JPS6351974B2 - - Google Patents

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JPS6351974B2
JPS6351974B2 JP62200852A JP20085287A JPS6351974B2 JP S6351974 B2 JPS6351974 B2 JP S6351974B2 JP 62200852 A JP62200852 A JP 62200852A JP 20085287 A JP20085287 A JP 20085287A JP S6351974 B2 JPS6351974 B2 JP S6351974B2
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acid
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Takashi Takahata
Ichiro Pponma
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Ishihara Sangyo Kaisha Ltd
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Ishihara Sangyo Kaisha Ltd
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【発明の詳細な説明】 本発明は、粒子表面にケイ素及び(又は)アル
ミニウムの酸化物を存在させた微粉末二酸化チタ
ン組成物に関する。
大部分の粒子の大きさが0.1μ以下の微細な二酸
化チタン粉末が、普通粒径0.15〜0.5μの顔料級二
酸化チタンとは異つた性質を示すことは既に知ら
れている。このものは、例えば樹脂の膜或は成型
物に配合されたときに可視光線を透過させ、他の
顔料、染料の色相に影響しない一方、紫外線を遮
蔽して紫外線によつて変色、変質する物質を保護
する。
しかしながら、このような微細な二酸化チタン
粉末は、製造が容易でなく、また分散媒樹脂との
混和時の分散性や製品中で分散媒樹脂を酸化、劣
化させる性質などに問題があり、工業的容易に安
定な製造ができる改良品の出現が望まれている。
本発明は、実質的に0.01〜0.1μの範囲内の大き
さの微細な二酸化チタンの粒子表面をケイ素及び
(又は)アルミニウムの酸化物で処理した新規な
二酸化チタン組成物に係る。
本発明の組成物は、粒子表面に前記酸化物を存
在させないものに比べて、樹脂中に分散、含有さ
せたときの透明性や紫外線遮蔽性において勝ると
も劣らず、その上一層優れた分散性を有し、かつ
分散媒樹脂の劣化を招くことが少い。
すなわち、本発明は、粒子表面にケイ素及び
(又は)アルミニウムの酸化物を存在させた微粉
末二酸化チタンであつて、該二酸化チタンの粒子
はその80%以上が0.01〜0.1μの範囲内の大きさで
あり、該ケイ素及びアルミニウムの酸化物の量が
それぞれSiO2及びAl2O3に換算して1〜20重量%
(TiO2基準)であり、樹脂の膜或は成型物に配合
されたときに透明性と紫外線遮蔽性をもたらすこ
とを特徴とする、微粉末二酸化チタン組成物であ
る。
一般に二酸化チタンの結晶形には大別してルチ
ル型とアナターゼ型があるが、本発明組成物にお
いては、ルチル型、アナターゼ型或は両型の混合
物のいずれでもよい。二酸化チタンの粒径は、そ
の粒子の80%以上が0.01〜0.1μ、更に望ましくは
0.01〜0.05μの範囲内の大きさの微粉末状のもの
である。可視光線に対する透過性を向上させるた
めには粒径を小さくすればよいが、小さくしすぎ
ると二酸化チタンの表面活性が強くなつたり、紫
外線をも透過させるようになり好ましくない。一
方、紫外線遮蔽性は、紫外線に対する光吸収能と
光散乱能に負うが、光散乱能を多くするために粒
径を大きくすると可視光線の光散乱能も増大して
透明性を損なうことになる。上記の粒径範囲の二
酸化チタンは、樹脂等に分散させた場合、充分な
透明性及び紫外線遮蔽性を有する。
本発明組成物は前記のように二酸化チタンの粒
子表面に特定の酸化物を存在させたものであり、
これらの酸化物を連続膜で被覆したものが望まし
いが、不連続膜で被覆したものであつてもよく、
また表面に付着したものであつてもよい。この特
定の酸化物の表面処理はケイ素或はアルミニウム
酸化物のそれぞれ単独の場合とケイ素及びアルミ
