JPS63500734A - ディスクブレ−キ用駐車カ−トリッジ保持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ディスクブレーキ用駐車カートリッジ保持装置本発明は機械的駐車ブレーキアク チュエータを取付けているディスクブレーキに関する。

ディスクブレーキは、内部にピストン装置を設けた孔を有するキャリパ組立体を 包含しており、常用ブレーキ作動時流体圧力が孔に連通されると、キャリパ紐ブ レーキ作動時ビス）・ンを機械的に駆動するために多種の駐車ブレーキ装置が開 発されている。対の摩擦要素をディスクに係合させるように機械的に駆動あるい は付勢するボール・傾斜部又はねじのような多種の装置によって、駐車ブレーキ 作動が行われる。このような機械的駐車ブレーキアクチュエータは、例えば「デ ィスクブレーキ用機械的アクヂュエータ」に関する米国特許出願節７０４，１３ ９号及び「ディスクブレーキ装置」に関する米国特許出願節５７６．５１２号に 開示されているような複式トグル装置を含む。米国特許出願節７０４，１３９号 はキャリパハウジングの孔内に配設された複式トグル型機械的アクチュエータを 開示しており、この孔内に螺入され収容されるキャップによって孔の一端部が閉 鎖されている。米国特許出願節５７６．５１２号は駐車カートリッジハウジング 内に収納された複式トグル装置を開示しており、駐車カートリッジハウジングは キャリパハウジングの孔内に収容され、止め輪によってキャリパハウジングに固 着されている。駐車カートリッジハウジングの頂部にはブラケットが取付けられ て、機械的アクチュエータのレバーアームに取付けられるケーブルのための支持 体を形成している。流体シリンダの負荷を担うためにシリンダの両端部上に端部 キャップを保持する長いボルトを有する流体シリンダは周知である。しかし、キ ャリパハウジングに容易に脱着できる別体の駐車カートリッジハウジング内に収 納された駐車アクチュエータ機構をディスクブレーキに備え、カートリッジハウ ジングを軽量材料で相当小型に作ることができると共に、カートリッジハウジン グが機械的駐車アクチュエータの作動中に生起される反力を受けないように駐車 カートリッジハウジングをキャリパハウジングに取付けることが望ましい。従っ て、駐車カートリッジハウジングが反力を受けないように駐車カートリッジハウ ジングをキャリパ組立体に固定し、しかも駐車アクチュエータ機構をユニットと して取扱い得るように容易に脱着できる駐車カートリッジハウジングを備えるこ とが望ましい。

本発明は機械的駐車アクチュエータを有するディスクブレーキから成り、ディス クブレーキは、少なくとも１つの摩擦パッドと協働して摩擦パッドをロータに係 合させ、摩擦パッドをロータに係合させるようにピストン装置を移動可能に収容 する孔を具えたキャリパハウジングを含むキャリパ組立体と、内部に開口を具え 、開口が孔と整合するように上記キャリパハウジングに取付けられる駐車カート リッジハウジングと、駐車カートリッジハウジングの一端部において開口を封鎖 するために開口内に配設されるプラグ装置と、上記開口及び孔内に配設された機 械的駐車アクチュエータと、駐車カートリッジハウジングの端部に対して当接し 該端部を横切って延在する端部閉鎖装置と、一端部においてキャリパハウジング に固着されると共に他端部において端部閉鎖装置に固着される複数の固着装置と を有し、端部閉鎖装置と固着装置は協働して、プラグ装置に発揮される反力を受 けると共にこの反力をキャリパハウジングに直接伝達するようＺこなっている。

機械的駐車アクチュエータはケーブルによって変位される一対の外部レバーを備 え、レバーをケーブルと共に動かすようにリテーナ又はビンがケーブルとレバー の対応する端部とを互いに固着している。

本発明の実施例について添付図面を参照して説明する。

第１図は駐車カートリッジ装置を備えたディスクブレーキの端面図、 第２図は第１図の２−２線に沿った断面図、第３図はケーブルとレバーの対応す る端部とを互いに固着するリテーナの断面図、及び 第４図はケーブルとレバーとを互いに固着する変形構造の断面図である。

