JPS634739Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS634739Y2 JPS634739Y2 JP1981106932U JP10693281U JPS634739Y2 JP S634739 Y2 JPS634739 Y2 JP S634739Y2 JP 1981106932 U JP1981106932 U JP 1981106932U JP 10693281 U JP10693281 U JP 10693281U JP S634739 Y2 JPS634739 Y2 JP S634739Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- legs
- heat insulating
- blocks
- block body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 20
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 2
- 239000004568 cement Substances 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は建築物の屋根に使用される断熱ブロツ
クに関する。
クに関する。
建築物は太陽光の多くを屋根に受け、その熱が
建物の内部まで伝わることにより室温が上昇す
る。この温度上昇を防止するため建築物の屋根に
は断熱ブロツクが使用される。該断熱ブロツクは
従来第1図に示すように、断熱材で作られた正方
形又は長方形の板状ブロツク本体1の四隅に脚2
を具えている。この断熱ブロツク3を、第2図に
示すように屋根に設けた防水層4の上に隙間なく
並べ、該防水層4と断熱ブロツク3との間及び隣
り合う断熱ブロツク3同志の間へモルタル5を流
し込み断熱ブロツク3を屋根に固定している。こ
のブロツク本体1に受けた太陽熱は、該ブロツク
本体1と防水層4との間に熱の伝導を妨げる空間
12が形成されることと、ブロツク本体1自体が
断熱材のため、防水層4へは熱があまり伝わらず
したがつて室温の上昇を防ぐことができる。
建物の内部まで伝わることにより室温が上昇す
る。この温度上昇を防止するため建築物の屋根に
は断熱ブロツクが使用される。該断熱ブロツクは
従来第1図に示すように、断熱材で作られた正方
形又は長方形の板状ブロツク本体1の四隅に脚2
を具えている。この断熱ブロツク3を、第2図に
示すように屋根に設けた防水層4の上に隙間なく
並べ、該防水層4と断熱ブロツク3との間及び隣
り合う断熱ブロツク3同志の間へモルタル5を流
し込み断熱ブロツク3を屋根に固定している。こ
のブロツク本体1に受けた太陽熱は、該ブロツク
本体1と防水層4との間に熱の伝導を妨げる空間
12が形成されることと、ブロツク本体1自体が
断熱材のため、防水層4へは熱があまり伝わらず
したがつて室温の上昇を防ぐことができる。
ところが断熱ブロツクを屋根に固定するための
前記モルタルは、流動体であることから屋根の上
まで運搬するのに多くの労力を要する。又断熱ブ
ロツクを屋根に固定したあとは、該断熱ブロツク
と防水層との間の空間に堆積したゴミ等の除去は
断熱ブロツクが動かせないため不可能である。
前記モルタルは、流動体であることから屋根の上
まで運搬するのに多くの労力を要する。又断熱ブ
ロツクを屋根に固定したあとは、該断熱ブロツク
と防水層との間の空間に堆積したゴミ等の除去は
断熱ブロツクが動かせないため不可能である。
本考案はかかる欠点を解消し、いつでも取り外
し可能な断熱ブロツクを提供するもので、その構
成は、正方形又は長方形で板状のブロツク本体の
四隅に脚を具えた断熱ブロツクにおいて、夫々の
脚を同一方向へ平行移動して、そのうち数本の脚
の一部をブロツク本体の外側へ突出させ、更に全
ての脚の下部にゴム板を貼着したことを特徴とす
る。
し可能な断熱ブロツクを提供するもので、その構
成は、正方形又は長方形で板状のブロツク本体の
四隅に脚を具えた断熱ブロツクにおいて、夫々の
脚を同一方向へ平行移動して、そのうち数本の脚
