JPS6348246B2 - - Google Patents
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- JPS6348246B2 JPS6348246B2 JP55185780A JP18578080A JPS6348246B2 JP S6348246 B2 JPS6348246 B2 JP S6348246B2 JP 55185780 A JP55185780 A JP 55185780A JP 18578080 A JP18578080 A JP 18578080A JP S6348246 B2 JPS6348246 B2 JP S6348246B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tmp
- smx
- added
- oil
- acid
- Prior art date
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/66—Phosphorus compounds
- A61K31/683—Diesters of a phosphorus acid with two hydroxy compounds, e.g. phosphatidylinositols
- A61K31/685—Diesters of a phosphorus acid with two hydroxy compounds, e.g. phosphatidylinositols one of the hydroxy compounds having nitrogen atoms, e.g. phosphatidylserine, lecithin
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/63—Compounds containing para-N-benzenesulfonyl-N-groups, e.g. sulfanilamide, p-nitrobenzenesulfonyl hydrazide
- A61K31/635—Compounds containing para-N-benzenesulfonyl-N-groups, e.g. sulfanilamide, p-nitrobenzenesulfonyl hydrazide having a heterocyclic ring, e.g. sulfadiazine
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/02—Suppositories; Bougies; Bases therefor; Ovules
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P31/00—Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
- A61P31/04—Antibacterial agents
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Communicable Diseases (AREA)
- Oncology (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Description
本発明はスルフアメトキサゾール・トリメトプ
リム合剤を有効成分とする経体腔投与用製剤に関
するものである。 スルフアメトキサゾール(以下SMXと略記す
る)およびトリメトプリム(以下TMPと略記す
る)は、何れも優れた抗菌作用を有する薬剤であ
るが、これらを一定割合に配合すればその作用が
相乗的に増大することもまた良く知られている
(米国特許第3341541号参照)。この合剤の普通の
配合比は重量で5:1、すなわち、SMX5重量部
に対してTMP1重量部であるが、もちろん、所望
によつてはSMXを余分に加えて上記の配合比を
適宜変更してもよい。今日臨床においては1錠中
にSMXを400mg、TMPを80mg含有する錠剤が広
く用いられており、その投力量は通常該錠剤2
錠、1日2回服用、すなわち、1回当りSMX800
mg、TMP160mgである。 しかしながら、かゝる錠剤は医薬活性成分を多
量に含有しているためにどうしても錠剤のサイズ
