JPS63502652A - 車両用照明装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ４、発電機（１）がリング形状のケース内に設けられ、互に相対的に移動し得る ２個の部品（３１，３２）を具え、その一方の部品（３１）の−例に開放する窪 みが設けられ、他方の部分に窪みに対するカバー（３２）が設けられ、極（２７ ）が一方の部品（３１）に固着され、コイル（２６）が他方の部品（３２）に固 着されている請求の範囲第１〜３項のいずれか１項に記載の照明装置。

５、窪みを形成する部品（３１）がＵ字形断面形状を有し、その一方の内側壁上 に複数の極（２７）が固着され、コイル（２６）がカバー（３２）の内面に固着 されて前記富み内に突出して他方の内側壁に沿って並進移動し得るよう構成され ている請求の範囲第３項または第４項に記載の照明装置。

６、駆動部材（３４）が窪み形成部品の外側壁に固着され、これらの部材（３４ ）が車軸（２１）の周りに回転する車輪（２０）のスポーク（３５）と協働する よう構成されている請求の範囲第１〜５項のいずれか１項に記載の照明装置。

７、極（２７）がコイル（２６）に対して相対的に外方に突出している請求の範 囲第１〜６項のいずれか１項に記載の照明装置。

８、極（２７）が永久磁石によって形成されている請求の範囲第１〜７項のいず れか１項に記載の照明装置。

９、　コイル（２６）を形成している巻回の中心が発電機（１）の軸線（２１） 上に位置している請求の範囲第１〜８項のいずれか１項に記載の照明装置。

明　細　書 車両用照明装置 本発明は、二輪車および三輪車のようにエンジンを具えずに車輪によって走行す る車両に用いられる照明装置で、ステータおよび車輪によって駆動されるロータ を具える発電機、特にダイナモから給電される少なくとも１個のランプを具える 車両用照明装置に関するものである。

背景技術 従来、このような既知の車両用照明装置は極数の少ない発電機を具えている。こ のような発電機は相対的に低速度で一般に走行する結果として発電機から得られ る電圧が極めて低いこの種の車両には適していない。

発明の開示 本発明の主な目的は、上述した欠点を除去し得る照明装置を提供しようとするも のである。

かかる目的のため、本発明による照明装置の発電機は、交互に極性を相異させて ３６ｏ°の全周にわたって配設された少なくとも１６個の極と、これらの極に対 向して３６ｏ°　の全周にわたって延在する単一コイルにより形成された誘導巻 線とを具え、前記極とコイルとが相対的に移動可能に取付けられ、発電機の軸線 とこのロータを駆動する車輪の軸線とが同一軸線上に位置するようステータが車 両フレームに固着されている。

有利には、発電機がリング形状で、これがため回転軸がなく、フォークの脚間で 回転する車輪の側方位置でフォークの脚間に発電機が取付けられる。

本発明の特に好適な実施例では、コイルが有孔金属ケース内に設けられる。

本発明のさらに他の実施例では、発電機がリング形状のケース内に設けられ、互 に相対的に移動し得る２個の部品を具え、その一方の部品の一側に開放する窪み を設け、他方の部分に窪みに対するカバーを設け、極が一方の部品に固着され、 コイルが他方の部品に固着される。

本発明の好適実施例では、コイルを形成する巻線の中心が発電機の軸線上にある ようにする。

本発明の他の特徴および利点が以下の記載から明らかにされるよう、本発明の実 施例を図面につき次に説明するも、これにより本発明の範囲は制限されるもので はない。

図面の簡単な説明 第１図は本発明による照明装置が設けられている二輪車の部分側面図である。

第２図は第１図に示す実施例の一部を第１図の■−■線上で断面として示す拡大 断面図である。

第３図は第１図に示す実施例の一部を破断除去して示す側面図である。

第４図はを孔金属ケースの斜視図である。

第５図は本発明の第１実施例による照明装置の電気回路図である。

第６図は本発明の他の実施例による電気回路図である。

これらの図面において同じ参照番号は同じ素子を示す。

発明を実施するための最良の形態 −ｉに、本発明は、エンジンを具えずに車輪によって走行する二輪車、三輪車等 の車両の照明装置で、その１個以上のランプが車輪によって駆動される発電機か ら給電される車両用照明装置に関するものである。

