JPS63500707A - 帯状材料上への液体塗布装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 帯状材料上への液体塗布装置 本発明は請求の範囲第１項に記載の上位概念のような帯状材料上への液体塗布装 置に関する。このような装置は例えば、紙またはカートン塗料を塗布するロール 塗布機に使用される。前処理がなされ、印刷がなされた、または印刷されてない 帯状材料が塗布ロールのそばに送られ、塗布ロールは帯状材料上に塗膜を塗布す る。塗膜を塗布された帯状材料は次に乾燥器に誘導され、乾燥器は例えば塗料の 性質に応じて塗膜は紫外重合または赤外線照射により硬化または乾燥される。

既知のロール塗布機は、塗膜を帯状材料と同方向または反対方向に塗布可能であ る。しかしながら作業様式を変更するときは機械の交換が必要である。すなわち 同方向走行塗布の場合には貯溜領域は走行方向において、帯状材料の塗布ロール への進入口の手前に配置され、一方送方向走行塗布の場合には計量ロールないし は貯溜領域は（帯状材料）の走行方向において塗布ロールの後方に配置される。

いずれの場合も塗膜は、計量ロールと塗布ロールとの間に形成された塗布液貯溜 領域の細い隙間から流出される。

同方向走行塗布から逆方向走行塗布へ切換えるためには、塗布ロールに対して第 ２の計量ロールが配置されて第１の計量ロールが保合から外されるか、または両 作業様式の計量ロール用取付位置を設けるかしなげればならず、これらの場合そ のときにそるそれ塗布装置の変更が必要になる。この場合、両方の計量ロールに 塗布すべき液体すなわち塗料を供給するにせよ、または作業様式ごとに計量ロー ルを位置換えをするにせよ、これらＫは特に問題がある。位置換えの場合は更に 、貯溜領域内にまだ残っている液体を抜きとるためにまずロールの清掃が必要な ので極めて面倒である。切換えには時間と工数とを要する。

従って冒頭記載の様式の装置において、計量ローラの位置換えを必要とせず、同 方向走行塗布の場合のみならず逆方向走行塗布の場合においても、液体被膜は同 一貯溜領域から排出されるような装置を提供することが本発明の課題である。

この課題は本発明により請求の範囲第１項に記載の特徴を有する装置によシ解決 される。計量ロールを塗布ロールの一方側に保持し、さらに結合または切離しが 可能な分散ロールを追加配置することにより、１つの計量ロールのみで同方向走 行にも逆方向走行にも塗布を簡単に行なうことが可能である。同方向走行塗布の 場合は追加分散ロールを切離して脇に置けばよく、このとき分散ロールはいかな る機能もしない。液体被膜は、計量ロールと塗布ロールとの間の貯溜領域の隙間 から下方に排出され、帯の走行と同方向に塗布される。さて同一装置を用いて逆 走性の帯状材料に塗布を可能とするためには、ただ塗布ローラの回転方向を変更 して分散ロール金係合させればよい。液体被膜の取出しは同一貯溜領域から行わ れるが、この場合は計量ロールと塗布ロールとの間の隙間から下方へ被膜が出る のではなく塗布ローラの頂点に向って上方へ出る。塗布ロール上に均一な液体被 膜を確実に設けるために、この場合は分散ロールが本来の計量機能を果たす。

分散ロールは塗布ロールの上半分の塗布ロールのほぼ頂点付近に配置するのがと くに有利である。こうすれば、分散ロールと塗布ロールとの隙間の前に集積した 余剰液体は再び貯溜領域内へ逆流可能である。

分散ロールはとくに塗布ロールに対し逆走性に駆動されるので液体被膜の最適分 散が行われる。分散ロールは塗布ロールの軸に結合された駆動装置で駆動される のが好ましい。これによシ分散ロールは確実に逆走行駆動の正しい方向を常にと ることが可能である。この場合駆動装置と分散ロールとは組合装置として形成す るのが好ましく、組合装置は配置機構を介して塗布ローラの方へ引付けられたり 塗布ローラから離れたりして移動可能である。このようにして、分散ロールが機 能しない同方向走行作業においては、駆動装置部分は駆動される必要はない。

配置機構は少なくとも１つのランクを有し、ランクは移動可能な組合装置内の歯 車と係合して組合装置が歯車の回転によシラツクに沿って移動可能なので、分散 ロールを有する駆動組合装置は動力損失なく配置され楽に係合される。

