JPS6347444Y2 - - Google Patents

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JPS6347444Y2
JPS6347444Y2 JP6225885U JP6225885U JPS6347444Y2 JP S6347444 Y2 JPS6347444 Y2 JP S6347444Y2 JP 6225885 U JP6225885 U JP 6225885U JP 6225885 U JP6225885 U JP 6225885U JP S6347444 Y2 JPS6347444 Y2 JP S6347444Y2
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JP
Japan
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lever
frame plate
fastening
spring
fastener
Prior art date
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JP6225885U
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JPS61177810U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 −産業上の利用分野− この考案はコンクリートブロツクの成形用型枠
に使用される枠板の締結具に関するもので、枠板
の締結、解放をワンタツチで行うことができ、更
に、型枠の開閉を自動化しようとする際にも有効
な締結具を提供しようとするものである。
−従来の技術− 一の枠板とこれに隣接する枠板とをワンタツチ
で締結、解放できる締結具としては、例えば実開
昭59−107207号に記載されたものがある。この考
案の締結具39は、第4図に示すように、一の側
板31の上部に回動自在にレバー32が枢着され
ており、このレバー32を開方向に付勢するバネ
33と該レバー32を所定の開放角で係止するス
トツパ34とが設けられ、更に該レバー32の中
間部と隣接する側板35の端部とに、ローラ36
と該ローラの進入方向を僅かに高くした傾斜係合
面37を有する板バネ38とからなる一対のロツ
ク部材を有するものである。
このように構成された締結具39は、レバー3
2のてこ作用と板バネ36の可撓性により、枠板
31,35の締結、解放を一動作で行うことがで
き、型開き時にはレバー32が所定の開放角で保
持されるので、型枠の開閉を自動化する際に好都
合であるという特徴を有している。
−考案が解決しようとする問題点− しかし、型枠の側板相互を締結するには強力な
力を必要とするため、自ずと剛性の大きなバネを
使用せざるをえず、板バネを用いた従来の締結具
では、板バネ36が破損し易く、また破損した場
合にその取替が面倒であり、更に締結力の調整も
困難であるという欠点があつた。
堀考案は上記欠点を解決する為になされたもの
である。
−問題点を解決するための手段− 図面に付した符号に基づき説明すると、本考案
に係る締結具は、一の枠板1とこれに隣接する枠
板2とを締結するための締結具であつて、一の枠
板1の端部上方に設けられたブラケツト4にレバ
ー12が回動かつ長手方向に摺動自在に枢着され
ると共に該レバー12を開方向に付勢するバネ1
6が設けられ、前記レバー12の中間部と隣接す
る枠板2の端部とにはその一方に装着されたロー
ラ18と他方に固着された係止爪20からなる係
合対が設けられており、前記レバー12を前記隣
接する枠板2の締結方向に付勢するコイルバネ1
5が設けられていることを特徴とするものであ
る。
−作用− コイルバネ15でレバー12を隣接する枠板2
の締結方向に付勢するようにしたので、バネ15
が破損するおそれが少なく、締結力の設定も正確
にでき、バネ15の交換も容易である。また実施
態様項に示す構成を採用することにより、締結具
をコンパクトに構成できると共に、ロツクナツト
7,8を緩めてブラケツト4のU字溝6からボル
ト5を取り外すことにより、容易にバネ15を交
換することができ、更にロツクナツト7,8の位
置を調整することにより型締力を簡単に調整する
ことができる。
−実施例− 第1図ないし第3図は本考案の一実施例を示し
たもので、第1図は隣接する枠板相互を締結する
締結具の一部断面正面図、第2図および第3図は
締結具の締結、解放操作を示す一部断面平面図で
ある。
図中、1は枠板、2は該枠板に隣接する枠板、
3は枠板1の側部上方に固設されたプレート、4
は該プレートに設けられた断面コ字形のブラケツ
ト、5はブラケツト4に形成したU字溝6に挿通
されてロツクナツト7,8で該ブラケツト4に固
定されたボルト、9は該ボルトに固着された鍔、
10はブラケツト4に穿設された長孔11に遊嵌
されてレバー12を回動かつその長手方向に摺動
自在に枢着する枢支ピン、13は割ピン挿通孔、
14は枢支ピン10の中央に軸直角方向に穿設さ
れた透孔で、ボルト5の先端はこの透孔14に挿
通されている。15はピン10と鍔9との間に介
装された圧縮コイルバネ、16はピン10に巻装
されてレバー12を開方向に付勢しているバネ、
17はレバー12を所定の開放角に係止するため
のストツパ、18はレバー12の中間部に軸19
で軸支されたローラ、20は隣接する枠板2に固
着された係止爪、21は該係止爪のテーパ面、2
2は係止爪20の凹所、23は係止爪20の先端
との干渉を避けるためにレバー12に設けられた
開口部である。
次に第2図及び第3図に基づき本考案に係る締
結具の作動について説明する。
型閉めを行う際には、第3図示の型開き状態に
ある枠板2を起立させ、枠板1に当接させた後バ
ネ16とストツパ17の作用により開放状態にあ
る締結具のレバー12をバネ16の付勢力に抗し
て図上右回動させる。
すると、ローラ18は係止爪のテーパ面21に
当接し、レバー12の回動に伴つてテーパ面21
上を回転しながら圧縮コイルバネ15の付勢力に
抗してレバー12を隣接する枠板2側(第2,3
図の下方)に摺動させる。ローラ18が係止爪2
0の凹所22に嵌入するとレバー12の回動は停
止し、バネ15の作用によりレバー12が締結方
向に付勢されて枠板1,2相互が締結される。こ
の際ブラケツトの長孔11の端部11aに当接し
ていた枢支ピン10がレバー12の摺動動作に伴
い長孔11に沿つて遊動することになる。
形開きを行う際にはレバー12を第2図上左回
動させてローラ18を係止爪20の凹所22から
外してやれば、バネ16の作用によりレバー12
は自動的に開放し、ストツパ17に当接して所望
の開放角で停止する。なお、図示実施例ではバネ
16とストツパ17によりレバー12の開放角を
規定するようにしているが、例えばレバー12が
上下方向に開放される場合には、バネ16の付勢
力とレバーの自重とのバランスによりレバー12
の開放角を所定角度に維持することもできるか
ら、ストツパ17を設けない構成とすることも可
能である。
−考案の効果− 本考案の締結具では、締結力がコイルバネ15
により付与されるようにしたので、バネストロー
クが大きくとれ、締結力の設定も正確にできる。
また、枢支ピン10とボルトの鍔9との間に介装
したコイルバネ15が枢支ピン10を介してレバ
ー12を枠板2の締結方向に付勢するようにした
ので、締結具をコンパクトに構成することができ
る。更に、バネ16とストツパ17の作用又はレ
バー12の自重とのバランス作用によりレバー1
2を所定の開放角で保持できるので、型枠の自動
開閉装置の設計も容易となる。また、ボルト5を
ブラケツトに設けたU字溝6にロツクナツト7,
8で固定する構造を採用することにより、コイル
バネ15が破損した場合にもロツクナツト7,8
を緩めてボルト5を取り外してバネ15を容易に
交換でき、更に、ロツクナツト7,8の螺合位置
を調整するという簡単な操作で型締力を調整でき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の一実例を示した
もので、第1図は隣接する枠板相互を締結する締
結具の一部断面正面図、第2図および第3図は締
結具の締結、開放操作を示す一部断面平面図であ
る。第4図は従来の締結具を示した断面平面図で
ある。 図中、1は枠板、2は隣接する枠板、4はブラ
ケツト、5はボルト、6はU字溝、7,8はロツ
クナツト、9は鍔、10は枢支ピン、11はブラ
ケツトの長孔、12はレバー、14は透孔、15
は圧縮コイルバネ、16はバネ、17はストツ
パ、18はローラ、20は係止爪である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 一の枠板とこれに隣接する枠板とを締結する
    ための締結具であつて、一の枠板の端部上方に
    設けられたブラケツトにレバーが回動かつ長手
    方向に摺動自在に枢着されると共に該レバーを
    開方向に付勢するバネが設けられ、前記レバー
    の中間部と隣接する枠板の端部とにはその一方
    に装着されたローラと他方に固着された係止爪
    からなる係合対が設けられており、前記レバー
    を前記隣接する枠板の締結方向に付勢するコイ
    ルバネが設けられていることを特徴とする、コ
    ンクリートブロツク成形用型枠の締結具。 2 前記レバーを回動かつ長手方向に摺動自在に
    枢着する枢支ピンの中央部に軸直角方向の透孔
    が穿設されており、前記ブラケツトに形成した
    U字溝に挿通されてロツクナツトにより固定さ
    れたボルトの先端が前記透孔に挿通されてお
    り、該ボルトに固設した鍔と前記ピンとの間に
    圧縮コイルバネを介装して前記レバーを前記隣
    接する枠板の締結方向に付勢した、実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の締結具。
JP6225885U 1985-04-25 1985-04-25 Expired JPS6347444Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6225885U JPS6347444Y2 (ja) 1985-04-25 1985-04-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6225885U JPS6347444Y2 (ja) 1985-04-25 1985-04-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61177810U JPS61177810U (ja) 1986-11-06
JPS6347444Y2 true JPS6347444Y2 (ja) 1988-12-07

Family

ID=30591304

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6225885U Expired JPS6347444Y2 (ja) 1985-04-25 1985-04-25

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JP (1) JPS6347444Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0446887Y2 (ja) * 1987-04-23 1992-11-05
IT202000020611A1 (it) * 2020-08-28 2022-02-28 Bongioanni Macch S P A Dispositivo di bloccaggio per il fissaggio di uno stampo ad un’unità porta-stampo e stampo comprendente detto dispositivo di bloccaggio

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61177810U (ja) 1986-11-06

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