本発明による照明装置は、少な（とも８個の極対と、１個の誘導コイルとが相対 的に移動可能に３６０°の全周にわたって配置されていることを特徴とする。

本発明の特に好適な実施例においては、コイルを有孔金属ケース内に設けて爪を 有する発電機を形成している。

第１図に示すように、発電機１は二輪車の後輪２０の車軸２１と同一軸線上でフ ォーク２２の脚間に取付けられている。

発電機１はテールライト３、ヘッドライト４、その他の例えば、ウィンカ−１４ および警笛１７等に自転車フレーム２３内を経て電気的に接続される。

極２７は矩形の断面形状を有し、３６０°の全周にわたって異なる極が交互に配 置されて設けられている。極２７は接着剤３０によって発電機１のＵ字形断面の ケース３１の２個の内壁に固着されている。窪みを形成しているＵ字形断面形状 のケース３１はフォーク２２に対して相対的に可動である。極２７に対向して相 対的に内側にステータを形成するコイル２６の有孔金属ケース２８が設けられ、 極２７をコイル２６の有孔ケース２８から空隙３９によって分離しており、有孔 ケース２８は発電機１の軸線の周りに３６０°の全周にわたり一般に延長してい る。

コイル２６の有孔ケース２８はケース３１の窪みを塞ぐカバー３２の内側に接着 剤３０によって固着されている。

これがため、回転軸のないリング形状の発電機１は緊締カラー２５によってフォ ーク２２に取付けられ、カラー２５は発電機１の固定ケース部分にクランプねじ ３３によって取付けられている。照明装置を接地接続するフレーム２３に電気的 に良好に接続させるためカラーを良導電金属で造る。

有孔ケース２８と窪みを形成しているケース３１との間の相対的動きに対する摩 擦力を低減するため、両ケース間にころがり軸受２９が設けられている。ころが り軸受としてはボール軸受を用いるのが好ましい。

発電機のＵ字形ケース３１はロータを構成し、このケース３１の外側壁上に複数 個の爪状駆動部材３４が突出され、これらの駆動部材は自転車の車輪のスポーク ３５と共働する。

Ｕ字形のケース３１と車輪ボス３６の突出部分３７との間には空間３８が常に維 持されている。

コイル２６は有孔金属ケース２８内の環状空間内に発電機の軸線に巻回中心を一 致させて巻回されている。

発電機１から自転車のテールおよびヘッドライト３．４に給電するための照明装 置の電気回路には手で制御し得るスイッチ１０が設けられている。

自転車が停止する際にライト３．４が消えるのを防止するとともに光度を一定に 維持するため充電可能のバッテリー２が電気回路に一体に設けられている。

ライト３，４は発電機１またはバッテリー２から２個の接点８，９を経て給電さ れ、これらの接点はリレー７によって制御される。電圧が所定レベルより超える のを防止するため、発電機１の出力側に電圧安定器５が設けられ、この電圧安定 器の手前に整流器５′が設けられている。

バッテリー２には充電器６′および電圧指示器６が設けられ、この電圧指示器６ はバッテリーの電圧が所定レベルより低下したか否かを指示する。バッテリー電 圧が所定レベルより低下した場合には、指示器６がパルスを充電器６′に入力し 、バッテリー２を電圧安定器５のレベルにまで再び充電し、充電後は自動的に切 れる。このようにして、充電器６′はバッテリー２を損なうことなしに定格最大 効率まで再充電するよう正しく作動される。

付加的に、ストップライド１１がスイッチ１２を経て接続され、このスイッチは 自転車の図示せざるブレーキ装置によって制御される。

他の装備部品としてウィンカ−ライト１４、警笛１７等があり、これらの部品は 全て手動制御スイッチに関連され、ライト３，４およびそのスイッチ１ｏと並列 に接続される。

第５図は第４図に示す電気回路と同様の電気回路の例を示す。この例では、リレ ーおよびスイッチのような電気−機械的スイッチング部品の代わりに電子的スイ ッチ１９が設けられている。電圧安定器５は積分回路により構成され、この回路 はライトインピーダンスを発電機に整合させ、これらのライトに発電機がら一定 の電力を給電するよう構成されている。この積分回路をヘッドライト２４の内側 に設けることができる。

同様に、充電器６′および電圧指示器６を単一積分回路で構成することもできる 。

本発明の実施例として、発電機に６４個の極をその極性を交互に異ならせて配置 して設け、±１５ワットの出力を得るよう構成する。バッテリーはニッケルーカ ドミウム型のもので１．２ボルトのセルを５個具える。電圧安定器は６ボルトの 電圧しきい値を超えないよう制御する。電圧指示器はバッテリー電圧が５．５ボ ルトより低下しないよう制御する。

