JP2743635B2 - 信号受信装置 - Google Patents
信号受信装置Info
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- JP2743635B2 JP2743635B2 JP3199383A JP19938391A JP2743635B2 JP 2743635 B2 JP2743635 B2 JP 2743635B2 JP 3199383 A JP3199383 A JP 3199383A JP 19938391 A JP19938391 A JP 19938391A JP 2743635 B2 JP2743635 B2 JP 2743635B2
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- Japan
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- frequency
- output
- local
- signal receiver
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- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はページャ等のＦＳＫ信号
受信機を低消費電力化する２チャネルダイレクトコンバ
ージョン方式ＦＳＫ信号受信機に関するものである。
受信機を低消費電力化する２チャネルダイレクトコンバ
ージョン方式ＦＳＫ信号受信機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ページャ等のＦＳＫ信号受信機の小型化
および低消費電力化をするために、２チャネルダイレク
トコンバージョン方式ＦＳＫ信号受信機（ｄｉｒｅｃｔ
ｃｏｎｖｅｒｓｉｏｎ ｒｅｃｅｉｖｅｒ）が提案さ
れている。
および低消費電力化をするために、２チャネルダイレク
トコンバージョン方式ＦＳＫ信号受信機（ｄｉｒｅｃｔ
ｃｏｎｖｅｒｓｉｏｎ ｒｅｃｅｉｖｅｒ）が提案さ
れている。
【０００３】従来例として、図３に２チャネルダイレク
トコンバージョン方式ＦＳＫ信号受信機の１例を示す。
アンテナ１で受信した希望波ｆRFは高周波増幅器２によ
って増幅される。局部発振器３による局部発振波ｆ
LOCAL は、受信周波数とほぼ同一であり、ミクサ５には
ｆLOCAL と等しい位相で、ミクサ６には移相器４によっ
てπ／２変移させた位相で混合される。２チャネルのミ
クサ５，６による出力は、移相器４があるために受信波
の周波数偏移によって相対的な位相差π／２を生じる。
それぞれ後段に接続された高域通過型フィルタ７，８お
よび低域通過型フィルタ９，１０で隣接チャネル成分と
ノイズ成分を除去しＳ／Ｎ比をあげ、リミッタアンプ１
１，１２によって、充分な振幅を持つ矩形波となる。そ
れぞれｃｈ１，ｃｈ２とする。
トコンバージョン方式ＦＳＫ信号受信機の１例を示す。
アンテナ１で受信した希望波ｆRFは高周波増幅器２によ
って増幅される。局部発振器３による局部発振波ｆ
LOCAL は、受信周波数とほぼ同一であり、ミクサ５には
ｆLOCAL と等しい位相で、ミクサ６には移相器４によっ
てπ／２変移させた位相で混合される。２チャネルのミ
クサ５，６による出力は、移相器４があるために受信波
の周波数偏移によって相対的な位相差π／２を生じる。
それぞれ後段に接続された高域通過型フィルタ７，８お
よび低域通過型フィルタ９，１０で隣接チャネル成分と
ノイズ成分を除去しＳ／Ｎ比をあげ、リミッタアンプ１
１，１２によって、充分な振幅を持つ矩形波となる。そ
れぞれｃｈ１，ｃｈ２とする。
【０００４】この相対的な位相差π／２を利用して、識
別器１３で送信データを復調する。識別器１３は、簡単
なＪＫ−ＦＦやＤ−ＦＦ等で構成できる。識別器１３の
出力は高周波のノイズ成分を含むため低域通過型フィル
タ１４と比較器１５で波形成形を行ない、デコーダ１７
で復調データを出力する。デコーダ１７はシステム・ク
ロック１６で動作する。
別器１３で送信データを復調する。識別器１３は、簡単
なＪＫ−ＦＦやＤ−ＦＦ等で構成できる。識別器１３の
出力は高周波のノイズ成分を含むため低域通過型フィル
タ１４と比較器１５で波形成形を行ない、デコーダ１７
で復調データを出力する。デコーダ１７はシステム・ク
ロック１６で動作する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
２チャネルダイレクトコンバージョン方式ＦＳＫ信号受
信機では、高域通過型フィルタ７，８と低域通過型フィ
ルタ９，１０の帯域によって局部発振器３の周波数オフ
セットが限定される。周波数オフセットを少なくするた
めには、局部発振器３に精度の高いクリスタルを使用す
る必要がある為、価格上昇につながる。またフィルタの
帯域を広げると受信感度が下がる傾向がある。
２チャネルダイレクトコンバージョン方式ＦＳＫ信号受
信機では、高域通過型フィルタ７，８と低域通過型フィ
ルタ９，１０の帯域によって局部発振器３の周波数オフ
セットが限定される。周波数オフセットを少なくするた
めには、局部発振器３に精度の高いクリスタルを使用す
る必要がある為、価格上昇につながる。またフィルタの
帯域を広げると受信感度が下がる傾向がある。
【０００６】本発明はこのような課題を解決するもの
で、高精度のクリスタル等を使うことなく周波数オフセ
ットを少なくすることを目的とするものである。
で、高精度のクリスタル等を使うことなく周波数オフセ
ットを少なくすることを目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、復調手段の出力データレートと等しいタイ
ミングで、混合手段の出力のエッジの個数を数えること
により、周波数差を検知して局部発信周波数を制御す
る。
するために、復調手段の出力データレートと等しいタイ
ミングで、混合手段の出力のエッジの個数を数えること
により、周波数差を検知して局部発信周波数を制御す
る。
【０００８】
【作用】本発明は上記のような構成により次のような作
用を有する。すなわち局部発振器の発振周波数を自動的
に制御することによりフィルタ帯域を広げる必要が無い
ので感度を上げることが出来、また精度の高いクリスタ
ルを使用しないので価格減少につながる。
用を有する。すなわち局部発振器の発振周波数を自動的
に制御することによりフィルタ帯域を広げる必要が無い
ので感度を上げることが出来、また精度の高いクリスタ
ルを使用しないので価格減少につながる。
【０００９】
【実施例】図１は本発明の一実施例の構成を示すもので
ある。図中１−１７までは図３の各部と同一である。本
発明では自動周波数制御部１８を付加することに特徴が
ある。自動周波数制御部１８はリミッタアンプ１１，１
２の出力とシステム・クロック１６を分周した低周波出
力とを周波数比較する。この場合、２チャネルリミッタ
アンプ１１，１２の出力のＥＸ−ＯＲとシステム・クロ
ック１６を分周した低周波出力とを周波数比較するとさ
らに良い。その周波数差を電圧に変換し、その電圧を局
部発振器３のバリキャップに加え、その容量を変化させ
ることによって、局部発振器３の発振周波数を制御す
る。
ある。図中１−１７までは図３の各部と同一である。本
発明では自動周波数制御部１８を付加することに特徴が
ある。自動周波数制御部１８はリミッタアンプ１１，１
２の出力とシステム・クロック１６を分周した低周波出
力とを周波数比較する。この場合、２チャネルリミッタ
アンプ１１，１２の出力のＥＸ−ＯＲとシステム・クロ
ック１６を分周した低周波出力とを周波数比較するとさ
らに良い。その周波数差を電圧に変換し、その電圧を局
部発振器３のバリキャップに加え、その容量を変化させ
ることによって、局部発振器３の発振周波数を制御す
る。
【００１０】図２に自動周波数制御部１８の詳細な構成
を示す。２１はＥＸ−ＯＲ部であり、識別器１３からの
復調データ（ＮＲＺデータ）の下に、リミッタアンプ１
１とリミッタアンプ１２の出力の排他的論理和を演算し
カウンタ部２３へ出力する。２２はタイミング・エッジ
出力部であり、比較器１５の出力タイミングでシステム
・クロック１６の出力を分周してデータレートと等しい
タイミング信号（時間ｔ）のエッジを作りだす。２３
は、カウンタ部であり、時間ｔの間のリミッタアンプ出
力のエッジの個数を数える。２４はラッチ部であり、カ
ウンタ部２３で数えたデータをラッチする。ラッチされ
たデータ（個数Ｎ）は、ｆ＝Ｎ／ｔとなり、電圧制御部
２５によって周波数差を検知し、周波数オフセットを電
圧オフセットに変換して出力し、この電圧オフセットで
局部発振器３のバリキャップの容量を変化させる。バリ
キャップの容量が変化することによって、局部発振器３
の周波数は受信周波数とのオフセットが無くなる方向に
変化し、受信周波数と一致した周波数で安定する。安定
したデータは、メモリ１９に記憶されるため、受信周波
数がオフセットしない限り、収束値はほとんど変化しな
い。
を示す。２１はＥＸ−ＯＲ部であり、識別器１３からの
復調データ（ＮＲＺデータ）の下に、リミッタアンプ１
１とリミッタアンプ１２の出力の排他的論理和を演算し
カウンタ部２３へ出力する。２２はタイミング・エッジ
出力部であり、比較器１５の出力タイミングでシステム
・クロック１６の出力を分周してデータレートと等しい
タイミング信号（時間ｔ）のエッジを作りだす。２３
は、カウンタ部であり、時間ｔの間のリミッタアンプ出
力のエッジの個数を数える。２４はラッチ部であり、カ
ウンタ部２３で数えたデータをラッチする。ラッチされ
たデータ（個数Ｎ）は、ｆ＝Ｎ／ｔとなり、電圧制御部
２５によって周波数差を検知し、周波数オフセットを電
圧オフセットに変換して出力し、この電圧オフセットで
局部発振器３のバリキャップの容量を変化させる。バリ
