JPS6350891B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6350891B2 JPS6350891B2 JP58156539A JP15653983A JPS6350891B2 JP S6350891 B2 JPS6350891 B2 JP S6350891B2 JP 58156539 A JP58156539 A JP 58156539A JP 15653983 A JP15653983 A JP 15653983A JP S6350891 B2 JPS6350891 B2 JP S6350891B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- local
- signal
- frequency signal
- receiver
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03D—DEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
- H03D7/00—Transference of modulation from one carrier to another, e.g. frequency-changing
- H03D7/16—Multiple-frequency-changing
- H03D7/161—Multiple-frequency-changing all the frequency changers being connected in cascade
- H03D7/163—Multiple-frequency-changing all the frequency changers being connected in cascade the local oscillations of at least two of the frequency changers being derived from a single oscillator
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
- Noise Elimination (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、2重スーパヘテロダイン受信装置
において、受信機内で発生する残留スプリアスに
よる受信障害を防止するようにした残留スプリア
ス除去装置付の2重スーパヘテロダイン受信機に
関するものである。
において、受信機内で発生する残留スプリアスに
よる受信障害を防止するようにした残留スプリア
ス除去装置付の2重スーパヘテロダイン受信機に
関するものである。
放送電波を受信する受信機、または電界強度を
測定する受信機において、受信電波を第1及び第
2の周波数変換器により2段階で周波数変換し、
そのあと検波するいわゆる2重スーパヘテロダイ
ン方式は、受信波の選択度が高く、微弱な信号を
混信することなく検出することができる。
測定する受信機において、受信電波を第1及び第
2の周波数変換器により2段階で周波数変換し、
そのあと検波するいわゆる2重スーパヘテロダイ
ン方式は、受信波の選択度が高く、微弱な信号を
混信することなく検出することができる。
第1図はかかる2重スーパヘテロダイン方式の
受信ブロツク図を示したもので、1は高調波増幅
器、2は第1の周波数変換器、3は第2の周波数
変換器、4は中間周波増幅器、5は検出器、6は
低周波増幅器を示す。7及び8は前記第1、第2
の周波数変換器2,3に注入される信号を供給す
る第1、第2の局部発振器であり、この第1及び
第2の局部発振器7,8によつて第1中間周波数
fil及び第2中間周波数fi2が形成される。
受信ブロツク図を示したもので、1は高調波増幅
器、2は第1の周波数変換器、3は第2の周波数
変換器、4は中間周波増幅器、5は検出器、6は
低周波増幅器を示す。7及び8は前記第1、第2
の周波数変換器2,3に注入される信号を供給す
る第1、第2の局部発振器であり、この第1及び
第2の局部発振器7,8によつて第1中間周波数
fil及び第2中間周波数fi2が形成される。
すなわち、受信電波をf、第1の局部発振器7
の発振周波数をfL1とすると第1中間周波数fi1
は、fL1−f=fi1となる。また、同様に第2局部
発振器8の発振周波数をfL2とすると、第2中間
周波数fi2は、fL2−fi1=fi2となる。
の発振周波数をfL1とすると第1中間周波数fi1
は、fL1−f=fi1となる。また、同様に第2局部
発振器8の発振周波数をfL2とすると、第2中間
周波数fi2は、fL2−fi1=fi2となる。
ところで、受信機内において前述したように2
つの局部発振器が存在すると、かなり厳密なシー
ルドを施しても2つの局部発振器から出力されて
いる信号が電磁的、または共通回路部分で結合
し、その結果、混合周波数成分が派生して受信障
害を引き起すことがある。
つの局部発振器が存在すると、かなり厳密なシー
ルドを施しても2つの局部発振器から出力されて
