JPS6348801Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6348801Y2
JPS6348801Y2 JP15452581U JP15452581U JPS6348801Y2 JP S6348801 Y2 JPS6348801 Y2 JP S6348801Y2 JP 15452581 U JP15452581 U JP 15452581U JP 15452581 U JP15452581 U JP 15452581U JP S6348801 Y2 JPS6348801 Y2 JP S6348801Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt
engaged
lock plate
cylinder block
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15452581U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5860019U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15452581U priority Critical patent/JPS5860019U/ja
Publication of JPS5860019U publication Critical patent/JPS5860019U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6348801Y2 publication Critical patent/JPS6348801Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、エンジンの結合ボルト、特にトラ
ンスアクスルケースにエンジンのシリンダブロツ
クを結合している結合ボルトの緩み止め構造に関
するものである。
(従来の技術) 従来、この種の緩み止め構造には、例えば、実
公昭45−19222号公報に記載されたものがある。
この公報の構成について、第6図および第7図を
参照して述べる。すなわち、同公報は、ボルト6
1の頭部と同じ形状とした適宜の正多角形の一辺
の角度の半分だけ変位するように重合した係止孔
62を弛め止め板66の中央部に設け、この係止
孔62を中心とした円弧線上に長孔63を設け
て、その長孔63には固定ねじ64を挿通して、
ボルト61の固定角度を選定することなしに部材
65に弛み止め板66を固定できるようにしたナ
ツトの弛みどめ装置である。しかしながら、ボル
ト(結合ボルト)61に係合されて同ボルト61
の緩み止めをなす弛め止め板(ロツクプレート)
66が、そのボルト61が配置されている部材6
5上に配置した固定ねじ(取付けボルト)64に
て締着されているとともに、同弛み止め板66が
部材65上に密着状に重合されていた。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した従来の技術にあつては、結合ボルト6
1と取付けボルト64とは、共に同一部材65上
に配置されているため、両ボルト61,65が部
材65からの同一振動を受けるとともに、弛み止
め板66が部材65上に密着状に重合されている
ため、取付けボルト64には部材65の振動が弛
み止め板66を介して全般的に伝わる結果となつ
ており、これらに因つて、取付けボルト64の緩
みの発生が懸念された。
(問題点を解決するための手段) 上記した従来の技術における問題点を解決する
ためのこの考案は、トランスアクスルケース11
にエンジンのシリンダブロツク10を結合してい
る結合ボルト19の緩み止め構造であつて、しか
も帯状板材を略Z字状に折曲してなるロツクプレ
ート1の上側端部2には前記の結合ボルト19の
頭部19aに係合可能な係合孔3を形成するとと
もに、同ロツクプレート1の下側端部4には取付
け孔5を形成し、ロツクプレート1の取付け孔5
には取付けボルト23の軸部23bを挿通し、同
取付けボルト23を前記のトランスアクスルケー
ス11に締着するとともに、同ロツクプレート1
の係合孔3は、前記の結合ボルト19の頭部19
aに同ロツクプレートの上側端部2がシリンダブ
ロツク10と離間された状態となるように係合せ
しめたことを構成の要旨とするものである。
(作用) 上記した手段によれば、シリンダブロツク10
上の結合ボルト19の緩み止めをなすロツクプレ
ート1が、同シリンダブロツク10よりもエンジ
ン振動による影響の少ないトランスアクスルケー
ス11(シリンダブロツクとは異なる部材)上に
配置された取付けボルト23にて締着され、ま
た、結合ボルト19に係合されたロツクプレート
1の上側端部2がシリンダブロツク10と離間さ
れた状態とされて、ロツクプレート1にはシリン
ダブロツク10のエンジン振動が結合ボルト19
