JPS63502792A - 電気機械 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 特に内燃機関の始動装置のための電気機器従来の技術 本発明は請求の範囲の第１項に記された形式の、特に内燃機関の始動装置のため の電気機器に関する。永久磁石が保持ばねＫよってケーシング内に保持されてい る電気機器は既に公知である。各保持ばねはそれぞれ２つの相並んだ永久磁石の 間に配設されており、また該永久磁石の一方端面に弾性的に当接した複数のばね アームと、各永久磁石をケーシング内の正確な位置に保持するための固定部材と を有している。意図的に形成された曲げ作用によってこの公知構造においては、 ケーシング内への永久磁石の付加的な固定部材は不要である。この公知電気機器 において永久磁石が所属の磁束案内部材を有している場合、該磁束案内部材には 可動子への方向での大きな半径方向力が作用し、従って磁束案内部材も含めた各 永久磁石をケーシング内に保持するためには、保持ばねが付加的に少な（とも１ つのリベットによってケーシング内に固定されなければならない。所属の磁束案 内部材を備えた永久磁石のこのような固定の有する欠点は、保持ばね及びリベッ トとしての多くの固定部材が必要とされかつ高い組立てコスト故に非経済的であ ることである。

発明の課題、解決手段及び利点 本発明の課題は、冒頭に述べた形式の装置を改良して、磁束案内部材も含めた永 久磁石をケーシング内に。

簡単な手段で確実にしかし解離可能にかつローコストで配設及び固定可能とする ことである。

上記の課題は本発明によれば、請求の範囲第１項の特徴部分に記された手段によ って解決された。

本発明の利点は、所属の磁束案内部材を有する又は有さない永久磁石を確実に保 持するために２つのリング状部材のみが必要であり、この部材はその都度の磁石 長さや当該電気機器が右回りか左回りかに関係なく使用可能なことである。更に このリング状の保持部材によって永久磁石及び磁束案内部材の形状接続的な位置 固定及び磁石グループの予備組立てが可能である。

更にこの保持部材によって、電気機器のケーシング内への可動子の差込み時に磁 石を機械的に保護することが可能となっている。

本発明の有利な実施態様は請求の範囲の各従属環に記した通りである。特に有利 なのは、保持手段、位置固定手段及び誤差補償手段を、環状の保持部材に一体成 形することであり、この保持部材によって一方のリングがケーシング突出部に解 離可能に係止され得、他方でも５１つのリングが縦方向での比較的に大きな製造 誤差を補償するための弾性的な突出部を有していることである。更にこの環状の 保持部材は、その電気機器の形式及び要求に応じてばね鋼又は延弾性かつ耐熱性 のプラスチック又は軽金属から製造可能である。

図面の簡単な説明 図面は本発明の１実施例を示すものであって、第１図は電気機器のケーシングの 縦断面図、第２図は第１図の■線方向で見た平面図、第３図は同じく■線方向で 見た平面図である。

実施例 電気機器の円筒状ケーシング１内では内壁２に、該ケーシング１の縦軸線に対し て垂直な平面内で半径方向突出した複数の係止突起部３が、例えばスタンピング 加工によって形成されている。ケーシング１内には磁石グループが解離可能にそ う着されている。この磁石グループは３つの永久磁石対から形成され、各永久磁 石４乃至９にそれぞれ１つの磁束案内部材１０乃至１５が配属されている。各永 久磁石４乃至９は、その外面がケーシング１の内壁２に適合するように曲げ形成 されている。電気機器のそれ自体公知の図示されていない可動子の回転方向に応 じて、永久磁石４乃至９に配属された導電部材１０乃至１５が永久磁石４乃至９ の一方又は他方の縦面１６又は１７に接触する。

永久磁石４乃至９は磁石案内部材１ｏ乃至１５も含めて、２つの弾性的な保持部 材によって磁石グループとして予め組立てられている。この保持部材は、例えば ばね鋼から成る２つのリング１８．１９から形成されている。その都度の形式及 び要求に応じてこのリングは、延弾性のプラスチック又はアルミニウム等の軽金 属から成る成形部材として形成可能である。

リング１８は１つの円筒状の区分２０を有し、この区分２０上にそれぞれ永久磁 石４乃至９又は磁束案内部材１０乃至１９の内面２１．２２のそれぞれ１つの線 区分が載せられており、この線区分が永久磁石４乃至９又は導電部材１０乃至１ ５の端面２３．２４に接している。

リング１８はフランジ状の縁部２５を有し、この縁部２５は円筒状の区分２０に 対して垂直に永久磁石５乃至９及び磁束案内部材１０乃至１５の端面２３　、２ ４に沿って延びかつ該端面２３．２４に接触している。

縁部２５からは舌片２６，２７が打抜き出されておりそれぞれ、永久磁石４乃至 ９の１つの自由な縦面１７又は磁束案内部材１０乃至１５の、所属の永久磁石４ 乃至９と反対側の縦面２８に沿って曲げられている。

縁部２５と舌片２６，２７とＫよって永久磁石４乃至９は磁束案内部材１０乃至 １５と共に、縦方向及び周方向において所定位置で相互に位置固定されている。

更に舌゛片２６，２７によって各導電部材１ｏ乃至１５が、それぞれの所属の永 久磁石４乃至９に形状接続的に保持されている。

縁部２５からは更に６つの、端面２３，２４から軸線方向で距離を置いた弾性ア ーム２９が曲げ出されている。

リング１９はやはり円筒状の区分３０を有している。

この区分３０上には永久磁石４乃至９又は導電部材１０乃至１５の内面２１．２ ２のそれぞれ１つの線区分が装着されており、この線区分は永久磁石４乃至９又 は磁束案内部材１０乃至１５の他の端面３１，３２に接している。