本発明の実施例を図面により更に詳細に説明する。

第１図は同方向走行作業をなす既知の装置、第２図は逆方向走行作業をなす既知 の装置、第３図は同方向走行作業をなす本発明による装置、第４図は逆方向走行 作業をなす本発明による装置、第５図は駆動装置部分を略図で示した本発明によ る装置の側面図、および 第６図は配置機構の略平面図である。

第１図および第２図は既知の装置の機能方法を示す。塗布口−ル２は回転方向Ｃ ，Ｄの両方向に駆動可能である。帯状材料３は常に矢印Ａの方向に移送され、帯 状材料３と同方向で矢印Ｂの方向に回転する押えロール１２によシ圧着される。

走行方向に対して塗布ローラの手前側に計量ロール４が配置され、計量ロール４ は矢印Ｈの方向に配置可能でろる。計量ロール４は塗布ロール２と協働して塗布 液体用貯溜領域５を形成する。この貯溜領域から塗布ロール２と計量ロール４と の間の隙間全通って液体被膜が引き出され、帯状材料３上へ転送される。計量ロ ール４に付着したままの液体はプレード１１で掻き落とされる。

逆方向走行塗布に対しては、このとき計量ロール４は取外されて、走行方向に対 して塗布ロール２の後方に準備された取付位置に再び組込まれる。この位置にお いてもまた計量ロール４は矢印Ｈ方向（Ｃ配置可能である。しかしながらこのと きは塗布ローラ２は帯状材料３の移送方向とは逆の矢印り方向に回転する。これ により液体被膜は帯状材料上して圧着されるのではなく帯状材料の表面上に落と されていく。計量ロール４が交換される前Ｋｔず貯溜領域５内の液体がきれいに 抜出されて、逆方向走行位置内の新たな液体供給管が接続されなければならない 。

第３図および第４図に本発明による装置を示す。第３図においては、ロールの配 置およびその回転方向は第１図と同様である。機能も変りはない。ただ追加とし て分散ロール６が設けられ、分散ロール６は矢印Ｇの方向に配置可能であるが、 同方向走行作業においては待機位置＋する。

塗布装置が逆方向作業で操作されなければならないときは、分散ロール６は第４ 図に示すように塗布ロール２に近接配置される。この配置により、ロール駆動装 置との結合が行われる。

同時に、隙間を通して所定量の塗料が供給されるように、計量ロール４は必要隙 間全形成するよう塗布ロールに接近して配置されろ。

逆方向走行に対しては塗布ロールの回転方向も変更される。

液体量Ｍ１は同方向走行作業と同一貯溜領域５から供給されるが、この場合は貯 溜領域の塗布ロールと計量ロールとの隙間から下方に出るのではなく、塗布ロー ル２の頂点方向の上方に出る。計量ロール４と分散ロール６との間の円弧１４内 の液体被膜の膜厚は相対的に制御されていない。しかしながら液体の分散と膜厚 の設定とは分散ロール６により行われ、ここで分散ロール６はＭ２図の実施例に おける計量ロール４と同様な機能をなす。分散ロール６０手前；（液体滞留１５ が形成されるが、液体滞留１５は一定の液体量になると重力の作用で貯溜領域５ 内に逆流可能でちる。

分散ロール６は塗布ロール２とは逆方向走行で矢印工の方向に回転し、同様にプ レード１１を有する。

第５図（Ｃ駆動装置の例が略図で示され、この装置によシ分散ロール６は駆動さ れる。駆動装置７は塗布ロール２の軸８によシ駆動され、軸８上に駆動歯車１６ が設けられる。結合状態ではこの歯車１６８″ｉ歯車１７と噛合い、歯車１７の 軸は歯付ｖイルト１８を駆動する。回転運動は他の歯車１９を介して、最終的に 分散ロール６に伝達される。

駆動装置７全体は分散ロール６と組合わされて移動可能な組合装置１２（ｌ形成 し、組合装［２０はラック１３に沿って矢印Ｇの方向に移動可能である。組合装 置２０は例えば側壁２１を有し、側壁は同時に種々の駆動装置部品の軸受位置を 支持する。

