JPH0789646B2 - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
- Publication number
- JPH0789646B2 JPH0789646B2 JP61249996A JP24999686A JPH0789646B2 JP H0789646 B2 JPH0789646 B2 JP H0789646B2 JP 61249996 A JP61249996 A JP 61249996A JP 24999686 A JP24999686 A JP 24999686A JP H0789646 B2 JPH0789646 B2 JP H0789646B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は例えば写真のような多階調画像を対象としたデ
ジタルファクシミリ,光ディスクファイリング装置等に
適用される画像処理装置に関する。
ジタルファクシミリ,光ディスクファイリング装置等に
適用される画像処理装置に関する。
従来の技術 従来、デジタルファクシミリ等の画像処理装置で多階調
画像を処理する方法として、各画素を階調平面(ビット
パターン)単位で管理し、ビットプレーンごとにMH,MR,
2ライン一括ランレングス符号化等の信号圧縮を行なう
ようにしたものが知られている。
画像を処理する方法として、各画素を階調平面(ビット
パターン)単位で管理し、ビットプレーンごとにMH,MR,
2ライン一括ランレングス符号化等の信号圧縮を行なう
ようにしたものが知られている。
第5図はこのような多階調画像処理方法が適用される画
像処理装置の一例を示すブロック図である。
像処理装置の一例を示すブロック図である。
この画像処理装置では、文字等の画像を読取って得られ
た多階調(2n階調とする)生デテータaを符号化回路1
で圧縮して符号化データbを得て、この符号化データb
を復号化回路2へ出力し、復号化回路2で符号化データ
bを生データcに復元して元の画像を再生する。この場
合、2n階調の生データaは第2図に示すように20,21,
…,2n-1次のn個のビットプレーンで画素ごとに管理さ
れ、ビットプレーンごとに符号化される。
た多階調(2n階調とする)生デテータaを符号化回路1
で圧縮して符号化データbを得て、この符号化データb
を復号化回路2へ出力し、復号化回路2で符号化データ
bを生データcに復元して元の画像を再生する。この場
合、2n階調の生データaは第2図に示すように20,21,
…,2n-1次のn個のビットプレーンで画素ごとに管理さ
れ、ビットプレーンごとに符号化される。
発明が解決しようとする問題点 ところで、このような従来の符号化方法では上位のビッ
トプレーンに対する符号化率は高いものの、下位のビッ
トプレーンに対しては符号化を行なうとかえって多くの
データを必要としてしまい、トータルとしての圧縮効果
は低くなってしまうという問題点があった。このような
問題点は、上位のビットプレーンでは白又は黒(‘0'又
は‘1'ビット)の配列が比較的連続して現れるが、下位
のビットプレーンに近づくに従って白黒の入れ替りが頻
発するために生ずる。
トプレーンに対する符号化率は高いものの、下位のビッ
トプレーンに対しては符号化を行なうとかえって多くの
データを必要としてしまい、トータルとしての圧縮効果
は低くなってしまうという問題点があった。このような
問題点は、上位のビットプレーンでは白又は黒(‘0'又
は‘1'ビット)の配列が比較的連続して現れるが、下位
のビットプレーンに近づくに従って白黒の入れ替りが頻
発するために生ずる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、圧縮効
率を高めることができる画像処理装置を提供することを
目的とする。
率を高めることができる画像処理装置を提供することを
目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、階調平面(ビット
プレーン)単位で管理される2n階調の画像信号を入力
し、前記階調平面単位における近接画素群との増減を示
す増減傾向データと前記近接画素群との差分量をビット
プレーンで示した増減量データとに変換する符号化前処
理手段と、前記増減量データを圧縮して符号化データを
生成する符号化手段と、前記符号化データを伸張して復
号化データを生成する復号化手段と、前記復号化データ
と前記増減傾向データを入力し、前記2n階調の画像信号
に再生する復号化後処理手段とを備えたものである。
プレーン)単位で管理される2n階調の画像信号を入力
し、前記階調平面単位における近接画素群との増減を示
す増減傾向データと前記近接画素群との差分量をビット
プレーンで示した増減量データとに変換する符号化前処
理手段と、前記増減量データを圧縮して符号化データを
生成する符号化手段と、前記符号化データを伸張して復
号化データを生成する復号化手段と、前記復号化データ
と前記増減傾向データを入力し、前記2n階調の画像信号
に再生する復号化後処理手段とを備えたものである。
作 用 文字等の画像を形成する画素(注目画素)の階調値を近
接画素の階調値と比較し、注目画素を、増減傾向を示す
増減傾向データと、差分量を示す増減量データとに変換
して画像データを得る。増減傾向データを1ビットで表
現する一方、増減量データを階調数に対応してn次のビ
ットプレーンで表現する。中間調画像では階調値は複数
個の画素にわたって同一であったり、徐々に変化するた
