JPS6346271B2 - - Google Patents
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- JPS6346271B2 JPS6346271B2 JP55151907A JP15190780A JPS6346271B2 JP S6346271 B2 JPS6346271 B2 JP S6346271B2 JP 55151907 A JP55151907 A JP 55151907A JP 15190780 A JP15190780 A JP 15190780A JP S6346271 B2 JPS6346271 B2 JP S6346271B2
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- Japan
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- spherical
- swash plate
- shoe
- piston
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- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims description 13
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 9
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 2
- 238000005242 forging Methods 0.000 description 2
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 1
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 239000004519 grease Substances 0.000 description 1
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B27/00—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
- F04B27/08—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
- F04B27/0873—Component parts, e.g. sealings; Manufacturing or assembly thereof
- F04B27/0878—Pistons
- F04B27/0886—Piston shoes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05C—INDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
- F05C2201/00—Metals
- F05C2201/04—Heavy metals
- F05C2201/0469—Other heavy metals
- F05C2201/0493—Tin
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05C—INDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
- F05C2203/00—Non-metallic inorganic materials
- F05C2203/04—Phosphor
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F05C—INDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
- F05C2203/00—Non-metallic inorganic materials
- F05C2203/08—Ceramics; Oxides
- F05C2203/0804—Non-oxide ceramics
- F05C2203/0856—Sulfides
- F05C2203/086—Sulfides of molybdenum
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F05C—INDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
- F05C2253/00—Other material characteristics; Treatment of material
- F05C2253/12—Coating
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は斜板式コンプレツサ用シユーに関す
る。
る。
斜板式コンプレツサはシリンダブロツク内にお
いて回転軸により回転される斜板とそのシリンダ