の一部をブロツク本体の外側へ突出させ、更に全
ての脚の下部にゴム板を貼着したことを特徴とす
る。
以下、本考案を図面に示す一実施例に基づいて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
本考案に係る断熱ブロツクは、固定せずに防水
層上に隙間なく並べるだけで、該断熱ブロツクの
上面が凹凸を生じることなく平らになるよう形成
される。第3図のように断熱ブロツク6はブロツ
ク本体7と該ブロツク本体7の四隅に具えた脚8
及び該脚8の下に貼着したゴム板9から形成され
る。屋根の表面の隅部が普通は直角になつている
ため、ブロツク本体7の形状は長方形又は正方形
が適し、本実施例では正方形の平板状となつてい
る。第8図に示すように屋根の上の防水層10の
上にブロツク本体7を並べたときに、両者の間の
熱伝導を小さくするための空間11を形成する脚
8がブロツク本体7の下に具えられる。そして防
水層10の上に断熱ブロツク6を並べたときに、
隣り合う断熱ブロツク6の突き合せ部分に高さの
段ちがいができないように形成される。そのため
お互いに隣り合うブロツク本体7は共通の脚8に
よつて支持されるように形成される。
層上に隙間なく並べるだけで、該断熱ブロツクの
上面が凹凸を生じることなく平らになるよう形成
される。第3図のように断熱ブロツク6はブロツ
ク本体7と該ブロツク本体7の四隅に具えた脚8
及び該脚8の下に貼着したゴム板9から形成され
る。屋根の表面の隅部が普通は直角になつている
ため、ブロツク本体7の形状は長方形又は正方形
が適し、本実施例では正方形の平板状となつてい
る。第8図に示すように屋根の上の防水層10の
上にブロツク本体7を並べたときに、両者の間の
熱伝導を小さくするための空間11を形成する脚
8がブロツク本体7の下に具えられる。そして防
水層10の上に断熱ブロツク6を並べたときに、
隣り合う断熱ブロツク6の突き合せ部分に高さの
段ちがいができないように形成される。そのため
お互いに隣り合うブロツク本体7は共通の脚8に
よつて支持されるように形成される。
即ち、従来第4図のようにブロツク本体7の四
隅に設けられる脚8を、第5図に示すように夫々
同一寸法aだけ図中の右か左でたとえば右へ平行
移動して設ける。このように形成された断熱ブロ
ツク6における右側の脚8がブロツク本体より右
側へ突出し、一方左側の脚8の左側には凹部が形
成される。このような断熱ブロツクを左右の方向
に並べればブロツク本体7の右側へ突出した脚8
が、その右側に位置する他のブロツク本体7左側
の凹部に隙間なく入り込む。(脚8はすべて同一
寸法aだけ平行移動したため)このとき左右の隣
り合うブロツク本体7は共通の脚8によつて支持
されることになる。以上のように脚8をブロツク
本体7に対し左右の方向へ平行移動して設けれ
ば、断熱ブロツク6は左右方向に共通の脚8を有
するために左右方向へ連続して並べることができ
る。ところが図中上下方向には共通の脚8を有し
て断熱ブロツク6が並べられないので、第5図の
位置から更に今度は図中の上か下でたとえば下へ
前記と同寸法aだけ平行移動して第6図のように
設ける。この場合は、前述の如く左右に並ぶブロ
ツク本体7が共通の脚8によつて支持されるだけ
でなく、上下に並ぶブロツク本体7も共通の脚8
によつて支持される。即ち、第4図における脚8
の位置からブロツク本体7の対角線の方向へ夫々
一定寸法だけ平行移動したものが第6図のように
なると考えることができ、これが本考案の実施例
として第3図に示す斜視図である。
隅に設けられる脚8を、第5図に示すように夫々
同一寸法aだけ図中の右か左でたとえば右へ平行
移動して設ける。このように形成された断熱ブロ
ツク6における右側の脚8がブロツク本体より右
側へ突出し、一方左側の脚8の左側には凹部が形
成される。このような断熱ブロツクを左右の方向
に並べればブロツク本体7の右側へ突出した脚8
が、その右側に位置する他のブロツク本体7左側
の凹部に隙間なく入り込む。(脚8はすべて同一
寸法aだけ平行移動したため)このとき左右の隣
り合うブロツク本体7は共通の脚8によつて支持
されることになる。以上のように脚8をブロツク
本体7に対し左右の方向へ平行移動して設けれ
ば、断熱ブロツク6は左右方向に共通の脚8を有
するために左右方向へ連続して並べることができ
る。ところが図中上下方向には共通の脚8を有し
て断熱ブロツク6が並べられないので、第5図の
位置から更に今度は図中の上か下でたとえば下へ
前記と同寸法aだけ平行移動して第6図のように
設ける。この場合は、前述の如く左右に並ぶブロ
ツク本体7が共通の脚8によつて支持されるだけ
でなく、上下に並ぶブロツク本体7も共通の脚8
によつて支持される。即ち、第4図における脚8
の位置からブロツク本体7の対角線の方向へ夫々
一定寸法だけ平行移動したものが第6図のように
なると考えることができ、これが本考案の実施例
として第3図に示す斜視図である。
本考案に係る断熱ブロツク6は取り外し可能で
あるため、すべり止め及び防水層保護の保護材と
して本実施例ではゴム板9を脚8の下に貼着する
とともに該ゴム板9の底面にはすべり止め用の凹
凸(図示せず)が設けられる。更に脚8の下部に
ゴム板9を貼着したことによつて、ブロツクを敷
並べるに当り防水層10に多少の不陸があつても
ゴム板9がなじんで、ブロツクのガタツキを起す
ことがなく、ブロツク上面を平らにすることが出
来、また従来のようにモルタルを用いて固定しな
くとも敷並べ後のブロツクがずれたり移動したり
することを防ぎ安定させることが出来る。また本
実施例では脚8はその底面が正方形でブロツク本
体7と一体に成形されているが底面はいかなる形
状でもよく、別々に成形して固定してもよい。
あるため、すべり止め及び防水層保護の保護材と
して本実施例ではゴム板9を脚8の下に貼着する
とともに該ゴム板9の底面にはすべり止め用の凹
凸(図示せず)が設けられる。更に脚8の下部に
ゴム板9を貼着したことによつて、ブロツクを敷
並べるに当り防水層10に多少の不陸があつても
ゴム板9がなじんで、ブロツクのガタツキを起す
ことがなく、ブロツク上面を平らにすることが出
来、また従来のようにモルタルを用いて固定しな
くとも敷並べ後のブロツクがずれたり移動したり
することを防ぎ安定させることが出来る。また本
実施例では脚8はその底面が正方形でブロツク本
体7と一体に成形されているが底面はいかなる形
状でもよく、別々に成形して固定してもよい。
なおゴム板9は合成樹脂等を使用することもで
き、断熱ブロツクとしては通常セメントと軽量骨
材からなる軽量コンクリートブロツクを使用する
が、その他防水処理を施したALCブロツク等各
種の軽量ブロツクが使用できる。
き、断熱ブロツクとしては通常セメントと軽量骨
材からなる軽量コンクリートブロツクを使用する
が、その他防水処理を施したALCブロツク等各
種の軽量ブロツクが使用できる。
以上のように形成された断熱ブロツク6を防水
層10の上に並べた平面図及びそのA−A断面図
を第7図、第8図に示す。図中、網状線の部分は
ブロツク本体7と脚8が固定されていることを示
す。第7図からわかるように、結果として四個の
ブロツク本体7が突き合わされる部分では、それ
ら四個のブロツク本体7は隣り合うものだけでな
くすべて共通の脚8に支持されることになる。
層10の上に並べた平面図及びそのA−A断面図
を第7図、第8図に示す。図中、網状線の部分は
ブロツク本体7と脚8が固定されていることを示
す。第7図からわかるように、結果として四個の
ブロツク本体7が突き合わされる部分では、それ
ら四個のブロツク本体7は隣り合うものだけでな
くすべて共通の脚8に支持されることになる。
かかる断熱ブロツクによれば取り外しが可能な
ので、断熱ブロツクを防水層に固定するモルタル
が不要となり工事全体にかかる労力と時間が節約
できコスト安になると共に断熱ブロツクと防水層
の間に堆積したゴミ等の除去が可能となる。また
脚がブロツク本体7の側方に突出してあるいは入
り込んで設けられるため断熱ブロツクを敷並べる
際の目地合せが容易で、かつ互いに隣合うブロツ
ク本体が共通の脚によつて支持されるため突き合
せ部で高さの段ちがいができにくく、断熱ブロツ
クの上面を平らに配列させることができる。更
に、脚の下部にゴム板が貼着されるので、一層平
らに断熱ブロツクを配列でき、モルタルを用いな
いくても安定させることができる。
ので、断熱ブロツクを防水層に固定するモルタル
が不要となり工事全体にかかる労力と時間が節約
できコスト安になると共に断熱ブロツクと防水層
の間に堆積したゴミ等の除去が可能となる。また
脚がブロツク本体7の側方に突出してあるいは入
り込んで設けられるため断熱ブロツクを敷並べる
際の目地合せが容易で、かつ互いに隣合うブロツ
ク本体が共通の脚によつて支持されるため突き合
せ部で高さの段ちがいができにくく、断熱ブロツ
クの上面を平らに配列させることができる。更
に、脚の下部にゴム板が貼着されるので、一層平
らに断熱ブロツクを配列でき、モルタルを用いな
いくても安定させることができる。
第1図は従来の断熱ブロツクの斜視図、第2図
は従来の断熱ブロツクを屋根に固定した場合の断
面図、第3図は本考案に係る断熱ブロツクの斜視
図、第4図、第5図、第6図は本考案に係る断熱
ブロツクの脚の位置を説明する説明図、第7図は
本考案に係る断熱ブロツクを防水層の上に並べた
場合の平面図、第8図は第7図におけるA−A矢
視断面図である。 図面中、1,7はブロツク本体、2,8は脚、
3,6は断熱ブロツク、4,10は防水層、5は
モルタル、9はゴム板、11,12は空間、であ
る。
は従来の断熱ブロツクを屋根に固定した場合の断
面図、第3図は本考案に係る断熱ブロツクの斜視
図、第4図、第5図、第6図は本考案に係る断熱
ブロツクの脚の位置を説明する説明図、第7図は
本考案に係る断熱ブロツクを防水層の上に並べた
場合の平面図、第8図は第7図におけるA−A矢
視断面図である。 図面中、1,7はブロツク本体、2,8は脚、
3,6は断熱ブロツク、4,10は防水層、5は
モルタル、9はゴム板、11,12は空間、であ
る。
Claims (1)
- 正方形又は長方形で板状のブロツク本体の四隅
に脚を具えた断熱ブロツクにおいて、夫々の脚を
同一方向へ平行移動して、そのうち数本の脚の一
部をブロツク本体の外側へ突出させ、更に全ての
脚の下部にゴム板を貼着したことを特徴とする断
熱ブロツク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10693281U JPS5813311U (ja) | 1981-07-18 | 1981-07-18 | 断熱ブロツク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10693281U JPS5813311U (ja) | 1981-07-18 | 1981-07-18 | 断熱ブロツク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5813311U JPS5813311U (ja) | 1983-01-27 |
JPS634739Y2 true JPS634739Y2 (ja) | 1988-02-08 |
Family
ID=29901387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10693281U Granted JPS5813311U (ja) | 1981-07-18 | 1981-07-18 | 断熱ブロツク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5813311U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60164544A (ja) * | 1984-02-01 | 1985-08-27 | 西谷陶業株式会社 | 屋上防水層の断熱工法 |
-
1981
- 1981-07-18 JP JP10693281U patent/JPS5813311U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5813311U (ja) | 1983-01-27 |
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