JP2995740B2 - ファクシミリ画像密度変換装置 - Google Patents

ファクシミリ画像密度変換装置

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JP2995740B2
JP2995740B2 JP1029630A JP2963089A JP2995740B2 JP 2995740 B2 JP2995740 B2 JP 2995740B2 JP 1029630 A JP1029630 A JP 1029630A JP 2963089 A JP2963089 A JP 2963089A JP 2995740 B2 JP2995740 B2 JP 2995740B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はファクシミリ画像の線密度変換を行うための
ファクシミリ画像密度変換装置に係わり、特にランレン
グス符号化して帯域圧縮したファクシミリ画信号を入力
して主走査方向の線密度を変換するファクシミリ画像密
度変換装置に関する。
〔従来の技術〕
ファクシミリ画信号の帯域圧縮方式としては、ランレ
ングス符号化方式が一般に用いられている。このランレ
ングス符号化方式は一次元符号化の1つであり、白また
は黒の画素が連続した場合にそれらの長さであるランレ
ングスを符号化することによってデータの圧縮を図るも
のである。
このランレングス符号化方式で符号化された画信号の
線密度を変更する場合がある。従来ではこのような場
合、符号化されたファクシミリ画信号を復調回路で復調
し、1画素が1ビットに対応する白黒を表わしたビット
列としてメモリ上に展開した。次にこれらのビット列を
読み出してビット操作して密度の変換処理を行い、この
結果をメモリに書き込んだ。このメモリの内容は次に読
み出され、符号化回路でビット列からランレングスを求
め、符号化して線密度変換後のファクシミリ画信号を得
るようになっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような従来行われた線密度変換では、メモリへ白
黒ビット列の書き込みを行ったり読み出しを行うばかり
でなく、ビット操作を行ったり、白黒ビット列をランレ
ングス符号化することが必要であり、それぞれに時間を
要して処理の高速化を図ることが困難であるという問題
があった。
そこで本発明の目的は、ランレングス符号化された画
信号を入力し、迅速に線密度変換を行ってランレングス
符号化さた画信号として出力するファクシミリ画像密度
変換装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明では(イ)ランレングス符号化された各圧縮デ
ータをそれぞれ白・黒を判別した白・黒判別信号と白ま
たは黒の画信号の長さを表わしたランレングス情報とに
復号する復号回路と、(ロ)この復号回路から出力され
る復号後のそれぞれのランレングス情報と変換後の線密
度を入力し、線密度変換率との関係でランレングス情報
が整数に割り切れない際にこれを四捨五入して得られる
整数のランレングス情報とこの四捨五入により生じた差
分を表わした補正情報とを出力するテーブルと、(ハ)
このテーブルから出力される補正情報を次にテーブルに
入力されるランレングス情報に加算するランレングス情
報逐次補正手段と、(ニ)テーブルから出力されるラン
レングスと復号回路から出力される白・黒画素情報とを
入力して線密度変換後の圧縮データとする符号化回路と
をファクシミリ画像密度変換装置に具備させる。
すなわち本発明では、個々の白または黒のランレング
スを線密度変換後のランレングスに変換するテーブルを
用意し、変換処理の迅速化を図る。
〔実施例〕
以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例におけるファクシミリ画像
密度変換装置を表わしたものである。この装置の復号回
路11には、ランレングス符号12が入力されるようになっ
ている。復号回路11では復号結果として(イ)白・黒判
別信号13と、(ロ)その白または黒の画信号の長さを表
わしたランレングス情報14とを出力する。このうちの白
・黒判別信号13は、画信号を再び符号化するための符号
化回路15に入力される。ランレングス情報14の方は、線
密度変換率選択信号16と共にテーブル17に供給される。
テーブル17には、線密度変換率に応じてランレングスの
変換を行うための対応表が格納されている。
ところで、入力されたランレングスと線密度変換率が
割り切れる関係にないときには、ランレングスを正確に
変換することができず、誤差を発生させてしまう。この
問題点を解消するためにこの実施例のファクシミリ画像
密度変換装置では、テーブル17から線密度変換後のラン
レングスを表わしたランレングス情報18の他に、発生し
た誤差を補正するための補正情報19が出力される。この
補正情報19はレジスタ21に保持されて、次のタイミング
でテーブル17に入力され、補正入力情報22となる。
符号化回路15は、白・黒判別信号13と線密度変換後の
ランレングス情報18を基にして符号化を行い、線密度変
換後のランレングス符号23を出力することになる。
以上のような構成のファクシミリ画像密度変換装置に
ついて、具体例を挙げてその動作を説明する。
第2図aは、圧縮前の画信号の一例を表わしたもので
ある。このうち内部が白色の枠はそれぞれ1画素ずつの