ブロツク内に摺動自在に嵌合したピストンとを備
えており、従来、上記斜板の回転を往復運動とし
てピストンに伝えるために、斜板に球状凹陥部を
形成したシユーを摺接させるとともに、そのシユ
ーの球状凹陥部とピストンに形成した球状凹陥部
との間にボールを介在させていた。しかしなが
ら、シユーとボールとを用いる場合にはそれらの
組立工程が複雑化するばかりでなく、シユーと斜
板間、シユーとボール間およびボールとピストン
間がそれぞれ摺接することから摩擦による消費動
力が大きくなり、加えてシユーとボールとの合計
軸方向長さを小さくすることが困難なことからシ
リンダブロツクの軸方向長さが大きくなり、斜板
式コンプレツサの小型化を阻げる要因になつてい
た。
いて回転軸により回転される斜板とそのシリンダ
ブロツク内に摺動自在に嵌合したピストンとを備
えており、従来、上記斜板の回転を往復運動とし
てピストンに伝えるために、斜板に球状凹陥部を
形成したシユーを摺接させるとともに、そのシユ
ーの球状凹陥部とピストンに形成した球状凹陥部
との間にボールを介在させていた。しかしなが
ら、シユーとボールとを用いる場合にはそれらの
組立工程が複雑化するばかりでなく、シユーと斜
板間、シユーとボール間およびボールとピストン
間がそれぞれ摺接することから摩擦による消費動
力が大きくなり、加えてシユーとボールとの合計
軸方向長さを小さくすることが困難なことからシ
リンダブロツクの軸方向長さが大きくなり、斜板
式コンプレツサの小型化を阻げる要因になつてい
た。
本発明はそのような事情に鑑み、シユーに球面
部を形成してこの球面部をボールを介することな
く直接ピストンの球面状凹陥部に摺接させて上記
欠点を改善した斜板式コンプレツサ用シユーを提
供するものである。
部を形成してこの球面部をボールを介することな
く直接ピストンの球面状凹陥部に摺接させて上記
欠点を改善した斜板式コンプレツサ用シユーを提
供するものである。
以下図示実施例について本発明を説明すると、
第１図において、シリンダブロツク１内軸部には
回転軸２が軸受３，４を介して回転自在に軸支さ
れ、この回転軸２には斜板５がピン６により連結
固定されている。また斜板５の軸部両端とシリン
ダブロツク１との間にはそれぞれスラスト軸受
７，８が設けられている。上記シリンダブロツク
１には、通常120度の等間隔位置にそれぞれシリ
ンダボア９が形成され、各ボア９内にはピストン
１０が摺動自在に嵌合されている。シリンダブロ
ツク１の左端開口部はバルブプレート１１および
フロントシリンダヘツド１２により閉塞され、ま
た右端開口部はバルブプレート１３およびリヤシ
リンダヘツド１４により閉塞されている。
第１図において、シリンダブロツク１内軸部には
回転軸２が軸受３，４を介して回転自在に軸支さ
れ、この回転軸２には斜板５がピン６により連結
固定されている。また斜板５の軸部両端とシリン
ダブロツク１との間にはそれぞれスラスト軸受
７，８が設けられている。上記シリンダブロツク
１には、通常120度の等間隔位置にそれぞれシリ
ンダボア９が形成され、各ボア９内にはピストン
１０が摺動自在に嵌合されている。シリンダブロ
ツク１の左端開口部はバルブプレート１１および
フロントシリンダヘツド１２により閉塞され、ま
た右端開口部はバルブプレート１３およびリヤシ
リンダヘツド１４により閉塞されている。
上記ピストン１０の中央部分には斜板５の外周
部分を受入れる凹陥部１０ａが形成され、その凹
陥部１０ａの軸方向対向面にはそれぞれ球面状凹
陥部１０ｂが形成されている。そして各球面状凹
陥部１０ｂと斜板５の端面５ａとの間に本発明に
係るシユー１５がそれぞれ介在されている。
部分を受入れる凹陥部１０ａが形成され、その凹
陥部１０ａの軸方向対向面にはそれぞれ球面状凹
陥部１０ｂが形成されている。そして各球面状凹
陥部１０ｂと斜板５の端面５ａとの間に本発明に
係るシユー１５がそれぞれ介在されている。
このシユー１５は、第２図に詳示するように、
ピストン１０の球面状凹陥部１０ｂに係合されて
これと摺接する球面部１５ａと、平面状の底部１
５ｂと、これらの球面部１５ａおよび底部１５ｂ
の間に位置する逃げ部１５ｃとを有しており、上
記底部１５ｂには摺動材１６が接着され、この摺
動材１６が斜板５の端面５ａに摺接するようにな
つており、この摺動材１６の摺接面がシユー１５
の底部端面を構成している。また、上記逃げ部１
５ｃは、球面部１５ａ側から底部１５ｂ側に向か
うにつれて次第に横断面積を減少するように曲面
状に縮径された逃げ部として構成されており、こ
の逃げ部１５ｃは対向するピストン１０の球面状
凹陥部１０ｂとの間に空隙Ｃを形成する。シユー
１５が斜板の上下死点位置に位置する場合、逃げ
部１５ｃは球面状凹陥部１０ｂの深さに対し、球
面状凹陥部１０ｂの開口部より約1/3のところか
ら逃げ部１５ｃがはじまり、シユー１５の最大径
の60〜90％の大きさの底部１５ｂまでの曲率を有
している。このような逃げ部１５ｃをシユー１５
に形成したのは、ピストン１０およびシユー１５
間の摺接面への潤滑油の供給を空隙Ｃより良好に
なし、両者の摩耗を減少せしめるためと、シユー