を介して間接的に伝達される。したがつて、従来
と異なり、シリンダブロツク10から取付けボル
ト23へのエンジン振動の伝達が可及的に低減さ
れ、同エンジン振動による取付けボルト23の緩
みが長期に亘つて防止されることになる。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を第1図〜第5図に
したがつて説明する。まず、フロントエンジンフ
ロントドライブ方式の自動車(以下、FF車とい
う)の横置エンジン車について、第1図をもとに
述べると、エンジンの駆動力は、シリンダブロツ
ク10の右側に取付けられたトランスアクスルケ
ース11のクラツチ部12、トランスミツシヨン
部13およびデイフアレンシヤル部14を介して
左右のドライブシヤフト15,16に伝達され、
左右の車輪17,18が積極回転されるようにな
つている。シリンダブロツク10の一部はトラン
スアクスルケース11に第2図に示すように結合
ボルト19で締着されている。なお、サイドギヤ
シヤフト20のフランジ21にはドライブシヤフ
ト15が連結されている。また、結合ボルト19
に近接する位置において、トランスアクスルケー
ス11にエンドプレート22が取付けボルト23
で締着されている(第5図参照)。この取付けボ
ルト23はトランスアクスルケース11上にある
ため、シリンダブロツク10上の結合ボルト19
に比してエンジン振動による影響が少ない。な
お、エンドプレート22はシリンダブロツク10
とトランスアクスルケース11との間においても
介在されている。
次に、ロツクプレート1について第3図をもと
に述べる。帯状板材を略Z字状に折曲してなるロ
ツクプレート1の上側端部2には前記の結合ボル
ト19の頭部19aに係合可能な係合孔3が形成
されている。ロツクプレート1の下側端部4には
前記の取付けボルト23の軸部23bを挿通可能
な取付け孔5が形成されている。なお、係合孔3
と取付け孔5は、その各孔の中心が前記の結合ボ
ルト19と取付けボルト23の各軸心にほぼ合致
しうる位置関係をもつて形成されている。
このロツクプレート1は、第4図および第5図
に示すように、前記のシリンダブロツク10をト
ランスアクスルケース11に締着している結合ボ
ルト19の頭部19aに係合孔3を係合し、かつ
前記の取付けボルト23の軸部23bを取付け孔
5に挿通した状態で、同取付けボルト23により
エンドプレート22がトランスアクスルケース1
1に締着されている。しかして、同ロツクプレー
ト1の係合孔3は、前記の結合ボルト19の頭部
19aに対し、同ロツクプレートの上側端部2が
シリンダブロツク10と離間された状態となるよ
うに係合されている。
上記したエンジンの結合ボルトの緩み止め構造
によれば、シリンダブロツク10上の結合ボルト
19の緩み止めをなすロツクプレート1が同シリ
ンダブロツク10よりもエンジン振動による影響
の少ないトランスアクスルケース11上の取付け
ボルト23にて締着され、また、結合ボルト19
に係合されたロツクプレート1の上側端部2がシ
リンダブロツク10と離間された状態とされて、
ロツクプレート1にはシリンダブロツク10のエ
ンジン振動が結合ボルト19を介して間接的に伝
達される。したがつて、シリンダブロツク10か
ら取付けボルト23へのエンジン振動の伝達が可
及的に低減され、同エンジン振動による取付けボ
ルト23の緩みが長期に亘つて防止されることに
なる。よつて、その取付けボルト23にて確実に
締着されたロツクプレート1により結合ボルト1
9が回転不能な状態に保持され、同結合ボルト1
9の緩みが確実に防止される。
なお、取付け孔5を係合孔3を中心とする円弧
形に形成し、ロツクプレート1の固定位置に若干
の選択性を付与しても良い。
(考案の効果) すなわち、この考案は前述した「問題点を解決
するための手段」の欄に記載した構成を要旨とな
すものであるから、従来のものと異なり、シリン
ダブロツク10上の結合ボルト19の緩み止めを
なすロツクプレート1が、同シリンダブロツク1
0よりもエンジン振動による影響の少ないトラン
スアクスルケース11(シリンダブロツクとは異
なる部材)上に配置された取付けボルト23にて
締着され、また、結合ボルト19に係合されたロ
ツクプレート1の上側端部2がシリンダブロツク
10と離間された状態とされて、ロツクプレート
1にはシリンダブロツク10のエンジン振動が結
合ボルト19を介して間接的に伝達される。した
がつて、従来と異なり、シリンダブロツク10か
ら取付けボルト23へのエンジン振動の伝達が可
及的に低減され、同エンジン振動による取付けボ
ルト23の緩みが長期に亘つて防止されることに
なり、よつて、その取付けボルト23にて確実に
締着されたロツクプレート1により結合ボルト1
9の緩み止めが効果的に果たされるという特有の
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図はこの考案の一実施例を示すも
