１０により検出されろ。感光ドラム１
には、駆！＋！ＩＪ信号に対して所定の角度の回転を行
なういわゆるステツピングモータ２が連結され、該モー
タ２にはモータ駆１’ＪＪ回路３によりｇ動信号が印加
され，これにより感光ドラｂ　１は矢印ａの方向に回転
する。光ビーム検出回路１０の出力ｄは光ビーｌ、変調
開始の基準信号として使用し、同時にタイミング回路１
１に入力しここで所定時間ｔｌの遅延を付与した後にス
テツピングモータ２を付勢する出力を得るための駆動ト
リガ信号ｅとしてモータ駆動回路３に入力する。この遅
延時間ｔ１は、光ビームによる走査において画像情報の
記録が行なわれない（領域）において感光ドラＩｓ　１
の回転速度や脈動が最大となるよう設定する。 第１図においては光ビーム検出信号ｄの１パルスに対し
ステツピングモータ２のための駆動トリガ信号ｅを１パ
ルス生成するが、タイミング回路１１において光ビーム
検出信号ｄの１パルスに対しＮバルスの駆動トリガ信号
ｅを発生させ、ステッピングモータ２においてＮ回分の
角度の回転を行なわせてもよい。 第２図は、第１図の構成において，光ビームの検出信号
ｄから駆動トリガ信号ｅを生成するタイミングを示す閣
である。露光変調信号が発生している期間が画像情報記
録領賊の走査に相当している。そして前記タイミング回
路１１による遅延時間ｔ．　１を、前記画像情報記録領
賊走査終了直後ｔｚに駆動トリガ信号ｅが発生するよう
に設定すれば、ステツピングモータ２の駆動力による感
光ドラム回転速度および脈動の最大点は前の画像情報記
録領域走査終了から次の画像情報記録領域走査開始まで
の間に終り、従って次の画像情報記録領戦走査期間中の
感光ドラｌ１回転速度が安定する。 なお、感光体として可撓性を有するベルト状素材に光導
電層を設けたものを使用しても良い。また、感光ドラム
１の周囲には、いずれも公知である現像手段，転写手段
，クリーニング手段等が配設され，現像手段によって静
電潜像をトナー画像化し、転写手段により転写材上に可
視画像として転写する。 以上のように本実施例によれば、光ビームの走査位置検
出信号に同期させてステッピングモータ２を駆！ＰＩＩ
ｊするようにしたので、光ビームによる各走査に対する
感光ドラ！，　１の回転角は一定となり，走査線のピッ
チにむらが発生しない。しかも，ステツピングモータ２
は前の走査線における画像情報記録期間と次の走査線に
おける画像情報記録期間の間に付勢されて駆動力を発生
するので、感光ドラム１の回転速度の最大点と脈動の最
大点が画像記録期間以外で発生し、従って走査線の直線
性と傾きが改善される，これらにより、感光ドラム１の
脈動に伴う画質の低下が軽減され，従って感光ドラム］
をステツピングモータ２によって直接駆動する方式の採
用も可能となり、構成の簡易化と形状の小形化に有利で
ある。 更に、光ビーム検出器９をステッピングモータ制御のた
めの検呂器と、レーザビーム変調のための検出器に兼用
したことにより，検出機楕が簡易になる効果も得られる
。 〔発明の効果〕 以上のように本発明は、光ビームの走査位置が所定の位
置にあるときに付勢手段によって感光体駆動手段を付勢
するタイミング信号を発生するタイミング回路を設けた
ので、感光体の移動速度の脈動は光ビームの走査と同期
して規則的に発生し、従って走査線のピツチむらが軽減
して画質が向上する。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の一実施例を示すレーザービームプリン
タのブロック図、第２図は第１図の実施例においてビー
ム検出信号から駆動トリガ信号を得るタイミング図であ
る。 ■・・・感光ドラム、２・・ステッピングモータ、３・
・・モータ駆動回路、５・・・回転多面鏡、９・・・光
ビーム検出器、１１・・・タイミング回路。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、表面に光導電層を有し副走査方向に移動可能に支持
   された感光体と、この感光体を前記副走査方向に駆動す
   る駆動手段と、この駆動手段を間欠的に付勢して駆動力
   を発生させる付勢手段と、前記感光体表面を帯電する帯
   電手段と、帯電された感光体表面を記録すべき画像情報
   に従つて変調された光ビームで前記副走査方向と交差す
   る主走査方向に繰返し走査して該感光体表面に電荷潜像
   を形成する走査露光手段と、感光体表面の電荷潜像を現
   像する現像手段と、前記駆動手段と走査露光手段を同期
   させる同期手段とを備えた光ビーム走査形プリンタにお
   いて、前記同期手段は、前記光ビームの走査位置を検出
   する光ビーム検出器と、この光ビーム検出器の出力に応
   動し前記付勢手段によつて駆動手段を付勢するタイミン
   グ信号を発生するタイミング回路を備えたことを特徴と
   する光ビーム走査形プリンタ。 ２、特許請求の範囲第１項において、前記同期手段は、
   前記光ビーム走査開始側における画像情報記録領域外に
   設けられた光ビーム検出器と、該光ビーム検出器から出
   力された検出信号を後続する画像情報記録のあいだ遅延
   する遅延回路を備えたことを特徴とする光ビーム走査形
   プリンタ。 ３、特許請求の範囲第２項において、前記光ビーム検出
   器は光ビームを変調して画像情報を記録するための光ビ
   ーム検出器と兼用されることを特徴とする光ビーム走査
   形プリンタ。