第１図及び第２図は一端部に駐車カートリッジ装置２８を備えたディスクブレー キ１０を示している。ディスクブレーキは内部にピストン１６を備えた孔１４を 有するキャリパハウジング１２を含む。ピストン１６は摩擦パッド１８に係合す るので、孔３２に連通された流体がピストン］６を摩擦パッド１８とロータ２０ に向けて押圧する。当業技術分野においては周知のように、反力がキャリパ組立 体を変位させるので、キャリパの脚２２が外方の摩擦パッド２４をロータ２０の 他側に向けて変位させる。ディスクブレーキ１０は、孔３２の内部に配設されて ピストン１６に係合する（米国特許出願第５７６、５１２号に開示された型の） 摩擦パッド摩耗補償機構２６を含む。駐車カートリッジ装置２８は、キャリパハ ウジングの端部１３に当接すると共に、内部に複式トグル型機械的駐車アクチュ エータ３６を備えた貫通開口３４を有する駐車カートリッジハウジング３０を含 む。複式トグル型機械的駐車アクヂュエータ３６は一端部においてトグル３８を 介して端部プラグ４８に係合すると共に、他端部においてトグル３９を介してピ ストン４０に係合しており、参照された米国特許出願第７０４，１３９号及び第 ５７６．５１２号に開示されている複式トグル型機械的アクヂュエータに応じて 構成されている。駐車カートリッジハウジング３０はボルト５０のための複数の 長手方向開口４２を含み、ポル）・はこの開口を貫通して延び、キャリパハウジ ング１２のねじ穴４４に螺着される。ボルト頭部５２が駐車カートリッジハウジ ング３０の端部３３を横切って延びるブラケット６ｏに対して固着されるので、 ブラケッ）・６０は端部プラグ４８を貫通開口３４内に捕捉する。ブラケット６ ０はケーブルブツシュ６４を受容する開口６２を設けるため上方に延長されてい る。複式トグル型機械的アクチュエータ３６は、ブラケット６０に隣接して延在 しＵ形すテーナ８ｏによって捕捉された一対のレバーアーム７ｏを含み、リテー ナはレバーアームを一体に固着すると共にケーブルの端部９２を捕捉する。ケー ブル９０は端部９２にクリンプ部材９１を有し、リテーナの開口８５、レバーア ームの端部７２及びブツシュ６４を貫通して延びて駐車ブレーキレバー（図示し ない）に取付けられる。レバーアームの端部７２はＵ形すテーナ８０をレバーア ームに対して位置決めさせる凹部７４を含み、リテーナ８０は内方に指向された 締着鉤部８４を含み、締着鉤部はレバーアーム７０の側部に係合するので、リテ ーナがレバーアームに固着される。

レバーアームの端部７２はスナップオン式リテーナ８０によって一体に定位置に 保持され、リテーナはまたケーブルをレバーアーム７０に固着するように働く。

車両の運転者が駐車ブレーキを働かせようとする際、駐車ブレーキレバー（図示 しない）が操作されて、作動的に取付けられたケーブル９０を変位させる。ケー ブル９０は矢印Ａ方向に変位されてレバーアーム７０を第２図に示す破線位置へ 動かず。ケーブルはブツシュ６４によって摺動自在に支承され、ブツシュ６４は ブラケット６０によって固定的に位置されている。レバーアーム７０の回転は機 械的駐車アクチュエータ３６を作動せしめる。カム３７が回転すると、入力反動 トグル３８と出力）・グル３９がカムと共に回転される。出カドグル３９は摩擦 パッド摩耗補償機構２６に連結されたピストン４０の横方向変位を生じさせる。

この動作は反動トグル３８を介して同等の反ツノを生じさせ、反動トグルは端部 プラグ４８に対して反力を発揮する。端部プラグ４８はブラケット６０に対して 直接配置されており、ブラケットはすべての反力を受けてボルト５０の頭部５２ に直接伝達する。ボルト５０はキャリパハウジング１２のねじ穴４４に固着され たねじ付端部へ反力を直接伝達する。このようにして、駐車ブレーキ用機械的駐 車アクチュエータ３６の作動の結果として発生ずる反力が、ブラケット６０、ボ ルト頭部５２、ボルト５０、ねじ穴４４そしてキャリパハウジング１２に直接伝 達され、駐車カートリッジハウジング３０がこの反力を受けることは全くない。