ので、第1図はFF車の駆動部を示す略示正面図、
第2図はシリンダブロツクとトランスアクスルケ
ースとの結合部を示す拡大図、第3図はロツクプ
レートの斜視図、第4図はロツクプレートの使用
状態を示す側面図、第5図は第4図の−線断
面図、第6図および第7図は従来例を示すもの
で、第6図は弛み止め板の平面図、第7図はボル
トをロツクした状態を示す斜視図である。 1……ロツクプレート、2……上側端部、3…
…係合孔、4……下側端部、5……取付け孔、1
0……シリンダブロツク、11……トランスアク
スルケース、19……結合ボルト、19a……結
合ボルトの頭部、23……取付けボルト、23b
……取付けボルトの軸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トランスアクスルケース11にエンジンのシリ
    ンダブロツク10を結合している結合ボルト19
    の緩み止め構造であつて、しかも帯状板材を略Z
    字状に折曲してなるロツクプレート1の上側端部
    2には前記の結合ボルト19の頭部19aに係合
    可能な係合孔3を形成するとともに、同ロツクプ
    レート1の下側端部4には取付け孔5を形成し、
    ロツクプレート1の取付け孔5には取付けボルト
    23の軸部23bを挿通し、同取付けボルト23
    を前記のトランスアクスルケース11に締着する
    とともに、同ロツクプレート1の係合孔3は、前
    記の結合ボルト19の頭部19aに同ロツクプレ
    ートの上側端部2がシリンダブロツク10と離間
    された状態となるように係合せしめたことを特徴
    とするエンジンの結合ボルトの緩み止め構造。
JP15452581U 1981-10-16 1981-10-16 結合ボルト用ロツクプレ−ト Granted JPS5860019U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15452581U JPS5860019U (ja) 1981-10-16 1981-10-16 結合ボルト用ロツクプレ−ト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15452581U JPS5860019U (ja) 1981-10-16 1981-10-16 結合ボルト用ロツクプレ−ト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5860019U JPS5860019U (ja) 1983-04-22
JPS6348801Y2 true JPS6348801Y2 (ja) 1988-12-15

Family

ID=29947121

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15452581U Granted JPS5860019U (ja) 1981-10-16 1981-10-16 結合ボルト用ロツクプレ−ト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5860019U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5860019U (ja) 1983-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0514010Y2 (ja)
JPS6348801Y2 (ja)
JP3755307B2 (ja) アクスルハウジング支持構造
JP3658855B2 (ja) シャフトと自在継手のヨークとの結合部
JPH1037973A (ja) 自在継手の接続構造
US4326816A (en) Transmission support assembly in vehicle
JP2545370Y2 (ja) ハブ減速機付きアクスル装置のアジャストナット回り止め装置
JP3584538B2 (ja) 車両の主要ユニット識別プレートおよびその取付け方法
JP3246614U (ja) ホイールナットの緩み止め具
JPH0716897Y2 (ja) ロックナットのロック構造
JPS6221130Y2 (ja)
JPH0534258Y2 (ja)
JPS633493Y2 (ja)
JPS6319364B2 (ja)
JPH0231609Y2 (ja)
JPH0435634Y2 (ja)
JPH074374Y2 (ja) 弁構体
JPH09317741A (ja) 板金製ナット
JPH0356678Y2 (ja)
JPS5855047Y2 (ja) ホイ−ルキヤツプ等の取付装置
JPH0732224Y2 (ja) 車両のトルクチューブ
JPS6332985Y2 (ja)
JPS636514Y2 (ja)
JPH066274Y2 (ja) ロックナットのロック構造
JPH0585102A (ja) トルクチユーブ装置