JPS61141870A - 海藻類粉末の製造方法 - Google Patents
海藻類粉末の製造方法Info
- Publication number
- JPS61141870A JPS61141870A JP60274030A JP27403085A JPS61141870A JP S61141870 A JPS61141870 A JP S61141870A JP 60274030 A JP60274030 A JP 60274030A JP 27403085 A JP27403085 A JP 27403085A JP S61141870 A JPS61141870 A JP S61141870A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seaweed
- dried
- powder
- alga
- saline water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Edible Seaweed (AREA)
- Formation And Processing Of Food Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（発明の対象 産業上の利用分野）
本発明は、昆布、あらめ、ひじき等の海藻類を微粉末に
する海ｓｌＲ粉末の製造方法に関するものである。
する海ｓｌＲ粉末の製造方法に関するものである。
（従来技術とその問題点）
海藻類は、良く知られるように、カロリー源としての栄
養価はあまり高くなく、むしろ整腸作用や無機質、ビタ
ミンの供給源として特徴がある。
養価はあまり高くなく、むしろ整腸作用や無機質、ビタ
ミンの供給源として特徴がある。
海藻の栄養価として最も重要な点は、無機成分に富んで
いる点で、海藻は乾物中約、１０〜３０％の無機成分を
含んでいる。海水中には多数の無機イオンが存在してい
るが、海藻はそれらのうち、特にに、Ｃａを選択的に蓄
積しており、その含有量はそれぞれ乾物中約、５％、及
び１％で、ともに人間の無機質供給源として重要である
。
いる点で、海藻は乾物中約、１０〜３０％の無機成分を
含んでいる。海水中には多数の無機イオンが存在してい
るが、海藻はそれらのうち、特にに、Ｃａを選択的に蓄
積しており、その含有量はそれぞれ乾物中約、５％、及
び１％で、ともに人間の無機質供給源として重要である
。
また、成長期にある者の発育を促進し、成人においては
基礎代謝を盛んにするヨウ素も重要な無機成分である。
基礎代謝を盛んにするヨウ素も重要な無機成分である。
したがって成人ばかりでなく発育中の子供や老人も海藻
類を食することが望まれるものである。
類を食することが望まれるものである。
しかし子供は一般的に海藻類が好きではなく、また老人
の場合は歯が弱っているため充分に柔らかく調理しない
と食することができない。
の場合は歯が弱っているため充分に柔らかく調理しない
と食することができない。
これらのことが子供や老人が海藻類を食しにくい原因と
なっている。
なっている。
更に、海藻のエキス成分には、各種の遊離アミノ酸が含
まれており、こんぶのうまみ成分として広く利用されて
いる。今日食品には合成調味料、合成着色料等の添加物
が多く含まれており、これらの弊害が指摘されている。
まれており、こんぶのうまみ成分として広く利用されて
いる。今日食品には合成調味料、合成着色料等の添加物
が多く含まれており、これらの弊害が指摘されている。
このため使用に当って便利な天然の味付は料が切望され
ている。
ている。
（発明の目的）
本発明は栄養価が高く、添加物のない自然の食品である
海藻類を、その旨味を損なうことなく食る。
海藻類を、その旨味を損なうことなく食る。
（発明の構成）
本発明は、
（ａ＞昆布、あらめ、ひじき等の乾物海藻類に噴霧器に
て少量の塩水を吹きつけ、塩水が滴下しないようにして
戻す工程、 （ｂ）戻した海藻類を乾燥させた後粉末にする工程、 を備えたことを特徴とする海藻類粉末の製造方法である
。
て少量の塩水を吹きつけ、塩水が滴下しないようにして
戻す工程、 （ｂ）戻した海藻類を乾燥させた後粉末にする工程、 を備えたことを特徴とする海藻類粉末の製造方法である
。
海藻類は、通常乾物にされており、そのままでも粉砕可
能であるが、表面に砂等の不純物が付着しているので、
これを洗浄して取除く必要がある。洗浄水は普通の水で
もよいが、海水のほうが採取時の状態と同じ状態になる
ので好ましい。
能であるが、表面に砂等の不純物が付着しているので、
これを洗浄して取除く必要がある。洗浄水は普通の水で
もよいが、海水のほうが採取時の状態と同じ状態になる
ので好ましい。
乾燥海藻類を洗浄し、一旦水を切った後、噴霧器にて海
藻から塩水が滴下しないように時間をかけて塩水を吹き
つけ、採取時の生の状態に戻す。
藻から塩水が滴下しないように時間をかけて塩水を吹き
つけ、採取時の生の状態に戻す。
これは、滴下する塩水には海藻の旨味や栄養分が含まれ
ているため、それを逃がさないようにするためである。
ているため、それを逃がさないようにするためである。
そして、生の状態に戻ったら１日光等によって、なるべ
く短時間のうちに十分乾燥させる。
く短時間のうちに十分乾燥させる。
短時間に乾燥させる理由は明らかではないが、乾燥に時
間をかけると海藻のうまみがなくなる。
間をかけると海藻のうまみがなくなる。
そして十分に乾燥させた後、粉砕機にかけて海藻類の粉
末を得る。
末を得る。
本発明では、乾燥した海藻類を一旦もとに戻し、更に乾
燥させるといった手間のかかる工程を経ているのは、こ