第６図は２つのラック１３の例を示し、ラック１３は移動方向Ｇの方向に設けら れる。組合装置２００２つの平行な側壁２１゜２１’の間に分散ロール６が支持 される。２つの側壁は軸２２に対する軸受位置を形成し、軸２２は一方側に回転 ハノドル２３を有する。軸２２上に歯車１０．１０’が設けられ、歯車１０．１ ０’はラック１３．１３’と噛合う。回転ハント９ル２３′ｔ−回転することに より組合装置２０はラックに沿って矢印Ｇ方向に往復運動が可能であることがわ かる。ハンドルの回転を継続すると駆動装置の歯車１７は駆動歯車１６との噛合 から外れる。組合装［２０が遠くに離れると、組合装置２０は塗布ロールの同方 向走行作業においては作業工程を邪魔することはない。駆動装置７における動力 伝達は他の方法で行なうことが可能であることは当然でるる。

第５図（で示した結合は、塗布ロール２の駆動部との結合の代りに、計量ロール ４の駆動部（図示なし）との結合としてもよい。この変更態様においては、計量 ロール４と分散ロール６とが塗布ロール２０回転数とは独立圧制御可能であると いう利点を有する。これ（（より特に、塗布液体層ないし塗膜層の厚さは塗布ロ ール２の速度に対し完全に独立に設定可能でろる。

閏　！２　！ｌ　査　−告 Ａ）Ｉ’ＮＥＸ　Ｔｏ　ＷＥ　ＩＮＴＥＲＮＡτＩＯＮ＾Ｌ　５ＥＡＲＣ）Ｉ　 ＲＥ？ＯＲＴ　０ＮＦＲ−＾−１０９４６１５　Ｎｏｎｅ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．両回転方向に駆動可能な塗布ロール（２）てあって、その表面で接線方向に て同方向または逆方向に帯状材料が送り出される塗布ロール（２）と；および 塗布ロール（２）へ配置可能な計量ロール（ドクターロール）（４）であって、 計量ロール（４）は塗布ロール（２）と協働して塗布すべき液体の貯溜領域（５ ）を形成するように配置され、この場合第１の回転方向においては、液体は、塗 布ロール（２）と計量ロール（４）との間に形成された貯溜領域（５）の底部の 隙間の間に圧入されてそこから帯状材料上に供給ないし転送されるとこるの計量 ロールと； を有する、帯状材料上への液体塗布装置において：塗布ロール（２）の第２の逆 回転方向においては、液体は、貯溜領域（５）から上方へ自由に、すなわち計量 ロール（４）と塗布ロール（２）との隙間からは逆方向に供給されること；第２ の逆方向駆動において、貯溜領域（５）と、帯状材料と塗布ロール（２）との接 触線と、の間の領域内で塗布ロール（２）に配置可能な分散ロール（６）が設け られること；および分散ロール（６）と塗布ロール（２）との間に形成された際 間を介して塗布すべき液体の計量が可能であること；を特徴とする帯状材料上へ の液体塗布装置。 ２．分散ロール（６）は、分散ロールい（６）と塗布ロール（２）との間の流入 隙間に形成される液体滞留が、重力作用で貯溜領域（５）の方向へ逆流可能なよ うに、塗布ローラの周囲上て上部頂点と下側に配置された計量ロール（４）との 間に設けられることを特徴とする請求の範囲第１項に記載の装置。 ３．計量ロール（４）は帯状材料（３）の送り方向に向かって塗布ロール（２） の手前に配置されること；および分散ロール（６）は塗布ロール（２）が回転中 に、塗布ロールから切離されたりまたは塗布ロールと協働回転したり選択が可能 であること； を特徴とする請求の範囲第１項または第２項に記載の装置。 ４．分散ロール（６）は塗布ロール（２）の上半分へ配置可能であることを特徴 とする請求の範囲第３項に記載の装置。 ５．分配ロール（６）は塗布ロール（２）とは反対方向に駆動可能であることを 特徴とする請求の範囲前記各項の何れかに記載の装置。 ６．分散ロール（６）は塗布ロール（２）の軸に結合された駆動装置（７）によ り駆動されることを特徴とする請求の範囲前記各項のいずれかに記載の装置。 ７．分散ロール（６）は計量ロール（４）の軸に結合された駆動装置により駆動 されることを特徴とする請求の範囲前記各項のいずれかに記載の装置。 ８．駆動装置（７）および分散ロール（６）は、配置装置を介して、塗布ロール （２）と反対方向すなわち塗布ロール（２）から離れる方向へ配置可能な組合装 置を形成することを特徴とする請求の範囲第６項または第７項に記載の装置。 ９．配置装置は少なくとも１個のラック（１３）を有し、ラック（１３）は、移 動可能な組合装置が歯車の回転によりラックに沿って移動可能であるように組合 装置の歯車と噛合うことを特徴とする請求の範囲第８項に記載の装置。