JPS6338387Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6338387Y2 JPS6338387Y2 JP1981008564U JP856481U JPS6338387Y2 JP S6338387 Y2 JPS6338387 Y2 JP S6338387Y2 JP 1981008564 U JP1981008564 U JP 1981008564U JP 856481 U JP856481 U JP 856481U JP S6338387 Y2 JPS6338387 Y2 JP S6338387Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- connecting rod
- piston
- oil
- supply hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims description 9
- 229910000897 Babbitt (metal) Inorganic materials 0.000 claims description 6
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 18
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 1
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Compressor (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は冷媒圧縮機特に連接桿の潤滑性能の
改良構造に関するものである。
改良構造に関するものである。
第1図および第2図は従来の冷媒圧縮機および
連接桿を示すもので、図中、1は油孔11を有す
るクランク軸、2はオイルポンプ、3はクランク
軸1に嵌合する大端部軸受31とピストンピン4
に嵌合する小端部軸受32および大端部軸受31
と小端部軸受32との各中心を連通する給油孔3
3とを有する連接桿、5はピストンピン4に嵌合
し、ピストンシリンダ6内を摺動するピストンで
ある。
連接桿を示すもので、図中、1は油孔11を有す
るクランク軸、2はオイルポンプ、3はクランク
軸1に嵌合する大端部軸受31とピストンピン4
に嵌合する小端部軸受32および大端部軸受31
と小端部軸受32との各中心を連通する給油孔3
3とを有する連接桿、5はピストンピン4に嵌合
し、ピストンシリンダ6内を摺動するピストンで
ある。
このように構成された従来のものでは、オイル
ポンプ2から圧送された潤滑油は、クランク軸1
に設けられた油孔11を介して大端部軸受31を
潤滑するとともに、連接桿3に設けた給油孔33
を介して小端部軸受32を潤滑する。しかしなが
ら、給油孔33は大端部軸受31および小端部軸
受32の略中心、すなわち、圧縮荷重を受ける軸
受最大面圧部分に開口しているため、この部分に
おける有効受圧面積が減少し、軸受の負荷容量の
著しい低下を招き、焼付、摩耗等を発生する場合
があつた。
ポンプ2から圧送された潤滑油は、クランク軸1
に設けられた油孔11を介して大端部軸受31を
潤滑するとともに、連接桿3に設けた給油孔33
を介して小端部軸受32を潤滑する。しかしなが
ら、給油孔33は大端部軸受31および小端部軸
受32の略中心、すなわち、圧縮荷重を受ける軸
受最大面圧部分に開口しているため、この部分に
おける有効受圧面積が減少し、軸受の負荷容量の
著しい低下を招き、焼付、摩耗等を発生する場合
があつた。
この考案は、このような従来のものの欠点を除
去しようとするものである。
去しようとするものである。
以下第3図にもとづいてこの考案の一実施例を
説明する。即ち第3図において、3は連接桿で、
大端部軸受31と小端部軸受32とを連通する給
油孔33は、各軸受31,32の中心を通る直線
上からそれぞれ円周方向にずらした位置を結ぶ線
に沿つて設けられ、軸受面圧が低く有効受圧面積
に影響しない位置に開口している。したがつて、
軸受けの荷重負担能力を低下させることなく、円
滑な軸受作用が行われる。
説明する。即ち第3図において、3は連接桿で、
大端部軸受31と小端部軸受32とを連通する給
油孔33は、各軸受31,32の中心を通る直線
上からそれぞれ円周方向にずらした位置を結ぶ線
に沿つて設けられ、軸受面圧が低く有効受圧面積
に影響しない位置に開口している。したがつて、
軸受けの荷重負担能力を低下させることなく、円
滑な軸受作用が行われる。
第4図はこの考案の他の実施例を示すもので、
図中、7は油孔71を有する大端部軸受金、8は
油孔81を有する小端部軸受金である。ここで油
孔71および81は連接桿3の給油孔33とを連
通して、屈曲した連通路を形成しており、連接桿
3の外形寸法の制約等によつて給油孔33を各軸
受の中心から十分離れて設置することができない