め、上述のようにして画素を表現して画像データを形成
すると、上位はもとより中位ビットプレーンにおいて
白,黒(“1",“0")を反復は大幅に減少する。次に、
このようにして白黒の反復が少なくなった(冗長度が高
くなった)画像データをビットパターンごとに符号化す
る。
接画素の階調値と比較し、注目画素を、増減傾向を示す
増減傾向データと、差分量を示す増減量データとに変換
して画像データを得る。増減傾向データを1ビットで表
現する一方、増減量データを階調数に対応してn次のビ
ットプレーンで表現する。中間調画像では階調値は複数
個の画素にわたって同一であったり、徐々に変化するた
め、上述のようにして画素を表現して画像データを形成
すると、上位はもとより中位ビットプレーンにおいて
白,黒(“1",“0")を反復は大幅に減少する。次に、
このようにして白黒の反復が少なくなった(冗長度が高
くなった)画像データをビットパターンごとに符号化す
る。
実施例 第1図は本発明の一実施例における画像処理装置を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
この画像処理装置は文字等の画像を読取って得られる2n
階調の生データdを、近接画素との増減を示す増減傾向
データと、同近接画素との差分量をビットパターンで示
した増減量データとに変換する符号化前処理回路11と、
増減量データの圧縮化を行ない符号化データeを得る符
号化回路12と、符号化データeを復号化する復号化回路
13と、復項化回路13で得られた復号化データに増減傾向
データを配慮して生データfを可逆的に再生して得る復
号化後処理回路14とを備えている。
階調の生データdを、近接画素との増減を示す増減傾向
データと、同近接画素との差分量をビットパターンで示
した増減量データとに変換する符号化前処理回路11と、
増減量データの圧縮化を行ない符号化データeを得る符
号化回路12と、符号化データeを復号化する復号化回路
13と、復項化回路13で得られた復号化データに増減傾向
データを配慮して生データfを可逆的に再生して得る復
号化後処理回路14とを備えている。
以上のように構成された画像処理装置では、n次の多階
調(2n階調)画素データは第2図のように20,21,…2n-1
のn個のビットプレーンごとに管理されており、まず、
符号化前処理回路11が生データdを入力する。この場
合、生データdは第3図に,……で示す複数個の
画素から形成されている。それぞれの画素は同図に示す
ように20,21,…2n-1次の計n個のビットプレーンから形
成されており、その階調値は2進→10進変換された値と
して示される。
調(2n階調)画素データは第2図のように20,21,…2n-1
のn個のビットプレーンごとに管理されており、まず、
符号化前処理回路11が生データdを入力する。この場
合、生データdは第3図に,……で示す複数個の
画素から形成されている。それぞれの画素は同図に示す
ように20,21,…2n-1次の計n個のビットプレーンから形
成されており、その階調値は2進→10進変換された値と
して示される。
そして、符号化前処理回路11は、注目画素と近接画素と
を比較する。ここで、注目画素を画素、近接画素を画
素としてこの比較方法を説明する。画素の階調値が
画素の階調値に対して増加しているかそれとも減少し
ているかを判定する。この場合、増加しているので、増
加していることを第4図に示すように画素の増減傾向
データに「1」で表わす。なお、減少している場合には
増減傾向データに「0」として表わす。また、両画素の
階調値の差分量を算定する。この場合、差分量は「1」
であり、この「1」を第4図に示す画素の増減量デー
タに20,21,…2n-1の(n−1)個のビットプレーンで表
示する。
を比較する。ここで、注目画素を画素、近接画素を画
素としてこの比較方法を説明する。画素の階調値が
画素の階調値に対して増加しているかそれとも減少し
ているかを判定する。この場合、増加しているので、増
加していることを第4図に示すように画素の増減傾向
データに「1」で表わす。なお、減少している場合には
増減傾向データに「0」として表わす。また、両画素の
階調値の差分量を算定する。この場合、差分量は「1」
であり、この「1」を第4図に示す画素の増減量デー
タに20,21,…2n-1の(n−1)個のビットプレーンで表
示する。
画素についても同様にして注目画素と近接画素とを比
較し、増減傾向及び増減量を算定し、生データdを第4
図に示すように増減傾向データ及び増減量データに変換
する。
較し、増減傾向及び増減量を算定し、生データdを第4
図に示すように増減傾向データ及び増減量データに変換
する。
このように変換を行なうことによって、例えば第3図の
生データのビットプレーンと第4図の増減量データとを
比較すれば明らかなように、上位,中位のビットパター
ンで白黒の反復が少なくなる。
生データのビットプレーンと第4図の増減量データとを
比較すれば明らかなように、上位,中位のビットパター
ンで白黒の反復が少なくなる。
この後、第4図のように変換して得られた増減量データ
を符号化回路12で圧縮して符号化データeを得る。この
場合、前述したように上位,中位のビットプレーンにお
いて白黒の反復が少なくなっており、この符号化回路12
の符号化効率は高められる。
を符号化回路12で圧縮して符号化データeを得る。この
場合、前述したように上位,中位のビットプレーンにお
いて白黒の反復が少なくなっており、この符号化回路12
の符号化効率は高められる。
