JPS63520Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS63520Y2 JPS63520Y2 JP1980024338U JP2433880U JPS63520Y2 JP S63520 Y2 JPS63520 Y2 JP S63520Y2 JP 1980024338 U JP1980024338 U JP 1980024338U JP 2433880 U JP2433880 U JP 2433880U JP S63520 Y2 JPS63520 Y2 JP S63520Y2
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- JP
- Japan
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- sound
- insulating material
- body panel
- shape
- insulator
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 9
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Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
《考案の分野》
この考案は、インシユレーターダツシユの改良
に関する。
に関する。
《従来技術とその問題点》
通常、インシユレーターダツシユはエンジンル
ームからのエンジンの振動や騒音を車室内に伝播
しないように、エンジンルームと車室内とを区画
するボデイパネルの車室内側面に取付けられるも
ので、その構成は、厚手のフエルト、ウレタンフ
オーム等の多孔質材料からなる吸音材表面に、ゴ
ム、PVCシート等の遮音材を貼着した積層体か
らなり、ボデイパネルの床面形状に沿つて成形及
びトリム加工されて構成されている。
ームからのエンジンの振動や騒音を車室内に伝播
しないように、エンジンルームと車室内とを区画
するボデイパネルの車室内側面に取付けられるも
ので、その構成は、厚手のフエルト、ウレタンフ
オーム等の多孔質材料からなる吸音材表面に、ゴ
ム、PVCシート等の遮音材を貼着した積層体か
らなり、ボデイパネルの床面形状に沿つて成形及
びトリム加工されて構成されている。
そして、この種インシユレーターダツシユをボ
デイパネルの床面に取付けるには、作業の便宜
上、上記インシユレーターダツシユの外周寸法
は、床面の寸法よりも若干小さく設定されてい
る。
デイパネルの床面に取付けるには、作業の便宜
上、上記インシユレーターダツシユの外周寸法
は、床面の寸法よりも若干小さく設定されてい
る。
しかしながら、上記寸法差のため、ボデイパネ
ルの床面の周縁部近傍は、インシユレーターダツ
シユによつて被覆されず、パネルが露出した状態
であり、満足な防音効果が得られず、車室内の静
粛性を阻害する大きな要因となつていた。
ルの床面の周縁部近傍は、インシユレーターダツ
シユによつて被覆されず、パネルが露出した状態
であり、満足な防音効果が得られず、車室内の静
粛性を阻害する大きな要因となつていた。
《考案の目的》
この考案は、上述の事情に鑑みてなされたもの
で、本考案の目的とするところは、遮音性の向上
を図るとともに、その取付作業性をも良好なもの
にしたインシユレーターダツシユを提供すること
にある。
で、本考案の目的とするところは、遮音性の向上
を図るとともに、その取付作業性をも良好なもの
にしたインシユレーターダツシユを提供すること
にある。
《考案の構成と効果》
上記目的を達成するために、本考案は、ボデイ
パネルの床面形状に合わせてトリムされた吸音材
上に、可撓性に富む遮音材を一体的に積層貼着し
たインシユレーターダツシユにおいて、 上記遮音材は吸音材の外周よりも大きくトリム
カツトされているとともに、該遮音材の周縁部形
状が鋸歯状、あるいは切込み状に設定されている
ことにより、ボデイパネルの側壁面に対する上記
遮音材の周縁部の撓曲性を付与するようにしたこ
とを特徴とする。
パネルの床面形状に合わせてトリムされた吸音材
上に、可撓性に富む遮音材を一体的に積層貼着し
たインシユレーターダツシユにおいて、 上記遮音材は吸音材の外周よりも大きくトリム
カツトされているとともに、該遮音材の周縁部形
状が鋸歯状、あるいは切込み状に設定されている