が大きくなり経口投与が困難であるばかりでな
く、主たる吸収部位、例えば胃、十二指腸に損傷
を与える場合があり、常に経口投与が可能である
とはいえない。 このようなことから、これまでに経直腸投与な
どの体腔内投与によつて上記の困難および不都合
を解決する試みがなされたが、単なるSMXと
TMPとの混合物を基剤中に分散させた製剤には
次のような欠点があり、実用が困難であることが
判つた。すなわち、 (1) 製造中、特に有効成分と基剤との混和作業中
に混和物の粘度が異常に上昇して固化傾向が著
しく、成型性が悪いこと、 (2) 製造後、該製剤の崩壊性、溶出性および融点
などの物理的性状の変化が著しくて実用上好ま
しくないこと、 (3) 製造直後のものでも期待通りの血中濃度が得
られないこと、 などである。 このような事実認識の上に立つて、例えば西独
公開公報第2415660号においてはSMXを含む基剤
部分とTMPを含む基剤部分とに分け、これらを
要すれば絶縁基剤層によつて隔離した坐剤が提案
されている。このものはその製造に伴なう困難を
少なくとも部分的に克服し得るものではあるが、
成型工程が少なくとも2段階、場合によつては3
段階となり製造上きわめて不利である。以上のよ
うな背景において本発明者等は上記の欠点の解決
策として、既に特許第805379号(特公昭50−
20125号)によつて開示されているSMX・TMP
複合体を使用した経体腔投与用製剤を提案し先に
特許出願した(特開昭55−102517号)。 しかしながら、本発明者等はその後も別途に上
述のSMX・TMP合剤の基剤への混合時の固化傾
向の抑制について鋭意検討の結果、少量の燐脂質
を添加することが有効であり、かつ成型後の崩壊
性の延長の問題をも同時に解決し得ることを見い
出し、さらにSMXに比して吸収速度の若干遅い
TMPについては、その塩として配合するかまた
は有機酸を添加することによつて、その吸収性を
速めることが可能であることを知り本発明を完成
するに至つた。従つて、本発明はSMX、TMPお
よび燐脂質を必須の成分として含むことを特徴と
する経体腔投与用製剤に関するものであり、その
目的は基剤への混合時にその固化傾向が抑制され
たSMX・TMP合剤経体腔投与用製剤を提供する
ことである。本発明のさらに他の目的は、SMX
の吸収に影響を与えずにTMPの吸収性を改善し
たSMX・TMP合剤経体腔投与用製剤を提供する
ことである。 本発明において経体腔投与用製剤とは、室温で
固型状を保ち、体腔内で速やかに溶融する坐剤は
もちろん、軟膏あるいは液状のものとして軟カプ
セルに充填可能なものも含むものである。 なお、一般名コトリモキサゾールと呼ばれる
SMXとTMPとの混合製剤の経口投与の場合、両
者の最適比率は5:1とされており、両者の有効
抗菌活性血中濃度はそれぞれ12μg/mlおよび
0.6μg/ml以上とされている。経体腔投与の場
合、上記最適比率に必ずしもこだわる必要はな
く、一般にはSMX:TMPの比は1:1〜10:1
の範囲から適宜選択されるので、本製剤の投与量
はその有効成分としてSMXが1〜50mg/Kg、
TMPが1〜5mg/Kgであり、投与間隔は約12〜
18時間である。 ところで、本明細書にいう主薬としてのSMX
は、単なるSMXすなわち、スルフアメトキサゾ
ールはもちろんのこと、アセチルスルフアメトキ
サゾールおよびスルフアメトキサゾールナトリウ
ムなども当然に含むものである。 一方、TMPは製剤型によつてはSMXに比して
吸収速度が若干遅い場合があるが、これを改善す
る方法としては、TMPをその塩として配合する
か、または別に有機酸を添加するのが有効であ
り、この場合SMXの吸収には影響を与えること
なくTMPの吸収速度のみを速くすることができ
る。使用可能なTMPの塩としては、塩酸塩、硫
酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、酒石酸塩、リンゴ酸
塩およびマレイン酸塩等が挙げられる。また別に
添加可能な有機酸としては乳酸、クエン酸、酒石
酸、マレイン酸、リンゴ酸あるいはグルタミン
酸、アスパラギン酸等の酸性アミノ酸をも含み、
その添加量は0.1〜4%(重量%、以下同じ)が
適当である。4%を越える有機酸の添加は体腔粘
膜を必要以上に刺激することになるので避けるべ
きである。TMPを上記のように塩として配合す
るか、あるいは別に有機酸を加えるかは、作用効
果上本質的に差異はないので、実際の配合作業に