リング１９もやはりフランジ状の縁部３３を有している。この縁部３３からも舌 片３４．３５が打抜き出されており、永久磁石４乃至９の縦面１７又は磁束案内 部材１０乃至１５の縦面２Ｂにおいて曲げられている。こうしてリング１８．１ ９によって永久磁石４乃至９が、当接する磁束案内部材１０乃至１５と共に磁石 グループとして縦方向、周方向及び半径方向における所定の位置において互いに 位置決めされ、保持されそして構成ユニットとして予め組立てられている。更に 各リング１８．１９は特に磁石グループ４乃至１５の端面範囲のために、ケーシ ングｌ内への該磁石グループのはめ入れ時の機械的な保護を形成している。

リング１９の縁部３３には更に４つの固定舌片３６乃至３９が打抜き形成されて 縁部３３に対して垂直に、しかし舌片３４．３５に対して反対の方向へ曲げ出さ れている。この固定舌片３６乃至３９内にはスリット４１を備えたばね舌片４０ が形成されている。

予め組立てられた磁石グループ４乃至１５．１８゜１９はケーシング１内に、各 固定舌片３６乃至３９のスリット付けされたばね舌片４０が、ケーシング１の内 壁２に半径方向突出した係止突起部３に係止するまで押し入れられる。磁石グル ープ４乃至１５．１８゜１９はこれによってケーシング１内で所定の位置に固定 的にかつ解離可能に取付けられる。ケーシング１は端面２３．２４に対してかつ リング１８の縁部２５に対して中間軸受４２によって被われており、この中間軸 受にはリング１８の弾性アーム２９が支持されている。中間軸受４２はそれ自体 公知の図示されていない方法で、電気機器のやはり公知で図示されていない可動 子軸のための軸受個所として働いている。中間軸受４２は周面にばね舌片４３を 備え、とのばね舌片４３はケーシング１と駆動軸受の各端面の間にそれ自体公知 の方法で配置されかつ固定されている。一般的にはタイロッド４６によって駆動 軸受４４と、ケーシング１の端面４５に配置された図示されていない整流子軸受 とがケーシング１に固定されている。磁石グループ４乃至１５，１８．１９を通 って突出したタイロッドのために、リング１８の縁部２５内の舌片対２６　、２ ７とリング１９の縁部３３内の舌片対３４．３５との適切な曲げ出し形成によっ て通路が形成されている。舌片対２６，２７；３４，３５はやはり、導電部材１ ０乃至１５を含めた永久磁石４乃至９をタイロッド４６の差込み時に機械的に守 るために働い℃いる。

中間軸受を有さない形式の公知構造においては駆動軸受はケーシング１に直接に 配置され、そして弾性アーム２９が駆動軸受に支持されている。

国際調査報告

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．特に内燃機関の始動装置のための電気機器であつて、該機器のクーシング内 で内壁に、曲げ形成された複数の永久磁石が接触せしめられており、各永久磁石 にそれぞれ１つの磁束案内部材が縦面の内の１つを接触させて配属されており、 この永久磁石と磁束案内部材とが弾性的な保持部材を以つてケーシング内で、周 方向及び縦方向で規定された所定の位置に固定されている形式のものにおいて、 保持部材が２つのリング（１８，１９）から成り、この各リング（１８，１９） の円筒状の区分（２０；３０）がそれぞれの永久磁石（４乃至９）及び導電部材 （１０乃至１５）の内面（２１；２２）の、端面（２３，２４；３１，３２）に 接した端区分に当接し、また該リング（１８，１９）のフランジ状の縁部（２５ ；３３）が端面（２３，２４）に当接しており、前記の縁部（２５；３３）が、 永久磁石（４乃至９）の内のその都度の１つと、他方の永久磁石（４乃至９）に 配属された隣接する磁束案内部材（１０乃至１５）との１つの縦面の端区分に接 触する保持突起部（２６，２７；３４，３５）を有し、一方のリング（１８又は １９）が、ケーシング（１）内に磁石機構（４乃至１５，１８，１９）を解離可 能に固定するための少なくとも１つの突出部（３６乃至３９）を備えていること を特徴とする、電気機器。
2. ２．ケーシング（１）の内壁（２）に少なくとも１つの係止突起部（３）が一体 成形されており、この係止突起部（３）には一方のリング（１９）の少なくとも １つの突出部（３５乃至３９）が係止可能であり、また他方のリング（１８）に おいては少なくとも１つの、該リング（１８）の縁区分（２５）から軸線方向で 突出した突出部（２９）が、ケーシング（１）の端面に配置された中間軸受（４ ２）又は駆動軸受に支持されている、請求の範囲第１項記載の電気機器。
3. ３．各リング（１８；１９）がばね鋼から成つている、請求の範囲第１項記載の 電気機器。
4. ４．各リング（１８；１９）が延弾性プラスチック製の成形部材として形成され ている、請求の範囲第１項記載の電気機器。
5. ５．各リング（１８；１９）が軽金属製の射出成形部材として形成されている、 請求の範囲第１項記載の電気機器。