いる信号が電磁的、または共通回路部分で結合
し、その結果、混合周波数成分が派生して受信障
害を引き起すことがある。
例えば、受信周波数範囲が300MHz〜550MHzに
設定さている受信機において、第1中間周波数
fi1を199.75MHzに設定すると、第1の局部発振器
7の発振周波数fL1は499.75〜749.75MHzを出力
する必要がある。この時、第2中間周波数fi2を
10.7MHzに設定すると、第2の局部発振器8の発
振周波数fL2は210.45MHzとなる。
設定さている受信機において、第1中間周波数
fi1を199.75MHzに設定すると、第1の局部発振器
7の発振周波数fL1は499.75〜749.75MHzを出力
する必要がある。この時、第2中間周波数fi2を
10.7MHzに設定すると、第2の局部発振器8の発
振周波数fL2は210.45MHzとなる。
この場合、受信周波数fsが、例えば321.025M
Hzとなるように操作されると、その時の第1の局
部発振器7の発振周波数fL1は321.025+199.75=
520.775MPHとなり、この2倍の周波数となる第
2高調波から、前記第2の局部発振器8の発振周
波数fL2の4倍の高調波の差を計算すると、
1041.55−841.8=199.75MHzとなつて第1、第2
の局部発振器7,8の発振周波数fL1、fL2の基
本波または高調波同士が相互に干渉することによ
り第1中間数fi1と同じ周波数信号が形成される
ことがある。すなわち、fi1=±(mfL1−nfL2)
が成立すると、この点で残留スプリアスが発生
し、例えばビート障害等によつて受信が困難にな
る。
Hzとなるように操作されると、その時の第1の局
部発振器7の発振周波数fL1は321.025+199.75=
520.775MPHとなり、この2倍の周波数となる第
2高調波から、前記第2の局部発振器8の発振周
波数fL2の4倍の高調波の差を計算すると、
1041.55−841.8=199.75MHzとなつて第1、第2
の局部発振器7,8の発振周波数fL1、fL2の基
本波または高調波同士が相互に干渉することによ
り第1中間数fi1と同じ周波数信号が形成される
ことがある。すなわち、fi1=±(mfL1−nfL2)
が成立すると、この点で残留スプリアスが発生
し、例えばビート障害等によつて受信が困難にな
る。
また、受信電波の測定等では、この点であたか
も電波が受信されたような状態になり誤認を招く
という問題がある。
も電波が受信されたような状態になり誤認を招く
という問題がある。
以上、残留スプリアスが発生する1つの数値例
について説明したが、この他の周波数の設定にお
いても、1つの受信バンドでは少なくとも1以上
の残留スプリアスが発生し、受信障害、または誤
認受信状態が引き起されることが多い。
について説明したが、この他の周波数の設定にお
いても、1つの受信バンドでは少なくとも1以上
の残留スプリアスが発生し、受信障害、または誤
認受信状態が引き起されることが多い。
この発明は、かかる残留スプリアスによる受信
障害を除去することができる受信機を提供するも
のである。
障害を除去することができる受信機を提供するも
のである。
以下、この発明の概要を図面に基づいて説明す
る。
る。
第2図は、この発明の一実施例を示す受信機の
ブロツク図で、第1図と同一符号は同一機能部分
を示す。
ブロツク図で、第1図と同一符号は同一機能部分
を示す。
この図で、10は受信周波数、または受信ダイ
ヤル等の回転位置を検出し、受信周波数をデジタ
ルに変換するA/D変換器、11は前記A/D変
換器10の受信周波数のデータと後述するメモリ
12に記憶されている周波数のデータを比較する
デジタルコンパレータ、12は前述した残留スプ
リアスが発生する受信周波数があらかじめ計算さ
れ、データとして記憶されているメモリ、13
a,13bは第1及び第2の局部発振器7,8の
発振周波数fL1、fL2をそれぞれ2△fだけシフ
トさせるために設けられている可変容量ダイオー
ドである。
ヤル等の回転位置を検出し、受信周波数をデジタ
ルに変換するA/D変換器、11は前記A/D変
換器10の受信周波数のデータと後述するメモリ
12に記憶されている周波数のデータを比較する
デジタルコンパレータ、12は前述した残留スプ
リアスが発生する受信周波数があらかじめ計算さ
れ、データとして記憶されているメモリ、13
a,13bは第1及び第2の局部発振器7,8の
発振周波数fL1、fL2をそれぞれ2△fだけシフ
トさせるために設けられている可変容量ダイオー
ドである。
このような構成からなる受信機では、デジタル
コンパレータ11から一致信号が出力されない状
態では可変容量ダイオード13a,13bが呈す
る容量はほぼ0となつており、第1図の受信機と
同様に動作し、通常の2重スーパヘテロダイン受
信機として動作している。
コンパレータ11から一致信号が出力されない状
態では可変容量ダイオード13a,13bが呈す
る容量はほぼ0となつており、第1図の受信機と
同様に動作し、通常の2重スーパヘテロダイン受
信機として動作している。
しかしながら、メモリ12にはあらかじめ計算
等によつて残留スプリアスが発生する際の受信周
波数が記憶されているので、受信ダイヤル等の操
作によつて受信機がこのメモリ12に記憶されて
いる周波数と一致する受信周波数で受信状態にな
ると、A/D変換器10の出力データと、メモリ
12に記憶されている周波数のデータが一致し、
デジタルコンパレータ11から一致信号が出力さ
れる。すると、可変容量ダイオード13a,13
bが特定の容量C1、C2を呈するように制御され、
第1、第2の局部発振器7,8がそれぞれ同一の
周波数2△fだけシフトする、なお、△fは通常
第2中間周波数fi2を増幅する中間周波増幅器4
の帯域幅程度に選ばれる。
等によつて残留スプリアスが発生する際の受信周
波数が記憶されているので、受信ダイヤル等の操
作によつて受信機がこのメモリ12に記憶されて
いる周波数と一致する受信周波数で受信状態にな
ると、A/D変換器10の出力データと、メモリ
12に記憶されている周波数のデータが一致し、
デジタルコンパレータ11から一致信号が出力さ
れる。すると、可変容量ダイオード13a,13
bが特定の容量C1、C2を呈するように制御され、
第1、第2の局部発振器7,8がそれぞれ同一の
周波数2△fだけシフトする、なお、△fは通常
第2中間周波数fi2を増幅する中間周波増幅器4
の帯域幅程度に選ばれる。
この状態を前述した数値例で説明すると、受信
周波数321.025MHzにおいて、例えば中間周波増
幅器4の帯域幅△fが15KHzのとき第1、第2の
局部発振周波数fL1、及びfL2をそれぞれ2△f
=30KHzだけシフトさせると、 fi1=2×(fL1−0.03)−4×(fL2−0.03) fi2=fL2−fi1 となり、fL1=520.775MHz、fL2=210.45MHzを
代入すると、fi1は199.81MHzとなり、fi2は
10.64MHzとなる。
周波数321.025MHzにおいて、例えば中間周波増
幅器4の帯域幅△fが15KHzのとき第1、第2の
局部発振周波数fL1、及びfL2をそれぞれ2△f
=30KHzだけシフトさせると、 fi1=2×(fL1−0.03)−4×(fL2−0.03) fi2=fL2−fi1 となり、fL1=520.775MHz、fL2=210.45MHzを
代入すると、fi1は199.81MHzとなり、fi2は
10.64MHzとなる。
すなわち、第1、第2の局部発振器7,8の発
振周波数fL1、fL2を2△f=30KHzだけシフトす
ることによつて受信周波数が321.025MHzのとき
は残留スプリアスによる第2中間周波数fi2は
10.7MHzから10.64MHzに変化し、中間周波増幅
器4の増幅帯域から外れたところにシフトさせる
ことができる。
振周波数fL1、fL2を2△f=30KHzだけシフトす
ることによつて受信周波数が321.025MHzのとき
は残留スプリアスによる第2中間周波数fi2は
10.7MHzから10.64MHzに変化し、中間周波増幅
器4の増幅帯域から外れたところにシフトさせる
ことができる。
一方、アンテナから入力されている受信周波数
321.025MHzの信号は、第1の局部発振器の周波
数(fL1−0.03)MHzによつて正規の第1中間周
波数fi1より30KHzだけシフトした信号に変換さ
れるが第2の局部発振周波数によつて正規の第2
の中間周波数fi2(10.7MHz)に変換されるから、
結局、残留スプリアスで派生した中間周波数成分
のみが除去され、受信障害を防止することができ
る。
321.025MHzの信号は、第1の局部発振器の周波
数(fL1−0.03)MHzによつて正規の第1中間周
波数fi1より30KHzだけシフトした信号に変換さ
れるが第2の局部発振周波数によつて正規の第2
の中間周波数fi2(10.7MHz)に変換されるから、
結局、残留スプリアスで派生した中間周波数成分
のみが除去され、受信障害を防止することができ
る。
以上の実施例では或る受信周波数範囲で残留ス
プリアスが1個だけ生じる場合について説明した
が、各受信バンド毎に残留スプリアスがある場合
は、メモリ12に各受信バンド毎に残留スプリア
スが発生する受信周波数fs1、fs2、fs3…を記憶し
ておき、この記憶された受信周波数fs1、fs2、fs3
…をバンド切替えに連動して読み出し、デジタル
コンパレータ11に出力するようにすればよい。
プリアスが1個だけ生じる場合について説明した
が、各受信バンド毎に残留スプリアスがある場合
は、メモリ12に各受信バンド毎に残留スプリア
スが発生する受信周波数fs1、fs2、fs3…を記憶し
ておき、この記憶された受信周波数fs1、fs2、fs3
…をバンド切替えに連動して読み出し、デジタル
コンパレータ11に出力するようにすればよい。
なお、周波数シフト回路は可変容量ダイオード
13a,13bで形成したが、デジタルコンパレ
ータ11の出力で作動するスイツチ素子とコンデ
ンサ等で形成してもよい。
13a,13bで形成したが、デジタルコンパレ
ータ11の出力で作動するスイツチ素子とコンデ
ンサ等で形成してもよい。
第3図は第1図及び第2図の第1、及び第2の