結果として、駐車カートリッジハウジング３０は、反力を受けないため、相当軽 量の材料で且つ全体として小型の形状に作ることができる。更に、駐車カートリ ッジハウジング３０は１．的駐車アクチュエータ３Ｇのための脱着容易なカート リッジを構成しているので、組立時あるいは整備の際組立体全体を容易に脱着で きる。又、ディスクとシューライニングとの間に隙間を備えることが必要な場合 、ボルトを緩めてピストン１６と駐車カートリッジ装置２８を後退させることが できる。他の利点は、端部プラグ４８を開口３４内に容易に挿入できることであ る。従来では、端部プラグ４８は駐車カートリッジハウジングのねじに螺合され るねじを有するものであった。プラグ４８がブラケット６０によって貫通開口３ ４内に捕捉されている結果、駐車カートリッジハウジングとプラグとの間のねじ 連結部が不要となり、製造コストを節減すると共に分解時間を短縮できろ。ボル ト５０は反力をキャリパハウジングに直接伝達するだけでなく、駐車カートリッ ジハウジングをキャリパハウジングに対して保持するために従来使用されていた シャーリングを不要にしている。このため、容易に離脱できる連結部が得られる と共に、キャリパハウジングに対する駐車カートリッジハウジングの確実且つ強 固な連結部が得られる。更に他の優れた利点は、端部ブラケット６０がキャリパ ハウジングに取付けられたボルトに反力を直接伝達するように働くばかりでなく 、ブツシュ６４とケーブル９０を位置決めするために上方に延長されていること である。

単にケーブルを位置決めするために別個の構造体をカートリッジハウジングに取 付ける代わりに、ブラケットは反力の伝達とケーブルの位置決めとの２つの目的 を果たしている。

複式トグル型機械的駐車アクチュエータ３６はケーブル９０によって回転される 対のレバーアーム７０を有する。

Ｕ形すテーナ８０はケーブルの端部９２とレバーアームの端部７２とを捕捉し、 ケーブルをレバーアームに固着するために従来使用されていたクレビスピンブラ ケット（米国特許出願第５７６．５１２号参照）を不要にしている。

結果として、レバーアームとブラケット６０との間にクレビスピンブラケットが 配置されていないため、休止位置でのレバーアーム７０とブラケット６０との間 の距離Ｂが相当減少されている。従って、レバーアームはブラケットに接近して 配置でき、ディスクブレーキ用駐車カートリッジ組立体のために必要とされる幅 及びスペースを減少させることができる。

第４図はケーブル９０をレバーアームの端部７２に取付けるための変形例を示し ている。ピン１００がレバーアームの開ロア３を貫通して延び、コツクキ−又は ピン７６によって定位置に保持される。ピン１００はケーブル９０の端部９２を 受容する孔１０２を有し、クリンプ部材９１がピン１００に当接する。ピン１０ ０はケーブルをレバーアームに取付は保持するための非常に強固で確実な手段を 提供している。

本発明を例示した実施例に関して図示し述べたが、これは本発明を説明するため であって、本発明を限定するものではないことが理解できよう。当業者には本発 明に幾多の修正及び付加をなし得ることが予測でき、このような修正及び付加は 本発明の均等物として以下特木昭６３−５００７３４　（４） の請求の範囲に含まれるものである。

