JPS6348068A

JPS6348068A - 濃淡画像伝送装置

Info

Publication number: JPS6348068A
Application number: JP61190558A
Authority: JP
Inventors: Kenji Nishikubo; 賢二西久保
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1986-08-15
Filing date: 1986-08-15
Publication date: 1988-02-29

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔概要〕送信側では、濃淡画像を複数桁の２進数からなる画像信
号に変換し、画像信号の各桁の桁情報に対してそれぞれ
２値画像圧縮符号化を行って受信側に送出し、受信側で
は、受信信号を復号して複数桁の桁情報上それぞれ復元
し、復元された各桁の桁情報から元の画像信号全書て、
それにより元の濃淡画像を再生表示するように構成され
た濃淡画像伝送装置。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、濃淡変化を含む中間調の画像を送信側から受
信側へ伝送するための濃淡画像伝送装置に関する。本発
明の濃淡画像伝送装置は、例えばファクシミリやＴＶ装
置等て用いられ、濃淡画像を効率よく圧縮符号化してそ
れにより濃淡画像を高速に伝送できるようにしたもので
ある。

〔従来の技術〕

画像伝送装置としてのファクシミＩＪは、原稿を走査し
て伝送し、受信側で画像をハードコピーとして再生する
が、この装置は多くの場合、白黒２値を対象としている
。この装置においては、データ伝送の際のデータ圧縮の
手法として、ランレングス法による一次元符号化、ある
いはベクトル量子化による符号化等が採用されている。

一方、濃淡を含む中間調の画像を伝送する濃淡画像伝送
装置は、送るべき濃淡画像の情報量が多いため、上述の
符号化方式をそのまま適用したのではデータ圧縮の効果
はほとんどない。よって送信する情報量の多さに対処す
る之め、従来の濃淡画像伝送装置ではフレーム間符号化
あるいはフレーム内符号化の２通りの情報圧縮方式が用
いられている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

フレーム間符号化方式はデータ圧縮率があまり高くない
。またフレーム内符号化方式は処理速度が遅いため、例
えば高速処理が必要となるＴＶ装置等には不向きである
。したがって従来はファクシミリ等において濃淡画像を
情報圧縮符号化するに適当な符号化法は知られていない
。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明に係る濃淡画像伝送装置の原理ブロック
図である。

濃淡画像伝送装置は、画像送信装置１と画像受信装置２
とからなる。画像送信装置１は、濃淡画像を取り込む画
像入力部１０１、画像入力部１０１により入力された濃
淡画像を複数桁の２進数からなる画像信号に変換する変
換部１０２、変換部１０２により得られる画像信号の各
桁の桁情報のそれぞれについて２値画像圧縮巷符号化を
行って符号化信号を得る画像処理部１０３、および、画
像処理部１０３からの符号化信号を受信側に送信する送
信部１０４を含み構成される。ま之、画像受信装置２は
、符号化信号を受信する受信部２０１、受信部２０１で
受信された符号化信号を復号して各桁の桁情報を復元す
る画像復号化部２０２、画像復号化部２０２で復元され
た各桁の桁情報に基づき元の画像信号を復元する画像信
号復元部２０３、および、画像信号復元部２０３からの
画像信号によって元の濃淡画像を再生し表示する画像表
示部２０４を含み構成される。

〔作用〕

送信側において、画像入力部１０１により取り込んだ濃
淡画像を変換部１０２で２進数の画像信号に変換し、画
像処理部１０３でその画像信号の各桁についてそれぞれ
従来の２値画像圧縮符号化を行い、符号化されたそれら
各桁の情報全送信部１０４によって受信側に伝送する。

受信側では、受信部２０１によって受信信号を受信して
、それ全画像復号部２０２によりて復号して各桁の情報
を取り出し、これから画像信号復元部２０３によって元
の画像信号を復元し、それ陀基づき表示部２０４で濃淡
画像全再生表示する。

〔実施例〕

以下、図面を参照して本発明を説明する。

第２図は本発明の一実施例としての濃淡画像伝送装置を
示す！ロック図である。図中、１は画像送信装置、２は
画像受信装置である。画像送信装置１ば、濃淡画像を取
り込んでアナログ画像信号に変換する画像入力装置１０
、画像入力装置１０のアナログ画像信号′ｔ−６桁から
なる２進数のｒイジタル画像信号に変換するＡ／Ｄ変換
器１１、Ａ／Ｄ変換器１１のディジタル画像信号をフレ
ームメモリに書き込むためのフレームメモリ書込み装置
１２、Ａ／Ｄ変換器１１のディジタル画像信号の各桁に
対応して設けられた６枚の深さ１ビ。

トのフレームメモリ１３（１）〜１３（６）からなるメ
モリ群１３であって各フレームメモリは各桁の１フレー
ムのデータ（ビットシリアルなデータ）を１フレームに
わたり記憶するもの、メモリ群１３の各フレームメモリ
１３（１）〜１３（６）の桁データをそれぞれ別個に読
み出すためのフレームメモリ読出し装置１４、フレーム
メモリ読出し装置１４で読み出したフレームメモリ１３
（１）〜１３（６）の桁データのそれぞれに対し中央値
フィルタ（ｍｅｄｉａｎｆｌｌｔｓｒ　）処理を行う処
理装置１５、処理装置１５で処理された桁データのそれ
ぞれに対してランレングス法による２値画像圧縮符号化
を行う符号化装置１６、および、符号化装置１６で符号
化された信号を受信側に伝送するための出力装置１６を
含み構成される。

画像受信装置２は、伝送された信号を受信する入力装置
２０、入力装ｆ２０で受信された２値画像圧縮符号化さ
れた各桁データ信号を元の各桁の桁データにそれぞれ復
号化する復号化装置２１、復号化装置２１で復号化され
た各桁データをフレームメモリ２３（１）〜２３（６）
にそれぞれ書き込むための書込み装置２２、各桁データ
をそれぞれ書き込むための、各桁対応に設けられた６枚
の深さ１ビツトのフレームメモリ２３（１）〜２３（６
）からなるメモリ群２３、元の６桁からなるディジタル
画像信号をメモリ群２３から１画素づつ順次に読み出す
読出し装置２４、読み出したディジタル画像信号をアナ
ログ画像信号に変換するＤ／Ａ変換器２５、Ｄ／Ａ変換
器２５からのアナログ画像信号を用いて元の濃淡画像を
再生表示する画像表示装置２６全含み構成される。

以下、実施例装置の動作を第３図を参照して説明する。

第３図は濃淡画像の画像信号を示す図であり、縦軸を走
査時間とし、図面左側にアナログ画像信号、右側（てデ
ィジタル画像信号を示す。

画像入力装置１０で濃淡画像を走査して第３図に図示の
濃淡変化のあるアナログ画像信号を得る。

このアナログ画像信号ＡＩ’ｉＡ／Ｄ変換器１１で時間
ｔ（１）・・・ｔ　（ｎ）・・・で順次にサンプリング
してディジタル画像信号ＤＩ（１）・・・ＤＩ（ｎ）・
・・に変換する。そしてこのディジタル画像信号Ｄ　Ｉ
　（１）・・・Ｄ　Ｉ　（ｎ）・・・の１〜６桁のそれ
ぞれ全桁データＣＤ　（１）〜ＣＤ（６）としてそれぞ
れフレームメモリ１３（１）〜１３（６）にフレームメ
モリ書込み装置１２で書き込む。

読出し装置２４はこのフレームメモリ１３（１）〜１３
（６）から桁データＣＤ（１）〜ＣＤ（６）をそれぞれ
別個に１ビツトづつ読み出す。したがって読み出された
桁データＣＤ（１）〜ＣＤ（６）はそれぞれ時系列な２
値付号となり、これらの桁データＣＤ（１）〜ＣＤ（６
）に対しては従来に一般に適用されているランレングス
による２値画像圧縮符号化が可能であり、かつそれＫよ
る情報圧縮効果がある。よってこれら桁データＣＤ（１
）〜ＣＤ（６）を処理装置１５でそれぞれ中央値フィル
タ処理を行った後、符号化装置１６によってそれぞれ２
値画像圧縮符号化を行って情報圧縮する。圧縮符号化さ
れた桁データＣＤ（１）〜ＣＤ（６）は出力装置１７に
よりて画像受信装置２て伝送される。

なお、処理装置１ｆ１５における中央値フィルタ処理は
、桁データの細かい変動を平滑化してランレングスによ
る情報圧縮効果を高めるためのものであり、必ずしも必
要なもので）まない。この処理は隣接する３点のデータ
を取り、その中央のデータの大きさを３点のデータの真
中の大きさの値にするものである。本例の場合は２値信
号であるから３点中の１＃あるいは０”の数の多い方に
中央値を合わせる処理を行うことになる。

画像受信装置２においては、伝送された信号を入力装置
２０で受信して圧縮符号化された桁データＣＤ（１）〜
ＣＤ（６）を復号化装置２１で復号する。

復号された桁データＣＤ（１）〜ＣＤ（６）のそれぞれ
はフレームメモリ書込み装置２２によってフレームメモ
ＩＪ　２３　（１）〜２３（６）に各桁対応にそれぞれ
書き込まれる。そして読出し装置２４によってフレーム
メモＩＪ　２３　（１）〜２３（６）の内容を１画素の
ディジタル画像信号ＤＩとして、すなわちフレームメモ
ＩＪ　２３　（１）〜２３（６）の深さ方向に、１画素
づつ読み出し、これをＤ／Ａ変換器２５でアナログ画像
信号ＡＩに変換後、画像表示装置２６に送って、元の濃
淡画像を再生表示する。

本発明の実施にあたっては、種々の変更態様が可能であ
る。例えば符号化装置によって行われる２値画像圧縮符
号化はランレングス法に限らず、例えばベクトル量子化
などの方法も用いることができ、その場合、濃淡画像に
対応した多数のサンプル・臂ターンを用意する必要がな
く、サンプル数を少なくできるので、王、縮効率全上げ
ることができる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、従来の２値画像圧縮符号化法が濃淡画
像にも用いることが可能となり、それにより濃淡画像に
対しても圧縮効率が高く、かつ処理速度の速い圧縮符号
化を行える濃淡画像伝送装置を実現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る娘淡画保伝送装置の原理ブロック
図、第２図は本発明の一実施例としての濃淡画像伝送装
置を示すブロック図、第３図は第２図装置の動作を説明
する念めの濃淡画像の画像信号を示す図である。１・・・画像送信装置、２・・・画像受信装置、１０・
・・入力装置、１１・・・ｋ／Ｄ変換器、１２．２２・
・・フレームメモリ書込み装置、１３．２３・・・フレ
ームメモリ群、１４．２４・・・フレームメモリ読出し
装置、１５・・・処理装置、１６・・・符号化装置、１
７・・・出力装置、２５・・・Ｄ／Ａ変換器、２６・・
・画像表示装置。特許用願人富士通株式会社特許出願代理人

Claims

【特許請求の範囲】１、画像送信装置（１）と画像受信装置（２）とからな
り、画像送信装置（１）は、濃淡画像を取り込む画像入力部（１０１）、該画像入力
部（１０１）により入力された濃淡画像を複数桁の２進
数からなる画像信号に変換する変換部（１０２）、該変換部（１０２）により得られる画像信号の各桁の桁
情報のそれぞれについて２値画像圧縮符号化を行って符
号化信号を得る画像処理部（１０３）、および、該画像処理部（１０３）からの符号化信号を受信側に送
信する送信部（１０４）、を含み構成され、該画像受信装置（２）は、該符号化信号を受信する受信部（２０１）、該受信部（
２０１）で受信された符号化信号を復号して各桁の桁情
報を復元する画像復号化部（２０２）、該画像復号化部（２０２）で復元された各桁の桁情報に
基づき元の画像信号を復元する画像信号復元部（２０３
）、および、該画像信号復元部（２０３）からの画像信号によって元
の濃淡画像を再生し表示する画像表示部（２０４）、を含み構成される濃淡画像伝送装置。２、画像処理部は、該変換部により得られる画像信号の
各桁対応に設けられた複数の送信側フレームメモリであ
って、各個は画像信号の対応する桁の桁情報をそれぞれ
記憶するもの、および、該複数の送信側フレームメモリ
に記憶された桁情報のそれぞれに対して２値画像圧縮符
号化を行って符号化信号を出力する画像符号化部を含み
構成され、該画像信号復元部は、画像復号化部で復元さ
れた各桁の桁情報を各桁対応に記憶する複数の受信側フ
レームメモリを含み構成される特許請求の範囲第１項に
記載の濃淡画像伝送装置。３、該画像処理部における２値画像圧縮符号化はランレ
ングス法による一次元符号化である特許請求の範囲第１
項に記載の濃淡画像伝送装置。４、該画像処理部における２値画像圧縮符号化はベクト
ル量子化法による符号化である特許請求の範囲第１項に
記載の濃淡画像伝送装置。