うすることによって海藻類の味が良くなるためである。
燥させるといった手間のかかる工程を経ているのは、こ
うすることによって海藻類の味が良くなるためである。
その理由ははっきりしないが、上記工程を経ることによ
って、乾燥の際に水分の蒸発と共に海藻類に何等かの変
化が起き（例えば海藻類中のニガリが水分と共に蒸発散
する等）このために味が良くなるものと考えられる。
って、乾燥の際に水分の蒸発と共に海藻類に何等かの変
化が起き（例えば海藻類中のニガリが水分と共に蒸発散
する等）このために味が良くなるものと考えられる。
（実施例）
次に実施例により、本発明を更に詳細に説明する。
実施例１
根昆布の乾物を食塩水にて十分洗浄し、不純物を取除く
、これを水切りした後、噴霧器にて少量の食塩水を加え
、根昆布中の旨味や栄養分が流出いように長時間かけて
生の状態に戻した後、味が落ちないように短時間で日光
乾燥させる。
、これを水切りした後、噴霧器にて少量の食塩水を加え
、根昆布中の旨味や栄養分が流出いように長時間かけて
生の状態に戻した後、味が落ちないように短時間で日光
乾燥させる。
これを１０ｃｍ程度に切断し、粗粉砕機にて粉砕し、更
に４５０Ｏｒｐｍ以上の高速回転にて粉砕し、１６０メ
ツシユのふるいにかけて微粉末とする。
に４５０Ｏｒｐｍ以上の高速回転にて粉砕し、１６０メ
ツシユのふるいにかけて微粉末とする。
（発明の効果）
以上説明したように、本発明によれば、昆布。
あらめ、ひじき等の乾物海藻類に噴霧器にて少量の塩水
を吹きつけて採取時の状態に戻すけれども、その際に海
藻類から塩水が滴下しないようにして海藻類の旨味や栄
養分を逃がさないようにしたので美味で栄養価が高く、
合成添加物を含有しない海藻類の粉末が得られる。
を吹きつけて採取時の状態に戻すけれども、その際に海
藻類から塩水が滴下しないようにして海藻類の旨味や栄
養分を逃がさないようにしたので美味で栄養価が高く、
合成添加物を含有しない海藻類の粉末が得られる。
又１本発明で得られる海藻類の粉末は、そのままふりか
けとして使用でき、また調味料として使用したとき除去
等の後処理が不要である。
けとして使用でき、また調味料として使用したとき除去
等の後処理が不要である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 （ａ）昆布、あらめ、ひじき等の乾物海藻類に噴霧器に
て少量の塩水を吹きつけ、塩水が滴下しないようにして
戻す工程、 （ｂ）戻した海藻類を乾燥させた後粉末にする工程、 を備えたことを特徴とする海藻類粉末の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60274030A JPS61141870A (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 | 海藻類粉末の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60274030A JPS61141870A (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 | 海藻類粉末の製造方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57177877A Division JPS5966854A (ja) | 1982-10-09 | 1982-10-09 | 海藻入り麺の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61141870A true JPS61141870A (ja) | 1986-06-28 |
| JPS635054B2 JPS635054B2 (ja) | 1988-02-02 |
Family
ID=17535978
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60274030A Granted JPS61141870A (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 | 海藻類粉末の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61141870A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04126054A (ja) * | 1990-09-17 | 1992-04-27 | Iku Nagai | 調理用海草食品 |
| JP2007320946A (ja) * | 2006-06-05 | 2007-12-13 | Advance Co Ltd | 腸内菌叢改善組成物 |
-
1985
- 1985-12-04 JP JP60274030A patent/JPS61141870A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04126054A (ja) * | 1990-09-17 | 1992-04-27 | Iku Nagai | 調理用海草食品 |
| JP2007320946A (ja) * | 2006-06-05 | 2007-12-13 | Advance Co Ltd | 腸内菌叢改善組成物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS635054B2 (ja) | 1988-02-02 |
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