JPS5951182B2 - Am受信機 - Google Patents

Am受信機

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JPS5951182B2
JPS5951182B2 JP12212076A JP12212076A JPS5951182B2 JP S5951182 B2 JPS5951182 B2 JP S5951182B2 JP 12212076 A JP12212076 A JP 12212076A JP 12212076 A JP12212076 A JP 12212076A JP S5951182 B2 JPS5951182 B2 JP S5951182B2
Authority
JP
Japan
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signal
frequency
supplied
oscillator
circuit
Prior art date
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JP12212076A
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English (en)
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JPS5347216A (en
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俊彦 和久
敏夫 高橋
輝雄 佐藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPS5347216A publication Critical patent/JPS5347216A/ja
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Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はPLL(フエイズロツクドループ)を用いたA
M受信機に関し、局部発振周波数信号の周波数を低下さ
せて基準周波数信号と容易に比較し得ると共に選択度特
性を向上させることのできるものを堤案せんとするもの
である。
従来、AM受信機にあつてはフエイズロツクドループ(
PLL)を用いて局部発振周波数を自動的に位相制御、
又は周波数制御する機種がある。
先ず以下に新種受信機の一例を第1図に示して説明しよ
う。第1図は新種受信機の要部を示した系統図であり、
アンテナ1に誘起された受信信号は高周波増巾器2に供
給され、その内部の同調回路で受信信号の同調が取られ
て増巾され、高周波増巾器2からの高周波信号は混合器
3に供給される。一方、PLL20が設けられ、その水
晶振動子等を用いた基準発振器4に於て10kH2の正
弦波の基準信号を発生させる。これは中波のAM放送に
あつては放送局からの電波は最小限l0kH2の周波数
間隔に選定されているためである。この信号は高周波発
生器5に供給されて基準周波数及びその多数の高調波成
分を含んだ信号とされ、位相比較回路6に供給される。
又、局部発振器としての電圧制御型発振器7には高周波
増巾器2の同調回路と連動する同調回路が設けられてお
り、この同調回路が制御されて受信周波数に対応した局
部発振周波数信号が発振され、この信号は位相比較回路
6に供給される。ここで、上述した高調波を含んだ信号
と局部発振周波数信号とが位相比較され、その位相差に
応じた信号が低域通過濾波器8を介して発振器7に周波
数制御信号として供給される。発振器7からの局部発振
周波数信号は混合回路3に供給され、高周波信号はこの
信号と混合されで中間周波信号に変換される。
中間周波信号は更に、中間周波増幅回路9に供給されて
増巾された後検波回路10に供給されて検波される。そ
して検波された信号が出力端子11に導出される。しか
しながら、この第1図の受信機においては、PLL20
において局部発振周波数は基準周波数の高調波にロック
されるように成されており、位相比較される局部発振周
波数と基準周波数又はその高調波とは周波数が比較的高
く、位相比較回路6としては広周波数帯域の特性を有す
ると共に高速度比較の性能を有するものが必要であつて
その価格は必然的に高価となつてしまう。斯かる点に鑑
み、本発明はこのような高性能の位相比較器を使用する
ことなく、且つ選択度特性を向上させたAM受信機を堤
供せんとするものである。以下に第2図及び第3図を参
照して本発明AM受信機の一例を詳細に説明しよう。尚
、第2図において第1図と対応する部分には同一符号を
付し、その重複説明を省略する。尚、今受信しようとす
る放送局の周波数を530kHzにとつて説明する。即
ち、第2図においては、第1の基準発振器4において1
0kHzの正弦波の基準信号を発生し、この信号を高調
波発生器5に供給して、基準信号及びその高調波成分を
多く含んだ信号を発生させる。尚、これ等第1の基準発
振器4、高調波発生器5の具体構成については第3図を
参照して後に詳細に説明する。局部発振器7において、
受信周波数530kHzと中間周波数455kHzとの
和の周波数985kHzの信号が発生され、この信号と
高周波発生器5の出力信号である530kHzの信号と
が第1の混合回路21に供給され混合される。この混合
回路21の出力信号は帯域通過戸波器22に供給されて
これ等2つの信号の差の周波数である455kHzの信
号が抽出され、この信号は位相比較,回路6に供給され
る。一方、第2の基準発振器としてのビート周波数発振
器23においては周波数が455kHzに固定された正
弦波信号が発振し、この信号は位相比較回路6に供給さ
れる。位相比較回路6においては、これ等2つの信号が
位相比較.され、これ等の信号の位相差に応じた信号が
低域通過淵波器8に供給される。そして、低域通過淵波
器8からの直流出力電圧が周波数制御信号として局部発
振器7に供給される。次に、局部発振器7からの周波数
が985kHzである信号が第2の混j合回路3に供給
され、受信周波数である530kHzの信号はこの信号
と混合されて455kHzの中間周波信号に変換される
。この中間周波信号は中間周波増巾回路9で増巾された
後プロダクト検波器10に供給される。一方、第2の基
準発振器である・ビート周波数発振器23からの455
kHzの正弦波信号も又プロダクト検波器10に供給さ
れる。そして、受信信号はここで検波され、出力端子1
1には検波信号が得られる。上述した受信機によれば、
ビート周波数発振器23の発振周波数を例えば数kHz
程度変化させることにより受信機の選択特性を向上させ
ることができる。
到来電波信号が上側帯波のSSB信号である場合に、そ
の電波の占有周波数帯域が3kHz及び沖間周波沢波器
の通過周波数帯域が6kHz程度であるとすれば、希望
放送電波に隣接して妨害波が生じた場合、ビート周波数
発振器23の発振周波数を変化させて455kHzから
458kHzに移動させることにより、妨害波の混信を
除去することができる。即ちこれにより、PLL20に
おいて電圧制御型発振器7の局部発振周波数が985k
Hzから988kHzに変化し、希望波の中間周波数は
458kHZに変化し、更に妨害波の中間周波数は46
1kHzに変化する。この時、妨害波は中間周波増巾回
路9の通過周波数帯域外となるので、混信は除去されて
受信機の選択特性は向上される。又、更に、ビート周波
数発振器23において温度変化等に起因してその発振周
波数がドリフトした場合にはそのドリフトは相殺される
即ち、その発振周波数がドリフトして例えば456kH
zとなつた場合には、PLL20において局部発振器と
しての電圧制御型発振器7の局部発振周波数は985k
Hzから986kHzとなり、中間周波数も456kH
zに変換されるので、プロダクト検波器10には共に周
波数が等しい456kHzの2つの入力が供給される。
従つて、ビート周波数発振器23においてドリフトが生
じない場合と同様となり、このドリフトは相殺されるこ
とになる。以上はAM受信機にて受信する放送波をSS
B信号として説明したが、DSB信号の場合にはプロダ
タト検波器10の両入力の位相を同相とすることにより
同様に受信することができる。
次に、第3図を参照して、上述した第1の基準発振器4
、高調波発生器5の具体回路例について説明しよう。
尚、実際の回路においては基準発振器4と高調波発生器
5とに増巾回路30、低域通過淵波器31.バツフア用
増巾回路32も合わせて構成されている。基準発振器4
において33は水晶発振子、34は発振用トランジスタ
である。基準発振器4よりの発振信号はトランジスタ3
5等で構成される次段の増巾回路30で増巾された後、
シリコンダイオード又はゲルマニウムダイオード36等
で構成される高調彼発生器5に供給される。ダイオード
36は非線形素子として動作し、10kHzの正弦波信
号はここで多数の高調波成分を含んだ信号とされる。こ
の信号は次に淵波器3]に供給かれ、その出力としては
530kHzの信号が取り出される。530kHzの信
号はトランジス夕37等で構成されるバツフア増巾回路
32を介して第1の混合回路21が接続される出力端子
38に供給される。
斯くして、本発明AM受信機によれば第1の基準周波数
信号の高調波信号を発生し、局部発振周波数信号を先ず
この高調波信号に混合してその周波数を低下せしめ、こ
の周波数が低下せしめられた信号と第2の基準周波数信
号とを位相比較し、その比較出力で局部発振周波数信号
を制御し、この局部発振周波数信号を混合回路に供給し
ているので位相比較器は必ずしも広周波数帯域特性で高
速度比較の性能を有するものでなくても良く、その価格
を廉価とすることができる。
又、第2の基準周波数信号をプロダクト検波器に供給し
ており、この信号の周波数を変化させることにより中間
周波増巾回路の濾波器で妨害波を除去し、受信機の選択
度特性を向上させることができる。
又、この周波数を変化させる時にプロダクト検波器の入
力信号の周波数も同時に変化するので検波出力信号の再
生音が変化するおそれは全くない更に、温度変化等に起
因して第2基準周波数信号がドリフトしてその周波数が
変化した場合、プロダクト検波器には夫々このドリフト
の影響を受けた2つの入力信号が供給されるので、ドリ
フI・の影響を相殺することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来におけるAM受信機の要部の系統図、第2
図は本発明AM受信機の一例の要部の系統図、第3図は
第2図における第1の基準発振器及び高調波発生器の具
体回路例を示す回路図である。 3は第2の混合器、4は第1の基準発振器、5は高調波
発生器、6は位相比較回路、7は局部発振器、8は低域
通過淵波器、10はプロダクト検波器、21は第1の混
合器、23は第2の基準発振器である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第1の基準発振器と、該第1の基準発振器からの基
    準信号が供給される高周波発生器と、局部発振器と、該
    局部発振器と上記高調波発生器の出力が供給される第1
    の混合回路と、第2の基準発振器と、該第2の基準発振
    器と上記第1の混合回路の出力が供給される位相比較回
    路と、該位相比較回路の出力が供給されて該出力に応じ
    た周波数制御信号を上記局部発振器に供給する濾波器と
    、上記局部発振器の出力と高周波信号とが供給されて混
    合される第2の混合回路と、該第2の混合回路から得ら
    れる中間周波信号及び上記第2の基準発振器の出力が供
    給されるプロダクト検波器とより成るAM受信機。
JP12212076A 1976-10-12 1976-10-12 Am受信機 Expired JPS5951182B2 (ja)

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JP12212076A JPS5951182B2 (ja) 1976-10-12 1976-10-12 Am受信機

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JPS5347216A JPS5347216A (en) 1978-04-27
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0988431A (ja) * 1995-09-28 1997-03-31 Taiko Kinoshita Kensetsu Kk サッシ取付時のサッシ位置決め装置

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