場合でも、連通路を油孔71,81と給油孔33
とを組合わせて、屈曲させることにより所期の目
的が達成できる。
図中、7は油孔71を有する大端部軸受金、8は
油孔81を有する小端部軸受金である。ここで油
孔71および81は連接桿3の給油孔33とを連
通して、屈曲した連通路を形成しており、連接桿
3の外形寸法の制約等によつて給油孔33を各軸
受の中心から十分離れて設置することができない
場合でも、連通路を油孔71,81と給油孔33
とを組合わせて、屈曲させることにより所期の目
的が達成できる。
上記のようにこの考案による冷媒圧縮機は、ピ
ストンシリンダ内を摺動して冷媒を圧縮するピス
トンに設けられたピストンピンとクランク軸に軸
受部を介して連結される連接桿に、双方の軸受部
の中心を通る直線から円周方向にずらされた位置
を結ぶ線に沿つて給油穴を設け、各軸受の面圧の
低い部分に開口させたので、軸受の荷重負担能力
が従来のものより増大し、円滑な軸受作用が行わ
れ信頼性が向上する。
ストンシリンダ内を摺動して冷媒を圧縮するピス
トンに設けられたピストンピンとクランク軸に軸
受部を介して連結される連接桿に、双方の軸受部
の中心を通る直線から円周方向にずらされた位置
を結ぶ線に沿つて給油穴を設け、各軸受の面圧の
低い部分に開口させたので、軸受の荷重負担能力
が従来のものより増大し、円滑な軸受作用が行わ
れ信頼性が向上する。
第1図は、従来の冷媒圧縮機を一部断面で示す
側面図、第2図は第1図の要部拡大正面図、第3
図はこの考案の一実施例を示す要部拡大正面図、
第4図はこの考案の他の実施例を示す要部拡大断
面図である。 図中、1はクランク軸、2はオイルポンプ、3
は連接桿、31は大端部軸受、32は小端部軸
受、33は給油孔、4はピストンピン、6はピス
トンシリンダ、7は大端部軸受金、8は小端部軸
受金、71,81は油孔である。尚図中同一符号
は同一又は相当部分を示す。
側面図、第2図は第1図の要部拡大正面図、第3
図はこの考案の一実施例を示す要部拡大正面図、
第4図はこの考案の他の実施例を示す要部拡大断
面図である。 図中、1はクランク軸、2はオイルポンプ、3
は連接桿、31は大端部軸受、32は小端部軸
受、33は給油孔、4はピストンピン、6はピス
トンシリンダ、7は大端部軸受金、8は小端部軸
受金、71,81は油孔である。尚図中同一符号
は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ピストンリング内を摺動して冷媒を圧縮する
ピストン、このピストンに設けられたピストン
ピンとクランク軸とをそれぞれ軸受部を介して
連結する連接桿を備え、この連接桿には、上記
双方の軸受部の中心を通る直線上位置からそれ
ぞれ円周方向にずらされた位置を結ぶ線に沿
い、双方の軸受部を連通する給油穴を設けたこ
とを特徴とする冷媒圧縮機。 (2) 連接桿の軸受部は連接桿と別体の軸受金であ
る実用新案登録請求の範囲第1項記載の冷媒圧
縮機。 (3) 軸受金には連接桿に設けられた給油孔に屈曲
して連通する油孔が形成されている実用新案登
録請求の範囲第2項記載の冷媒圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981008564U JPS6338387Y2 (ja) | 1981-01-23 | 1981-01-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981008564U JPS6338387Y2 (ja) | 1981-01-23 | 1981-01-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57121785U JPS57121785U (ja) | 1982-07-29 |
JPS6338387Y2 true JPS6338387Y2 (ja) | 1988-10-11 |
Family
ID=29806712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981008564U Expired JPS6338387Y2 (ja) | 1981-01-23 | 1981-01-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6338387Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5221407U (ja) * | 1975-08-04 | 1977-02-15 |
-
1981
- 1981-01-23 JP JP1981008564U patent/JPS6338387Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57121785U (ja) | 1982-07-29 |
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