JPS6349359A

JPS6349359A - 湯口折プレス

Info

Publication number: JPS6349359A
Application number: JP19177186A
Authority: JP
Inventors: Yasuhiro Utsu; 宇津　保廣; Hironori Kawamura; 川村　博憲
Original assignee: Hitachi Metals Ltd
Current assignee: Proterial Ltd
Priority date: 1986-08-18
Filing date: 1986-08-18
Publication date: 1988-03-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、鋳放し鋳造品の湯口部分を折って製品素材を
分離する湯口折プレスに関するものである。

従来の技術従来、鋳放し鋳造品の湯口部分と製品素材（以下、ワー
クという）を分離するに当っては、小物品は人間がハン
マーで湯口部分をたたき落していた。また中物量、大物
品は空圧式ハンマーによる手作業に頼っていた。

発明が解決しようとする問題点しかしながら、このような従来の人手によるワークの分
離作業では、多大の時間がかがり、しがも高熱重筋作業
であるため、作業者の疲労が過大であるという問題点が
あった。

本発明の目的は、作業能率を向上し、高熱中筋作業をな
（した溌口折ブレスを提供することにある。

問題点を解決するための手段上記問題点を解決するために本発明は、基台上に設けた
ベッドの上方にラムを加圧シリンダーにより昇降可能に
設番プ、該ラムの下面に、下方に向けてばね付勢された
複数個の押え部材と複数個のパンチが突設された上型ベ
ースを設け、前記押え部材と対向する位置に上方に向け
て受台が突設された下型ベースを上テーブルにクランプ
し、該上テーブルは下テーブルに蝶設され、該下テーブ
ルは前記ベッドにテーブル移動シリンダーにより左右方
向摺動自在に嵌着され、下テーブルの蝶番部に緩挿され
一端にギヤーを有するシャフトに上テーブルの蝶番部を
固定し、前記下テーブルの側部に、前記ギヤーと噛合う
ラックを反転シリンダーにより上下方向移動自在に設け
た潟口折ブレスである。

作　　用ラムを降下させて押え部材と受台で鋳放し鋳造品の湯口
部分を挟持し、パンチで押圧してワークを折って湯口部
分と分離し、ラムを上昇させた後、上テーブル、下テー
ブルを押出し、ギヤーとラックにより上テーブルを反転
させてワークと湯口部分を搬出することができる。

実施例以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明の潟口折ブレスの正面図、第２図は金型
の部分断面図、第３図はテーブルの平面図、第４図はテ
ーブルの正面図、第５図はテーブルの側面図である。

第１図において、基台１は、例えば矩形状に形成され、
床面上に固設される。基台１上に設けられた門型のフレ
ーム２を貫通するガイド柱３にラム４を取付け、加圧シ
リンダー５の駆動により前記ラム４が昇降する。なお２
８はパンコンベアである。第２図に示すように、前記ラ
ム４の下面に当接して上型ベース６を設け、該上型ベー
ス６の下部にゴムなどの弾性部材７を介して複数個の押
え部材８を突設する。また、前記上型ベース６の下部に
複数個のパンチ９を突設する。なお、前記上型ベース６
と対向して下型ベース１０を設け、該下型ベース１ｏに
上方に向けて前記押え部材８と対向する位置に複数個の
受台１１を突設する。

図中、１２は鋳放し鋳造品で１３は湯口部分、１４はワ
ークである。また、前記下型ベース１０は上テーブル１
５（第４図）にクランプされている。

第３図および第４図において、上テーブル１５と下テー
ブル１６は例えば矩形板状に形成し、下テーブル１６の
上に上テーブル１５を載置し、上テーブル１５と下テー
ブル１６はそれぞれ蝶番部１５ａ　、１５ａ　、１６ａ
　、１６ａを有し、該蝶番部にシャフト１７を緩挿し、
キー１８により蝶番部１５ａに固定する。前記シャフト
１７の一端にギヤー１９を固定する。また前記下テーブ
ル１６の側部にラックガイド２０を設け、該ラックガイ
ド２０の溝部２０ａを上下方向に摺動しながら前記ギヤ
ー１９と噛合うラック２１を設け、該ラック２１の下部
を反転シリンダー２２に連結する。

さらに前記下テーブル１６の下部に第５図に示ずように
１を部１６ｂを設け、スライドシール１６Ｇを介して第
１図に示す基台１上に設けたベッド２３の上部２３ａと
左右方向ＰＳ動自在に嵌着する。また前記下テーブル１
６の側部１６０に連結部材２４を設け、該連結部材２４
と、テーブル移動シリンダー２５に連結した連結部材２
６とをビン２７により連結する。