１５がピストン１０の球面状凹陥部１０ｂの縁部
に引掛つて作動状態を不安定にするのを防止する
ためである。本件シユーの製造方法の一例として
はシユーの直径の約2/3程度の線材をシユーの質
量と同じになるような長さで切断し、鍛造法等に
より加圧して半球状に成形する。しかも、成形し
易いように円柱状素材の一端に有底の穴をあけて
おき、型内に挿入し成形すると成形荷重が少なく
てすむと同時に球面部の変形量が小さくなること
から、われ等の欠陥が生じなくなる利点がある。
ピストン１０の球面状凹陥部１０ｂに係合されて
これと摺接する球面部１５ａと、平面状の底部１
５ｂと、これらの球面部１５ａおよび底部１５ｂ
の間に位置する逃げ部１５ｃとを有しており、上
記底部１５ｂには摺動材１６が接着され、この摺
動材１６が斜板５の端面５ａに摺接するようにな
つており、この摺動材１６の摺接面がシユー１５
の底部端面を構成している。また、上記逃げ部１
５ｃは、球面部１５ａ側から底部１５ｂ側に向か
うにつれて次第に横断面積を減少するように曲面
状に縮径された逃げ部として構成されており、こ
の逃げ部１５ｃは対向するピストン１０の球面状
凹陥部１０ｂとの間に空隙Ｃを形成する。シユー
１５が斜板の上下死点位置に位置する場合、逃げ
部１５ｃは球面状凹陥部１０ｂの深さに対し、球
面状凹陥部１０ｂの開口部より約1/3のところか
ら逃げ部１５ｃがはじまり、シユー１５の最大径
の60〜90％の大きさの底部１５ｂまでの曲率を有
している。このような逃げ部１５ｃをシユー１５
に形成したのは、ピストン１０およびシユー１５
間の摺接面への潤滑油の供給を空隙Ｃより良好に
なし、両者の摩耗を減少せしめるためと、シユー
１５がピストン１０の球面状凹陥部１０ｂの縁部
に引掛つて作動状態を不安定にするのを防止する
ためである。本件シユーの製造方法の一例として
はシユーの直径の約2/3程度の線材をシユーの質
量と同じになるような長さで切断し、鍛造法等に
より加圧して半球状に成形する。しかも、成形し
易いように円柱状素材の一端に有底の穴をあけて
おき、型内に挿入し成形すると成形荷重が少なく
てすむと同時に球面部の変形量が小さくなること
から、われ等の欠陥が生じなくなる利点がある。
前記球面部１５ａの頂部１５ｄは平面状に形成
されており、ピストン１０の球面状凹陥部１０ｂ
との間には内部空所１７が形成されている。この
内部空所１７は潤滑油や異物を溜るためのもので
ある。また、この頂部１５ｄには有底の穴１８が
形成され、この穴１８内には潤滑油を含有するこ
とのできるフエルト等の充填材１９が充填されて
いる。なお、この穴１８内に充填材１９を封入し
ないで単なる潤滑油溜りとしても良いし、また、
直接グリスを封入しても良い。
されており、ピストン１０の球面状凹陥部１０ｂ
との間には内部空所１７が形成されている。この
内部空所１７は潤滑油や異物を溜るためのもので
ある。また、この頂部１５ｄには有底の穴１８が
形成され、この穴１８内には潤滑油を含有するこ
とのできるフエルト等の充填材１９が充填されて
いる。なお、この穴１８内に充填材１９を封入し
ないで単なる潤滑油溜りとしても良いし、また、
直接グリスを封入しても良い。
このようなシユー１５を用いるときは、シユー
とボールとを用いていた従来に比して組立が容易
となり、また摺動部分が斜板５とシユー１５、お
よびシユー１５とピストン１０との間の２箇所と
なるため摩擦による消費馬力を小さくすることが
でき、さらにはシユー１５の軸方向長さを小さ
く、つまり斜板５の端面５ａとピストン１０の球
状凹陥部１０ｂとの間隙を小さくすることができ
るため、斜板式コンプレツサの軸方向長さを短縮
することができるようになる。
とボールとを用いていた従来に比して組立が容易
となり、また摺動部分が斜板５とシユー１５、お
よびシユー１５とピストン１０との間の２箇所と
なるため摩擦による消費馬力を小さくすることが
でき、さらにはシユー１５の軸方向長さを小さ
く、つまり斜板５の端面５ａとピストン１０の球
状凹陥部１０ｂとの間隙を小さくすることができ
るため、斜板式コンプレツサの軸方向長さを短縮
することができるようになる。
なお、上記実施例ではシユー１５をバイメタル
材から構成しているが、Fe系、Cu系或いはAl系
合金等の同一材質から成る単一物としてもよいこ
とは勿論である。
材から構成しているが、Fe系、Cu系或いはAl系
合金等の同一材質から成る単一物としてもよいこ
とは勿論である。
以上説明したように、本発明に係る斜板式コン
プレツサ用シユーは、ピストンの球面状凹陥部に
摺接される球面部と、斜板の端面に摺接される底
部端面と、これらの球面部および底部端面間に位
置する逃げ部とを有しているので、斜板式コンプ
レツサの組立の容易化、低消費馬力化および全長
の短縮を図れるほか、ピストンとの摺接面への潤
滑油の供給を良好になすことができるし、またピ
ストンの球面状凹陥部の縁部に引掛ることもない
という優れた効果を奏する。しかも本発明におい
ては、逃げ部がピストン側ではなくシユーの球面
部側から底部端面側に向かう曲面状の縮径された
逃げ部としてシユー側に形成されるから、この逃
げ部とこれに対向するピストン側球面状凹陥部と
の間に形成される潤滑油の導入空隙は、ピストン
に対して揺動摺接するシユーのピストン側球面状
凹陥部内へ深く侵入した広い摺接面側に、つまり
より荷重を負担する側に形成され、かつその侵入
深さおよび巾が常時変動することとなつて、摺接
面に対する潤滑油の楔効果による補填が重点的か
つ有効に行い得られる効果がある。また、一方ピ
ストン側の球面状凹陥部はなんら二次的の加工を
要しない半球状面として形成すればよく加工上有
利であるとともに、更にシユーの加工、例えば、
鍛造等の塑性加工に際しては、単なる半球状体の
成形時とは異なり、上記逃げ部の曲面成形と、球
面頂部の有底穴の存在により曲面成形量の縮少化
された球面部成形とを、同時的に小さな成形荷重
によつてわれ等の惧れなく容易に成形可能となる
利点があり、またこのシユーの球面部頂部は平面
状とされ、それに有底の穴が設けられているか
ら、球面状凹陥部との間に潤滑油の貯留部が形成
され、しかもこの貯留部の位置は上記球面状凹陥
部上を作動時には変位移行され、シユーの該凹陥
部に対する摺接揺動に応じその摺接面に潤滑油を
楔作用により導入させることができ、上記逃げ部
によりピストン側との間に形成される潤滑油の導
入隙間と協働して摺接部に対する充分な潤滑油の
保留および供給機能を果たし良好なシユーの滑動
作用を期待し得る効果がある。
プレツサ用シユーは、ピストンの球面状凹陥部に
摺接される球面部と、斜板の端面に摺接される底
部端面と、これらの球面部および底部端面間に位
置する逃げ部とを有しているので、斜板式コンプ
レツサの組立の容易化、低消費馬力化および全長
の短縮を図れるほか、ピストンとの摺接面への潤
滑油の供給を良好になすことができるし、またピ
ストンの球面状凹陥部の縁部に引掛ることもない
という優れた効果を奏する。しかも本発明におい
ては、逃げ部がピストン側ではなくシユーの球面
部側から底部端面側に向かう曲面状の縮径された
逃げ部としてシユー側に形成されるから、この逃
げ部とこれに対向するピストン側球面状凹陥部と
の間に形成される潤滑油の導入空隙は、ピストン
に対して揺動摺接するシユーのピストン側球面状
凹陥部内へ深く侵入した広い摺接面側に、つまり
より荷重を負担する側に形成され、かつその侵入
深さおよび巾が常時変動することとなつて、摺接
面に対する潤滑油の楔効果による補填が重点的か
つ有効に行い得られる効果がある。また、一方ピ
ストン側の球面状凹陥部はなんら二次的の加工を
要しない半球状面として形成すればよく加工上有
利であるとともに、更にシユーの加工、例えば、
鍛造等の塑性加工に際しては、単なる半球状体の
成形時とは異なり、上記逃げ部の曲面成形と、球
面頂部の有底穴の存在により曲面成形量の縮少化
された球面部成形とを、同時的に小さな成形荷重
によつてわれ等の惧れなく容易に成形可能となる
利点があり、またこのシユーの球面部頂部は平面
状とされ、それに有底の穴が設けられているか
ら、球面状凹陥部との間に潤滑油の貯留部が形成
され、しかもこの貯留部の位置は上記球面状凹陥
部上を作動時には変位移行され、シユーの該凹陥
部に対する摺接揺動に応じその摺接面に潤滑油を
楔作用により導入させることができ、上記逃げ部
によりピストン側との間に形成される潤滑油の導
入隙間と協働して摺接部に対する充分な潤滑油の
保留および供給機能を果たし良好なシユーの滑動
作用を期待し得る効果がある。
第１図は本発明に係るシユーを用いた斜板式コ
ンプレツサの縦断面図、第２図は第１図に示した
シユーの拡大図である。 １……シリンダブロツク、２……回転軸、５…
…斜板、９……シリンダボア、１０……ピスト
ン、１０ｂ……球面状凹陥部、１５……シユー、
１５ａ……球面部、１５ｂ……底部、１５ｃ……
逃げ部、１５ｄ……頂部、１６……摺動材、１８
……穴、１９……充填材。
ンプレツサの縦断面図、第２図は第１図に示した
シユーの拡大図である。 １……シリンダブロツク、２……回転軸、５…
…斜板、９……シリンダボア、１０……ピスト
ン、１０ｂ……球面状凹陥部、１５……シユー、
１５ａ……球面部、１５ｂ……底部、１５ｃ……
逃げ部、１５ｄ……頂部、１６……摺動材、１８
……穴、１９……充填材。
Claims (1)
- １ シリンダブロツク内において回転軸により回
転せしめられる斜板とシリンダボア内に摺動自在
に嵌合されたピストンとの間に介在され、上記斜
板の回転に応じてピストンを往復動させる斜板式
コンプレツサ用シユーにおいて、半球状の球面部
と、平面状の底部端面と、これらの球面部および
底部端面の間に位置し、球面部側から底部端面側
に向かうにつれて次第に横断面積を減少する曲面
状の縮径された逃げ部とを有し、上記底部端面を
上記斜板の端面に、また、上記球面部を上記ピス
トンに設けた球面状凹陥部にそれぞれ摺接せし
め、上記縮径された逃げ部と対向する球面状凹陥
部との間に、それら両者間の相対揺動に応じて深
さおよび巾を変動させる空隙を形成するととも
に、上記球面部の頂部を平面状としてこの頂部に
有底の穴を形成し球面状凹陥との間に変位移行す