際しては適宜選択して実施すればよい。もちろ
ん、必要に応じて両者を併用すること、すなわ
ち、TMPを塩の形で配合した上でさらに有機酸
を添加してもよい。 先に述べたように、このようなSMXとTMPを
適当な基剤に分散させようとすると、この三成分
間の相互作用によつて、その混合工程で固化傾向
を示し、また成形後もその崩壊性が著しく延長す
るが、本発明者等の研究によれば、これに少量の
燐脂質を添加することによつて上記の固化傾向を
効果的に抑制し得ることが判つた。この場合に用
い得る燐脂質としては大豆などの植物種子、また
鶏卵や牛、豚などの動物の肝臓から抽出された燐
脂質、例えばホスフアチジルコリン、ホスフアチ
ジルエタノールアミン、ホスフアチジルセリン、
ホスフアチジルイノシトールおよびスフインゴミ
エリンなどあるいは合成物のジパルミトイルレシ
チン等の単体もしくは2種以上の混合物などであ
る。これら燐脂質の好ましい添加量は0.5〜5%
である。添加される燐脂質の量が0.5%未満では
望ましい固化抑制作用が得られず、また5%を越
えると混合物の粘度が低下し、却つてベタつきが
ひどくなつて調製および保存が困難となるばかり
でなく品質も劣化するので好ましくない。 これらの燐脂質、SMX、TMPおよびさらに必
要ならば前記有機酸をも含めて基剤への配合順序
に特に制限はなく、任意に行い得る。 基剤としては通常の軟膏、坐剤の製造に用いら
れる生理的に不活性な任意の物質が使用可能であ
り、落下生油、ヤシ油、オリーブ油、大豆油、ゴ
マ油、綿実油、ヒマシ油、アマニ油、ヌカ油、ナ
タネ油、トウモロコシ油、カカオ脂、牛脂、ラノ
リン脂等の油、油脂類、またこれらの水素添加、
脂肪酸交換あるいはアセチル化による改質物、炭
素数12〜18の飽和脂肪酸のモノ、ジおよびトリグ
リセリドの混合物を単独またはこれらの2種以上
の混合物を用いることができる。この他にも水溶
性基剤としてポリエチレングリコール、プロピレ
ングリコール、グリセロゼラチン、メチルセルロ
ースおよびカルボキシメチルセルロース等の単独
または2種以上の混合物の使用が可能である。 本発明の製剤中には有効成分の吸収を促進させ
るために体腔粘膜に対する作用の緩和な界面活性
剤を添加してもよい。これらのうち非イオン性の
ものとしては、例えばポリオキシエチレンソルビ
タン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン高級ア
ルコールエステル、ポリオキシエチレンソルビト
ール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸
エステルなどが挙げられる。また、陽イオン性の
ものとしてはポリオキシエチレンアルキルアミン
もしくはアミド、さらに陰イオン性のものとして
ポリエーテルアルコール硫酸エステル、アルキル
硫酸エステルなども挙げることができる。なお、
この他にも所望に応じて適当な乳化剤、安定化
剤、保存剤、着色剤なども添加することができ
る。 以下実施例により本発明をさらに詳細に説明す
る。 実施例 1 (1) 座剤の製造 基剤のウイテツプゾール(ダイナミツトノーベ
ル社登録商標、C12〜C18の飽和脂肪酸のモノ、ジ
およびトリグリセリドの混合物)を50℃で溶融
し、第1表に示す成分組成に従つて燐脂質(ソー
ヤレシチン)を混合、充分撹拌した後、SMX,
TMP(あるいはTMP乳酸塩)を加えて撹拌し、
均一に分散させた後、これを2gの坐剤型に分注
し、冷却後型より分離して所望の形態のものを得
る。
リム合剤を有効成分とする経体腔投与用製剤に関
するものである。 スルフアメトキサゾール(以下SMXと略記す
る)およびトリメトプリム(以下TMPと略記す
る)は、何れも優れた抗菌作用を有する薬剤であ
るが、これらを一定割合に配合すればその作用が
相乗的に増大することもまた良く知られている
(米国特許第3341541号参照)。この合剤の普通の
配合比は重量で5:1、すなわち、SMX5重量部
に対してTMP1重量部であるが、もちろん、所望
によつてはSMXを余分に加えて上記の配合比を
適宜変更してもよい。今日臨床においては1錠中
にSMXを400mg、TMPを80mg含有する錠剤が広
く用いられており、その投力量は通常該錠剤2
錠、1日2回服用、すなわち、1回当りSMX800
mg、TMP160mgである。 しかしながら、かゝる錠剤は医薬活性成分を多
量に含有しているためにどうしても錠剤のサイズ