ニウムの酸化物の場合とがある。このケイ素及び
アルミニウムの酸化物の表面処理の場合、ケイ素
酸化物を処理してからアルミニウム酸化物を処理
するのがよいが、ケイ素及びアルミニウムの酸化
物を混合した、例えばアルミニウムシリケートの
処理であつてもよい。またケイ素及びアルミニウ
ム酸化物に加えて、例えばチタン酸化物、亜鉛酸
化物などをさらに粒子表面に存在させてもよい。
二酸化チタンの粒子表面に存在させる酸化物は
水和酸化物を乾燥したものであることから、一部
又は全部が水和酸化物である場合を含み、ケイ素
及びアルミニウムの酸化物の量はそれぞれSiO2
及びAl2O3に換算して1〜20重量%(TiO2基準)、
望ましくは2〜10重量%(TiO2基準)である。
この量が前記範囲より少なすぎると、例えばこの
ものを樹脂等に分散させた場合分散媒樹脂の変
色、劣化を生ずる。またこの量が多すぎると紫外
線遮蔽性が低下するので不利である。
本発明組成物は樹脂等に対して普通1〜20重量
%(樹脂等固形分基準)を混和して、実質的に透
明でかつ紫外線を遮蔽する。混和量が上記範囲よ
り少ない場合は充分な紫外線遮蔽性が得られず、
多すぎると透明性を損ねるほか種々の不利を招
く。
このように、本発明組成物は樹脂等に分散しや
すく、得られた製品は充分な透明性及び紫外線遮
蔽性を有し、また分散媒樹脂は変色、劣化を生じ
にくい。従つて、本発明組成物を透明な包装材
料、塗料、インクなどに配合すると、充分な透明
性を保つことができ、また包装材料、塗料、イン
クなどに着色剤が配合されている場合はその色相
に影響を与えることがなく、これらのものを食
品、薬品などの包装資材として使用すると、この
食品、薬品などの紫外線による鮮度低下、変質を
防ぐことができる。そのほか充填材、粘度調節材
などの用途にも用いることができる。
次に、本発明組成物の製造法の一例である液相
法について説明する。この製法においては、まず
チタンの塩酸々性水溶液、チタンの硫酸々性水溶
液などのチタンの酸性水溶液から非凝集チタン酸
を得る。非凝集チタン酸は、非凝集メタチタン酸
である。これを得る方法としては、チタンの硫
酸々性水溶液を加熱加水分解して生成する凝集沈
澱を洗浄、解膠して非凝集メタチタン酸を得る方
法及びチタンの塩酸々性水溶液を加熱加水分解
し、洗浄、解膠して非凝集メタチタン酸を得る方
法がある。
本発明組成物の製法は、具体的に次のような態
様をとる。
「加熱加水分解工程」→「解膠工程」→「焼成
工程」→「沈着工程」 この製法について、各工程毎に説明する。
「加熱加水分解工程」は、チタンの酸性水溶液
を加熱加水分解する工程である。
この加熱加水分解は、常法に従つて、チタンの
酸性水溶液に種晶を添加し、沸点付近の温度(普
通110℃付近)に数時間加熱する。ここで得られ
る凝集沈殿は、粒径0.01μ程度のメタチタン酸の
1次粒子が多数集合した凝集物として得られ、こ
のものをこのまま乾燥すると粒径0.1μ以上の顔料
級の二酸化チタンが生成し、本発明の目的とする
微粉末状のものは得られない。従つて次の「解膠
工程」を必要とする。
このように上記の加熱加水分解による凝集沈殿
は、解膠し易いものであることが望ましいので、
加熱加水分解の条件としては、沈殿の生成がなる
べく急速にかつ完全に進行する条件が好ましく、
例えば、種晶を添加すること、加水分解母液とし
てのチタン塩水溶液の酸性度を低くすること、反
応温度を高くすること、反応速度が小さくなつた
とき反応を停止することなどが有効である。
「解膠処理」は、凝集沈殿(凝集メタチタン
酸)を洗浄、解膠して非凝集メタチタン酸を得る
る工程である。チタンの硫酸々性水溶液から得ら
れた凝集沈殿の場合、一つの方法として、この凝
集沈殿を洗浄した後スラリー状とし、アンモニア
水などのアルカリで中和し瀘過、水洗して、内部
に残存している硫酸根を除去し、その後塩酸、硝
酸、トリクロル酢酸などの強酸性一塩基酸を加え
て、PH3以下、望ましくはPH1〜1.5にして解膠
処理を行なう。硫酸根をできるだけ除いた後湿式
粉砕してほゞ同じ状態にすることもできる。別の
方法として、前記の脱硫酸根処理を行なうことな
く、凝集沈殿に、硫酸根と反応して不溶性の硫酸
塩を形成すると同時に一価の酸を形成するような
塩、例えば塩化バリウムを添加して解膠処理する
こともできる。
チタンの塩酸々性水溶液から得られた凝集沈殿
の場合は、濾過して十分に洗浄して共存塩を除去
し、PH3以下、好ましくは1〜1.5に調整すれば
