JPS6351627A - 不純物拡散方法 - Google Patents

不純物拡散方法

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JPS6351627A
JPS6351627A JP19609286A JP19609286A JPS6351627A JP S6351627 A JPS6351627 A JP S6351627A JP 19609286 A JP19609286 A JP 19609286A JP 19609286 A JP19609286 A JP 19609286A JP S6351627 A JPS6351627 A JP S6351627A
Authority
JP
Japan
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film
boron
implanted
type
diffused
Prior art date
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Pending
Application number
JP19609286A
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English (en)
Inventor
Ichiro Moriyama
森山 一郎
Takemitsu Kunio
國尾 武光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体装置の製造方法、特に不純物拡散方法に
関する。
〔従来の技術〕
バイポーラやMOS(metal oxide sem
iconductor)トランジスタ等の半導体装置か
ら構成されるLSI(large 5cale int
egrated circuit)において1個々の素
子は電気的に分離する必要がある。ところが、LSIの
微細化にともない素子分離幅が狭くなるにつれて素子間
の電気的なリークや寄生pnpnサイリスタのラッチア
ップ現象による素子の破壊などが問題になってきた6 最近、これらの問題を解決する素子分離法として溝分離
法(trench 1solation)が提案されて
いる。
この溝分離法には様々な方法がある。例えば佐久間らは
昭和58年4月、応用物理学会予稿集、530ページに
溝の中にSiO□を埋める方法を報告しており、またエ
イチ・ゴトー(lI−Goto)らは1982シンポジ
ウムオンブイ・エル・ニス・アイ テクノロジイダイジ
ェストオブテクニカルペーパーズ(1982Sympo
sium  on  VLSI  Technolgy
  Digest  of  Techn−ical 
papers)、 58ページから61ページに溝の中
にポリシリコンを埋め込む方法を報告している5第3図
(a)に前者の構造の模式的断面図を、(b)に後者の
構造の模式的断面図を示す。図中、1はp形シリコン基
板、2は高濃度p形波’ff!2層、4はSiO□膜、
8は埋め込みSiO□、12は埋め込みポリシリコンで
ある。これらの方法は溝の中にSin、を埋め込むか、
或いはポリシリコンを埋め込むかの違いはあるが、基本
的には幅の狭い溝を深く形成し溝の底部に、高濃度のp
形不純物(例えばボロン)を注入する点で同じである。
この構造により前述の問題点である素子間のリークは溝
底部の高濃度p膨拡散層で止めることができ、またラッ
チアップは深い溝を形成し垂直方向に素子面の距離をも
たせることによって解決することができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、これらの溝分離法では溝の側面に不純物拡散
層を形成することができない、そのため、例えば溝分離
法で形成したnMO3トランジスタにおいて、ゲート電
極直下の溝側面のソース・ドレイン間にリーク電流が発
生する。
以下第2図(a)のnMO5トランジスタの模式的平面
図と(b)の模式的断面図によりこの問題を説明する。
図中、1はp形シリコン基板、2は高濃度p膨拡散層、
8は埋め込みSiO□膜、9はn形ソース・ドレイン拡
散層、10はゲート電極、11はチャネル部である。こ
こで、(b)の模式的断面図は(a)の模式的平面図中
に示した八Bの破線の断面図に対応する。
(b)の断面図において、チャネル部11は溝側面に接
している。この溝側面のシリコンは低濃度のp形シリコ
ンであり非常に反転しやすい状態にある。
そのため、この溝側面のシリコンにそってソースからド
レインにリーク電流が流れる。
このようなリーク電流を抑えるには溝側面のシリコン中
のp形不純物濃度を高くすることが必要である。
本発明の目的は上記問題点を解決する方法として不純物
を半導体装置の側面に選択的に拡散する方法を提供する
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は半導体装置の製造方法において、垂直に段差を
有するシリコン基板上に5in2膜を形成し。
次いでボロンを拡散したポリシリコン膜を形成した後、
リンをイオン注入法により前記ポリシリコン膜の厚さに
達するまで注入し、次いで高温で熱処理することにより
前記段差の側面にのみ選択的にボロンを拡散することを
特徴とする不純物拡散方法である。
〔原理・作用〕
例えばpMO5トランジスタにおいて、ゲート電極にボ
ロンを拡散したp形ポリシリコン膜を用いた場合、高温
熱処理によりボロンがゲートSiO□膜を突き抜けてチ
ャネル部に達する。ところが、同じ条件でボロンを拡散
したP形ポリシリコン膜にリンをさらに拡散しn形ポリ
シリコン膜にした場合、高温熱処理によってもボロンは
ほとんど拡散しない。本発明はこの現象を利用したボロ
ンの拡散方法である。特に本発明は溝などの段差の側面
のみにボロンを選択的に拡散できる点に特徴がある。
ここで、側面のシリコンに拡散したボロンの濃度はポリ
シリコン中のボロン濃度、SiO□膜の厚さ、熱処理の
温度と時間により制御することができる。
〔実施例〕
以下に本発明の不純物拡散方法についてSin、を埋め
込んだ溝の形成の実施例に基づき説明する。
第1図(a) 、 (b) 、 (c) 、 (d)は
本発明の不純物拡散方法の主要工程を示した模式的断面
図である。図中、1はP形シリコン基板、2は高濃度p
膨拡散層、3はレジスト膜、4はSin、膜、5はp形
ポリシリコン膜、6はn形ポリシリコン膜、7はp膨拡
散層、8は埋め込み5in2である。
まず、第1図(a)に示すように、p形シリコン基板1
上にレジスト膜3を1.5−塗布し、通常の露光・現像
工程によりこれをパターンニングする。
次いで、これをマスクに下地シリコンを異方性ドライエ
ツチングにより垂直に3uImエツチングし、続いてボ
ロンをイオン注入法により溝底部のみに注入し高濃度p
膨拡散層2を形成する。ここで、レジスト膜3はポジ形
レジストのMP−1400−27を用いた。また異方性
ドライエツチングはCCQ、Fと0□の混合ガスを用い
それぞれの流量は40SCCM 、 5SCCMであり
、高周波電力はtsov、ターゲットは石英を用いて行
った。またボロンのイオン注入はエネルギー50にeV
、濃度I X 10110l4”の条件で行った。
次に第1図(b)に示すように、前記レジスト[3を剥
離した後、熱酸化によりSin、膜4を400人形成す
る。次いでCVD法によりボロンを拡散したp形ポリシ
リコン膜5を5000人形成する。ここで。
ボロンはポリシリコン膜中に5 X 10” Ql−’
まで拡散する。
次に第1図(c)に示すように、リンをイオン注入法に
より注入してn形ポリシリコン膜を形成し、これを高温
で熱処理する。ここで、リンは垂直に注入することによ
り段差の側面には注入されないので1段差の側面のみに
選択的にp形ポリシリコン膜5を形成することができる
。従って前述のようにポリシリコン膜5中のボロンのみ
が高温の熱処理でSiO□膜4を拡散し側面のシリコン
中にp形波散層7を形成される。ここで、リンのイオン
注入はエネルギー120にeV、濃度I X 101″
am−”の条件で行った。また高温の熱処理は酸素と水
素の流量比が1=1の雰囲気で、温度1000℃1時間
20分の条件で行った。
次に第1図(d)に示すように、前記p形ポリシリコン
膜5と前記n形ポリシリコン膜6をエツチングして除去
し、次いで溝の中にSiO□8を埋め込む。
ここで、埋め込みSiO□8はCVD法により厚く形成
したSiO□膜をエッチバック法またはポリッシング法
によりエツチングし溝の中だけにSiO□を残存させて
形成する。
以上のように1本発明の実施例によればSun、を埋め
込んだ溝の形成において溝の側面のみにボロンを拡散す
ることができる。よって溝の側面にそってリーク電流が
流れるという従来の問題点を解決することができる。
尚、本実施例ではSiO□を埋め込んだ溝の形成に本発
明を用いたが他の構造の溝の形成例えばポリシリコンを
埋め込んだ溝の形成にも用いることができる。また他の
半導体装置で特にシリコン側面にp膨拡散層を形成する
場合にも応用できることは明らかである。
〔発明の効果〕
以上のように本発明の不純物拡散方法によれば、シリコ
ン基板に形成された段差の垂直な側面に選択的にボロン
を拡散することができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a) 、 (b) 、 (c) 、(d)は本
発明の不純物拡散方法の一実施例の主要工程を示した模
式的断面図、第2図(a) 、 (b)は従来の溝分離
法の問題点を説明するために示した溝に囲まれたMOS
トランジスタの模式的平面図と模式的断面図、第3図(
a) 、 (b)は従来の溝分離法を説明するために示
した模式的断面図である。 1・・・p形シリコン基板、2・・・高濃度P膨拡散層
、3・・・レジスト膜、4・・・Sin、膜、5・・・
p形ポリシリコン膜、6・・・n形ポリシリコン膜、7
・・・p膨拡散層、8・・・埋め込みSiO□、9・・
・n形ソース・ドレイン拡散層、10・・・ゲート電極
、11・・・チャネル部、12・・・埋め込みポリシリ
コン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体装置の製造方法において、垂直に段差を有
    するシリコン基板上にSiO_2膜を形成し、次いでボ
    ロンを拡散したポリシリコン膜を形成した後、リンをイ
    オン注入法により前記ポリシリコン膜の厚さに達するま
    で注入し、次いで高温で熱処理することにより前記段差
    の側面にのみ選択的にボロンを拡散することを特徴とす
    る不純物拡散方法。
JP19609286A 1986-08-20 1986-08-20 不純物拡散方法 Pending JPS6351627A (ja)

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JP19609286A JPS6351627A (ja) 1986-08-20 1986-08-20 不純物拡散方法

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ID=16352078

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JP (1) JPS6351627A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04217344A (ja) * 1990-03-06 1992-08-07 Digital Equip Corp <Dec> 側壁ドーピングを有するトレンチ絶縁領域の形成方法
JP2006222379A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Fuji Film Microdevices Co Ltd 半導体装置およびその製造方法

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