ことにより、ボデイパネルの側壁面に対する上記
遮音材の周縁部の撓曲性を付与するようにしたこ
とを特徴とする。
すなわち、前記構成によれば、遮音材は吸音材
の外周よりも大きくトリムカツトされているた
め、ボデイパネルを確実にシールしているので、
エンジンルームからの振動や騒音が車室内に伝播
するのを可及的に防止でき、車室内の静粛性を著
しく向上する効果がある。
の外周よりも大きくトリムカツトされているた
め、ボデイパネルを確実にシールしているので、
エンジンルームからの振動や騒音が車室内に伝播
するのを可及的に防止でき、車室内の静粛性を著
しく向上する効果がある。
更に、遮音材の周縁部形状が鋸歯形状、あるい
は切込み状に設定されているため、この周縁部端
末の可撓性が著しく増大し、例えば床面から垂直
に立ち上がつている側壁面に対しても、パネル面
に沿つて容易に撓曲し、インシユレーターダツシ
ユをボデイパネルに取付ける際の作業性が著しく
向上する効果もある。
は切込み状に設定されているため、この周縁部端
末の可撓性が著しく増大し、例えば床面から垂直
に立ち上がつている側壁面に対しても、パネル面
に沿つて容易に撓曲し、インシユレーターダツシ
ユをボデイパネルに取付ける際の作業性が著しく
向上する効果もある。
《実施例の説明》
以下、本考案に係るインシユレーターダツシユ
の一実施例を添付図面を参照して詳細に説明す
る。
の一実施例を添付図面を参照して詳細に説明す
る。
図中、符号１はインシユレーターダツシユを示
し、ウレタン樹脂発泡体、厚手フエルト等の多孔
質材料からなる吸音材２の表面に、ウレタンエラ
ストマ、PVCシート等の可撓性にとむ弾性材料
からなる遮音材３を一体的に積層貼着したもので
あり、上記吸音材２はボデイパネル４の床面４ａ
の形状に沿つて成形され、床面４ａの外周寸法よ
りも若干小さくトリムカツトされている。
し、ウレタン樹脂発泡体、厚手フエルト等の多孔
質材料からなる吸音材２の表面に、ウレタンエラ
ストマ、PVCシート等の可撓性にとむ弾性材料
からなる遮音材３を一体的に積層貼着したもので
あり、上記吸音材２はボデイパネル４の床面４ａ
の形状に沿つて成形され、床面４ａの外周寸法よ
りも若干小さくトリムカツトされている。
一方、遮音材３は上記吸音材２の外周形状、及
びボデイパネル４の床面４ａの外周寸法より大き
くトリムカツトされており、この遮音材３の周縁
部のうち、側縁端末は鋸歯形状の可撓部３ａに設
定されている。
びボデイパネル４の床面４ａの外周寸法より大き
くトリムカツトされており、この遮音材３の周縁
部のうち、側縁端末は鋸歯形状の可撓部３ａに設
定されている。
従つて、上述の構成のインシユレーターダツシ
ユ１を第２図に示すようにボデイパネル４に取付
けた場合、吸音材２の縁端部とボデイパネル４の
側壁面４ｂの立ち上がり部との間でわずかな間隙
が生じるが、吸音材２上面の遮音材３周縁部のう
ち可撓部３ａがこの間隙を塞ぐように側壁面４ｂ
に容易に撓曲する。よつて、この間隙を通じてエ
ンジンルーム側から車室内に伝播する騒音を確実
に防止することができ、遮音性が著しく向上する
とともに、ボデイパネル４の側壁面４ｂに遮音材
３の可撓部３ａが容易に追従するため、インシユ
レーターダツシユ１の取付作業性も極めて良好な
ものとなる。
ユ１を第２図に示すようにボデイパネル４に取付
けた場合、吸音材２の縁端部とボデイパネル４の
側壁面４ｂの立ち上がり部との間でわずかな間隙
が生じるが、吸音材２上面の遮音材３周縁部のう
ち可撓部３ａがこの間隙を塞ぐように側壁面４ｂ
に容易に撓曲する。よつて、この間隙を通じてエ
ンジンルーム側から車室内に伝播する騒音を確実
に防止することができ、遮音性が著しく向上する
とともに、ボデイパネル４の側壁面４ｂに遮音材
３の可撓部３ａが容易に追従するため、インシユ
レーターダツシユ１の取付作業性も極めて良好な
ものとなる。
次に、第３図に示すように、遮音材３の可撓部
３ａとして、遮音材３の側縁端末に切込み状の加
工が施されていても、上述実施例と同様の効果が
得られる。
３ａとして、遮音材３の側縁端末に切込み状の加
工が施されていても、上述実施例と同様の効果が
得られる。
なお、参考までにインシユレーターダツシユ１
の製法の具体例を説明すれば、まず厚手フエルト
等の吸音材２とPVCシート等の遮音材３を各々
の所望寸法に別々にトリミング加工した後、両者
を積層させ、接着剤等を介して貼合せた後、熱圧
成形によりボデイパネル４の床面形状に合致する
曲面形状に成形すればよい。