発電機の大きさは、その外径が１２０＋＋＋ｍで、内径が４５ｍｍで、厚さは１ ４ｍｍである。発電機のケースおよび突出駆動部材はＰＶＣまたはアルミニウム 製である。

極数が多いため、相対的に低速で走行する車両に好適な発電機が得られる。

他方、発電機を車軸と同一軸線上に配置したことによって、車輪の回転運動を発 電機のロータに伝達する際に発生する摩擦力を極めて低くすることができる。

さらにまた、２個の有孔金属ケースを用いることによって、誘起渦電流が実質的 に減少される。

さらに、単一コイルを用いるため、発電機の構造が遥かに簡単となっている。他 方、コイルヘッドが無いため、銅が相当節約されると同時に重量が軽減されてい る。同様に、コイルに適当に孔が形成された金属ケースを用いることによっても 発電機の重量を軽減することができる。

最後に発電機をフォークの脚間に配設したことによって発電機を盗み難くしてい る。

上述した実施例は本発明の照明装置の可能な用途を明らかにするためのものに過 ぎない。

これがため、本発明は上述した実施例に限られるものではなく、本発明の範囲内 で、例えば照明装置を構成する部品の形状、寸法および材料の選択を種々に変え て実施することができる。

例えば、駆動部材の遊端に緊締手段を設け、これにより駆動部材をスポークに着 脱可能に取付けることができる。

これにより始動時、停止時または車両の加速時に一般的に生じるような衝撃を防 止することができる。

国際調′４Ｆ餠失 ＡＢＩ’ＮＥＸ　Ｔｏ　、；、Ｅ　ＩＮＴＥＲ−ＮＡＴＩＯＮＡＬ　５ＥＡＲＣ Ｆ、ＲＥＰＣＲＴ　０ＮＩＮＴＥＲＮＡτｌ０ＮＡＬ　Ａ？ｐｌＪＣＡＴＩＯＮ 　Ｎｏ、　Ｅ’Ｃτ／ＢＥ　８７１００００５　（ＳＡ　１６８５４）ＤＥ−Ａ −２７２９４４６１１１０１／７９　ＮｏｎｅＤＥ−Ａ−３１２６１５０２０１ ０１／９３　Ｎｏｎｅ

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. １．二輔車および三輪車のようにエンジンを具えずに車輪によって走行する車両 に用いられる照明装置で、ステータおよび車輪（２０）によって駆動されるロー タを具える発電機（１）、特にダイナモから給電される少なくとも１個のランプ （３，４）を具える車両用照明装置において、発電機（１）が、交互に極性を相 異させて３６０°の全周にわたって配設された少なくとも１６個の極（２７）と 、これらの極に対向して３６０°の全周にわたって延在する単一コイル（２６） により形成された誘導巻線とを具え、前記極（２７）とコイル（２６）とが相対 的に移動可能に取付けられ、発電機（１）がそのロータを駆動する車輪（２０） の軸（２１）と同一軸線上に位置するようステータが車両フレーム（２３）に固 着されていることを特徴とする車両用照明装置。
2. ２．発電機（１）がリング形状で、これがため回転軸がなく、フォーク（２２） の脚間で回転する車輪（２０）の側方位置でフォークの脚間に発電機（１）が取 付けられていることを特徴とする請求の範囲第１項に記載の照明装置。
3. ３．コイル（２６）が少なくとも１個の有孔金属ケース（２８）内に設けられて いる請求の範囲第１項または第２項に記載の照明装置
4. ４．発電機（１）がリング形状のケース内に設けられ、互に相対的に移動し得る ２個の部品（３１，３２）を具え、その一方の部品（３１）の一側に開放する窪 みが設けられ、他方の部分に窪みに対するカバー（３２）が設けられ、極（２７ ）が一方の部品（３１）に固着され、コイル（２６）が他方の部品（３２）に固 着されている請求の範囲第１〜３項のいずれか１項に記載の照明装置。
5. ５．窪みを形成する部品（３１）がＵ字形断面形状を有し、その一方の内側壁上 に複数の極（２７）が固着され、コイル（２６）がカバー（３２）の内面に固着 されて前記窪み内に突出して他方の内側壁に沿って並進移動し得るよう構成され ている請求の範囲第３項または第４項に記載の照明装置。
6. ６．駆動部材（３４）が窪み形成部品の外側壁に固着され、これらの部材（３４ ）が車軸（２１）の周りに回転する車輪（２０）のスポーク（３５）と協働する よう構成されている請求の範囲第１〜５項のいずれか１項に記載の照明装置。
7. ７．極（２７）がコイル（２６）に対して相対的に外方に突出している請求の範 囲第１〜６項のいずれか１項に記載の照明装置。
8. ８．極（２７）が永久磁石によって形成されている請求の範囲第１〜７項のいず れか１項に記載の照明装置。
9. ９．コイル（２６）を形成している巻回の中心が発電機（１）の軸線（２１）上 に位置している請求の範囲第１〜８項のいずれか１項に記載の照明装置。