が大きくなり経口投与が困難であるばかりでな
く、主たる吸収部位、例えば胃、十二指腸に損傷
を与える場合があり、常に経口投与が可能である
とはいえない。 このようなことから、これまでに経直腸投与な
どの体腔内投与によつて上記の困難および不都合
を解決する試みがなされたが、単なるSMXと
TMPとの混合物を基剤中に分散させた製剤には
次のような欠点があり、実用が困難であることが
判つた。すなわち、 (1) 製造中、特に有効成分と基剤との混和作業中
に混和物の粘度が異常に上昇して固化傾向が著
しく、成型性が悪いこと、 (2) 製造後、該製剤の崩壊性、溶出性および融点
などの物理的性状の変化が著しくて実用上好ま
しくないこと、 (3) 製造直後のものでも期待通りの血中濃度が得
られないこと、 などである。 このような事実認識の上に立つて、例えば西独
公開公報第2415660号においてはSMXを含む基剤
部分とTMPを含む基剤部分とに分け、これらを
要すれば絶縁基剤層によつて隔離した坐剤が提案
されている。このものはその製造に伴なう困難を
少なくとも部分的に克服し得るものではあるが、
成型工程が少なくとも2段階、場合によつては3
段階となり製造上きわめて不利である。以上のよ
うな背景において本発明者等は上記の欠点の解決
策として、既に特許第805379号(特公昭50−
20125号)によつて開示されているSMX・TMP
複合体を使用した経体腔投与用製剤を提案し先に
特許出願した(特開昭55−102517号)。 しかしながら、本発明者等はその後も別途に上
述のSMX・TMP合剤の基剤への混合時の固化傾
向の抑制について鋭意検討の結果、少量の燐脂質
を添加することが有効であり、かつ成型後の崩壊
性の延長の問題をも同時に解決し得ることを見い
出し、さらにSMXに比して吸収速度の若干遅い
TMPについては、その塩として配合するかまた
は有機酸を添加することによつて、その吸収性を
速めることが可能であることを知り本発明を完成
するに至つた。従つて、本発明はSMX、TMPお
よび燐脂質を必須の成分として含むことを特徴と
する経体腔投与用製剤に関するものであり、その
目的は基剤への混合時にその固化傾向が抑制され
たSMX・TMP合剤経体腔投与用製剤を提供する
ことである。本発明のさらに他の目的は、SMX
の吸収に影響を与えずにTMPの吸収性を改善し
たSMX・TMP合剤経体腔投与用製剤を提供する
ことである。 本発明において経体腔投与用製剤とは、室温で
固型状を保ち、体腔内で速やかに溶融する坐剤は
もちろん、軟膏あるいは液状のものとして軟カプ
セルに充填可能なものも含むものである。 なお、一般名コトリモキサゾールと呼ばれる
SMXとTMPとの混合製剤の経口投与の場合、両
者の最適比率は5:1とされており、両者の有効
抗菌活性血中濃度はそれぞれ12μg/mlおよび
0.6μg/ml以上とされている。経体腔投与の場
合、上記最適比率に必ずしもこだわる必要はな
く、一般にはSMX:TMPの比は1:1〜10:1
の範囲から適宜選択されるので、本製剤の投与量
はその有効成分としてSMXが1〜50mg/Kg、
TMPが1〜5mg/Kgであり、投与間隔は約12〜
18時間である。 ところで、本明細書にいう主薬としてのSMX
は、単なるSMXすなわち、スルフアメトキサゾ
ールはもちろんのこと、アセチルスルフアメトキ
サゾールおよびスルフアメトキサゾールナトリウ
ムなども当然に含むものである。 一方、TMPは製剤型によつてはSMXに比して
吸収速度が若干遅い場合があるが、これを改善す
る方法としては、TMPをその塩として配合する
か、または別に有機酸を添加するのが有効であ
り、この場合SMXの吸収には影響を与えること
なくTMPの吸収速度のみを速くすることができ
る。使用可能なTMPの塩としては、塩酸塩、硫
酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、酒石酸塩、リンゴ酸
塩およびマレイン酸塩等が挙げられる。また別に
添加可能な有機酸としては乳酸、クエン酸、酒石
酸、マレイン酸、リンゴ酸あるいはグルタミン
酸、アスパラギン酸等の酸性アミノ酸をも含み、
その添加量は0.1〜4%(重量%、以下同じ)が
適当である。4%を越える有機酸の添加は体腔粘
膜を必要以上に刺激することになるので避けるべ
きである。TMPを上記のように塩として配合す
るか、あるいは別に有機酸を加えるかは、作用効