そして、その後、符号化データeは復号化回路13で復号
化されて、復号化後処理回路14に取込まれる。復号化後
処理回路14は復号化回路13から入力した復号化データ及
び先に符号化前処理回路11で得られた増減傾向データに
基づいて生データdに相当するデータを可逆的に再生
し、これを生データfとして出力する。
化されて、復号化後処理回路14に取込まれる。復号化後
処理回路14は復号化回路13から入力した復号化データ及
び先に符号化前処理回路11で得られた増減傾向データに
基づいて生データdに相当するデータを可逆的に再生
し、これを生データfとして出力する。
なお、この実施例はn−1平面で表わせる量を超えた増
減が生じた場合、変換不能となるが、この問題は、増減
量ビットプレーンをn平面にすることによって解決でき
る。また、n−1平面において、n−1平面飽和画素が
生じた場合、更に次の画素で飽和値を減じた値を格納
し、復号時に飽和画素を検出して復号時に逆算を行うよ
うにしてもよい。この場合には非可逆ではあるが、圧縮
化が可能である。
減が生じた場合、変換不能となるが、この問題は、増減
量ビットプレーンをn平面にすることによって解決でき
る。また、n−1平面において、n−1平面飽和画素が
生じた場合、更に次の画素で飽和値を減じた値を格納
し、復号時に飽和画素を検出して復号時に逆算を行うよ
うにしてもよい。この場合には非可逆ではあるが、圧縮
化が可能である。
発明の効果 以上説明したように本発明によれば、上位から中位のビ
ットプレーンに対する白黒反復頻度が減少するため高い
効率で圧縮を行なえる。
ットプレーンに対する白黒反復頻度が減少するため高い
効率で圧縮を行なえる。
第1図は本発明の一実施例が適用される画像処理装置を
示すブロック図、第2図は同画像処理装置等において行
なわれる一般的な多階調画像データの管理方法を示す模
式図、第3図は第1図の画像処理装置等に適用される多
階調画像の生データの一例を示す模式図、第4図は第3
図の生データを第1図の画像処理装置の符号化前処理回
路で変換して得られたデータを示す模式図、第5図は従
来の多階調画像信号符号・復号化方法が適用される画像
処理装置を示すブロック図である。 11……符号化前処理回路、12……符号化回路、13……復
号化回路、14……復号化後処理回路。
示すブロック図、第2図は同画像処理装置等において行
なわれる一般的な多階調画像データの管理方法を示す模
式図、第3図は第1図の画像処理装置等に適用される多
階調画像の生データの一例を示す模式図、第4図は第3
図の生データを第1図の画像処理装置の符号化前処理回
路で変換して得られたデータを示す模式図、第5図は従
来の多階調画像信号符号・復号化方法が適用される画像
処理装置を示すブロック図である。 11……符号化前処理回路、12……符号化回路、13……復
号化回路、14……復号化後処理回路。
Claims (1)
- 【請求項1】階調平面(ビットプレーン)単位で管理さ
れる2n階調の画像信号を入力し、前記階調平面単位にお
ける近接画素群との増減を示す増減傾向データと前記近
接画素群との差分量をビットプレーンで示した増減量デ
ータとに変換する符号化前処理手段と、前記増減量デー
タを圧縮して符号化データを生成する符号化手段と、前
記符号化データを伸張して復号化データを生成する復号
化手段と、前記復号化データと前記増減傾向データを入
力し、前記2n階調の画像信号に再生する復号化後処理手
段とを具備した画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61249996A JPH0789646B2 (ja) | 1986-10-21 | 1986-10-21 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61249996A JPH0789646B2 (ja) | 1986-10-21 | 1986-10-21 | 画像処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63104576A JPS63104576A (ja) | 1988-05-10 |
JPH0789646B2 true JPH0789646B2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=17201290
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61249996A Expired - Fee Related JPH0789646B2 (ja) | 1986-10-21 | 1986-10-21 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0789646B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6679933B2 (ja) * | 2016-01-05 | 2020-04-15 | 株式会社ニューフレアテクノロジー | 描画データ作成方法 |
-
1986
- 1986-10-21 JP JP61249996A patent/JPH0789646B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63104576A (ja) | 1988-05-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |