JPS635054B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS635054B2
JPS635054B2 JP60274030A JP27403085A JPS635054B2 JP S635054 B2 JPS635054 B2 JP S635054B2 JP 60274030 A JP60274030 A JP 60274030A JP 27403085 A JP27403085 A JP 27403085A JP S635054 B2 JPS635054 B2 JP S635054B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seaweed
salt water
powder
water
kelp
Prior art date
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Expired
Application number
JP60274030A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61141870A (ja
Inventor
Heijiro Takahashi
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Original Assignee
Individual
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  • Edible Seaweed (AREA)
  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、昆布、あらめ、ひじき等の海藻類を
微粉末にする海藻類粉末の製造方法に関するもの
である。
(従来技術とその問題点) 海藻類は、良く知られるように、カロリー源と
しての栄養価はあまり高くなく、むしろ整腸作用
や無機質、ビタミンの供給源として特徴がある。
海藻の栄養価として最も重要な点は、無機成分に
富んでいる点で、海藻は乾物中約、10〜30%の無
機成分を含んでいる。海水中には多数の無機イオ
ンが存在しているが、海藻はそれらのうち、特に
K、Caを選択的に蓄積しており、その含有量は
それぞれ乾物中約、5%、及び1%で、ともに人
間の無機質供給源として重要である。
また、成長期にある者の発育を促進し、成人に
おいては基礎代謝を盛んにするヨウ素も重要な無
機成分である。
したがつて成人ばかりでなく発育中の子供や老
人も海藻類を食することが望まれるものである。
しかし子供は一般的に海藻類が好きではなく、ま
た老人の場合は歯が弱つているため充分に柔らか
く調理しないと食することができない。
これらのことが子供や老人が海藻類を食しにく
い原因となつている。
更に、海藻のエキス成分には、各種の遊離アミ
ノ酸が含まれており、こんぶのうまみ成分として
広く利用されている。今日食品には合成調味料、
合成着色料等の添加物が多く含まれており、これ
らの幣害が指摘されている。このため使用に当つ
て便利な天然の味付け料が切望されている。
(発明の目的) 本発明は栄養価が高く、添加物のない自然の食
品である海藻類を、その旨味を損なうことなく食
しやすくすると共に、そのままの状態で後処理の
不要な調味料としても使用することができるよう
にした海藻類粉末の製造方法を提供するものであ
る。
(発明の構成) 本発明は、昆布、あらめ、ひじき等の乾物海藻
類を洗浄した後に噴霧器にて塩水を吹きつけ、塩
水が滴下しないようにして戻し、戻した海藻類を
乾燥させた後に粉末にすることを特徴とする海藻
類粉末の製造方法である。
海藻類は、通常乾物にされており、そのままで
も粉砕可能であるが、表面に砂等の不純物が付着
しているので、これを洗浄して取除く必要があ
る。洗浄水は普通の水でもよいが、海水のほうが
採取時の状態と同じ状態になるので好ましい。
乾燥海藻類を洗浄し、一旦水を切つた後、噴霧
器にて海藻から塩水が滴下しないように時間をか
けて塩水を吹きつけ、採取時の生の状態に戻す。
これは、滴下する塩水には海藻の旨味や栄養分
が含まれているため、それを逃がさないようにす
るためである。
そして、生の状態に戻つたら、日光等によつ
て、なるべく短時間のうちに十分乾燥させる。
短時間に乾燥させる理由は明らかではないが、
乾燥に時間をかけると海藻のうまみがなくなる。
そして十分に乾燥させた後、粉砕機にかけて海
藻類の粉末を得る。
本発明では、乾燥した海藻類を一旦もとに戻
し、更に乾燥させるといつた手間のかかる工程を
経ているのは、こうすることによつて海藻類の味
が良くなるためである。
その理由ははつきりしないが、上記工程を経る
ことによつて、乾燥の際に水分の蒸発と共に海藻
類に何等かの変化が起き(例えば海藻類中のニガ
リが水分と共に蒸発散する等)このために味が良
くなるものと考えられる。
(実施例) 次に実施例により、本発明を更に詳細に説明す
る。
実施例 1 根昆布の乾物を食塩水にて十分洗浄し、不純物
を取除く。これを水切りした後、噴霧器にて少量
の食塩水を加え、根昆布中の旨味や栄養分が流出
しないように長時間かけて生の状態に戻した後、
味が落ちないように短時間で日光乾燥させる。
これを10cm程度に切断し、粗粉砕機にて粉砕
し、更に4500rpm以上の高速回転にて粉砕し、
160メツシユのふるいにかけて微粉末とする。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、昆布、
あらめ、ひじき等の乾物海藻類を洗浄した後に噴
霧器にて塩水を吹きつけ、塩水が滴下しないよう
にして戻し、戻した海藻類を乾燥させた後に粉末
にすることとしたので、旨味が逃げず美味で栄養
価が高く、合成添加物を含有しない海藻類の粉末
が得られる。
又、本発明で得られる海藻類の粉末は、そのま
まふりかけとして使用でき、また調味料として使
用したとき除去等の後処理が不要である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 昆布、あらめ、ひじき等の乾物海藻類を洗浄
    した後に噴霧器にて塩水を吹きつけ、塩水が滴下
    しないようにして戻し、戻した海藻類を乾燥させ
    た後に粉末にすることを特徴とする海藻類粉末の
    製造方法。
JP60274030A 1985-12-04 1985-12-04 海藻類粉末の製造方法 Granted JPS61141870A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60274030A JPS61141870A (ja) 1985-12-04 1985-12-04 海藻類粉末の製造方法

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JP60274030A JPS61141870A (ja) 1985-12-04 1985-12-04 海藻類粉末の製造方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57177877A Division JPS5966854A (ja) 1982-10-09 1982-10-09 海藻入り麺の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61141870A JPS61141870A (ja) 1986-06-28
JPS635054B2 true JPS635054B2 (ja) 1988-02-02

Family

ID=17535978

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60274030A Granted JPS61141870A (ja) 1985-12-04 1985-12-04 海藻類粉末の製造方法

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JP (1) JPS61141870A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04126054A (ja) * 1990-09-17 1992-04-27 Iku Nagai 調理用海草食品
JP5308619B2 (ja) * 2006-06-05 2013-10-09 株式会社アドバンス 健康食品

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61141870A (ja) 1986-06-28

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