JPS6112260B2 - - Google Patents

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JPS6112260B2
JPS6112260B2 JP51035734A JP3573476A JPS6112260B2 JP S6112260 B2 JPS6112260 B2 JP S6112260B2 JP 51035734 A JP51035734 A JP 51035734A JP 3573476 A JP3573476 A JP 3573476A JP S6112260 B2 JPS6112260 B2 JP S6112260B2
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JP
Japan
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laser
semiconductor laser
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elliptical
light spot
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JP51035734A
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JPS52119331A (en
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Koichi Sakugi
Takashi Kitamura
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPS52119331A publication Critical patent/JPS52119331A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はレーザ記録装置に係り、変調されたレ
ーザ光を、光走査して得られる変調光点によつて
記録を行なうに好適なレーザ記録装置に関する。
従来から、レーザ記録装置用レーザ光源には
He−Neレーザ、Arレーザ等が用いられ、レー
ザ・ビームの形状は点対称であり、記録媒体上に
形成される光点は円状であるために、人意的に非
対称光学系を入れるか、マスキングをしない限
り、走査方向のドツト間の間隙が狭くなつて分解
能の低下する欠点を有する。然るに、非対称光学
系は技術的に難しく高価であり、マスキングは光
量損失を伴うので装置の高速化が困難になつて実
用的でなく効率が悪い。
従つて、本発明の目的は上記従来技術の欠点を
なくし、分解能の高い記録を効率的に得られる様
な新規のレーザ記録装置を提供するにある。
更に詳細には、本発明は半導体レーザのレーザ
発光部が長方形状になつていることに着目して、
レーザ光源として半導体レーザを用い、記録媒体
上に長円状の光点を形成し、走査方向に短軸を合
致させることにより、光点間の間隙を大きくし、
分解能を向上させた新規レーザ記録装置を提供す
るものである。
本発明を更に詳細に、電子写真記録材料を用い
た半導体レーザ記録装置を例にとつて説明する。
第1図は本発明の一実施例に係るレーザ記録装
置の概略構成図である。半導体レーザ101は駆
動回路102によつて変調されたレーザ光103
を発生するが、このレーザ光103は結像レンズ
系104に達する。なお、この半導体レーザ10
1の駆動電流対レーザ出力曲線を第2図に示す。
同図中、ITHはレーザ発振スレツシヨルド電流値
を示す。駆動回路102から電流波形201の如
き電流変調信号120を半導体レーザ101に与
えると、レーザ出力としては、出力波形202に
見る様に出力パワーが増減されたものが得られ
る。結像レンズ系104を通過したレーザ光は円
周上に鏡面を1個乃至複数個配した多面体回転鏡
105に入射する。この多面体回転鏡105は高
精度軸受、例えば空気軸受に支えられた軸に取り
付けられ、定速回転のモータ106によつて回転
駆動される。なお、このモータ106としては、
ヒステリシスシンクロナスモータやDCサーボモ
ータ等の定速回転精度に優れたモータが用いられ
る。前記多面体回転鏡105に入射したレーザ光
は、鏡面で反射され水平に掃引される。
かくして掃引されたレーザ・ビーム112は結
像レンズ系104の作用でその結像面である感光
ドラム108上に結像される。従つて、ドラム1
08上には半導体レーザ101の長方形状発光面
が結像されるが、その際に長円形状結像光点の短
軸方向と回転多面鏡105の走査方向が一致する
様に半導体レーザ101の発光面を予め設定する
必要がある。
なお、第3図aは一般の半導体レーザ101の
発光面302よりのレーザ光103の拡り方を示
したものである。また、同図bはそのときの光軸
301に対する拡り角度θx,θyをパラメータ
としたときの、レーザ光の強度分布を示すもので
ある。
かくして、ドラム108上に結像された光点
は、第4図に示す如く、走査方向402に対し
て、その短軸方向の一致した長円状の光点403
となるものである。
図に示されるように回転多面鏡105によるレ
ーザ光の走査方向402はドラム108の母線方
向、換言すればドラム108の回転移動方向と垂
直な方向、に略一致している。
ドラム108上を走査されるレーザ光112
は、レーザ光113の位置に達したときに、ミラ
ー114を介して光検出器118に出力信号を発
生する。このタイミングと同期させて半導体レー
ザ駆動回路102を駆動する様にする。かかる構
成により、多面体回転鏡105の各反射面の分割
精度の誤差及び回転むらによる水平方向の信号の
同期ずれを大巾に軽減でき、質のよい画像を得ら
れると共に多面体回転鏡105及び駆動モータ1
06に要求される精度の許容範囲が大きくなり、
より安価な構成とすることができる。
以上述べた如くして、変調偏向されたレーザ・
ビーム112は感光ドラム108上に照射され、
電子写真処理プロセスにより顕像化された後、普
通紙111に転写定着され、ハードコピーとして
出力される。
本実施例に適用される電子写真プロセスの一例
として本出願人の特公昭42−23910号公報に記載
の如き構成が採られる。即ち、第5図に示す如く
導電性支持体、光導電性層及び絶縁を基本構成体
とする感光ドラム108の絶縁層表面を、第1の
コロナ帯電器509により予め正又は負に一様に
帯電し、光導電性層と絶縁層の界面若しくは、光
導電性層内部に前記帯電極性と逆極性の電荷を捕
獲せしめ、次に前記被帯電絶縁層表面に前記レー
ザ・ビーム112を照射すると同時に、交流コロ
ナ放電器510による交流コロナ放電を当て、前
記レーザ・ビーム112の明暗のパターンに従つ
て生ずる表面電位の差によるパターンを前記絶縁
層表面上に形成し、前記絶縁層表面全面を一様に
露光し、コントラストの高い静電像を前記絶縁層
表面上に形成し、更には前記静電像を荷電着色粒
子を主体とする現像剤にて現像装置513により
現像して可視化した後、紙等の転写材111に前
記可視像を内部若しくは外部電荷を利用して転写
し、次に赤外線ランプ、熱板等による定着手段5
15によつて転写像を定着して電子写真プリント
像を得、一方転写が行なわれた後前記絶縁層表面
をクリーニング装置516によりクリーニングし
て残存する荷電粒子を除去し、前記感光ドラム1
08を繰り返し使用するものである。
なお、514は転写用コロナ放電器、517は
ポストコロナ放電器である。
以上、述べた如き構成に於て、以下にその効果
を説明する。
結像光点403が長円状であることによつて
種々の利点が生まれる。今、半導体レーザ101
を第6図示の電流波形601で駆動する場合を考
える。このとき、ドラム108上には長円状光点
602が結像され、走査方向に移動することによ
つて、走査方向についても、これと垂直な方向に
ついても、空間的露光量変化(尚、ある一点での
露光量は、レーザ光の走査にともなつてその点を
通過するレーザ光線全ての強度の和に対応する)
を生じるが、感光ドラム108上の走査線402
方向のA,Bラインでの露光量変化は各各、60
3,604に示す如くなる。従つて、電子写真プ
ロセスによつて露光量がスレツシヨルド露光量よ
り大きい部分は顕像化され、普通紙に転写定着さ
れ普通紙上に605に示す像が得られる。
一方、第7図には円形光点による像記録例を示
すが、この場合の電流波形601に対する円形光
点702の移動による空間的露光量変化は、A,
B各ラインで各各703,704に示す通りであ
り、従つて普通紙上に転写定着される像は705
に示す如くなる。
従つて、長円状光点による記録と円形光点によ
る記録を比較すると第8図に示す通りであつて、
同図aに示す如き電流波形に対して、円形光点の
場合同図cに示す如き記録が行なわれるのに対し
て、長円状光点の場合同図bに示す如き記録が行
なわれることとなる。即ち、長円状光点による記
録では、比較的原電流波形に忠実な記録が行なわ
れ、各像間の間隔804も十分にとれているのに
対し、円形光点による記録では、原電流波形に対
して大巾な差があり、各像間の間隔804も十分
ではなくなる。
そのため、例えば文字「田」を記録する場合を
考えるに、円形光点の場合、第9図aに示す如き
文字像901が得られることとなり、間隔903
が十分にとれておらず、文字の識別が困難であ
り、微小なサイズの文字に至つては判読不能とい
う状態に陥つてしまうのに対して、長円状光点の
場合、第9図bに示す如き文字像901が得られ
るため、間隔903も十分にとれており、極めて
明瞭な記録を得ることが可能となり、また微小な
サイズの文字も記録できる様になるという利点を
有する。
また、変調巾、即ち変調時間が短かい場合の変
調にあつては、走査方向の像の長さは短かくなる
が、或る程度以上短かくすると走査方向と垂直の
方向、即ち感光ドラムの移動方向についての長さ
まで変化することとなる。即ち、第10図aに示
す如く、変調巾をT1からT2まで短かくした場
合、円形光点の場合、露光量変化は同図bに示す
如く92から90に変化し、従つて得られる像も
98から99へと、垂直方向の巾まで短かくなつ
てしまうものである。即ち、変調巾がごく短い場
合は、スレツシヨルド露光量以上となる露光量分
布の巾(第10図bの紙面に垂直な方向に関す
る)が、十分に拡大できない走査距離で露光が停
止する為、第10図cの像99のように走査方向
と垂直な方向についての像幅も細つてしまうので
ある。これに対して、長円状光点の場合、その露
光量変化は同図dに示す如く96から94に変化
し、従つて得られる像も88から86へと変化す
るが、このとき、像の垂直方向の長さはほとんど
変化しない。従つて、感光ドラムの移動方向につ
いて画像点の間隔が開かない様に記録するために
は、円形光点では変調周波数が低い、即ち走査方
向の分解能が低いという欠点を有するのに対し
て、長円形状ドツトでは変調周波数が同じでも走
査方向の分解能を高くすることができる利点を有
する。
なお、第1図示実施例に於ては、半導体レーザ
101の発光面をドラム108上に結像するレン
ズ系104を半導体レーザ101と回転多面体鏡
105の間に配したが、第11図に示す如く回転
多面体鏡105とドラム108の間に介在させて
もよい。この様な構成によれば、結像面を平面化
し易いという利点がある。また、第12図に示す
如く、2群レンズ104−1,104−2にし
て、半導体レーザ101と回転多面体鏡105と
の間に第1群104−1を、回転多面体鏡105
とドラム108の間に第2群104−2を置いて
もよい。このとき、第1群104−1を変えるこ
とにより倍率を自由に変えられる利点があり、又
第1レンズ群104−1をコリメートレンズとし
て、第2レンズ群104−2を結像レンズとすれ
ば、反射光学系の精度をそれ程高くする必要がな
くなり、製造にかかる負担が少なくなるという利
点をも有するものである。
第13図は回転多面体鏡105の代りにガルバ
ノメータ115を用いた場合を例示するもので、
半導体レーザ101からの変調レーザ光は結像レ
ンズ系104からガルバノメータ115を介して
ドラム108上に結像走査される。その動作につ
いては第1図示構成と同じである。
以上、述べた如く、本発明の特徴とするところ
は、長円状断面を有する半導体レーザをレーザ光
源として、感光ドラム上に、長円状断面の短軸方
向が走査方向に一致する様に結像させることによ
り、極めて分解能の高い、また効率のよい記録を
可能ならしめた新規のレーザ記録装置にある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るレーザ記録装
置の概略構成図、第2図は半導体レーザの入出力
特性図、第3図は半導体レーザの出力特性の説明
図、第4図はドラム上の長円状光点の結像状態を
示す斜視図、第5図は第1図示構成の現像プロセ
スを説明するための断面図、第6,7,8,9,
10図は本発明の実施による効果の説明図、第1
1,12,13図は第1図示構成の変形例を示す
概略構成図である。 101……半導体レーザ、102……駆動回
路、104……結像レンズ系、105……回転多
面体鏡、108……ドラム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 可動電子写真感光体と、情報信号に応じて出
    力を変調され、長円形状レーザ光を発射する半導
    体レーザと、この半導体レーザよりのレーザ光を
    可動電子写真感光体に結像する結像手段と、上記
    レーザ光を可動電子写真感光体の移動方向と略垂
    直な方向に走査する光学走査手段とを備え、半導
    体レーザが発射した長円形状レーザ光による長円
    形状結像光点の短軸方向と上記光学走査手段によ
    る走査方向が一致するように上記半導体レーザを
    配置したことを特徴とするレーザ記録装置。
JP3573476A 1976-03-31 1976-03-31 Laser recording device Granted JPS52119331A (en)

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JPS52119331A JPS52119331A (en) 1977-10-06
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