局部発振器7,8をPLL回路で構成する場合の
実施例を示したもので、20は基準発振器、21
a,21bは位相検出器、22a,22bはロー
パスフイルタ、23a,23bは可変発振器、2
4a,24bは分周比が可変とできる分周回路で
ある。
局部発振器7,8をPLL回路で構成する場合の
実施例を示したもので、20は基準発振器、21
a,21bは位相検出器、22a,22bはロー
パスフイルタ、23a,23bは可変発振器、2
4a,24bは分周比が可変とできる分周回路で
ある。
このPLL回路はよく知られているように、分
周回路24a,24bの分周比N(M)の設定に
よつて任意の周波数が可変発振器23a,23b
より出力されるから、例えば分周回路24aの分
周比Nをチヤンネル選択装置によつて変更すると
特定の受信バンドを受信するための第1の局部発
振器7の発振周波数fL1が可変発振器23aから
出力され、分周回路24bの分周比Mを適当に設
定すると、第2の局部発振器8の発振周波数fL2
が可変発振器23bから出力されるようにでき
る。
周回路24a,24bの分周比N(M)の設定に
よつて任意の周波数が可変発振器23a,23b
より出力されるから、例えば分周回路24aの分
周比Nをチヤンネル選択装置によつて変更すると
特定の受信バンドを受信するための第1の局部発
振器7の発振周波数fL1が可変発振器23aから
出力され、分周回路24bの分周比Mを適当に設
定すると、第2の局部発振器8の発振周波数fL2
が可変発振器23bから出力されるようにでき
る。
したがつて、前記分周回路24a,24bの分
周比N、Mを双方とも±△Sだけ変更すると、前
述したように残留スプリアスが発生する受信周波
数fsで第1、第2の局部発振器7,8の発振周波
数fL1、fL2を2△fだけ同時にシフトさせる操
作がデジタル制御で行なわれる。すなわち、デジ
タルコンパレータ11の出力で△Sなる計算値を
分周回路24a,24bにプリセツトすればよ
い。
周比N、Mを双方とも±△Sだけ変更すると、前
述したように残留スプリアスが発生する受信周波
数fsで第1、第2の局部発振器7,8の発振周波
数fL1、fL2を2△fだけ同時にシフトさせる操
作がデジタル制御で行なわれる。すなわち、デジ
タルコンパレータ11の出力で△Sなる計算値を
分周回路24a,24bにプリセツトすればよ
い。
このように、受信機の周波数変換がPLL回路
またはデジタルAFC回路等を使用しているデジ
タル制御方式の受信機の場合は、この発明の残留
スプリアス除去回路の設計は容易となり、前記し
たA/D変換器10、デジタルコンパレータ1
1、メモリ12等もPLL回路内に一体化として
組み込みIC化することもできるようになる。
またはデジタルAFC回路等を使用しているデジ
タル制御方式の受信機の場合は、この発明の残留
スプリアス除去回路の設計は容易となり、前記し
たA/D変換器10、デジタルコンパレータ1
1、メモリ12等もPLL回路内に一体化として
組み込みIC化することもできるようになる。
以上、第1の局部発振器7が可変とされ、第2
の局部発振器8が一定となつている場合について
説明したが、第1の局部発振器7が固定、第2の
局部発振器8を可変とする受信機においても、ま
た、第1の局部発振器7、第2の局部発振器8の
両方を可変とする受信機においても、この発明の
技術思想を適用し、残留スプリアスを除去するこ
とができる。
の局部発振器8が一定となつている場合について
説明したが、第1の局部発振器7が固定、第2の
局部発振器8を可変とする受信機においても、ま
た、第1の局部発振器7、第2の局部発振器8の
両方を可変とする受信機においても、この発明の
技術思想を適用し、残留スプリアスを除去するこ
とができる。
なお、この発明の受信機は、有線による信号の
受信機であつてもよく、また、シフトする周波数
は2△fに限らず、当該残留スプリアスが中間周
波増幅器4の帯域外に移動するのに十分なもので
あればよい。
受信機であつてもよく、また、シフトする周波数
は2△fに限らず、当該残留スプリアスが中間周
波増幅器4の帯域外に移動するのに十分なもので
あればよい。
以上説明したように、この発明の受信機は、第
1、第2の局部発振器7,8の発振周波数の基本
波またはその高調波が相互に干渉して残留スプリ
アスを発生する受信状態にされた時でも、あらか
じめ残留スプリアスを生じる周波数のデータを記
憶しているメモリ手段と、このメモリ手段のデー
タと、受信周波数のデータを比較している比較手
段を設け、この比較手段の出力によつて第1、及
び第2の局部発振器の双方をそれぞれ所定の周波
数シフトできるように構成してあるので、受信機
内の特定の周波数関係で引き起される残留スプリ
アスによる受信障害を除去することができ、また
は残留スプリアスによる誤認受信状態を回避する
ことができるという利点を有するものである。
1、第2の局部発振器7,8の発振周波数の基本
波またはその高調波が相互に干渉して残留スプリ
アスを発生する受信状態にされた時でも、あらか
じめ残留スプリアスを生じる周波数のデータを記