国際調査報告 ＋−＋−−ｊａ−Ｉｖｌａｓｅ利（―＋ニー−Ｎｏ、ＰＣＴ／ＵＳ８６１００７ ５ｇ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　少なくとも１つの摩擦パッド（１８）と協働して摩擦パッド（１８）をロー タ（２０）に係合させ、摩擦パッド（１８）をロータ（２０）に係合させるよう にピストン装置（１６）を移動可能に収容する孔（１４）を備えたハウジング（ １２）を含むキャリパ組立体（１２，１４，１６）と、キャリパハウジング（１ ２）に取付けられ、キャリパハウジング（１２）の孔（１４）に整合する開口（ ３４）を有する駐車カート１０リッジハウジング（３０）と、上記孔（１４）及 び開口（３４）内に配設されて上記ピストン装置（１６）を機械的に変位させる 機械的駐車アクチュエータ（３６）とを包含する駐車カートリッジ装置付ディス クブレーキにおいて、上記駐車カートリッジハウジング（３０）が、該ハウジン グの一端部からその他端部へ延びる長手方向の取付け装置（５０）と、上記駐車 カートリッジハウジング（３０）の一端部（３３）及び開口（３４）に対して横 方向に延在し、取付け装置（５０）を受ける端部閉鎖装置（６０）とを備え、取 付け装置（５０）が一端部（５２）において端部閉鎖装置（６０）に固定的に係 合すると共に他端部においてキャリパハウジング（１２）に固定的に係合し、取 付け装置（５０）と端部閉鎖装置（６０）が協働して、上記機械的アクチュエー タ（３６）からの反力を受けると共にこの反力をキャリパハウジング（１２）に 伝達することを特徴とする駐車カートリッジ装置付ディスクブレーキ。 ２　駐車カートリッジハウジング（３０）が該ハウジングを貫通する長手方向貫 通開口（４２）を含み、取付け装置（５０）が対応する長手方向貫通開口（４２ ）内に収容されている、請求の範囲第１項記載の駐車カートリッジ装置付ディス クブレーキ。 ３　端部閉鎖装置（６０）が取付け装置（５０）を受容する複数の穴を有するブ ラケット（６６）から成る、請求の範囲第１項記載の駐車カートリッジ装置付デ ィスクブレーキ。 ４　端部閉鎖装置（６０）が上記機械的アクチュエータ（３６）に作動的に取付 けられるケーブル（９０）のための支持体をなしている、請求の範囲第１項記載 の駐車カートリッジ装置付ディスクブレーキ。 ５　駐車カートリッジハウジング（３０）が該ハウジングの一端部（３３）を封 鎖する端部プラグ装置（４８）を含み、プラグ装置（４８）が上記取付け装置（ ５０）及び端部閉鎖装置（６０）によって開口（３４）内に捕捉されている、請 求の範囲第１項記載の駐車カートリッジ装置付ディスクブレーキ。 ６　機械的アクチュエータ（３６）が一対のレバーアーム（７０）を含み、レバ ーアームが、ケーブル（９０）を上記アーム（７０）に固着するようにアーム間 に延在するピン（１００）を有している、請求の範囲第１項記載の駐車カートリ ッジ装置付ディスクブレーキ。 ７　機械的アクチュエータ（３６）が、外部のレバー装置（７０）と、レバー装 置（７０）に連結されたケーブル（９０）と、ケーブル（９０）を上記レバー装 置（７０）に固着するためのスナップオン式リテーナ（８０）とを含んでいる、 請求の範囲第１項記載の駐車カートリッジ装置付ディスクブレーキ。 ８　レバー装置（７０）が一対のレバーアーム（７０）から成り、アーム（７０ ）が上記ケーブル（９０）に係合し定位置に保持されるように上記リテーナ（８ ０）の間に捕捉されている、請求の範囲第７項記載の駐車カートリッジ装置付デ ィスクブレーキ。 ９　レバーアーム（７０）の各々が、リテーナ（８０）を受容してアーム（７０ ）に対しリテーナ（８０）を固定的に位置させる縮小幅の部分（７４）を一端部 （７２）に有している、請求の範囲第８項記載の駐車カートリッジ装置付ディス クブレーキ。 １０　上記リテーナ（８０）がＵ形であり、その各脚（８２）が、対応するレバ ーアーム（７０）の一部分に係合して上記Ｕ形リテーナ（８０）を上記アーム（ ７０）と係合状態に保持する内方に指向された締着鉤部（８４）を有している、 請求の範囲第８項記載の駐車カートリッジ装置付ディスクブレーキ。