果上本質的に差異はないので、実際の配合作業に
際しては適宜選択して実施すればよい。もちろ
ん、必要に応じて両者を併用すること、すなわ
ち、TMPを塩の形で配合した上でさらに有機酸
を添加してもよい。 先に述べたように、このようなSMXとTMPを
適当な基剤に分散させようとすると、この三成分
間の相互作用によつて、その混合工程で固化傾向
を示し、また成形後もその崩壊性が著しく延長す
るが、本発明者等の研究によれば、これに少量の
燐脂質を添加することによつて上記の固化傾向を
効果的に抑制し得ることが判つた。この場合に用
い得る燐脂質としては大豆などの植物種子、また
鶏卵や牛、豚などの動物の肝臓から抽出された燐
脂質、例えばホスフアチジルコリン、ホスフアチ
ジルエタノールアミン、ホスフアチジルセリン、
ホスフアチジルイノシトールおよびスフインゴミ
エリンなどあるいは合成物のジパルミトイルレシ
チン等の単体もしくは2種以上の混合物などであ
る。これら燐脂質の好ましい添加量は0.5〜5%
である。添加される燐脂質の量が0.5%未満では
望ましい固化抑制作用が得られず、また5%を越
えると混合物の粘度が低下し、却つてベタつきが
ひどくなつて調製および保存が困難となるばかり
でなく品質も劣化するので好ましくない。 これらの燐脂質、SMX、TMPおよびさらに必
要ならば前記有機酸をも含めて基剤への配合順序
に特に制限はなく、任意に行い得る。 基剤としては通常の軟膏、坐剤の製造に用いら
れる生理的に不活性な任意の物質が使用可能であ
り、落下生油、ヤシ油、オリーブ油、大豆油、ゴ
マ油、綿実油、ヒマシ油、アマニ油、ヌカ油、ナ
タネ油、トウモロコシ油、カカオ脂、牛脂、ラノ
リン脂等の油、油脂類、またこれらの水素添加、
脂肪酸交換あるいはアセチル化による改質物、炭
素数12〜18の飽和脂肪酸のモノ、ジおよびトリグ
リセリドの混合物を単独またはこれらの2種以上
の混合物を用いることができる。この他にも水溶
性基剤としてポリエチレングリコール、プロピレ
ングリコール、グリセロゼラチン、メチルセルロ
ースおよびカルボキシメチルセルロース等の単独
または2種以上の混合物の使用が可能である。 本発明の製剤中には有効成分の吸収を促進させ
るために体腔粘膜に対する作用の緩和な界面活性
剤を添加してもよい。これらのうち非イオン性の
ものとしては、例えばポリオキシエチレンソルビ
タン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン高級ア
ルコールエステル、ポリオキシエチレンソルビト
ール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸
エステルなどが挙げられる。また、陽イオン性の
ものとしてはポリオキシエチレンアルキルアミン
もしくはアミド、さらに陰イオン性のものとして
ポリエーテルアルコール硫酸エステル、アルキル
硫酸エステルなども挙げることができる。なお、
この他にも所望に応じて適当な乳化剤、安定化
剤、保存剤、着色剤なども添加することができ
る。 以下実施例により本発明をさらに詳細に説明す
る。 実施例 1 (1) 座剤の製造 基剤のウイテツプゾール(ダイナミツトノーベ
ル社登録商標、C12〜C18の飽和脂肪酸のモノ、ジ
およびトリグリセリドの混合物)を50℃で溶融
し、第1表に示す成分組成に従つて燐脂質(ソー
ヤレシチン)を混合、充分撹拌した後、SMX,
TMP(あるいはTMP乳酸塩)を加えて撹拌し、
均一に分散させた後、これを2gの坐剤型に分注
し、冷却後型より分離して所望の形態のものを得
る。
【表】
(2) 崩壊試験
西独エルウエカ社製坐剤針入度測定装置によつ
て、37℃の生理食塩水中での崩壊時間を測定し
た。結果を第2表に示す。
て、37℃の生理食塩水中での崩壊時間を測定し
た。結果を第2表に示す。
【表】
(3) 直腸吸収実験
約17時間絶食し、投与直前に排便させたビーグ
ル犬(平均体重10Kg)の肛門より約4cmの深さの
直腸に上記(1)の坐剤(重量2g、製造直後品)を
投与し、経時的に前肢皮静脈から採血し、遠心分
離によつて得られた血漿中のSMX,TMPの濃度
を、SMXについては高速液体クロマトグラフ法、
TMPについてはガスクロマトグラフ法によりそ
れぞれ測定した。結果を第3表および第1図、第
2図に示す。なお、各数値はそれぞれ犬6匹にお
ける平均値である。
ル犬(平均体重10Kg)の肛門より約4cmの深さの
直腸に上記(1)の坐剤(重量2g、製造直後品)を