憶しているメモリ手段と、このメモリ手段のデー
タと、受信周波数のデータを比較している比較手
段を設け、この比較手段の出力によつて第1、及
び第2の局部発振器の双方をそれぞれ所定の周波
数シフトできるように構成してあるので、受信機
内の特定の周波数関係で引き起される残留スプリ
アスによる受信障害を除去することができ、また
は残留スプリアスによる誤認受信状態を回避する
ことができるという利点を有するものである。
第1図は従来の第1、第2の局部発振器を備え
ている2重スーパヘテロダイン方式の受信ブロツ
ク図、第2図はこの発明の一実施例を示す残留ス
プリアス除去可能な受信ブロツク図、第3図は第
1、第2の局部発振器をPLL回路で構成する場
合のブロツク図である。 図中、1は高調波増幅器、2は第1の周波数変
換器、3は第2の周波数変換器、4は中間周波増
幅器、7は第1の局部発振器、8は第2の局部発
振器、10はA/D変換器、11はデジタルコン
パレータ、12はメモリ、13a,13bは可変
容量ダイオードを示す。
ている2重スーパヘテロダイン方式の受信ブロツ
ク図、第2図はこの発明の一実施例を示す残留ス
プリアス除去可能な受信ブロツク図、第3図は第
1、第2の局部発振器をPLL回路で構成する場
合のブロツク図である。 図中、1は高調波増幅器、2は第1の周波数変
換器、3は第2の周波数変換器、4は中間周波増
幅器、7は第1の局部発振器、8は第2の局部発
振器、10はA/D変換器、11はデジタルコン
パレータ、12はメモリ、13a,13bは可変
容量ダイオードを示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 第1の局部周波数信号を発生する第1の局部
発振器と、受信周波数と前記第1の局部周波数信
号とを混合し第1の中間周波数信号に変換する第
1の周波数変換器と、第2の局部周波数信号を発
生する第2の局部発振器と、前記第1の中間周波
数信号と前記第2の局部周波数信号とを混合し、
第2の中間周波数信号に変換する第2の周波数変
換器と、前記第1の局部周波数信号と前記第2の
局部周波数信号の基本波または高調波信号の相互
干渉が残留スプリアス信号となるときの周波数デ
ータがプリセツトされているメモリ手段と、受信
周波数データと前記メモリ手段のプリセツトされ
ている周波数データを比較し、残留スプリアスの
発生を検出する比較手段と、前記比較手段が残留
スプリアス信号が発生することを検出したとき
は、前記第1の局部周波数信号を所定の周波数だ
けシフトすると共に、前記第2の局部周波数信号
を所定の周波数だけシフトする周波数制御手段と
を備え、受信機内で発生する残留スプリアス成分
を除去するように構成したことを特徴とする2重
スーパヘテロダイン受信機。 2 所定の周波数を2Δfとするとき、Δfは第2の
中間周波数増幅器の通過周波数帯域幅とされてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
の2重スーパヘテロダイン受信機。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58156539A JPS6048625A (ja) | 1983-08-29 | 1983-08-29 | 2重スーパヘテロダイン受信機 |
GB8504175A GB2171570B (en) | 1983-08-29 | 1985-02-19 | Multi-superheterodyne receiver |
DE19853506778 DE3506778A1 (de) | 1983-08-29 | 1985-02-26 | Mehrfachueberlagerungsempfaenger |
US06/715,069 US4633173A (en) | 1983-08-29 | 1985-03-22 | Apparatus for measuring a signal level |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58156539A JPS6048625A (ja) | 1983-08-29 | 1983-08-29 | 2重スーパヘテロダイン受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6048625A JPS6048625A (ja) | 1985-03-16 |
JPS6350891B2 true JPS6350891B2 (ja) | 1988-10-12 |
Family
ID=15630001
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58156539A Granted JPS6048625A (ja) | 1983-08-29 | 1983-08-29 | 2重スーパヘテロダイン受信機 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
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