白の画信号を示しており、内部が黒色の枠はそれぞれ1
画素ずつの黒の画信号を表わしている。このような画信
号は、連続する白の画信号ごとに、あるいは連続する黒
の画信号ごとにランレングス符号化されて、本実施例の
ファクシミリ画像密度変換装置に供給されることにな
る。
第2図bは第2図aに示した画信号をそれぞれ“白3
(画素)”、“黒2(画素)”、“白5(画素)”、…
…というようにランレングス符号化した状態を表わした
ものである。
今、線密度変換率選択信号16が主走査方向の線密度を
1/3に変換するように指示したものとする。テーブル17
には、ランレングスとこれらを各線密度変換率に対応さ
せて割算して得た変換後のランレングスに関するデータ
が格納されている。ランレングスを各線密度変換率で単
純に置き換えた数値は第2図cに示したようなものにな
る。すなわち、“白3"の場合には、3画素が1画素に縮
小されるので、変換後のランレングスは3/3となる。
“黒2"の場合には、変換後のランレングスは2/3とな
る。“白5"の場合には、変換後のランレングスは5/3と
なる。以下同様である。
ランレングス情報18は正の整数としてのランレングス
を表わすものなので、本実施例のテーブル17では、割り
切れないランレングスについては四捨五入してこれを正
の整数とする。このとき、必要に応じて補正情報19(第
2図e)が加味される。これを第2図aに示した画信号
について説明すると次のようになる。
まず、“白3"の画信号部分については変換後のランレ
ングスが3/3で割り切れる。従ってランレングスは1と
なり、補正情報19は0となる。次の“黒2"の画信号部分
については、変換後のランレングスが2/3で割り切れな
い。この場合には、四捨五入でランレングスは1とな
り、補正情報19は差分の−1/3となる。
更に次の“白5"の場合には、変換後のランレングスが
5/3であるが、これに補正情報19の−1/3が加味されて4/
3となる。この場合には、四捨五入でランレングスは1
となり、補正情報19は差分の+1/3となる。次の“黒3"
の場合には、変換後のランレングスが3/3で本来的には
割り切れるが、これに補正情報19の+1/3が加味されて4
/3となる。したがって、四捨五入でランレングスは1と
なり、補正情報19は差分の+1/3となる。以下同様であ
る。
以上のようにランレングスが決定される結果、ランレ
ングス変換後の画信号は第2図fに示したようなものに
なる。
符号化回路15はこの第2図fに示した変換後の画信号
を符号化し、線密度変換後のランレングス符号23として
出力することになる。
なお、以上説明した実施例では主走査方向の線密度変
換を説明したが、副走査方向の線密度変換については従
来と同様に拡大率あるいは縮小率に応じて走査線の挿入
や間引きを行えばよい。
〔発明の効果〕
このように本発明によれば、変換用のテーブルから線
密度変換率との関係でランレングス情報が整数に割り切
れない際にこれを四捨五入して得られる整数のランレン
グス情報とこの四捨五入により生じた差分を表わした補
正情報とを出力し、このうちの補正情報をランレングス
情報逐次補正手段によって次のランレングス情報をテー
ブルに入力する際に加えることにした。したがって、ラ
ンレングス情報をテーブルに入力するたびに誤差の補正
作業が行なわれることになり、ランレングス情報につい
ての誤差が累積することがなく、変換後の画像の劣化を
最小限にすることができる。しかもテーブルを使用する
ので、線密度変換を高速で行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を説明するためのもので、この
うち第1図はファクシミリ画像密度変換装置の回路構成
を示すブロック図、第2図はこの装置の各部の動作を示
した説明図である。 11……復号回路、 12……線密度変換前のランレングス符号、 13……白・黒判別信号、 14……ランレングス情報、 15……符号化回路、17……テーブル、 23……線密度変換後のランレングス符号。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ランレングス符号化された各圧縮データを
    それぞれ白・黒を判別した白・黒判別信号と白または黒
    の画信号の長さを表わしたランレングス情報とに復号す
    る復号回路と、 この復号回路から出力される復号後のそれぞれのランレ
    ングス情報と変換後の線密度を入力し、線密度変換率と
    の関係でランレングス情報が整数に割り切れない際にこ
    れを四捨五入して得られる整数のランレングス情報とこ
    の四捨五入により生じた差分を表わした補正情報とを出
    力するテーブルと、 このテーブルから出力される補正情報を次に前記テーブ
    ルに入力されるランレングス情報に加算するランレング
    ス情報逐次補正手段と、 前記テーブルから出力されるランレングスと前記復号回
    路から出力される白・黒画素情報とを入力して線密度変
    換後の圧縮データとする符号化回路 とを具備することを特徴とするファクシミリ画像密度変
    換装置。
JP1029630A 1989-02-10 1989-02-10 ファクシミリ画像密度変換装置 Expired - Lifetime JP2995740B2 (ja)

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