容易に解膠する。
解膠処理した後のメタチタン酸は、そのまま乾
燥してもよいが、アンモニア水などで一旦中和
し、濾過、水洗した後乾燥するのがよい。このよ
うにして、実質的に0.1μ以上の粒子を含まない微
粉末とすることができる。
「焼成工程」は、非凝集メタチタン酸を、粒子
の80%以上が0.01〜0.1μの範囲内の大きさの微粉
末二酸化チタンとするために150〜700℃の温度で
焼成する工程である。焼成温度が低すぎる場合
は、品質が不安定になつたり、残存水分の量が多
くなつて、例えば樹脂中に分散させ塗膜を形成さ
せた場合にピンホールをつくつたりするなど望ま
しくない影響を与える。一方、高すぎる温度で焼
成すると二酸化チタン粒子同志が固着或は焼結し
て0.1μ以上の粗大粒子を生じ、本発明の目的とと
する微粉末二酸化チタンが得られなくなる。
「沈着工程」は、前記工程で得られた非凝集メ
タチタン酸をそのまま前記の「焼成工程」を経て
得られた二酸化チタンを水中に分散させて水性ス
ラリーとし、これらの二酸化チタンの粒子表面
に、ケイ素及び(又は)アルミニウムの水和酸化
物を特定量沈着させる工程である。ケイ素の水和
酸化物を沈着させる場合、例えば前記二酸化チタ
ンを100〜500g/、望ましくは250〜400g/
(TiO2として)の濃度となるよう水中に分散させ
て、水性スラリーとし、これにケイ酸ナトリウム
などの水溶性ケイ酸アルカリ金属塩を加えて前記
二酸化チタンをよく分散させた後、硫酸、硝酸、
塩酸、酢酸等の酸を加えて中和し、前記二酸化チ
タンの粒子表面にケイ素の水和酸化物を沈着させ
る。アルミニウムの水和酸化物を沈着させる場合
は、例えば前記と同様に調製した水性スラリーに
アルミン酸ナトリウムさらに必要に応じて分散剤
を加えて前記二酸化チタンをよく分散させた後前
記の酸で中和し、アルミニウムの水和酸化物を沈
着させる。また、ケイ素とアルミニウムとの水和
酸化物を沈着させる場合は、普通次の二通りの方
法がある。一つの方法は前記と同様に調製した水
性スラリーにケイ酸ソーダなどの水溶性ケイ酸ア
ルカリ金属塩を加え、二酸化チタンをよく分散さ
せた後、硫酸アルミニウム、塩化アルミニウムな
どの酸性の水溶性アルミニウム化合物を加えて中
和し、二酸化チタンの粒子表面に特定量のケイ素
及びアルミニウムの水和酸化物或はその複合物を
沈着させる。もう一つの方法は、前記と同様に調
製した水性スラリーにアルカリなどを加えてPHを
10前後に調整し、二酸化チタンをよく分散させた
後、ケイ酸ソーダなどの水溶性ケイ酸アルカリ金
属塩を加え、次に前記したような酸で中和して二
酸化チタン粒子表面に特定量のケイ素の水和酸化
物を沈着した後、アルミン酸ナトリウムなどの水
溶性アルミニウム化合物を加え、さらに前記した
ような酸で中和して特定量のアルミニウムの水和
酸化物を沈着させる。
なお、沈着処理の後100℃以上の温度で沈着し
た水和酸化物を乾燥する。このようにして得られ
た乾燥品は、公知の仕上げ粉砕方法によつて、仕
上げ粉砕される。
次に本発明の実施例を記載する。
実施例 1 イルメナイトを硫酸と反応させ、得られる硫酸
チタン溶液を加熱加水分解して生成させた凝集メ
タチタン酸をTiO230重量%の水性スラリーとし、
このスラリーをアンモニア水でPH7に中和し、そ
の後濾過、洗浄して塩酸根を除去した。得られた
ケーキに35%塩酸を加えてPH1.5とし解膠処理を
行つた後、アンモニア水でPH7に中和、これを濾
過、洗浄して110℃で乾燥した。この乾燥品を400
℃で2時間焼成して0.01〜0.03μの粒径の微粉末
二酸化チタンを得た。
この微粉末100gをTiO220重量%の水性スラリ
ーとし、この中にTiO2重量基準でSiO2として5
重量%に相当するSiO2100g/含有ケイ酸ソー
ダ溶液(SiO2/Na2Oモル比0.5)5.0mlを添加し
て二酸化チタンを分散させ、クイツクミル中で1
時間湿式粉砕した。その後この分散スラリーに
TiO2重量基準でAl2O3として3重量%に相当する
Al2O350g/の硫酸アルミニウム溶液60mlを添
加し中和して微粉末の表面に水和酸化物を沈着さ
せ、この微粉末を瀘過、洗浄して110℃で乾燥し、
この乾燥物をサンプルミルで粉砕した。得られた
微粉末二酸化チタン組成物は、0.01〜0.03μの粒
径のものであつた。この組成物を透明ラツカー
(ニトロセルローズをトルエンなどの溶剤に溶解
させたもの)にTiO2として10重量%(樹脂等固
形分基準)混入し、透明塗料を得た。この塗料を
ガラス板に10ミルのドクターブレードで塗布し、
乾燥して見かけ上透明な塗膜を形成させた。この
塗膜を有するガラス板の可視光線(550mμ)及び
紫外線(320mμ)透過率を島津ダブルビーム分光
光度計UV―200(島津製作所製)によつて測定し
た。このそれぞれの値は、27%及び0%であつ
た。ここで使用したガラス板の透過率のそれぞれ
の値は85%及び15%であつた。また、この塗膜を
有するガラス板を1週間放置したが塗膜は実質的
に変色しなかつた。
実施例 2 前記の実施例1の400℃焼成二酸化チタン100g
をTiO220重量%の水性スラリーとし、この中に
TiO2重量基準でSiO2として5重量%に相当する
SiO2100g/含有ケイ酸ソーダ溶液(SiO2
Na2Oモル比0.5)50mlを添加して、二酸化チタン
を分散させ、クイツクミル中で湿式粉砕した。そ
の後この分散スラリーを10%の希硫酸でPH6.0ま
で中和した。瀘過、洗浄して110℃で乾燥した後
サンプルミルで粉砕した。得られた微粉末二酸化
チタン組成物は0.01〜0.03μの粒径のものであつ
た。これを実施例1と同様にして塗膜を形成さ
せ、ガラス板の可視光線及び紫外線の透過率を測
定したところそれぞれ25%及び0%であつた。こ
の塗膜は実施例1と同様の試験の結果、実施例1
と同様実質的に変色しなかつた。
実施例 3 前記実施例1の110℃乾燥品を250℃で2時間焼
成して0.01〜0.02μの粒径の微粉末二酸化チタン
を得た。
この微粉末に水を加えてTiO2として20重量%
の水性スラリーとし、以下実施例1と同様にして
SiO2及びAl2O3のそれぞれ5重量%及び3重量%
を微粉末の表面に沈着させた。その後この微粉末
を瀘過、洗浄して110℃で乾燥し、サンプルミル
で粉砕した。得られた微粉末二酸化チタン組成物
は0.01〜0.02μの粒径のものであつた。このもの
を実施例1と同様にしてガラス板に塗布し、可視
光線及び紫外線の透過率を測定したところ、それ
ぞれ55%及び3%であつた。また、この塗膜は1
週間放置しても変色、劣化しなかつた。
実施例 4 前記実施例1の400℃焼成二酸化チタン100gを
TiO220重量%の水性スラリーとし、この中に
TiO2重量基準でAl2O3として5重量%に相当する
アルミン酸ナトリウム溶液を添加した後クイツク
ミル中で1時間湿式粉砕した。このスラリーを10
%の希硫酸でPH6.8まで中和して二酸化チタン粒
子表面にアルミニウムの水和酸化物を沈着させ
た。その後瀘過、洗浄し、110℃で乾燥してサン
プルミルで粉砕した。得られた微粉末二酸化チタ
ン組成物は0.01〜0.03μの粒径のものであつた。
このものを実施例1と同様にしてガラス板に塗布
し、可視光線及び紫外線の透過率を測定したとこ
ろ、それぞれ37%及び0%であつた。また、この
塗膜は1週間放置しても変色、劣化しなかつた。
実施例 5 実施例1の110℃乾燥品を685℃で1時間焼成し
て0.02〜0.05μの粒径の微粉末二酸化チタンを得
た。以下実施例1と同様にしてSiO2及びAl2O3
それぞれ1重量%及び4重量%を微粉末粒子表面
に沈着させ、洗浄、乾燥、粉砕した。
得られた微粉末二酸化チタン組成物は0.02〜
0.05μの粒径のものであつた。このものを実施例
1の場合と同様にしてガラス板に塗布し、可視光
線及び紫外線の透過率を測定したところ、それぞ
れ35%及び0%であつた。この塗膜は1カ月放置
しても変色、劣化しなかつた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 粒子表面にケイ素及び(又は)アルミニウム
    の酸化物を存在させた微粉末二酸化チタンであつ
    て、該二酸化チタンの粒子はその80%以上が0.01
    〜0.1μの範囲内の大きさであり、該ケイ素及びア
    ルミニウムの酸化物の量がそれぞれSiO2及び
    Al2O3に換算して1〜20重量%(TiO2基準)であ
    り、樹脂の膜或は成型物に配合されたときに透明
    性と紫外線遮蔽性をもたらすことを特徴とする、
    微粉末二酸化チタン組成物。
JP20085287A 1987-08-13 1987-08-13 微粉末二酸化チタン組成物 Granted JPS6345123A (ja)

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