の製法の具体例を説明すれば、まず厚手フエルト
等の吸音材２とPVCシート等の遮音材３を各々
の所望寸法に別々にトリミング加工した後、両者
を積層させ、接着剤等を介して貼合せた後、熱圧
成形によりボデイパネル４の床面形状に合致する
曲面形状に成形すればよい。
第１図は本考案に係るインシユレーターダツシ
ユを示す斜視図、第２図は同インシユレーターダ
ツシユのボデイパネルへの取付状態を示す断面
図、第３図は本考案に係るインシユレーターダツ
シユの別実施例を示す要部斜視図である。 １……インシユレーターダツシユ、２……吸音
材、３……遮音材、３ａ……可撓部、４……ボデ
イパネル、４ａ……床面、４ｂ……側壁面。
ユを示す斜視図、第２図は同インシユレーターダ
ツシユのボデイパネルへの取付状態を示す断面
図、第３図は本考案に係るインシユレーターダツ
シユの別実施例を示す要部斜視図である。 １……インシユレーターダツシユ、２……吸音
材、３……遮音材、３ａ……可撓部、４……ボデ
イパネル、４ａ……床面、４ｂ……側壁面。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ボデイパネルの床面形状に合わせてトリムされ
た吸音材上に、可撓性に富む遮音材を一体的に積
層貼着したインシユレーターダツシユにおいて、 上記遮音材は吸音材の外周よりも大きくトリム
カツトされているとともに、該遮音材の周縁部形
状が鋸歯状、あるいは切込み状に設定されている
ことにより、ボデイパネルの側壁面に対する上記
遮音材の周縁部の撓曲性を付与するようにしたこ
とを特徴とするインシユレーターダツシユ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980024338U JPS63520Y2 (ja) | 1980-02-28 | 1980-02-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980024338U JPS63520Y2 (ja) | 1980-02-28 | 1980-02-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56127063U JPS56127063U (ja) | 1981-09-28 |
| JPS63520Y2 true JPS63520Y2 (ja) | 1988-01-07 |
Family
ID=29620423
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980024338U Expired JPS63520Y2 (ja) | 1980-02-28 | 1980-02-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63520Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6714653B2 (ja) * | 2018-08-02 | 2020-06-24 | 本田技研工業株式会社 | 車両前部構造 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5522292B2 (ja) * | 1975-12-22 | 1980-06-16 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5623148Y2 (ja) * | 1977-04-05 | 1981-05-30 | ||
| JPS5639714Y2 (ja) * | 1978-08-02 | 1981-09-16 | ||
| JPS55161769U (ja) * | 1979-05-10 | 1980-11-20 |
-
1980
- 1980-02-28 JP JP1980024338U patent/JPS63520Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5522292B2 (ja) * | 1975-12-22 | 1980-06-16 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56127063U (ja) | 1981-09-28 |
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