キャップの容量が変化することによって、局部発振器３
の周波数は受信周波数とのオフセットが無くなる方向に
変化し、受信周波数と一致した周波数で安定する。安定
したデータは、メモリ１９に記憶されるため、受信周波
数がオフセットしない限り、収束値はほとんど変化しな
い。
【００１１】
【発明の効果】本発明は、上記実施例より明らかなよう
にフィルタの帯域を広げることなく、また局部発振器に
精度の高いクリスタルを使うことなく受信周波数とのオ
フセットをなくし、高感度の受信機を実現することが出
来る。
にフィルタの帯域を広げることなく、また局部発振器に
精度の高いクリスタルを使うことなく受信周波数とのオ
フセットをなくし、高感度の受信機を実現することが出
来る。
【図１】本発明の実施例における２チャネルダイレクト
コンバージョン方式ＦＳＫ信号受信機の構成を示すブロ
ック図
コンバージョン方式ＦＳＫ信号受信機の構成を示すブロ
ック図
【図２】実施例における自動周波数制御器部の構成を示
すブロック図
すブロック図
【図３】従来の２チャネルダイレクトコンバージョン方
式ＦＳＫ信号受信機の構成を示すブロック図
式ＦＳＫ信号受信機の構成を示すブロック図
１ アンテナ ２ 高周波増幅器 ３ 局部発振器 ４ 移相器 ５，６ ミクサ ７，８ 高域通過型フィルタ ９，１０ 低域通過型フィルタ １１，１２ リミッタアンプ １３ 識別器 １４ 低域通過型フィルタ １５ 比較器 １６ システム・クロック １７ デコーダ １８ 自動周波数制御器 １９ メモリ ２１ ＥＸ−ＯＲブロック ２２ タイミングエッジ出力部 ２３ カウンタ ２４ ラッチ部 ２５ 電圧制御部
Claims (1)
- 【請求項１】 局部発信器と、受信信号を分割し、位相
差を設けて各々を局部発信波と混合する混合手段と、こ
の混合手段の出力の相対的な位相差を利用して受信信号
を復調する復調手段と、局部発信周波数を制御する制御
手段を有する信号受信装置であって、 前記制御手段は、前記復調手段の出力データレートと等
しいタイミングで、前記混合手段の出力のエッジの個数
を数えることにより、周波数差を検知して局部発信周波
数を制御する、 信号受信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3199383A JP2743635B2 (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | 信号受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3199383A JP2743635B2 (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | 信号受信装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0548659A JPH0548659A (ja) | 1993-02-26 |
| JP2743635B2 true JP2743635B2 (ja) | 1998-04-22 |
Family
ID=16406859
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3199383A Expired - Fee Related JP2743635B2 (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | 信号受信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2743635B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100419427B1 (ko) * | 1996-06-24 | 2004-05-31 | 삼성전자주식회사 | 무선통신시스템에서의전압제어발진기의주파수조정방법 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2124840A (en) * | 1982-07-02 | 1984-02-22 | Philips Electronic Associated | Data demodulator for digital signals |
| JPS6330049A (ja) * | 1986-07-23 | 1988-02-08 | Hitachi Ltd | Ｍｓｋ復調回路 |
-
1991
- 1991-08-08 JP JP3199383A patent/JP2743635B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0548659A (ja) | 1993-02-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |