JPS6347368Y2 - - Google Patents

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JPS6347368Y2
JPS6347368Y2 JP5114483U JP5114483U JPS6347368Y2 JP S6347368 Y2 JPS6347368 Y2 JP S6347368Y2 JP 5114483 U JP5114483 U JP 5114483U JP 5114483 U JP5114483 U JP 5114483U JP S6347368 Y2 JPS6347368 Y2 JP S6347368Y2
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JP
Japan
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tension
rolled material
roll
horizontal
offset
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JP5114483U
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JPS59157714U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はオフセツト圧延機における水平押え力
制御装置に関する。
近年、圧延材の製品価値を向上させるためにワ
ークロールをベンデイングさせて圧延材の形状状
制御を行なつている。その一例として、小径のワ
ークロールを上、下バツクアツプロールの中心を
結ぶ圧下ラインより所要量オフセツトし、該小径
ワークロールに水平方向のベンデイング力を与え
て圧延材の形状制御を行なう装置を備えた5段圧
延機がある。
該オフセツト5段圧延機では、大径ワークロー
ルの半径をR、小径ワークロールの半径をr、小
径ワークロールオフセツト距離をe、圧下力を
PRとすると、水平押え力STを下記式(1)の如く計
算し、水平押え力を調整している。
ST=2e/R+rPR ……(1) しかし、該水平押え力STは圧下力PRだけに対
応させていたため、圧延材の張力が変化した場合
には、ワークロールが水平方向に移動すると考え
られ、ギヤツプの変化により板厚が変化し、形状
不良の原因の一つとなつていた。
本考案は上述の従来のオフセツト圧延機の欠点
を除去する目的で、圧延材の出側と入側の張力差
を水平押え力に反映させることにより、圧延材の
張力が変化した場合にもギヤツプを一定に維持で
きるようにした水平押え力制御装置にかかるもの
である。
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。
図は本考案の一実施例であり、1,2は上、下
バツクアツプロール、3は上側の大径ワークロー
ル、4は中間ロール、5は前記上下バツクアツプ
ロール1,2の軸芯を結ぶ圧下ラインに対し圧延
材6の出側方向に所要距離オフセツトした小径ワ
ークロール、7は該小径ワークロール6と接する
水平中間ロール、8は水平押え力を与える分割ロ
ール、9は該分割ロール8を駆動するラテラルシ
リンダである。
圧延材6の走行ラインの該オフセツト5段圧延
機に対し入側及び出側に、圧延材6の張力を検出
するテンシヨンメータ10,11を夫々設け、該
テンシヨンメータ10,11により検出した圧延
材の入側張力Tb及び出側張力Tfを比較演算器1
2に送り、出側張力Tfと入側張力Tbとの差を演
算し、該差を制御器13に入力し得るようにして
ある。
前記上バツクアツプロール1の軸箱にロードセ
ル14を設け、該ロードセル14の検出荷重をラ
テラルベンデイングロールバランス演算器15に
送つてPR・2e/(R+r)を演算し、該演算値
を前記制御器15に入力し、該ラテラルベンデイ
ングロールバランス演算値に前記圧延材6の張力
差演算値を補正してラテラルシリンダ圧力を制御
するようにしてある。
本考案は以上のように構成したので、圧延材を
圧延する場合、予め定められている大径ワークロ
ール3のロール半径R、小径ワークロール5のロ
ール半径r及び小径ワークロール5のオフセツト
距離eとロードセル14により検出した圧下力
PRとからラテラルベンデイングロールバランス
演算器15でラテラルベンデイングロールバラン
ス量を演算し、該演算値を制御器13に送つてラ
テラルシリンダ9の基本的な圧力制御信号とする
と共に、圧延機の出側及び入側に設けたテンシヨ
ンメータ11,10により圧延材6の出側張力
Tf、入側張力Tbを検出し、比較演算器12にて
(Tf−Tb)/2を演算し、該演算値を前記制御器
13に送り前記圧力制御信号を補正する。
従つて、圧延材6の張力が変化してワークロー
ル5が水平方向に移動した場合でも、ラテラルシ
リンダの水平押え力STは、 ST=2e/R+rPR +(Tf−Tb)/2 により圧延材6の張力Tf,Tbを補正した値が得
られ、この値に基づいてラテラルシリンダ9が駆
動されるのでワークロール3,5間のギヤツプは
常に一定に維持される。
なお、本考案の水平押え力制御装置は上述の実
施例のみに限定されるものではなく、張力検出器
として巻取、巻戻し機の電流値の差或は比等を利
用してもよいこと等本考案の要旨を逸脱しない範
囲内において種々変更を加え得ることは勿論であ
る。
以上述べたように本考案の水平押え力制御装置
によれば、圧延材の出側張力と入側張力とを測定
し、該張力差によりラテラルシリンダ水平押え力
を補正するようにしたので、圧延材の張力変化に
よるギヤツプの変動を防止することができ、板厚
の一定な圧延板が得られる等の種々の優れた効果
を発揮する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の水平押え力制御装置の一実施例の
説明図である。 図中、3は上ワークロール、5は小径ワークロ
ール、6は圧延材、7は水平中間ロール、8は分
割ロール、9はラテラルシリンダ、10,11は
テンシヨンメータ、12は比較演算器、13は制
御器を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バツクアツプロール軸芯に対しロールをオフセ
    ツトし、圧延材の出側及び入側に張力検出手段を
    夫々設け、該張力検出手段により検出した張力差
    に基づいて前記オフセツトしたロールの水平押え
    力を補正する制御器を設けたことを特徴とする水
    平押え力制御装置。
JP5114483U 1983-04-05 1983-04-05 水平押え力制御装置 Granted JPS59157714U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5114483U JPS59157714U (ja) 1983-04-05 1983-04-05 水平押え力制御装置

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JP5114483U JPS59157714U (ja) 1983-04-05 1983-04-05 水平押え力制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59157714U JPS59157714U (ja) 1984-10-23
JPS6347368Y2 true JPS6347368Y2 (ja) 1988-12-07

Family

ID=30181567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5114483U Granted JPS59157714U (ja) 1983-04-05 1983-04-05 水平押え力制御装置

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JP (1) JPS59157714U (ja)

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Publication number Publication date
JPS59157714U (ja) 1984-10-23

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