上記構成により、鋳放し鋳造品１２から湯口部分１３と
ワーク１４を分離するにあたっては、先ず加圧シリンダ
ー５の駆動によりラム４を上昇させた状態で、テーブル
移動シリンダー２３の駆動により上テーブル１５．下テ
ーブル１６を所定の加圧位置まで引込める。ロボットハ
ンドに把持された鋳放し鋳造品１２の側部を上テーブル
１５上の下型ベース１０の位置決め部材（図示せず）に
当接させて位置決めする。この状態で、鋳放し鋳造品１
２の湯口部分１３は受台１１で支承されている。

次いで、ラム４を降下させることにより、第２図で示し
たように、押え部材８の先端部が湯口部分１３に当接し
、湯口部分１３は受台１１と押え部材８によって挟持さ
れる。しかもラム４の降下に応じて、押え部材８と上型
ベース６との間に設けられた弾性部材７のばね力は強く
なるので、湯口部分１３は益々強固に挟持される。

ラム４がさらに降下するとワーク１４がバンチ９で押圧
されて折られ、ｖＩ放し鋳造品１２から分離される。分
離されたワーク１４は、受台１１と下型ベース１０に囲
まれた空間内に落下する。

次いで、ラム４を上昇させた後、上テーブル１５、下テ
ーブル１６を所定の位置まで押出す。

次いで、反転シリンダー２２の駆動によりラック２１を
上昇させると、該ラック２１と噛合っているギヤー１９
が回転する。上テーブル１５と下テーブル１６はそれぞ
れ蝶番部１５ａ、１５ａ。

１６ａ、１６ａを有し、ギヤー１９が固定されているシ
ャフト１７は上テーブル１５の蝶番部１５ａにキー１８
により固定されており、下テーブル１６の下部の溝部１
６ａはベッド２３の上部２３ａと嵌着されているので、
ギヤー１９の回転に伴い、上テーブル１５が反転する。

該上テーブル１５の水平方向からの反転角度は９０°〜
１５０°が望ましい。下型ベース１０は上テーブル１５
にクランプされているので、」下テーブル１５の反転に
より、ワーク１４．湯口部分１３はパンコンベア２８上
に落下する。

次いで、ラック２１を下降させることにより、上テーブ
ルは元の位置に復帰する。

以上の１３作を順次繰返すのである。

なお、加圧シリンダー５９反転シリンダー２２゜テーブ
ル移動シリンダー２３は油圧部シＪよりもエヤー駆動に
した方が速度上有利である。また、加圧シリンダー５は
ダブルピストン型にすれば２倍の加圧力が得られる。

発明の効果以上述べたように、本発明によれば、１サイクル１０秒
程度で鋳放し鋳造品の複数個の湯口部分を折ることがで
き、潟口折作業能率が大幅に向上し、高熱重筋作業が解
消される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の潟口折ブレスの正面図、第２図は金型
の部分断面図、第３図はテーブルの平面図、第４図はテ
ーブルの正面図、第５図はテーブルの側面図である。１・・・基台、４・・・ラム、５・・・加圧シリンダー
、６・・・上型ベース、７・・・弾性部材、８・・・押
え部材、９・・・パンチ、１０・・・下型ベース、１１
・・・受台、１５・・・上テーブル、１６・・・下テー
ブル、１５ａ。１６ａ・・・蝶番部、１７・・・シャフト、１９・・・
ギヤー、２１・・・ラック、２２・・・反転シリンダー
、２３・・・ベッド、２５・・・テーブル移動シリンダ
ー、２８・・・パンコンベアー。＼ぐ−イ

Claims

【特許請求の範囲】

基台上に設けたベッドの上方にラムを加圧シリンダーに
より昇降可能に設け、該ラムの下面に、下方に向けてば
ね付勢された複数個の押え部材と複数個のパンチが突設
された上型ベースを設け、前記押え部材と対向する位置
に上方に向けて受台が突設された下型ベースを上テーブ
ルにクランプし、該上テーブルは下テーブルに蝶設され
、該下テーブルは前記ベッドにテーブル移動シリンダー
により左右方向摺動自在に嵌着され、下テーブルの蝶番
部に緩挿され一端にギヤーを有するシャフトに上テーブ
ルの蝶番部を固定し、前記下テーブルの側部に、前記ギ
ヤーと噛合うラックを反転シリンダーにより上下方向移
動自在に設けたことを特徴とする湯口折プレス。