る潤滑油貯留部を構成したことを特徴とする斜板
式コンプレツサ用シユー。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55151907A JPS5776281A (en) | 1980-10-29 | 1980-10-29 | Shoe for use in swash plate type compressor |
| US06/328,547 US4512175A (en) | 1980-03-28 | 1981-03-28 | Swash plate type compressor shoe and manufacturing method therefor |
| PCT/JP1981/000067 WO1981002767A1 (en) | 1980-03-28 | 1981-03-28 | Shoe for swash plate type compressor and method for manufacturing the same |
| US06/699,109 US4662267A (en) | 1980-03-28 | 1985-02-07 | Swash plate type compressor shoe |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55151907A JPS5776281A (en) | 1980-10-29 | 1980-10-29 | Shoe for use in swash plate type compressor |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5776281A JPS5776281A (en) | 1982-05-13 |
| JPS6346271B2 true JPS6346271B2 (ja) | 1988-09-14 |
Family
ID=15528794
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55151907A Granted JPS5776281A (en) | 1980-03-28 | 1980-10-29 | Shoe for use in swash plate type compressor |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5776281A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4683804A (en) * | 1985-01-18 | 1987-08-04 | Taiho Kogyo Kabushiki Kaisha | Swash plate type compressor shoe |
| DE3627652A1 (de) * | 1985-08-16 | 1987-03-05 | Toyoda Automatic Loom Works | Gleitschuh fuer einen taumelscheibenkompressor |
| JP2006070838A (ja) * | 2004-09-03 | 2006-03-16 | Taiho Kogyo Co Ltd | 摺動部材 |
| JP2008054809A (ja) * | 2006-08-30 | 2008-03-13 | Hamada:Kk | 人工関節における摺動接触面の構造 |
| JP5495622B2 (ja) | 2009-05-28 | 2014-05-21 | 大豊工業株式会社 | シュー |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5438913B2 (ja) * | 1974-07-19 | 1979-11-24 | ||
| JPS5539329B2 (ja) * | 1976-02-10 | 1980-10-09 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5438913U (ja) * | 1977-08-24 | 1979-03-14 | ||
| JPS6143981Y2 (ja) * | 1978-09-04 | 1986-12-11 |
-
1980
- 1980-10-29 JP JP55151907A patent/JPS5776281A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5438913B2 (ja) * | 1974-07-19 | 1979-11-24 | ||
| JPS5539329B2 (ja) * | 1976-02-10 | 1980-10-09 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5776281A (en) | 1982-05-13 |
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