投与し、経時的に前肢皮静脈から採血し、遠心分
離によつて得られた血漿中のSMX,TMPの濃度
を、SMXについては高速液体クロマトグラフ法、
TMPについてはガスクロマトグラフ法によりそ
れぞれ測定した。結果を第3表および第1図、第
2図に示す。なお、各数値はそれぞれ犬6匹にお
ける平均値である。
【表】
実施例2 (処方D)
ウイテツプゾール基剤71.4gを50℃で溶融し、
さらに燐脂質(ソーヤレシチン)20gを混合後充
分撹拌して均一に分散させ、これにSMX20g、
TMP4gおよびクエン酸2.6gを加え均一に分散
させた。このものを2gずつ坐剤型に分注し、冷
却後型より取り出し本製剤を得る。 実施例1の場合に準じてこのものゝ崩壊性を調
べたところ第4表に示すような結果を得た。
さらに燐脂質(ソーヤレシチン)20gを混合後充
分撹拌して均一に分散させ、これにSMX20g、
TMP4gおよびクエン酸2.6gを加え均一に分散
させた。このものを2gずつ坐剤型に分注し、冷
却後型より取り出し本製剤を得る。 実施例1の場合に準じてこのものゝ崩壊性を調
べたところ第4表に示すような結果を得た。
【表】
実施例 3
実施例1,2の場合に準じて下記の成分組成よ
りなる坐剤を得る。処方 E SMX 20(g) TMP 8 酒石酸 4 燐脂質(ヨークレシチン) 2 ウイテツプゾール 66 100 処方 F SMX 20(g) TMP乳酸塩 26* (*TMPとして20に相当) グルタミン酸 6 燐脂質(ボバインレシチン) 8 ウイテツプゾール 140 200 上記処方EおよびFについても実施例1,2の
場合とほぼ同様の結果を得た。 実施例 4 直腸投与用軟カプセル剤の製造(処方G) ゴマ油68gを40℃に温めながら、これに燐脂質
(ホスフアチジルエタノールアミン)4gを添加
し、充分に撹拌後さらにSMX20g、TMP4gお
よびグルタミン酸4gを加えてよく撹拌し均一に
分散させる。これをゼラチン軟カプセルに1gず
つ充填する。
りなる坐剤を得る。処方 E SMX 20(g) TMP 8 酒石酸 4 燐脂質(ヨークレシチン) 2 ウイテツプゾール 66 100 処方 F SMX 20(g) TMP乳酸塩 26* (*TMPとして20に相当) グルタミン酸 6 燐脂質(ボバインレシチン) 8 ウイテツプゾール 140 200 上記処方EおよびFについても実施例1,2の
場合とほぼ同様の結果を得た。 実施例 4 直腸投与用軟カプセル剤の製造(処方G) ゴマ油68gを40℃に温めながら、これに燐脂質
(ホスフアチジルエタノールアミン)4gを添加
し、充分に撹拌後さらにSMX20g、TMP4gお
よびグルタミン酸4gを加えてよく撹拌し均一に
分散させる。これをゼラチン軟カプセルに1gず
つ充填する。
第1図、第2図は実施例1で得られた各坐剤を
犬に投与した場合の有効成分SMXとTMPの血漿
中濃度の経時的変化を示すグラフである。
犬に投与した場合の有効成分SMXとTMPの血漿
中濃度の経時的変化を示すグラフである。
1 ジメチルスルホキサイド水溶液に単糖類(果
糖を除く)を添加してなる溶血作用の阻止された
ジメチルスルホキサイド組成物。 2 単糖類(果糖を除く)の添加量が5〜20%で
ある特許請求の範囲第1項記載のジメチルスルホ
キサイド組成物。
糖を除く)を添加してなる溶血作用の阻止された
ジメチルスルホキサイド組成物。 2 単糖類(果糖を除く)の添加量が5〜20%で
ある特許請求の範囲第1項記載のジメチルスルホ
キサイド組成物。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55185780A JPS57109713A (en) | 1980-12-26 | 1980-12-26 | Pharmaceutical preparation of combined agent of sulfamethoxazole and trimethoprim for medication through celom |
| GB8138860A GB2090138A (en) | 1980-12-26 | 1981-12-23 | Suppositories containing trimethoprim/sulphamethoxazole and a phospholipid |
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